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業界初のノンフィクションBL
実録BLと聞いて、本物のリアルに興味を持ち購入しました。彼らの恋をみて、本物の恋に男とか女とか関係ないんだなと思いました。誰だって他人を100%信じることなんてできない。自分に100%の自信がないから一度きりの人生に他人を巻き込む不安だって尽きない。悩みだしたら本当にきりがない。だけど一度きりの人生だからこそもういっそ自分に正直になっていいと思う。大切な人の壊したくないと思えた家族ならきっと祝福してくれると間違いなく思う。主人公のモデルとなった方から伺ったお話を漫画化したこちらの作品。彼(柳さん)は優さんのことがとっても大好きなんだなぁということが全ページを通してすごく伝わってきました。ちょっと泣きました。
本当にこんなことがあるんだって、読み終えた時は涙がポロポロ溢れて止まりませんでした。
同じ日本の同じ東京でこんな恋をした人たちがいる。
現実は小説より奇なりとは言いますが、本当にその通りで、心の底から素敵だなぁと思いました。
ノンケの人から言われる好きって、他の普通の創作BLでは普通に可愛い〜って読めるんですけど、現実だと信用出来ないって気持ちが分かりすぎてしまって…。
それを受け入れ、一度離れてもお互いをちゃんと好きで、また二人のペースで歩んでいく。
男同士という点を抜きにしても本当に素敵な恋のお話だと感じました。
人が人を好きになる気持ちに男女の差は無いって改めて感じました。
巻末にあるご本人様のインタビュー記事にまたボロボロ泣きました。
この二人が永遠に幸せでいられますように。
そして素敵な作品にして私たちのもとに届けてくれた波真田かもめ先生、リブレ出版様、ありがとうございます。
実録なのに漫画みたいなはじまりで、途中優さんが、実家に1年も帰ってしまった時は明良さん本当はかなり辛かったでしょうね。完全に諦めはついてなかったからこそ連絡先まで変えたりできなかったんでしょう。
田舎は大変だなぁ。そこは親次第だろうけど。
明良さんはどこかで約束を信じたいから待ってたんだろうし、待っててくれると優さんは信じてましたね。
優さん絵に描いたような九州男児ですね。
どうか二人がお互いの覚悟だけてこれからもしあわせである事を願います。好きな人と同じ幸せを感じるってステキだと思います。見失わないで欲しいです。
私は実話と知らずに読んだ人です。
電子で読んで、最後に出てきた裏表紙カバーの ノンフィクションBL という文字に驚きました。
と同時に流れるテンポが確かに他の作品と少し違うと感じていたのが、それか!って思いもしました。
同時収録されている「主人公さんへの質問」はのろけに聞こえて微笑ましいです。お幸せに!
ノンフィクションてことで躊躇して読めていませんでしたが、読んでみてよかったです。
本当にこんな恋愛あるんですね。
男同士とかそういうの関係なく、人と人とが出会って好きになって…っていう当たり前のことでした。
南条が実家に帰ってしまって、また戻ってくるという言葉に、アキラが心の中で「さよなら」を言うところは切なかったです。
巻末のインタビューで、彼が帰ってしまった一年間の気持ちについて聞いていましたが、彼の結婚式のことを想像して自分も泣いてしまうというくだりに、私も泣けてきました…。
でも、南条がアキラに触れることを拒むのは何故だったのでしょう?
恥ずかしいから?
男に躊躇いがあったから?
ハッキリは分かりませんでしたが、南条の性格なのかな?
漫画と違い、実生活では思い通りにならなかったり、理不尽なことってありますからね。
それでも、相手の幸せが自分の幸せであり、それを相手も幸せに思ってくれたらいい…そんなアキラの考えにはとても共感できました。
いつまでもずーっと、2人で幸せでいて下さい。