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表題作よこしまイノセントデイズ

夏生 高校生,1つ下の幼馴染
三上優希 高校生,幼馴染

その他の収録作品

  • 番外編

あらすじ

体は大きくなっても中身はガキのままだと夏生(なつき)に過保護になる優希。
犬のように懐いてくる夏生に、ついにはソロプレイの仕方まで教えてしまい!?

作品情報

作品名
よこしまイノセントデイズ
著者
雲井ナツメ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
シア・コミックス
発売日
ISBN
9784403665622
3.4

(14)

(2)

萌々

(5)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
46
評価数
14
平均
3.4 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数1

2人を中心に世界は回る

評価は結構入っているのに、レビューがない。
初読時にレビューを書くつもりがなかったので、何も考えずに素直な評価を入れてしまっていて、既に確定済みなので今更取り繕えず。
というわけで、超低評価をつけているので心苦しいのですが、失礼いたします。

高校生になってもユキにベッタリで頼りない、一つ年下の幼馴染・ナツ。
小さい頃から気が弱くて、ずっと自分が手を引いてあげないとダメだと思っていたのに…。

幼馴染設定は結構好きです。
どう見てもモテるであろう高身長にイケメン設定の年下くんが、女子に目もくれずに尻尾を振ってついてくるワンコ設定も好きです。
純粋無垢に見えるワンコが実は腹黒とか、二面性があるという設定も好きです。

この作品は上記の3点全部揃ってます。
じゃあどうして超低評価なのか。

こんな言い方をしてしまうと身も蓋もないけれど、ずばり気持ち悪かったんです。
まずユキの友人全員がユキとナツに興味を持ちすぎ。
会話がまるで女子高生で、男子ってそこまで他人に興味持つ?という違和感が募ります。
この作品が少女漫画で、ユキが女子という設定ならすんなり読めるというくらい、DKの会話じゃなかった。
さらに主人公であるユキの自分本位すぎる性格がどうにもダメでした。
ダメ押しでナツの身ぶりがちょっとオネエっぽくなるのがどうも…。
完全にオネエを演じてるキャラならそれはそれでアリですが、気弱さを表現しようとしたら、うっかりオネエっぽくなってしまったという感じ。
なので体の大きなイケメンがクネクネしつつ「えー、ボク、わかんないよぉ、自分でするってどういうことぉ?」って言ってるような気持ち悪さを感じてしまいました。

ストーリー的にはよくあるパターンだと思います。
読んでいて、特に新しい驚きもなく、予想通りに進みます。
だけど作画がときどきホラー。
フェイスラインが突然ものすごくシャープになったり、目の焦点が合っていなかったり、目を見開いて「わぁー!!」みたいな表情が怖くて。
感情の爆発も突然すぎて、ちょっとついていけないところが度々あったのですが、その点で一番残念だったのがクライマックスシーンでした。
ここで萌えなきゃ、萌えるところない!という場面で、台詞と動きが不自然。
肝心な台詞が敬語になっているのが生きていなくて、取ってつけた感じに。
「走って行っちゃった!」と思ったら、戻ってきた気配もなかったのになぜかまた目の前にいる。
そして周囲が見えない2人だけの世界へ突入していくのが、少女漫画展開でした。

ぐだぐだ言いましたが、超低評価目線ではこんな感じの作品でした。
こんなレビューだけでは参考にならないと思いますので、ぜひ高評価の方もレビューを。

1

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