真音(3)

shinon

真音(3)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×23
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
27
評価数
6
平均
4.5 / 5
神率
50%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫L(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥730(税抜)  
ISBN
9784344839076

あらすじ

暴力団幹部・富樫との曖昧な関係に悩んでいた進藤。平穏を望んでいた筈が、組の抗争を機に大きく人生が動き始め…?怒涛の完結巻!

表題作真音(3)

富樫啓明,諏訪組本部長,33歳
進藤心音,天涯孤独の青年,21歳

その他の収録作品

  • 憧れのひと
  • 逢瀬3
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数3

じんわりとしみじみ…

文庫版3巻、これにて完結です。
ヤクザの抗争なるか一触即発な展開でしたが、無事回避できてホッとしたと同時に拍子抜けした感じでした(^^;;
とはいえ、これを機に進藤が自分の気持ちを認識したのは大きい!
相変わらずな2人だけど確実に愛が育っていってて、エロシーンに多々萌えました。

富樫を始め大切な人達に出会い過去の過ちを『過ち』として認めて変わろうとする進藤、進藤によって大事に至らず失わずにすんだ富樫。
2人を引き合わせた槇原に、富樫と進藤は足向けて寝られないような気がします(笑)

しっとりとした雰囲気ながら面白く読めたんですが、気になったのが目線の変化です。
進藤目線で読んでたかと思いきや、文の途中で急に富樫、そしてすぐ進藤…と、少々混乱がありました。
心情が分かりやすいといえば分かりやすいんですが、目線が変わるならせめて章毎に変えて欲しかったかな、と。
神と萌2で迷いましたが、上記の理由で萌2にさせて頂きます。

0

攻めの執着にキュンキュン

リンクス版を読んだのに間違えて文庫版を買ってしまいました。
久しぶりに読んだのですが、やっぱり良い!!
静かで淡々としていてお互いに甘い言葉を言い合ったりはしないのですが、攻めの受けに寄せる愛情や執着にキュンキュンさせられます。
誰にも執着しない傲慢で完璧な攻めがたった1人の受けにだけは振り回されたり執着しちゃうってなんて萌えるのでしょうか。。
受けも静かですが、真っ直ぐで男前で、恋愛に鈍いところがまた可愛くて好感が持てます。
最後まで恋人らしくはならないのですが、周りの人々や2人らしい関係性と言えばらしいです。
生きることの意味も考えされられる作品です。

2

人間ドラマ溢れるシリーズ集大成

シリーズ第3巻。
本書でシリーズ完結となります。

2巻が波瀾を予感させる終わり方だったので何か大事件が起こるのかと思いきや、最後まで淡々とした雰囲気。
しかし、メイン二人を中心とした人間関係や二人の気持ちが最後まで丁寧に描かれていて、シリアスかつ温かみある人間ドラマとして大変読み応えある内容です。

暴力団幹部・富樫(攻め)と曖昧な関係を続けている進藤(受け)。
気まぐれにやって来ては自分を抱いていく 富樫にいつの間にか惹かれ始め、彼を必要としている自分がいることを自覚します。

その想いは、富樫の人となりや過去を知るにつれハッキリしたものに。
富樫の部下が亡くなり、復讐に燃える槇原は、慎重派の富樫と対立。
一旦彼と訣別するという事件が起こります。
行動を起こさない富樫の心の奥には、かつて自分が殺した兄への想いが。
そんな富樫の優しさや繊細さを知った進藤は、富樫と槇原の間を取り持ったり、自ら富樫を求めたりと、より積極的に富樫に関わろうとしていきます。

進藤の方も、昔自分が犯人を庇った傷害致死事件についてカタをつけることに。
弁護士や、真の犯人である同続き級生とちゃんと話をし、当時の自分の心境に真剣に向き合おうとします。
偽善者ぶるのではなく、同情や現実逃避から罪を被った自分の弱さをきちんと認める進藤の精神的成長が描かれており、富樫との出会いが進藤を変えたことが伝わってきます。

1巻から一貫して、派手なドンパチもどんでん返しも一切ない淡々としたストーリー展開。
進藤の富樫に対する想いの変化や、様々な人々と関わることで人間的に成長していく様を描くことに焦点が絞られており、丁寧な描写に好感が持てます。
そんな心音のまっすぐな人柄を富樫が気に入っているのもよく分かり、Hシーン含めた二人のやり取りには常に萌萌。
心音の男前でちょっと鈍いキャラクターはそのままに、確実に二人の距離が縮まっていっていることが分かるのが良いなと思います。

書き下ろし「憧れのひと」は、2巻の引きから予想していたほどの騒ぎにも大団円にもならず、とても静かな結末。
しかし安易な感動オチにしないところにリアリティがあり、静かに寄り添う二人の姿にもじんわり感動。
本作はこれで完結ですが、進藤や富樫、槇原、さめたちの日常はこれからも続いていくことを示唆する、大変味わい深いラストでした。

新装版の刊行を機に読むことができて本当に良かったと思えるシリーズです。

3

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