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表題作夜のキスは嘘つき

一輝
ホスト
七海
ホストクラブのオーナー

あらすじ

地味で堅実な人生を歩んできた七海に、突然舞い込んできた3億円の遺産とホストクラブ「アペリティフ」。
ナンバーワンホスト・一輝に会った七海は、「オーナーとして認められたいなら身体を差し出せ」とせまられてしまう!野生の獣を思わせる容姿、巧みな性技、そして時折見せる優しさ…。
意地で抱かれただけのはずが、しだいに一輝の魅力に惹かれていく七海。
しかし一輝は、どんなに七海がねだってもキスだけはしてくれない。
七海を抱くのは仕事のため?それとも愛?初心な七海には一輝の真意がわからなくて―。

作品情報

作品名
夜のキスは嘘つき
著者
暁由宇 
イラスト
木村メタヲ2号 
媒体
小説
出版社
雄飛
レーベル
アイノベルズ
発売日
ISBN
9784946569319
2.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

暁作品は個性的だ

冒頭かなり地雷臭がしたんですが、ストーリーが進行していくごとに面白くなりました。
ホストものです。
BLには「こんなんあり得ねぇよ」って言いたくなるようなホストクラブやらホストくんやらがよく登場するんだけど、この小説のお仕事描写はかなり上手いと思いました。
ふてぶてしさと脆さのバランスや、割り切ってる部分と情に流される部分のバランス、このあたりの描写が非常に上手い。

主人公の受けの芯の強さも良かったな。
最初はただの世間知らずなピュア受けだと思ってたんですが、彼は柳の強さを持つ男ですね。
対する攻めは、冒頭を除けば良かったです。冒頭、仕事論めいたことを語り倒すのはいただけなかった。論理としては正しくても、口に出したらカッコ悪いなと。

ただ一般的なBL読者にとったら地雷かもと思います。
ホストな攻めは普通に女と寝てて、(はっきり描写はされてないけど)それを許容するみたいな形になっていくし。ドリームを楽しみたい方には向かないと思う。

いずれにせよ暁由宇作品は個性的で大好きです。
なんで最近書かなくなっちゃったのかな。

2

微妙

暁さんの作品の中で、もしかしたら一番微妙かも?(苦笑)
ファンなので、あまり言いたくありませんが。
できれば、暁さんの最初の一冊に、これを選ばないでほしいかも。

0

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