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表題作華やかな野望の果てに

ボディーガード兼秘書・日下部
専務・孝彦

あらすじ

美貌のエリート・孝彦のボディガード兼秘書となった日下部は、彼の裏の顔を見てしまう。それは──華奢な身体に残された、緊縛の痕。愛人の子である孝彦は、腹違いの兄のために、男娼まがいの仕事をしていたのだ。気丈に耐える孝彦だが、次第に日下部には心を許し、甘えてくる。「あなただけは、信じてます」熱く潤んだ眼差しで見つめてくる孝彦に、日下部は激しい恋情を抑えきれなかった。助け出したい。日下部は激情のまま、ある決断をするが…。

作品情報

作品名
華やかな野望の果てに
著者
愁堂れな 
イラスト
実相寺紫子 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829622520
3.6

(3)

(2)

萌々

(0)

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中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
10
評価数
3
平均
3.6 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数2

見事に裏切られました

とにかく孝彦(受け)が健気で可哀想で。
孝彦は異母兄の会社で働いているんですが、会社のために自ら体を売っています。
理由は自分が愛人の息子だから。
孝彦は15歳のとき水商売で働いていた母を亡くし、身寄りもなく母についていたヤクザのヒモの小遣い稼ぎに使われていた過去があります。
それを知っている兄は孝彦を疎ましく思っていました。
なので孝彦の体を使わせていました。

過去もそうですが、孝彦はほんとうに健気でした。
兄はまるで弟である孝彦を邪魔者のように扱うのに、孝彦は兄のために我慢して体を差し出すという接待をしていて。
日下部は孝彦が雇ったのですが、日下部助けてやってくれ!と何度思ったことか。
2人に相手をさせられて、ボロボロになった孝彦が日下部に縋って泣いているシーンは可哀想で可哀想でこっちまで泣けてきました(´;ω;`)

…と思ってたのに最後で裏切られました(笑)
ちょっとびっくりしましたねw私の涙を返してくれww
まあ最終的にはハッピーエンドだからいいのですがw
受けがボロボロになって、切ない話が好きな方にはおすすめです。
最後にはびっくりですがやはり受けの過去は切なかった。

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表紙買い

いつおもしろくなるのかと思いながら読んでいるうちに終わってしまった。残念。

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