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アラビアンナイトなファンタジー

世界観はアラビアンナイト。
逃げ延びた奴隷が攻、それを救った長年生きている美人魔人が受、という
大好物すぎる設定に飛びついてしまいました。

かわい先生のファンタジーは世界観がしっかりしていて、
大好きなので、今回も即購入してみたのですが…。

なんだろう、ちょっと主題が見えづらく感じました。
魔人たちの設定に重きを置かれすぎたせいで、二人の惹かれあう理由がちょっと少ない…。
魔人シャハルと主人公(攻)の視点がちょこちょこ入れ替わるところも、読みずらさを感じたかな。

設定自体はとても面白く、街や食べ物の描写などが詳しくてワクワクしました。
ただ恋愛感が少なかった、いまいち入り込めなかったという意味で「萌」評価にさせていただきます。

ARUKU節がさく裂している

ARUKU先生の作品は本当に人を選ぶ気がするので、
「受がとことん不憫。鬱展開。登場人物の死。微グロ。文字数多い」
このあたりが大丈夫な方じゃないとキツい気がします。
いい意味でも悪い意味でも、衝撃的なので。
絵も古風?ですしね。

表紙を見てください。一見普通のBL漫画の表紙に見えるでしょう。
横たわり、微笑む二人。
でも受の手ににぎられているのは、カッターナイフ…。
このあたりの違和感にビビっと来た人にはオススメです。

一冊の中で、
手に汗握るジェットコースターばりのストーリーを展開し、様々な人間の愛憎を描き、
昭和のノスタルジックな世界を旅することができる漫画ってすごいですよ。

間違いなく神作品、なんです、が、
実はARUKU先生が好きすぎて大体の作品を網羅してしまっているため、
「あれ…?こんな話前にも、あったよね?」という錯覚に陥りました。
新鮮味に欠けたことは否めませんでした。(特にラスト)
ラストはどうにか工夫して欲しかった、というのも本音です。
うーん、でもやっぱり単品で見れば神作品なんですよね…。

気になっている方には是非オススメします。

野性味あふれる年下わんこ系攻

表紙で気になり、高尾先生の作品であれば間違いはないだろうと購入。
満足できる作品でした!

遠縁の親戚の男の子が、アマゾンから帰国。
15年ぶりに再会したら、
ものすごいワイルドなひげ男になってて、しかもなぜか求婚されました…。

攻の海緯(かい)は、とにかく主人公の郁望(いくみ)が大好きなので、
男らしい攻キャラに溺愛される、ツン受がお好きな方にはオススメです。
現代モノではあるけれど、海緯くんのキャラが現実離れというか、
言葉通り現代離れしているので一種のファンタジーのような感じもしました。

全体的にコメディタッチで、楽しくさくさく読めます。
ちょっと毛色の変わったコメディBLを読みたい方に是非オススメしたいです。

画力に圧倒される

ジャケ買いです。
攻の泣き顔に心を捕まれ、和風ファンタジーも好物。
いてもたってもいられず購入したのでしたが、正解でした!

長く時を生きているけれど、あっけらかんとしていて優しく男気ある祟り神
     ×
拾われっ子、健気で一途なムチムチエロ鬼

祟り神は木の神様なので、根っこが背中から生えていて、
それを使った触手プレイがとにかく濃厚な一作です。

エロメインであることは確かなのですが、
鬼の子を自分から解き放って下界に戻してあげたいという祟り神と、一緒にいたいと願う鬼のすれ違いが切ないです。

そしてとにかく、絵が凄まじい。描き込みに圧倒されました。
森、動物たち、村人、祭りの様子 すべてがしっかりと描写されています。
主役2人の表情も構図も多様で、引き込まれます。
泣き笑いの表情がすごく印象的です。

途中ややシリアスで危うい展開があるものの、
最後はちゃんとハッピーエンドですので、ご安心ください。
特に最後の一コマ、最高です。心があったかくなりました!

華やかな世界にピュアな大人の恋がある。

凪良さんの作品は数冊読んでいましたが、その中でもトップクラスに好きな本。
いやーもっと早く読んでおけばよかった!

表紙裏の筋書きが、シビアそうに見えてシリアス系なのかと思っていたら、
ふたをあけたらコメディタッチ。
ちょっとヘタレだけど情熱的なデザイナー久保田(攻)と麗しきダメ人間の美山くん(受)のやりとりが、すごく面白いです。モデルや服飾の世界なので現代モノではあるのですが、華やかで重くなりすぎずに読めました。

後半は久保田の幼馴染の女性が出てきます。
これが男二人を手玉にとる、女の敵のようなキャラなのでちょっと不愉快です。
でもこの、性悪だけど子どもの時から変わっていないであろう女性と、孤高なのに幼いまま美山の対比がすごく際立ってました。大人になりきらない部分は誰にだってあるんだなあ、と。それを気づかせてくれるのはきっと自分ではない人なんだな、なんて考えさせられます。

365+1は未読でしたが、こちらだけ単体でも十分に楽しめました。
ただ、冒頭の登場人物が多く感じるかもしれません。前作を読んでいれば、あの二人だ!と分かるのだと思います。でも未読でも問題なかったです。

特に表紙も魅力的な構図だなーと思いました。”いばら姫”のタイトルに合わせているのですが、小説を読んでからだと、この意味が分かります。キャラクターを全面に出しすぎてない、ちょっと引いた構図が、すごく素敵です。

いい本が読めて私は幸せです。という読後感を味わいました。幸せです!

虫嫌いなのに、気づいたら虫画像を検索していた。

人気のあるシリーズと聞いてはいたものの、
可愛い系の受が苦手な傾向があるのでなんとなく読めていなかった今作。
主人公は見た目はかわいい系ですが、性格は健気で男気があったので、最後まで読めました。

そして、いやー、こうくるか!という驚きの連続。
ある意味トンデモ系の設定というか、虫×人間×BLって発想がすごいんですが、
その無茶苦茶さを昇華させた萌えがありました。

美人なんだけど、毒針で攻撃してくる棘があるバラみたいなハチさん、
「僕のツノでツンツンしちゃうよ(性的な意味で)」とか言ってくるカブトさん
そして鋭い糸で束縛&触手プレイを繰り広げるイケメンタランチュラさん…。
出てくるキャラがみんな違ってみんないい!
虫が苦手で、できたら画像なんか見たくない…とずっと思ってきましたが、
気になりすぎてついタランチュラの画像を検索してました。
意外とかわいいかもって思えてくる謎の洗脳具合。

大筋ストーリーに関しては、
全寮制のハイレベル学園に庶民の受が入学してきて、いじめられ、
俺様系に犯され捨てられ…といったシリアス系。
受が雌雄同体(蝶の性モザイク)ということもちょっと辛かったので、BLとしての評価は萌なんですが、
設定とキャラの奇抜さは群を抜いて面白かったので、萌2評価とさせて頂きます。


とにかく笑え、BLとしても十分萌える!

トンチキ系BLとオススメされていたので読んでみたところ、
想像以上にナナメ上を行ってて笑いがこらえきれませんでした。これはすごい。
かつ攻めは敬語従者系、しかも大男!たまりません!

ストーリーは、
広島に実在するウサギ島、大久野島に訪れていた主人公の稲葉が、
夜にうっかり足をすべらせ、異世界トリップ。
そこはなんと、ウサ耳を生やした大男だらけの、ウサギの国だったのです。
しかも名前が「イナバ」だったので、イナバの白兎神と間違えられてさあ大変。
もてなしたいから、どうか国の王と好きなだけセックスしてくださいと迫られる。

…ええー!?というびっくり展開です。
でも実在する兎島がモデルであったり、稲葉の大学の実学が生きてきたり、何気に現実的でSFチックな部分があったりと、妙に説得力があり、スラスラ読めます。
リアルな部分と、トンチキ設定と、国の王(無骨系敬語イケメン)との恋愛がうまい具合に混ざっています。また、ウサギの国でお世話をしてくれるウサギ人間たちの、なんとも素朴でかわいいこと。癒されます。ただしみんな2mくらいある大男です。

実は続編の「ナス」と「キュウリ」も一気に読んでしまいました。
ここまで読みやすい作品というのもなかなかないので、驚きです。
コメディ系のファンタジーが好きで、気になっている方には是非オススメしたい一冊になりました。

本橋兄弟 2 コミック

RENA 

一巻同様、たまらんお笑いセンス

かっこいいのに頭のネジが数本ぶっとんでいる弟をはじめ、美少年なのに魔法少女オタクな友人、ギャルなのに腐女子な同級生、イケメンなのにゲイでストーカーのバイトの上司…
そんな方達に囲まれて、相変わらず苦労している兄が不憫で愛おしいです。 

2巻は、ストーカー上司と兄弟がとうとう一つ屋根の下で同棲(?)したり、腐男子の同級生が登場したり、友人めぐの女装子ぶりに磨きがかかっていたりと、一巻に比べBL色はやや強くなったかなという印象です。
一巻で楽しめた方は問題なくこちらも楽しめると思います。ページ数も192ページとボリュームがあり、お得感があります。ありがたや…!
 
個人的に、アリの生態が気になりすぎて困っています。ああ、ARINOSUのTシャツ、なんか欲しいなあ……

いろいろおいしい鬼バトルもの。

前から気になっていた作品でやっと読むことができました。
面白かったです!

鬼を使役することができる家に生まれた鴇守(ときもり)は、赤ん坊のころから自分を守ってくれる、小さな鬼の夜刀(やと)と契約している。体長40cmの小さな鬼が使役だと、周りの鬼使いからも馬鹿にされるが、大きな鬼が苦手な鴇守は、今の生活に満足していた。でも実は、夜刀は本当は巨大な最強の鬼で、鴇守が大好き。あーんなことやこんなことをしたくてたまらないのだった…。

小さな鬼がずっとそばにいて、守ってくれる!というのは可愛いですね。
鴇守が家の存続しか頭にない両親や一族に冷たくされ、学校ではいじめられ…と
かなりシリアスに陥りがちな展開でも、夜刀の清々しい愛と破天荒さがぶったぎってくれます。
コメディとシリアス、萌えとアクションシーンのバランスがちょうどいい感じで、読み物としてすごく好きです。
ただけっこうバトルの描写が激しい部分があるので、妖怪とか、鬼の戦いとかに興味がないタイプの方は楽しめないかもしれません。むしろそういう妖怪大戦争系が好きな方は、バッチ来いな気がします。

エッチシーンも鬼の力ですごく気持ちよさそうなのが、痛い系苦手な自分にとっては嬉しかったです。

石田要先生のイラストも押さえるところはしっかりとおさえてくれ、
とくに夜刀が人間に化けたときのかっこよさは鼻血ものです。
続巻も読んでみようと思わせる、面白い小説でした。

ダウンロードで購入でき、なかなか楽しめました

乙女ゲームなどと比べると、やはり動きの鈍いBLノベルゲーム界。
ああ、BLゲームがやりたい…やりたい…とゲームDLサイトをめぐっているうちに、こちらの作品にたどり着きました。

ふゆの仁子先生がシナリオを書いていらっしゃるとな!?
残念ながらボイスはついていないのですが、私はストーリーが気になって購入しました。
あるまじろう先生のイラストは、今見ると古風ではありますが、ふんわりした色使いと、ちゃんと肉のついた体の描き方が素敵だと思います。

ストーリーは、映画製作サークルが孤島に撮影にやってきて、不思議な現象に巻き込まれる…
というオカルトサスペンス。
グロやおどかしは全くないですし、BGMもまったりしているので怖さはほぼ0です。
大学生のやりとりをほほえましく見守りつつ、ちょっと霊的なアクションがある…といった感じでしょうか。シナリオはさすが現役の作家さんだけあって、読みやすいです。
特筆すべきは、基本的にはエロくない雰囲気なのに、キャラごとに変わる、エッチ時のバリエーションがすごいということでしょうか。青姦、ハメ撮り、騎乗位、海プレイ、3P、敵からの強姦などなど。
いろいろ楽しめてお得!です。ただ、エロ度はきわめて低い部類のゲームだと思いますので、過度の期待は禁物です。
その他スチルの使いまわしが酷かったり、キャラによってED数が極端だったりと、明らかに難点はありますが、正直この値段(2500円程度)で遊べるのであれば、許容範囲だと思います。

ノベルゲームとしては珍しく、フローチャートを確認しながら進められたり、
システム面でオート時間をコンマ秒単位で設定できたりと、妙な機能がついています。
ノベルゲーム自体が好きな人は、こういった点でも楽しめるかもしれません。

splayの公式サイトから いくつかDL販売しているサイトを見ることができます。
が、製品ページが妙に見つけにくかったので(わざと? 笑)
念のためリンクを貼っておきます。
http://spray.product.co.jp/product/soshite_ME/index.html

BLゲームを探し求めているお姉さまがたの参考にならんことを祈って。