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表題作いけないことをしてくれ

永田,サラリーマン,後輩
川嶋係長,サラリーマン

同時収録作品トゥルーエンドの思い出 (前編・後編)

おじさん

同時収録作品おじさんと悪魔ちゃん

少年
おじさん

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

いつも見てたスケベな生主が先輩ってわかって
ちょーーーーハッピーーーっす

仕事に追われるサラリーマン・川嶋(かわしま)の
唯一のストレス発散方法は、
えっちな自分の姿をライブ配信すること。
ある飲み会で、彼のストレスの元凶である
マイペースなゆとり後輩・永田(ながた)が酔いつぶれてしまい、
いやいやながら介抱していた川嶋だったが、
「今日は配信しないんですか?」と
永田に押し倒され――…?

肉食系ゆとり後輩×
どMなむっつり上司
超大型新人がおくる本能のBL!

作品情報

作品名
いけないことをしてくれ
著者
園千代子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
発売日
ISBN
9784396784126
2.9

(68)

(3)

萌々

(17)

(29)

中立

(11)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
17
得点
181
評価数
68
平均
2.9 / 5
神率
4.4%

レビュー投稿数17

いけないこととは

イコールいやらしいことですよね。
わたし、タイトルを間違えて覚えていて、
本屋の検索端末で
「いやらしいことをしてくれ」と検索したら
該当する作品がありません、と表示されて
そんなばかなとBL棚に行って納得。(゜Д゜)
どんだけエロを期待していたんだ自分(笑)
と恥ずかしくなりました。

表題作「いけないことをしてくれ」前後編
仕事をしてる描写がほぼないので
あくまで想像だけど、
仕事のできそうな川嶋さんが、
飲み会よりもなによりも生配信に癒しを求めていて
フォロワーが増えていることに喜んだり、
コメントに返信しなきゃとそわそわしているのが
なんともギャップ萌えでした。
自分はゲイではないと言っているけど、
放送中にフォロワーから
「めちゃくちゃにしたい」と言われて喜んだり、
永田のことを「顔がいい」と言ったりと、
説得力ゼロ(笑)
永田が会社の上司に対して「っす」という
口調なのがイラっときて好きになれなかったんだけど、
後編ではわんこになっていて、
急に好きになりました。

フォロワーの人たちとのやりとりも
なかなかおもしろかったです。

「トゥルーエンドの思い出」前後編
ビッチがお金持ちの男性と
2週間の愛人契約を結んで、
青森の別荘で過ごす話。
ビッチが優しく愛されてほだされ、
恋を知るという王道な話だったけど、
おじさんがすごく紳士然としていて素敵だったし、
受けの子がおじさんを好きになっていく様子も
かわいかったです。
でもなによりもわたしの心を掴んだのは、
いい年したおじさんが、受けの子の帰りを
体育座りで待っていたこと!!

「おじさんと悪魔ちゃん」
会社の接待で飲まされてへろへろになっていた
おじさんを、天使のような美少年が介抱してくれて
1回のステージで月収を超えると言われて
ステージに出ちゃって...な話。
タイトル通り、天使のような見た目の子が
実は悪魔なんだけど、これは続編が読みたいです。
おじさんが悪魔ちゃんにダメにされて、
でも最後には飽きてポイされるところが見たい!

6

おじさんたっぷり!

「上司はえっちな配信主」という文字に惹かれて購入しました!
代表作の「いけないことをしてくれ」の他、「トゥルーエンドの思い出」、「おじさんと悪魔ちゃん」の二作品も収録されています。


「いけないことをしてくれ」
川嶋(受)が配信中にネクタイで手を縛り「いつかぶち犯す」のコメントに触らずしてイっちゃうところに思わずにやけました!
が、そこからの展開が早すぎたなーと思いました(^^;
いそうろうまでしてる永田(攻)に対して配信仲間のようにしか思っていない川嶋すごく鈍感すぎないか…?と思いました。
その後川嶋が永田のことが好きだと気付いたあとの優しいおせっせは素敵でした!


「トゥルーエンドの思い出」
セックスは恋や愛っていうよりスポーツだと言い切る大学生(受)がある男に買われて2週間青森に行くお話。
今までしたことない優しいセックスに最初は戸惑いながらも、おじさん(攻)にだんだんと惹かれていくところに根は純粋なんだなぁと思いました(^^)


「おじさんと悪魔ちゃん」
会社の接待中抜け出したおじさんがゲイ向けのショークラブの男の子に拾われるお話。
1回ショーに出ると月給は軽く貰える、という誘いにのってしまい出てしまう…
翌日電車の中で男の子と会って「次はもっと楽しいことしてあげるから」と言われ勃起してしまうおじさん!!!
天使だと思っていた男の子は実は悪魔だった、という物語でした!


個人的にはおじさんと悪魔ちゃんが1番好きでした!
自分と目が合って勃起するおじさんのことを可哀想だと言う男の子罪ですよ…
私はセックスに溺れる男の子が好きなので読んでて楽しかったです!
代表作はもっと途中経過がほしいと思ったので評価は萌2にさせていただきます(__)

5

タイトルと表紙から。

下衆攻めを期待していました。だって、この表紙とタイトルですよ?それが見事に裏切られた表題作。……純愛か!まさかの!

いや、純愛というと確かに語弊はありますね。そもそもが、「エロくてお気にの生主」だったわけで、その時点でエロ目当てなわけですから(後から、職場の先輩としても気に入っていたと告白あり)。

でも、前編の最後にいい笑顔でオモチャをとりだし、イソイソ生配信に付き合ってる攻め君。ここまでは確かに下衆エロ路線なんですけどね。……後編始まってすぐに明かされるのが、「彼氏の趣味の配信に付き合っているつもりだった」という事実。それ、通じてないよ(笑)。

いやもう、この攻め君がいい味出してるんです。キッチリ定時で退社するゆとりイケメンがアフターファイブに何してるかって、先輩(受け)の家でご飯作って、スウェット姿で膝を抱えて大人しく帰りを待ってるんですよ?もうもう、これだけで萌ポイント1UP。
その上、愛されてることに全く気づいてない先輩に、ワナワナしながら「せ 先輩は、恋人でもない男を住まわせたり そいつのメシを食ったりするんすか!?」……素直か!

結局は、先輩が自らの鈍感さを自覚&攻め君のかわいさにほだされてくっつくわけなんですけど、最後まで先輩は、ブレない配信主です……。

同時収録2本。
「トゥルーエンドの思い出」。
体を売る男の子と、夏休みに彼を買い占めたお客の話なんですが、フタを開けるとこちらも肉体関係先行に見せて実は純愛路線。そういう芸風の方なんですね。先行レビュアーさんによると、こちらにも体育座りがあるそうで(笑)。

「おじさんと悪魔ちゃん」
これだけは、正真正銘下衆エロ路線でした。前二本が変化球だっただけに、タイトル通りの内容で、私には少々物足りなく感じました。

……ちるちる使い始めて早や数年。まさかこの作品で、レビュアーデビューすることになるとは。そのくらい、表題作の攻め君の面倒かわいさがツボでした。

5

年上受けが好き

イケメンだったりハイスペックな年下男に、無自覚で無遠慮な年上のオジサンが、正面から、からめ手から、虎視眈々と狙われて、いつしか抜き差しならない関係に、でも、やっぱり、オジサンは無神経で…、っていうお話が結構好きなので、この表題作はストライク。
ゲイじゃない、ただのドスケベって言いながら、あんなことや、こんなこともさせといて、本気のセックスで愛を確かめ合えたかと思ったら…。
この川嶋の情緒のないところが、また、ツボ。
この表題作と、同録の「おじさんと悪魔ちゃん」はストライクだったけど、「トゥルーエンドの思い出」みたいなおじさんにはあんまり萌えなかった、やっぱり年上受けがすきなのよね。

2

おじさん尽くしの1冊

表題作の他、2つの短編が収録されています。

どのお話にもおじさんが登場するおじさん尽くしの
おじさん好きにはたまらぬ1冊となっております。

どのおじさんもとってもいやらしくて、えっちでした♡

『いけないことをしてくれ』
社畜の川嶋の密かなストレス発散方法はネット生配信です。
しかも、内容は脱いだり触ったり縛ったりのエロ系統。

けれど、そんなささやかな楽しみがゆとりで厄介だと
思っていた部下の永田にバレていることが判明します。
なんと永田もまた川嶋の配信の視聴者だったのです!

実は川嶋に好意を抱いていた永田は秘密の共有を盾に川嶋を
押し倒した末に一緒に生配信する仲となり、二人は急接近してゆき…

普段はどこにでもいそうなくたびれたおっさんなのに
配信のことになると途端に生き生きし始める川嶋。

その内には恥ずかしい姿を人に見られることに興奮を
覚えてしまうとんでもない変態性を秘めていました。

だって配信中に流れる変態コメには逆に喜んじゃっているし、
初めて永田に組み敷かれたときだってはじめは嫌々していたのが
最終的にはスマホ向けられて笑み浮かべてピースしちゃっているし、
なんだかんだでハメ撮りとかも受け容れちゃいそうなタイプです。

だけど、恋愛には疎いようで一方的に尽くす永田が哀れでした(笑)
永田の愛を受け容れつつも、生配信はまだやめられそうになく。
いつの日か、川嶋も素直に「好き」が言える日がやってきますように。

『トゥルーエンドの思い出』
貞操観念ゆるゆるの大学生がおじさんに買われて
期限付きで青森で一緒に過ごす二週間を描いたお話。

若い男の子を買うなんてどんな変態親父かと思えば、
迎えにやってきたのはどこか影のある品のいいおじさまでした。
落ち着きがあり格好良くて、普通に男女共にモテそうなのに!

抱きはするものの受けの男の子に対しては紳士的に接し、
体だけではなく、少しずつ情も繋げてゆく二人。

うっすら漂う重々しい雰囲気にバッドもハッピーもあり得そうで、
期限が近づくにつれて、二人の行く末が気になって仕方なかった。

最後は予想外の展開を経て爽やかな結末に辿り着きました。
おじさん、がんばりました!

『おじさんと悪魔ちゃん』
酔い潰れたおじさんの前に突然現れた美少年。
彼に導かれるままに向かった先はゲイ向けのショークラブで…
うん、魔性の少年に魅了されたおじさんにとっては
確かに「悪魔ちゃん」かもしれません。

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