曉の蝶

akatsuki no cho

曉の蝶
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
1
得点
23
評価数
8
平均
3.3 / 5
神率
50%
著者
四ノ宮慶 

作家さんの新作発表
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イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
桜雲社
レーベル
発売日
価格
¥1,200(税抜)  
ISBN
9784908290466

あらすじ

四ノ宮慶×笠井あゆみが贈る禁断エロス!
同人誌で話題だったBL小説を改稿、書籍化!!
せつなの快楽を与える高級SM倶楽部『Butterfly』の主は
新宿の蝶と呼ばれる美しい青年・椎崎胡蝶
声を奪われた男・谷地中との究極愛の行方は?

表題作曉の蝶

谷地中鈴・『Butterfly』の従業員、佐藤翁
椎崎胡蝶・SM倶楽部『Butterfly』のオーナ

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レビュー投稿数1

かなり痛い作品です

四ノ宮さんは痛い作品も多く書かれているので購入を悩みましたが、笠井さんの挿絵に釣られて購入。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。





主人公は、高級SM倶楽部『Butterfly』のオーナーであり、男娼でもある胡蝶。
少年だった頃に家出し、そこを紅龍会の3代目であった佐藤翁に拾われ愛人として飼われていた彼。佐藤翁が急逝し、その後紅龍会の4代目を襲名した剣と直談判し、『Butterfly』の売上金を上納するという形で今現在の地位に納まっているという見目麗しい青年。

死に直結するような激しいSM行為を受けないと性的に満足できないという特殊な性癖を持つ胡蝶にとって、SM倶楽部という場所はまさに天国。

『Butterfly』には胡蝶に従順に尽くす下僕のような青年・リンがいますが、彼はとある事情から話すこともできず、また性的に不能、という状態。そんなある日、『Butterfly』で事故が起こり胡蝶が解雇されるという出来事が発生し…。

というお話。

四ノ宮作品なので、また舞台がSM倶楽部ということもあってある程度予想はしていましたが、かなり、とっても、すっごく痛いお話です。

胡蝶という青年は被虐趣味を抱えていますが、その程度がかなり重症です。死んじゃうんじゃないのかなと心配になるくらい、というのか。そして彼を愛人として囲っていた佐藤翁によって彼の被虐趣味が大きく開花されたこともあって、彼らが致すSM行為はかなりハード。痛い描写は苦手、という方には回れ右をお勧めしたい。

けれど、胡蝶の被虐嗜好は、彼の子ども時代の過酷な過去に起因していると思われ、それがなんとも切ないです。

そしてそんな胡蝶に尽くしまくるリンの存在。
リンが話せなくなり、そして不能になった原因が、これまた凄惨というか壮絶です。ちょっと斜め読みしちゃおうかなと思えるくらいハードな過去です。

そんなリンが、胡蝶に尽くし、そして救おうとする。彼の恋心が健気で萌えが滾ります。彼の愛情によって愛されることを知った胡蝶に幸あれと願ってやみません。

胡蝶は佐藤翁やSM倶楽部の客に痛いことをされますが、それ以外の彼を取り巻く人たちは総じてみんな優しく、温かい。凄惨なSM描写と、彼らの(様々な形の)愛情のバランスが非常に良い作品だったように思います。とくに紅龍会の4代目の剣さん。彼がめっちゃツボに入りました。彼のスピンオフ作品を書いていただけないだろうか。

ただ、一言いいたい。
せっかく笠井さんを起用しているのにもかかわらず、本文中に挿絵は1枚もありません(カラーの口絵は1枚あります)。なぜだ…。
大人の都合もあるのでしょうが、この点が残念で仕方なかったです。

胡蝶が自分自身の意向で痛い行為を受け入れていること、また蓮っ葉な物言いをする青年という事もあってか、ハードなSMプレイは多いものの悲惨な雰囲気は漂ってはいません。ただ、何度も書きますが、SM描写はかなり多く、またハードです。地雷の方は注意されることお勧めします。

4

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