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表題作 恋と性と魔法の作用

保科三聡(佐倉翔太) → 増田俊樹

湯島一也 → 寺島惇太

その他キャラ
湯島一弥[畠中祐]

あらすじ

過去の恋愛の失敗から、無責任な恋を楽しみたいと思うようになった保科は、
恋愛絡みの問題を扱う別れさせ屋のバイトをしていた。
ある日、女癖の悪いヤリチン男とセックスして、女に諦めさせてほしいという依頼が舞い込む。
サクラという偽名を使い、情報を元に男に近づくがどう見てもヤリチンに見えない、ドジっ子〝カズヤ"。
証拠を撮るため、名前も見た目も一致している彼をホテルに連れ込むがとんだピュアエロで――! ?

恋愛に失望した別れさせ屋×三十路手前な純情童貞処女、
完全なる両想いまでは……もう一息! ?

作品情報

作品名
恋と性と魔法の作用
著者
かさいちあき 
媒体
CD
オリジナル媒体
コミック
メーカー
マリン・エンタテインメント
シリーズ
恋と性と魔法の作用
発売日
JANコード
4996779031818
2.9

(10)

(0)

萌々

(2)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
26
評価数
10
平均
2.9 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

75分の大ボリューム!

原作既読です。

まっすー扮する別れさせ屋のサクラと、寺島惇太さん扮する引きこもりピュアハートの一也=ナリが、お仕事のちょっとしたミスから関係を持って、本気になるまでがメインの話です。

原作を読んだ時、童顔ピュアピュア、でも欲しがりなナリの声は、私の脳内で河西さんで再生されました。
惇太さんのナリはそれよりもっと爽やかな感じで、ちゃんとかわいかったです。
本作はナリのかわいさが、仕事モードのサクラを本気にしていくまでが大筋なので、かわいい声でAV仕込みのエロ台詞を言っているところは重要。

ただ、ほとんど1冊全部を音声化してくださったので、ところどころ大事な台詞が省かれたのは残念。
例えばコミックスでは、サクラが冒頭で、別れさせるためにコンタクトした相手を好きになった同僚に対して、プロ意識が甘い的な発言をしているのですが、そこがカットされてしまっているので、どうしてこんなに二人がこじれているのか音声だけでは分かり難くなってしまっていると思います。

あとエッチのシチュエーションも、デスク前で同僚に見られながら抱っこしてとか、
海辺のリゾートで浮き輪の上でとか、状況の細かい説明を省いたので、その分の萌えが省かれました。

あと、声で読み上げられたことによって、活字では流していた文章のわかりにくさとかに気づいちゃったり。
これってどちらかというと、音声化するのは難しい作品だよね…とも思います。

本編以上においしかったのは、畠中佑さん扮するナリの双子の兄ミロクと、八代拓さん扮するミロクのセフレの弟、紀一のターン。
本来サクラがコンタクトするはずだったヤリチンのミロクが、弟ナリとサクラの甘々な絡みに当てられて欲情し、セフレの元を訪れるも不在で、その弟紀一に堕とされる…という内容ですが。

普段は塩対応なのに、実はミロクを見ていた紀一の押しの強さとか、ギャンギャン悪態をついているのに、攻められてキャンキャンしちゃうミロクのギャップがすごく良かった。
このCPで1本聴けるな…と思いました。

いずれにせよ、75分の大ボリュームに作者さんの愛情の深さを思います。



2

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