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表題作堕ちるまで

広域暴力団桐生組若頭・桐生竜也
警視庁警視・暁玲一

あらすじ

殺人事件を捜査するエリート警視・暁の前に現れたのは、桐生組若頭の桐生だった。高校時代のルームメイトであり、さらに暁の躯を奪って狂おしいほどの悦楽と絶望を教えた男──。犯人をつかまえたければ、代価を払えと言う桐生に、暁は決意する。二度と、この男の腕には堕ちないと。しかし、帰宅途中に攫われた暁を待っていたのは、桐生の甘美なまでに淫らな躾だった。「どうされたい。俺に跪くか、犯されるか」淫靡な囁きと嬲るような愛撫に暁は……?

作品情報

作品名
堕ちるまで
著者
響かつら 
イラスト
史堂櫂 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829622438
4

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
2
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数2

魂ごと抱いてやる

 ヤクザの若頭桐生竜也×エリート警視暁玲一は高校時代の同級生でルームメイト。
 桐生は高校時代に玲一を無理やり犯し、玲一に切ないほどの思いと快楽を与えながら突然姿を消した・・・。
 10年後ある殺人事件をきっかけに2人再会したが、実は・・・。
 いくら自分の組の抗争が激しく、巻き込みたくなかったとはいえ勝手に姿を消して再会する10年間の玲一の行動をすべて見張っていたなんて。一歩間違えればストーカーですが、それだけ思いも強かったんですねぇ。
 まあヤクザの桐生が生まれて初めて背中を預けられるほど惚れた相手だからしょうがないのか。
 しかし、プライドの高い玲一を落とすためには、あの桐生のアメと鞭の言葉づかいは必須なんでしょかね。
 2人の会話には、甘いトークなんてほとんどないのに・・・。お互いの思いの甘さをひしひしと感じます。
 「このまま犯されるのがいいか。それともやさしく抱いてほしいか」、「俺をこれ以上狂わせるな」のセリフ と悪魔のような狡猾な眼に、プライドを崩され魅入られた、玲一はその手に堕ちていく・・・。
 ラスト近くに桐生が「玲一、ここまで落ちてこい。おれの腕の中に。おまえを魂ごと抱いてやる」、「おまえが堕ちるまで、とことん抱いてやる」というセリフがたまらなく萌えまくりです。
 BL作品にしては、FBIサスペンスドラマのように、ストーリー性もしっかりしているので、その辺も読みごたえとしてはいいかと。でもなんで玲一が狙われたのかの動機付けがはっきりしなかったのが残念でした。
 最後、桐生によって船上にさらわれた玲一ですが、桐生の甘々ぶりにとても微笑ましいものを感じます。

 

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なかなか堕ちるまで!長い道のり

エリート警視の暁
広域暴力団桐生組若頭の竜也

二人の出会いは、高校。竜也が転校してきて、竜也の素性を知り、突然姿を消す。

10年後
事件捜査で、竜也と絡みあうことになる。
10年の空白の時間が、感じず、二人はつながる。

竜也の俺様ぶりに、暁は振り回され続ける。

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