月の旋律、暁の風

tsuki no senritsu akatsuki no kaze

月の旋律、暁の風
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×26
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

200

レビュー数
4
得点
57
評価数
17
平均
3.5 / 5
神率
23.5%
著者
 

作家さんの新作発表
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イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
価格
¥870(税抜)  ¥940(税込)
ISBN
9784344838291

あらすじ

奴隷として異文化の国へと売られてしまった、美しい金髪に整った顔立ちのルカは逃げ出して路地に迷い込んだところを、ある老人に匿われることに。翌日には老人の姿はなかったが、かわりにいたのは艶やかな黒髪と銀色に煌めく瞳を持つ信じられないほどに美しい男・シャハルだった。行くところをなくしたルカは、彼の手伝いをして過ごしていたが、徐々にシャハルの存在に癒され、心惹かれていく。実はシャハルはかつてある理由から老人に姿を変えられ地下に閉じ込められてしまった魔神で、そこから解き放たれるにはルカの願いを三つ叶えなければならなかった。しかし心優しいルカにはシャハルと共に過ごしたいという願いしか存在せず…。

表題作月の旋律、暁の風

ルカ・売られた奴隷・22歳
シャハル・謎の細工師・見た目20代そこそこ

その他の収録作品

  • 千年の封印
  • あとがき

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レビュー投稿数4

アラビアンナイトなファンタジー

世界観はアラビアンナイト。
逃げ延びた奴隷が攻、それを救った長年生きている美人魔人が受、という
大好物すぎる設定に飛びついてしまいました。

かわい先生のファンタジーは世界観がしっかりしていて、
大好きなので、今回も即購入してみたのですが…。

なんだろう、ちょっと主題が見えづらく感じました。
魔人たちの設定に重きを置かれすぎたせいで、二人の惹かれあう理由がちょっと少ない…。
魔人シャハルと主人公(攻)の視点がちょこちょこ入れ替わるところも、読みずらさを感じたかな。

設定自体はとても面白く、街や食べ物の描写などが詳しくてワクワクしました。
ただ恋愛感が少なかった、いまいち入り込めなかったという意味で「萌」評価にさせていただきます。

2

アラブじゃないアラブ

異国時代物のお伽話BL。囚われの身にある者同士が出会い、助け合うことによって解放されていく物語。

期待していただけにちょっと微妙…

主観なので仕方がないけれど、最初から最後まで情景描写とかモチーフとかエピソードに既視感がつきまとってしまって…。しっかりと世界観やプロセスを楽しめたらよかったな、と思います。

二人のラブは、攻受の配役がバッチリ好み。予想を裏切られます。
見た目あんなだけど、究極のオヤジ受けですよね。
シャハルの妖艶さはえまる・じょんさんのイラストでも堪能させてもらいましたが、最中の「…大きい(ハァハァ)」のところで急に目が覚めました。
人間界に馴染みすぎです笑

精神年齢が解脱レベルの健気攻めと、暇を持て余した神々の…的な人外受けの、超大人なカップリングだと思えば結末の穏やかさも頷けます。

実をいうと、ルカにはもっと遠慮なく嫉妬したり、ズキリと傷ついたりして欲しいと思っていました。でもそうすると典型的な受けになっちゃうんですよね。シャハルにとってはそんな欲のないルカだからこそ、新鮮で魅力的に映ったわけで…

エロスに感じたポイントは、二人が相手に対する恋心をはっきりと自覚する前の温度差と曖昧な状態。そこから自然に身体の方が先に反応して発情するところでした。それをアラブな雰囲気で描かれるとなると、エロ祭になりそうなものですが、なんでかかわい先生だとお上品。ルカには今後も頑張ってシャハルを満足させていただきたい!リバも吝かではないのですが。

かわい有美子さんのしっとりとした精緻な物語運びと上品な情交シーンが大好きです。たまにこういったお話も良いですが、やはり日本の現代物の方がしっくりくるというのが本音でしょうか。

2

煌く夢物語

かわい先生、本当にお久しぶりで感涙です。相変わらずアラブの使い方を間違っているとの先生あとがきですが、おっしゃる通り、いわゆるアラブ物(凌辱監禁誘拐媚薬王宮金銀財宝・・・)ではないので、ご注意くださいw 本編230P弱+本編続きSS20Pほど です。時代は不明確ですが私のイメージは5~6世紀のペルシア♡です。せつなく甘い部分ありで、ひょーっと乾いた風が吹いていったように感じる終わり方が好きなので萌2です。面白かったー。以下興奮気味の長文ですいません。

お話は、見知らぬ異国の暗い街の中、男たちに追いかけられ必死に逃げ回るシーンから始まります。人攫いに攫われ売られた先から何とか逃げ出したのですが、手は鎖でつながれ足は逃げる時に痛めて、大ピンチ。湿っぽい半地下の暗い通路で、両手で壁をつたって、唯一うすぼんやりと見えた明かりのところに逃げ込み・・・と続きます。

登場人物が!!!
ディーク(インコ):よく喋る 非常に喋る 会話が成立するw
アイオス:35歳ぐらいの男、シャハルに従う。途中から出てきます。
ぐらいかな。先生のあとがきに登場人物に関する記述がありますので、お楽しみになさってくださいね♡

**********以下 読む予定の方はパスしていただいたほうが。

最初の薄暗い店の記述や、細工物の記載で、どっぷり脳内ペルシア(自分流に勝手に楽しんでます、すいません)。登場する黒豹の置物、もうこれ実体化するに決まってんじゃん!!!と冒頭から楽しみで楽しみでしょうがなかったのですが、お二人が仲良く♡なられたら、ちゃんと実体化するという、超楽しいコース♡
そのアイオス達のことについては、最後のあとがきで、先生に種明かしをしてもらって、更にうっきうきです。(きっと若いお姐様方はご存知ないでしょうから、是非ググってください)心残りなのは失ってしまったというレヴァイアタン。ああ、お三方が揃っている時のシャハル様のご活躍(?)をSSなどで読んでみたかった・・きっと楽しすぎるに違いない。

そして登場する悪役というか、なんというか、臭そうな腐ってる方w 名前も呼ばないっていうところからして、ヤバそうな方だと思ったのですが、ああほんとにこいつはヤバいというのが、シャハルと会話成立しないところですごく実感して、ワクワクです。この方との1?00年前のバトルというものも読んでみたい・・

いやいや恋愛面について。
正直、攻め受けが最初分からなくて、(どうも先生も最初逆にしてたらしい)おやりになるシーンで、「え、あれ、そっち???」という軽いショックもありました(これがなければ神)。えまる先生の描かれる二人が筋肉しっかり系に見えたので、余計、???なのですが、私は先生ワールドで全部ぶっ飛ばされました。(儚げ美人 というのではないので一応お知らせ)

恋愛が成立するのかと思っていたのですが、やっぱり忠義者ワンコには悪魔も堕ちる。シャハル、最後に泣いちゃうし。二人が幸せそうなので、良かったなと思います。この終わり方の余韻がまたいいんだよな。スライマンの書を探す二人の旅とかも続きで出ないかなあ。あのおっかない腐った人がもう一度出てきてもいいんだけど。

しかし楽しかった。ペルシアがお好きな方にはたまらんのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
そして先生、是非是非某シリーズものの続きを、私共に投下してくださいまし・・・首を長ーーーーくして、いつまでもしつこく待ってます♡

7

有美子流、千夜一夜物語

こちら、アラブものです。アラジンの世界です。
性悪なのに存外可愛い魔神に、心優しい奴隷の青年と、有美子流ヒネりが大変効いております!!
アラビアンナイトの世界に浸って、とても楽しく読めました!!



内容です。
奴隷として捕まり、異国に売られてきた美しい金髪の青年・ルカ。
逃げ出して来た所を、不思議な老人に助けられます。
翌朝、目を覚ますと老人の姿は消え、そこに居たのは黒髪の青年・シャハル。
どこか謎めいて、美しくしなやかな彼に惹かれていきますが、シャハルには何か秘密があるようでー・・・と言ったものです。


まずこちら、先に書いたようにアラジンの世界です。
シャハルは実は、老人に姿を変えられ、1000年もの間地下に閉じ込められていた魔神。
偶然の巡り合わせで呪法をくぐり抜け、シャハルの元まで辿り着いた人間の望みを三つ叶える事で、彼の呪いは解けて自由になれます。
そんな中、やっとシャハルの元へと辿り着いた奴隷の青年・ルカ。
心優しい彼は、自分の為の願いを全然せずと言った流れです。


で、受けであるシャハルですが、3000年以上生きている魔神だけあって、したたかで鷹揚な雰囲気。
読みながら、こうゆうキャラて何て言うんだっけなと考えていたら、一番しっくりくるのが性悪なんじゃないかと!!

そんな彼にいいように利用されつつ、匿ってもらうと言う名目で共に暮らし始めるルカ。
彼はひたすら心優しくデキた青年です。超ワンコです。
シャハルの正体は知らないのですが、キレイな心の持ち主であっても愚鈍では無い為、うっすら彼が普通の人間では無いと無意識に感じていてと言った所。

で、何とも可笑しくて可愛いのが、二人+二匹(?)のしもべによる同居生活。
何とか3つの願いを言わせようと、あの手この手を繰り出すシャハル。
しかし、やたら謙虚で心優しいルカは、人の為に願う事はあれど、自分の欲望による「願い」はしない・・・。
そうこうするうち、シャハルはルカに対して、これまでに無い感情が動く事に気が付き、苛立ちを覚えてと言った所でしょうか。

ベテラン作家さんだけあり、この一連のストーリー運びだったり、感情の細やかな変化の描写がとってもお上手です。
また、シャハルが可愛くてですね!!
性悪なのに妙に子供っぽい部分があって、ルカが助けた一緒に売られてきた奴隷・エリアスにヤキモチを焼き、わざと二人のエッチの声を聞かせたりとか・・・!! 
自分で自分の感情に気付いてないのねと、ニヤニヤしてしまう。

そこに、シャハルを閉じ込めた災厄の元凶が現れと言った具合です。
余裕綽々の態度を崩す事が無かったシャハル。
そんな彼が取り乱して、自身の感情を露わにするのには、心を動かされました。

ところで、オウムに黒ヒョウに海竜(?)と言う、シャハルの三匹のしもべが登場します。
こちら、『バビル二世』から来てるそうです。
気になって3つのしもべと言うのを調べてみたのですが、なるほどねとニヤリとしました。
バビル二世をご存知の方は、より楽しめるんじゃ無いでしょうか。

アラビアンナイトの世界がお好きな方、ぜひチェックしてみて下さい!





12

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