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とっても甘いのに切なくて、
エロくて蕩けても心はすれ違い。
ひとりぼっち同士で出会った人外同士の両片思い。
すっっっっっごく良かったです(;///;)
お話の展開としては日本昔話にある特有の湿っぽさがあるのですが、
不器用で心優しい神様と健気でニコニコ明るい鬼の子に心温まります。
ちょっぴり淋しくて、優しいお話だと思いました。
山の中に住むひとりぼっちの祟り神。
昔は椎の大木を御神体とする神様でしたが、信心を忘れた人間に木を切られ…。
土地に噴き出した悪い瘴気を全て自分の身で抑えることにより祟り神になってしまいました。
瘴気を山の中に抑え、影響で草木は枯れ、そんな中でポツンと1人過ごしています。
祟り神を信じない輩が鬼の子を見世物小屋に連れて行こうと近道のため山へー。
瘴気に当てられた人間はすぐ絶命するのですが、鬼の子はピンピンしてて。
百年ぶりに生きた者と出会って喜ぶ神様。
又、鬼の子も身寄りがなく行く場所もなくひとりぼっち。
鬼の子は淋しく笑う神様を慕い、一緒に山の中で暮らすようになりーーと展開していきます。
鬼の子は「しい様、しい様」と心を寄せて、せっせと身の回りの世話をし、
健気でまっすぐな愛情を向けててキュンキュン(∩´///`∩)
鬼の子がとにかく可愛いんです!!!
褐色で素直でまっさらピュアで、服装は金太郎スタイル♪
明るい健気受けスキーにはどれをとっても最高( ´͈ ᐜ `͈ )b
で、食料がない山の中で、栄養を得るのは神様の背中に生えた木の根の汁。
出会った頃は赤ちゃんがミルクを飲むようにンクンクしてるのホワワ〜とくるし、
大きくなってからは精液飲んでるみたいでエロいし、
すごい萌え設定ぶっ込んできたな!!!と悶えました(∩´///`∩)
この木の根がそりゃーもう優秀で。
触手のようにウネウネと鬼の子の欲を満たしてあげることも…///
あああエロかった。可愛かった。エロかった。
鬼の子は神様と一緒に居られるならそれで幸せなのに、
神様は、草木が枯れ誰もいない山に鬼の子を閉じ込めることに迷いがあって…。
『外に返してあげなきゃ、でも離れたくない』と葛藤し、時折突き放す言葉を投げかけます。
互いに想い合ってるのに噛み合わなくて、切なくキューっときました(;ω;)
そして、少しずつ瘴気が浄化され、山に活気が戻りつつある頃 転機が。
鬼の子と神様が一緒に暮らしているのを誤解した人間が神様を消そうとしーー。
人間のために瘴気から守ってた神様になんて罰当たりな!!
ホントもう………ダメかと思った(;ω;)
(一瞬バッドエンドがよぎったけれど、ちゃんとハッピーエンドなのでご安心を)
元は灰色の世界でひとりぼっち同士だった2人。
彩色鮮やかな世界で幸せな笑顔にジンワリとくるハートフルなお話でした。
作者さんのHPを見るとその後の構想もあるようで…。
それは是非とも見たい!!!
触手エッチばっかりで恋人エッチは1回だけだったし、
ずっと孤独に耐えた神様が幸せになったところがもっと見たい。
そして個人的に鬼の子がツボだったので是非ともー!!!(∩´///`∩)
ジャケ買いです。
攻の泣き顔に心を捕まれ、和風ファンタジーも好物。
いてもたってもいられず購入したのでしたが、正解でした!
長く時を生きているけれど、あっけらかんとしていて優しく男気ある祟り神
×
拾われっ子、健気で一途なムチムチエロ鬼
祟り神は木の神様なので、根っこが背中から生えていて、
それを使った触手プレイがとにかく濃厚な一作です。
エロメインであることは確かなのですが、
鬼の子を自分から解き放って下界に戻してあげたいという祟り神と、一緒にいたいと願う鬼のすれ違いが切ないです。
そしてとにかく、絵が凄まじい。描き込みに圧倒されました。
森、動物たち、村人、祭りの様子 すべてがしっかりと描写されています。
主役2人の表情も構図も多様で、引き込まれます。
泣き笑いの表情がすごく印象的です。
途中ややシリアスで危うい展開があるものの、
最後はちゃんとハッピーエンドですので、ご安心ください。
特に最後の一コマ、最高です。心があったかくなりました!
お互いへの思い遣りが温かくて切ない、神様の植物系触手×性欲の強い鬼のお話、のち、性欲の強い鬼×鬼のお話。
触手ものが好きで、灰崎めじろさんも好きで、飛びつきました。この触手、会話ができます。正確には喋りはせず、言葉を理解します。何故言葉を理解するかと言うと……神様の思い遣りが素敵。
神様のしい様も鬼の椿丸も健気で、じれったい。そのじれったさはお互いへの思い遣りの表れで、温かくて切なくて自然。しい様も椿丸もお互いだけでなく、村の人々に対しても思い遣りがある。とても優しい二人。優しくて、優しいが故に辛い目に遭ってしまう。それでも懸命に自分にできることを考えて、懸命にやり遂げようとする。愛しいです。
ひとりぼっちとひとりぼっちが出会って、一緒に暮らすようになって、本人たちに自覚はなかったかもしれないけれど愛を育んで、やっと想いが通じ合って、このまま幸せに終わるのかなぁと思ったところで、しい様消滅の危機。……灰崎さんだし、そんな辛い悲恋になるはずがない!と自分に言い聞かせながら読むことになりました。でも、なかなか消滅の危機を脱しなくて、これは流石にもう駄目か……と諦め、覚悟を決めた次の瞬間。ぎりぎりだけれど、椿丸のおかげでしい様が消滅せずに済んだ!やったぁ!でも、ぼろぼろだよ!
そうして、山を浄化する役目を終えたしい様は鬼となります。鬼は性欲が強いそうです。これまで、椿丸の強い性欲を慰めてきたしい様。今度は自分もその鬼になってしまった。性欲の強い鬼同士となってからの行為は更に激しくエロく、幸せが満ちています。
鬼同士となってからのその後の二人をもっと読みたいです。
はぁ〜めっちゃ良かった( ;∀;)
昨年のBL読み納め作品だったんですが、お陰様で良い年越し迎えられたって感じでした(笑)
読み納めから今日に至るまで(多分今後も)、ちょくちょく読み直してるくらい好きな作品です!
あらすじ等は先の方が書かれていらっしゃるので、思いつくままのレビューで失礼します。
しい様は椿丸をいつしか里に戻そうと考えながらも、椿丸が愛おしくて仕方ない。
椿丸はとにかく一途にしい様を慕い、考える事はしい様のことばかり。
この二人のやりとりが可愛らしくてエロくて、そして切ないというトリプルコンボで萌えました。
しい様の根が触手のように自由自在なので、その根で椿丸の自慰手伝いをします。
それがエロいのは勿論なんですが、椿丸が根の汁を飲む(食事の代わり)のもエロかった!
食事シーンなのになんだか卑猥(笑)
エロだけでなく、内容もしっかりして読み応えがありました。
しい様の『諦めた』シーンは、何度読んでも泣きそうになるという…(;ω;)
人外故の葛藤やすれ違い、そして切なさが存分に発揮された作品だと思います。
お互いを思いやる、優しい二人の物語でした。
BL要素はたっぷりですし、俗に言う『触手プレイ』も有ります。
でも世間である様なキワモノの類ではなく、『神の触手』です!本当に美しくて苦手な人も全く大丈夫だと思います。
人を護って来たのにその人に裏切られ、それでもなお『祟り神』にまでなって人をまだ護ろうとする神『しい様』がもう美しくて・・・。
その『しい様』が見せ物として連れられて行く鬼の子を助けてしまい、そのまま愛いっぱいで育ててしまう。
枯れた山なのに、描かれる景色は本当に美しく、また時代の衣装がこれまた素晴らしく、余計に萌えてしまいます。
祟り神『しい様』も美しく、そして『鬼の子ー椿丸』がこれまた何とも可愛いくて美しくて、えぇ身体に育ってヨダレじゅるじゅるです。
しい様は椿丸をどうにか世間に戻すべく、自分の心を押し殺し、又椿丸は「自分が男の子だから離されるのだ」と思い込み・・・。
そしてしい様を勝手に誤解した村人達の手によって・・・・・・、あぁー切ないっ!でもサイコーっっ。
村人に感謝&ざまぁみろ!なんて・・・。
この読後感の思い溢れる、涙うるうるの、愛がいっぱいの、この気持っ、こんなんBLにありましたっけーーー!!!!な。
こんな素晴らしい世界(本)1人でも多くの方に読んで感動を味わって貰いたいです。
正しく『神』の本ですーっ。
あぁ感動した。
あ、もちろんちゃんと『からみ』もあります。
ここまで引っ張ってきて『焦らしプレイかよー!』な濃厚なからみですので、ご安心くださいませ♡♡うふふ。