野蛮人の求愛

yabanjin no kyuai

野蛮人の求愛
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×28
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
38
評価数
11
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
 

作家さんの新作発表
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イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784778121259

あらすじ

十五年ぶりにアマゾンから戻った親戚・ 海緯を預かることになった郁望は、やけに逞しく成長した海緯に突然プロポーズされる。その昔、日本を離れたくないと泣く 幼い海緯を宥めるため交わした嘘の婚約を信じ、二十歳の今まで郁望を思い続けていたらしい。郁望は当然お断りしたが海緯も引かず、自分と結婚したがっている年下男と同居するという絶望的な生活が始まった。しかも海緯のワイルドっぷりは郁望の想像を超えていて――。

表題作野蛮人の求愛

大友海緯,アマゾンから帰国した野生児,20歳
高宮郁望,攻の親戚でサラリーマン,29歳

その他の収録作品

  • 野蛮人の恋人
  • 野蛮人の悪だくみ
  • あとがき
  • おまけ

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レビュー投稿数5

野性味あふれる年下わんこ系攻

表紙で気になり、高尾先生の作品であれば間違いはないだろうと購入。
満足できる作品でした!

遠縁の親戚の男の子が、アマゾンから帰国。
15年ぶりに再会したら、
ものすごいワイルドなひげ男になってて、しかもなぜか求婚されました…。

攻の海緯(かい)は、とにかく主人公の郁望(いくみ)が大好きなので、
男らしい攻キャラに溺愛される、ツン受がお好きな方にはオススメです。
現代モノではあるけれど、海緯くんのキャラが現実離れというか、
言葉通り現代離れしているので一種のファンタジーのような感じもしました。

全体的にコメディタッチで、楽しくさくさく読めます。
ちょっと毛色の変わったコメディBLを読みたい方に是非オススメしたいです。

1

スカッと気持ちいい読後感

高尾先生の作品という事で下調べもせずに通販購入しました。
届いて表紙の派手さにビックリし、読んでみてコメディ要素満載の内容にクスッと何回笑ったか…。
それでもせつない?場面もあったりと、綺麗に終わっていたのでストレスなくスッキリしてます。

タイトルにもなっている野蛮人こと・攻めさんの海緯。
本当にハチャメチャなキャラで、サバンナ育ちから日本に帰ってもワイルド健在で、テラスにかまどを作ったり食用鶏買ってきたり、風呂場に買ってきた食用のうなぎやすっぽんを放して生簀にしたり…。
私だったら完璧追い出してるであろう奇天烈な行動を次々にやってくれます。
でも、それは受けさんの郁望を一途に想うからこその行動なんですよね。
ただ野蛮人なだけじゃなく、15年間も一途に婚約を忘れずに思い続けるほど大好きだからこその1つ1つの行動が、不思議と途中から応援したくなるというか可愛く見えてくるというか、
ご近所さんの上田さん達の気待ちが痛いほど分かるというか…。
そんな海緯に、生真面目クール常識人間の郁望も段々絆されていく様が本当に嬉しかったです。

現実問題、ニートまっしぐらな海緯に不安は拭いきれませんがフィクションですしね!
これから起こるであろう問題も、この2人なら楽しく解決してくだろうな…と思える終わり方で読み手としても安心しました。
2人の掛け合いがコントのようにリズム良く繰り出され、且つつい笑ってしまうほど面白いので、ストレス発散などにオススメする1冊です( *´︶`*)

ちなみに、特典ペーパーの方は思わずきゅんとする可愛いやり取りをする2人に悶えそうになりました(*´罒`*)

3

アマゾンの野生児×サラリーマン

15年ぶりにアマゾンから帰国した幼なじみと同居することになった受け。再会してみると、アマゾン帰りの幼なじみは野生児のようになっていて…。


アマゾン帰りの20歳野生児×29歳の神経質なサラリーマン、というカップリングです。
以前ショコラノベルスから発行されていたものの文庫新装版になります。
旧版はあじみね朔生さんのイラストだったので、受けがかなり神経質に思えていたのですが、今回の絵師さんはあまり線の細さがなく、受けが旧版より神経質に感じなかったのが興味深かったです。BLにおける絵師さんの比重って大きいなと思いました。
ちなみに個人的には、攻めの絵柄はあじみね朔生さんのほうが、受けは今回の三谷さんのほうが好みでした。

内容は、アマゾンで育った攻めと、バリバリの現代っ子受けのすれ違いの面白さがメインテーマです。

15年前に攻めが渡伯することになったとき、大好きな受けと離れたくないと号泣する攻めをなだめるために、周りの大人が「今婚約して、大きくなったら受けと結婚すればいい」などと適当なことを言ってごまかしました。そのため日本に帰ってきさえすれば受けと結婚できるものだと思っていた攻めは、再会して速攻プロポーズします。
そんな大人の嘘など知らなかった受けは寝耳に水。行き場のない攻めを預かるのは不承不承了解したものの、プロポーズを受け入れるどころか、攻めの存在を迷惑に思っている状態です。

攻めは、そんな受けを口説こうと頑張ります。アマゾン料理を振る舞おうとマンションのベランダにかまどを作って騒ぎを起こしたり、新鮮な肉を食べさせようと生きた鶏を買ってきたりします。
受けは、その都度近所に頭を下げる羽目になったり、生きた食材を見て食欲を失ったり。
悪気がないどころか、受けを喜ばせようとしか思っていない攻めの気持ちは健気で、でもその行動がいちいち迷惑だという受けの言い分も分かるという、読者側もどちらについていいのか分からない感じです。
そして受けも、最初は攻めをウザがってばかりだったけれど、その健気さ純粋さに少しずつほだされていきます。

話としては面白く読めたのですが、萌えは少なかったかもしれません。
評価の「萌×2」は萌え萌えという評価ではなく、面白い、という意味合いで付けました。

1

「野蛮人」ではない気がする

旧版は未読。作家買いです。内容はすでに書いてくださっていますし旧版のレビューにも書かれているので感想を。




『野蛮人の求愛』というタイトルに、なんともインパクトのある表紙。どんな「野蛮人」が出てくるのかと思いつつ読み始めましたが、彼=海緯は野蛮人じゃない気がします。「野生児」のほうがしっくりくる気がします。

海緯は生きたままの鶏を絞めようとしたり、ベランダでかまどをつくって肉を焼こうとしたり、アマゾン帰りという設定をフルに生かしたワイルドぶり。
奇想天外な彼ではありますが、彼のすべての行動は「郁望のため」に行っていることなので健気なんです。子どもの頃に郁望にもらった「指輪」をビニール袋に入れて大切に取っておくとか、ワイルドな言動とは裏腹な郁望への想いに満ち溢れているのもなんとも可愛らしい。
そして川に落ちた人を助けるために自ら川に飛び込むといった逞しさや優しさもあるナイスガイでもある。

読み始めたときは海緯のワイルドな行動を受け入れられるか否かでこの作品の評価は変わるのかなと思っていましたが、読み終えた今、むしろ海緯ではなく郁望の言動に共感できるか否かで感想が変わるんじゃないかと思います。

アマゾン帰りの、ワイルドで、自分の欲求に忠実な野生児を引き取ることになって気の毒だ。
と思うか。
海緯の求愛をいったんは受け入れたのに、いざとなったらビビッて海緯にほかの女の子をあてがおうとする女々しい奴。
と思うか。

個人的には郁望の気持ちはわかりつつも、「ケツの穴の小さい奴」と思ってしまったのでやや評価は低め。

それでも高尾さんらしいテンポのいいストーリー展開に「アマゾン帰りのワイルドな攻め」という斬新な設定が、笑いを誘いカラッとさわやかなお話に仕上がっていて面白かったです。

ただ、これは好みのあることではありますが。
表紙の絵柄がなんとも苦手でした…。ごめんなさい。
黄色を主体にしたインパクトの強い絵柄という事は差し引いても、郁望はイメージよりもジジムサイし、海緯も日本人には見えないべ…。アマゾン帰りで肌の色が浅黒くなっているというだけで、彼は生粋の日本人なんだけどな。

2

一途で小綺麗な野生児攻め

2010年の作品の新装版。
小説ショコラ掲載の「野蛮人の悪だくみ」と、挿絵の三谷さんによる4コマ漫画が新しく収録されています。

あらすじ:
エリート会社員の郁望(受け・29歳)は、遠縁の親戚でアマゾン育ちの海緯(攻め・20歳)を預かることに。
「大人になったら郁望を嫁にする」という幼い頃の約束を信じる海緯は、ことあるごとに郁望に結婚を迫り…

5歳の頃、研究者の両親の仕事の都合でブラジルに行くことになった海緯。
当時から郁望と結婚したがっていた海緯は、当然激しく抵抗。
海緯の両親は大人になったら郁望と結婚できると嘘をついて海緯を大人しくさせた…という経緯がありました。

当時の約束をすっかり忘れていた郁望ですが、海緯の方は大真面目。
郁望を自分のものと思い込み、いつ結婚してくれるのか執拗に迫ります。
それを交わし続ける郁望ですが、海緯の純粋さと頼もしさに次第に絆されていくという展開です。

作品タイトルから超ワイルドな攻めを想像していましたが、海緯は意外にも小綺麗。
アマゾン育ちということで、鶏や魚を生きたまま捌こうとしたり、ベランダで肉を焼いたりと、ちょっと非常識なところはありますが、想定の範囲内という感じ。
郁望を無理やり襲うようなことはしないし、
郁望をセクハラ上司やマンションに出た蛇から守ってくれる等、
頼りになるスーパーマンのような役割でした。

しかし、いくら海緯が頼りになるとは言え、郁望はずいぶんあっさり絆されたなという印象。
海緯を好きかどうか自分でもよく分からないまま身体を繋げる等、基本的に場に流されがちです。
そもそも物語序盤から、もっと必死に海緯を追い出せばいいのに側に置いている等、抵抗が中途半端な感じ。
郁望の抵抗も、絆され方も中途半端なので、物語としてやや面白みに欠けるかもしれません。

郁望の気持ちより先に、海緯や海緯の両親によってどんどん外堀が埋められていくのも、ラブストーリーとして盛り上がりに欠ける原因の一つ。
特に海緯の両親は、息子を郁望に押しつけた挙句、
郁望の両親に二人の関係をバラすという勝手極まりない人々で(海緯もそれを知っていて止めない)、
コメディだとしてもいまいち笑えない展開でした。

全体として、タイトルと挿絵のインパクトの割に、小さくまとまった印象の一冊。
巻末の三谷さんの4コマ漫画は面白かったです。

6

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