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表題作モザイクリング

官能小説家・久遠寺晃+お手伝い・赤江亮介(23)
美人編集者・香月忍

その他の収録作品

  • おまけ

あらすじ

女の子との遊び過ぎで大学を中退し仕送りをストップされた赤江亮介は、官能小説家・久遠寺の屋敷で住み込みのお手伝いさんとして雇われる。「経験を活かしてエロネタをくれ」という変わり者な久遠寺に振り回されつつもそんな生活を楽しんでいた赤江の前に現れたのは、清楚で生真面目な美人編集者・香月忍。彼に迫る久遠寺に対するライバル意識から香月の気を惹こうとする赤江だったが、やがてその気持ちは本気の愛情へと変わってしまう。けれど香月が愛に応えたいと告げた相手は―。
 可笑しく切なくほろ苦い、須和ワールドの神髄が今ここに。ピアスノベルズ第2弾が全編書き下ろしで登場!

作品情報

作品名
モザイクリング
著者
須和雪里 
イラスト
暮越咲耶 
媒体
小説
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ピアスノベルズ
発売日
ISBN
9784914967314
1.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
2
評価数
3
平均
1.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

なんだこれは

イラストに吹き出しがあって大変びっくりした記憶があります。
最近知ったのですが、ここのレーベルはなぜかそういう仕様らしい。
そういえばファーストコンタクトですピアスノベルズ。

しかし……これはなんなんでしょう。
ギャグなの?シリアスなの?それとも作者のトラウマとかを深読みすればいいの?
そんなカオス(注・褒め言葉)な作品です。
物語の冒頭はギャグなノリ。アリエナイ度は結構高め。
それでいいの?!と何度つっこんだことか。
いくらエロネタのためとはいえ男を襲うな!!
(BLではよくあることですか?そうですか)
そしてなんかノリノリですけどみなさん。

ラスト付近で明かされる登場人物たちの過去。
そこから始まるトラウマの修復と許し。

普通の三つ巴ものともなーんか違うんですよね。着眼点が微妙に。
ここ!と上手く言えないのがもどかしいのですが……

あ、あと主人公達のしゃべり方が一昔前の少年漫画の登場人物みたいでした。
なんか逆に新鮮なんだぜ!

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とても明るい三角関係

複雑な過去がある久遠寺と香月だけだったらとてもディープな話になってしまうのに、単純で明るくて猪突猛進ワンコタイプの赤江を入れると、明るい3人という形になってしまうのが凄かったです。
赤江のどこまでも明るいキャラがいままでにない3人でという形を、描いていた気がします。
エッチシーンも3Pだというのにノリがコメディーなので、全くエロさがなかったです。
でも、最初の香月がどちらも選べずに気持ちを揺らしていた途中は、切なくもエロくて雰囲気がありました。
最後のコミカルに全部持っていかれて全部コメディーな感を受けたのですが、切なコメディーですね。


香月さんがどっちも選べず悩むなら、俺達が我慢するから3人で一緒にいようというENDです。

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