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原作既読です。
まっすー扮する別れさせ屋のサクラと、寺島惇太さん扮する引きこもりピュアハートの一也=ナリが、お仕事のちょっとしたミスから関係を持って、本気になるまでがメインの話です。
原作を読んだ時、童顔ピュアピュア、でも欲しがりなナリの声は、私の脳内で河西さんで再生されました。
惇太さんのナリはそれよりもっと爽やかな感じで、ちゃんとかわいかったです。
本作はナリのかわいさが、仕事モードのサクラを本気にしていくまでが大筋なので、かわいい声でAV仕込みのエロ台詞を言っているところは重要。
ただ、ほとんど1冊全部を音声化してくださったので、ところどころ大事な台詞が省かれたのは残念。
例えばコミックスでは、サクラが冒頭で、別れさせるためにコンタクトした相手を好きになった同僚に対して、プロ意識が甘い的な発言をしているのですが、そこがカットされてしまっているので、どうしてこんなに二人がこじれているのか音声だけでは分かり難くなってしまっていると思います。
あとエッチのシチュエーションも、デスク前で同僚に見られながら抱っこしてとか、
海辺のリゾートで浮き輪の上でとか、状況の細かい説明を省いたので、その分の萌えが省かれました。
あと、声で読み上げられたことによって、活字では流していた文章のわかりにくさとかに気づいちゃったり。
これってどちらかというと、音声化するのは難しい作品だよね…とも思います。
本編以上においしかったのは、畠中佑さん扮するナリの双子の兄ミロクと、八代拓さん扮するミロクのセフレの弟、紀一のターン。
本来サクラがコンタクトするはずだったヤリチンのミロクが、弟ナリとサクラの甘々な絡みに当てられて欲情し、セフレの元を訪れるも不在で、その弟紀一に堕とされる…という内容ですが。
普段は塩対応なのに、実はミロクを見ていた紀一の押しの強さとか、ギャンギャン悪態をついているのに、攻められてキャンキャンしちゃうミロクのギャップがすごく良かった。
このCPで1本聴けるな…と思いました。
いずれにせよ、75分の大ボリュームに作者さんの愛情の深さを思います。