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表題作ミツバチの王様

謝花,養蜂家
杉崎,喫茶店マスター

その他の収録作品

  • 王様の帰還

あらすじ

都会の喧噪から離れた海沿いの喫茶店「香粉」。マスターの杉崎は、今の爽やかさからは想像もつかない理由でエリートサラリーマンの道を捨てることになった曰くつきの過去を持っている。その杉崎が最近夢中になっているのが、地元の養蜂家・謝花が作る風味絶佳の蜂蜜。彼の蜂蜜を卸してもらいメニューに取り入れたいのだが、何度直談判に赴いても無愛想な謝花の応対はけんもほろろ。交渉がダメなら行動でとばかりに杉崎は謝花の手伝いを始めるのだが、思わぬところから杉崎の「過去」が蒸し返されることになり―。匂い立つような男の色香を放つ謝花と跳ねっ返りの美人マスター杉崎の、蜂蜜より甘いスロウライフ・ラブ。

(出版社より)

作品情報

作品名
ミツバチの王様
著者
中原一也 
イラスト
こいでみえこ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576041261
2.6

(6)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
14
評価数
6
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

好きだけど萌えは…

キャラも文章もストーリーも安定感があるのに、個人的に萌えは
ほとんどありませんでした。杉崎も謝花さんも好きなんだけどなぁ…。
なんでだろうか…。

話の展開も最初の方はほのぼのしていてよかったんですが、杉崎の
元同僚であり過去に関係を持っていた大森が大分厄介な病み方を
して登場してからは結構怖かったです。しかも大森の言動が明らかに
常軌を逸しているのに、杉崎がこうなってしまったのは自分のせい
だから、と言ってちょっと庇ったりするところには同意できなかった
かな。確かに杉崎とのことも原因の一部ではあるかもしれないけど、
こんなにイカれた言動をしてる奴を庇うのはちょっとどうかと…。
大森はもう少しくらい謝花さんにボコボコにされてm(ry

濡れ場もそんなに好みではなかったことも、萌えなかった理由の
一つかもしれないです。攻めが受けを大事に愛撫してるのは
伝わってくるんですけどね…。個人的には何かもの足りなかった。

けれど最初に言った通り安定感はあるので、強気な美人受けと
何だかんだ不器用な男らしい攻めのお話が読みたい方はいいかも
しれないです。

0

ダイエットを台無しにされた一品です

脱サラした元エリートの喫茶店のマスター(受け)と、養蜂家(攻め)の恋愛です。
喫茶店のマスターは元超遊び人です。ストレスが高じると男漁りしまくるというタイプ。
養蜂家の作る蜂蜜に惚れ、売ってほしいと通いつめ、働かされ、いつしか恋愛感情が芽生える。

ほのぼのした優しいお話でした。
蜂蜜が美味しそうで、我慢できなくなって、読んでる途中でフレンチトースト作って蜂蜜とバターをたっぷり塗りつけてバクバク食べながら読みました。フランスパン一本まるまる食っちまったよ。ダイエットが台無しだぜw

ラブ的にはもうちょっと何かプラスアルファが欲しかったかなー。
遊び人というマスターの性格設定を、作中のエピソードのなかで生かしきれてない気がしました。

0

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