心の一部が、甘く崩れていく音がする。

愛しのいばら姫

itoshi no ibarahime

愛しのいばら姫
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神151
  • 萌×254
  • 萌24
  • 中立6
  • しゅみじゃない3

185

レビュー数
31
得点
1049
評価数
238
平均
4.4 / 5
神率
63.4%
著者
凪良ゆう 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
湖水きよ 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784829625866

あらすじ

美貌のモデルでありながら、自身に価値を見いだせない美山。新鋭デザイナーの久保田は、そんな美山を朗らかに受け止めてくれて…。

表題作愛しのいばら姫

久保田浩二,新鋭デザイナー,27歳
美山靫彦,トップモデル,27歳

その他の収録作品

  • yes
  • あとがき

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レビュー投稿数31

毒舌姫も、可愛く見えます

凪良先生の作品は、いくつか読ませていただいていますが、こちらの作品はすっと入りやすい作品でした。
幼少期に放任されて育ったことや、トップモデルで得た地位。それらが美山を作り、周りは表面上しか美山を見ない。美山自身もそれを受け入れ、諦めることで安定させてきた。
そんな美山を、モデルとして評価するが、それ以上に興味を持ち受け入れてくれる久保田。
王道な流れで、読者の希望通りに進む心地よいお話。毒舌で生きる意欲が薄い美山が、久保田の為に動き健気で可愛く見えてきます。
里江や灰原の登場が、美山や久保田に火をつけ最後にはいい人となりますが、里江だけは同性だからなのか、読んでいてイラッときました。でも、美山がズバッと言ってくれるのでスッキリ!
円満なエンディングで良かったです。

1

あの美山がかわいい‥‥!

私は攻めの久保田の、裏表のないごく普通の真っ当さが好きなんです。
人たらしなナイスガイすぎる。

だからあの美山靫彦が
「久保田といるとき、なぜか自分は馬鹿になる
久保田だけが、自分を馬鹿にする。」
って思っちゃうんだけど、ツンツントゲだらけのお姫様の棘を気にせず接することができる久保田だからこそだと思うんですよね。
私はそれを久保田力と呼びたいです。

「365+1」ではヒール役上等!だった美山がこんなにかわいくなっちゃってーと感慨深い一冊としてこの本が好き。
そしてやっぱり美山のモデルとしてのプロ意識には惚れ惚れさせられます。

人々から賞賛され求められる美山靫彦と、空っぽな自分との乖離に悩んでいた美山が、久保田に出会ってからはどっちも自分だと認めることができて、自分の中で折り合いがついていく過程が本当にいいなって思います。
だから灰原の元を去った後に、久保田を前にして「俺は『美山靫彦』だ」と啖呵を切るところが壮絶に格好良い。痺れる。
そして指輪交換での「今までで一番綺麗に笑いたいのに」「一生で一度の場面なのに『美山靫彦』が決まらない」というところが、なんかもう読んでるだけでたまらない気分になって思わず貰い泣きしそうになります。

そして最後のランウェイに歩き出すところでお終いになるところが、晴れやかな未来に向かって歩みだした姿と重なって好きです。

ピンワークって漠然と知ってたけど、ググってあれこれ画像見たら凄いんですねぇ‥‥!
一枚の布が立体になっていくのって、魔法みたいだなって思いました。

4

何度も読み返すと思う作品です。

「365+1」のスピンオフ作品です。
登場人物が多くでてくるので「365+1」を読んでからの方が関係性が分かりやすいと思います。
「365+1」の終わりで久保田と美山はもしかしてーーー!!!!などと思いましたが、想像していた通りの結果になってくれて本当に本当に嬉しかったです。

久保田の人たらしっぷりも素敵だな。と思いつつ、やはり私的には美山の的を射た言葉に痺れまくりました。(「365+1」でも、ものすごく良いキャラを発揮してます)久保田と美山の会話も軽快でポップ(笑)でうっかり声を出して笑ってしまうほどでした。
たくさんの小説を読んできましたが、久保田と美山のカップルが断トツで好きなカップルになりました。

電子で買いました、挿絵はありません。(文庫はあるのかな?)
ラストの久保田がデザインした衣装を着た美山が挿絵で見たかったなぁと思いました。

4

すごく良かったです!

Random english review passing through don't mind me (':

I read this before reading 365+1 but the thing I really love about Nagira Yuu's books is that you don't have to read the first book to follow the plot of the second (unless you're reading Utsukushii Kare, then that's a different issue altogether cos YOU HAVE TO READ THE FIRST ONE COS HIRA AND KIYOI ARE CUTE AF).

So yes back to the review. I liked the pace of the book, and I liked seeing how Miyama gradually opened up to Kubota. You could literally see and feel the ice walls slowly breaking down around him.

I liked how the author brought in Kubota's old flame, and how Kubota remained unmoving throughout her entire thingy with her fiancee. His feelings for Miyama were strong and real and I could literally feel the passion in their relationship overflowing, especially in the ahem ahem scenes huhu

I would definitely re-read this again. Imvho, you don't really have to read 365+1 to understand this book, but I guess it would give a little more depth to Miyama's and Kubota's character.

4

華やかな世界にピュアな大人の恋がある。

凪良さんの作品は数冊読んでいましたが、その中でもトップクラスに好きな本。
いやーもっと早く読んでおけばよかった!

表紙裏の筋書きが、シビアそうに見えてシリアス系なのかと思っていたら、
ふたをあけたらコメディタッチ。
ちょっとヘタレだけど情熱的なデザイナー久保田(攻)と麗しきダメ人間の美山くん(受)のやりとりが、すごく面白いです。モデルや服飾の世界なので現代モノではあるのですが、華やかで重くなりすぎずに読めました。

後半は久保田の幼馴染の女性が出てきます。
これが男二人を手玉にとる、女の敵のようなキャラなのでちょっと不愉快です。
でもこの、性悪だけど子どもの時から変わっていないであろう女性と、孤高なのに幼いまま美山の対比がすごく際立ってました。大人になりきらない部分は誰にだってあるんだなあ、と。それを気づかせてくれるのはきっと自分ではない人なんだな、なんて考えさせられます。

365+1は未読でしたが、こちらだけ単体でも十分に楽しめました。
ただ、冒頭の登場人物が多く感じるかもしれません。前作を読んでいれば、あの二人だ!と分かるのだと思います。でも未読でも問題なかったです。

特に表紙も魅力的な構図だなーと思いました。”いばら姫”のタイトルに合わせているのですが、小説を読んでからだと、この意味が分かります。キャラクターを全面に出しすぎてない、ちょっと引いた構図が、すごく素敵です。

いい本が読めて私は幸せです。という読後感を味わいました。幸せです!

3

よかった!!

美山メインのスピンオフ。
面白かった。悶えた。
読み終わってよかったねと心から思った。

前回「365+1」で可愛くない言動が多かった美山。
ふたを開けてみればなんて愛しい。
育った環境、現実。
そう生きざるを得なかった。
そんな中出会ったのが久保田。
この久保田のキャラがすごく好き。
正直、前作ではそんなに冴えた男前のイメージじゃなかったのだが
今作の久保田がいい男過ぎた。
君が好きだと叫びたいっ!!
ウジウジしてなくてこざっぱりしてて。
そんでもってラストの甘い恋人エピソードにもホッコリしました。
もう一度、心から美山におめでとうを贈りたい(∩´∀`)∩
頑張ってる美山好きよv

3

あったらいいな、の物語。

「365+1」のスピンオフ。あちらは「うん、わかるわかる」と思うところが多いタイプの作品ですが、こちらは、華やかなフィクションらしさ満載の作品。同じ世界できちんと繋がってはいるのだけど、全体の印象はだいぶ違います。

しかし、「フィクションらしい」とは言っても、荒唐無稽であり得ないほど突飛なストーリー展開というわけではありません。地に足はついていて、心理描写が丁寧。才能に恵まれた選ばれた人の物語なのに、すっと入るのはそのお陰ですね。

丁寧な描写の上に成り立っているハッピーな夢物語です。こんなこともあるかもしれない! あったらいいな! と思わせる物語でした。

3

期待はずれ

一度も読んだことがない作家だといったら、いつも作家買いをしているという友人が、自分の好みそうだという本を薦めてくれたので読みました
気位が高い美人受けは好きなので、そのチョイスは正しかったと思います

ただ、主人公の受けはいいんですが、読み始めてもしばらく誰が攻めなのか、まるでわかりませんでした
登場人物大杉
スピンオフだというので、最初の作品を読んでいなかったせいでしょうか
もしかして、このひとが攻めなのか、とわかってから、まったく読み飛ばしていた登場シーンを確認することになりました

そのあたりから、おもしろさ半減というかんじで、中盤以降のぐだぐだが好みじゃなかったかも
ストレートの攻めが、覚悟を決めた理由がよくわからなかったし、受けの元彼でパトロンがあらわれたことで腹を据えるというのは受動的で好きになれなかった

序盤で受けに嫌味を言った若手モデルとか、受けが初めて本気で好きになったという元彼、生い立ちに影を落としている受けの母も、え、あれだけでおしまいなの、というかんじ
どうやら自分がおもしろそうだと思える方向に、話が進まなかったのが残念だったようです

文章は読みやすいし、つぼがあうせっていだったら好きになれそうですが、読む作品は選びそうです
一作目のほうを読みたいとも思えなかったし

6

ありがとう~今とっても幸せ~

追っかけしてる絵師さんでもないし、なんで買ったんだっけ と思いつつ
評価の高い本だったから、まいっかと読み始めたら、止まんなくなったー
読了後、幸せすぎて、しばらく眠れなかったー
エキサイトしすぎてアドレナリンがきっとたっぷり出たに違いない。
今夜からは寝る前に読む本は、ちょっと選ばないとな。

今日も当作を持ち歩き、2回目のゆっくり読書タイム。
こんなに幸せな気分になれるのって、しかも幸せ気分が
継続するのは、私には珍しい。

むごいところないし、やることやってるし(笑)
ちゃんとストレートの葛藤(これ大事!)も描かれてるし、
仕事話的な要素もある程度あるし、
なにより、いばら姫の毒が最高!!!!!!
つんつんさん大好きな私にとって、最強クラスのつんつんさん!
攻めさんに対してだけではなく、
世間一般すべてに対して毒の吐いてるところが半端ないー(笑)
しかも真実ついてるので、嫌味ない。(真実が故にぐっさり刺されるが)
ぐっさり刺されるのが癖になりそうでした。

それと真っ向勝負する里江って女子も、たいがい酷い腹黒たぬき女子(笑)
いや、いたって普通な女子なんだろうけど、
やっぱり二人の間で揺れ動いたりするところが女子なんだよな。
他のお姉さまもおっしゃっておられたが
こいつとはあんまりお知り合いになりたくない(爆)
そんな二人の丁々発止(いばら姫の勝ちー)は読んでて、めっちゃスッキリしました!

後、人たらし久保田。卑怯者。ずるいわ、その人たらし能力。
それさえあれば、あんたどこでも生きていけるよ。

と、登場人物どれも、とっても気に入って、とっても好きな本になりました~
唯一オススメできないのが、ネグレクト苦手な方。
そこだけは、心が痛みました。まだ軽めな方だと思いますが
ちょっとでも×という方は避けた方がよいかもです。

これ、12月発売だったんですね。ほんとクリスマスプレゼントみたいな
素敵な本でした。

8

ツンデレ姫と世話好き王子

『365+1』はまだ読んでいませんが、本作品のみでも十分面白かったです。

我が儘っぽく振る舞っているけど、実は自信がなくてネガティブ思考のトップモデル美山。
世間で評価されている美山は作られた美山であって本当の自分ではないという思いが常につきまとっています。

一方の久保田は仕事にも誇りをもち夢を追いかけているポジティブなデザイナー。
一見合わなそうな二人の絡み(ちょっと口の悪い掛け合いとか、勘違いで気持ちがぐるぐるしちゃう感じ)がよかったです。

幼馴染との関係に嫉妬したり、久保田の夢のために自分を犠牲にしようとする美山の健気さもぐっときました。
久保田は美山の精神安定剤ですね(笑)

5

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