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表題作主夫のおつとめ!

食い詰めた元AD・近藤俊樹
旧家の御曹司・美倉元桧

あらすじ

お金がなくて、メイドも雇えない―困っていた旧家の御曹司・桧は、売れないライターの俊樹と広大な屋敷で暮らし始めた。
彼は逞しい体のハンサムで、料理上手。食事を作ってもらって、一緒にお風呂に入った桧は、すっかりお世話をしてもらい大感激だった。
無邪気に懐いて、一緒に寝ようとするが…「このままじゃ、襲っちまう」
実は、俊樹は桧の美尻にムラムラしていて!?
エッチもとってもお上手な男前の主夫と、天然おねだり魔の御曹司の甘~い生活。

作品情報

作品名
主夫のおつとめ!
著者
剛しいら 
イラスト
片岡ケイコ 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829622650
3.5

(2)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

コミカルで予想外な展開が面白い

丸ごと1冊、表題作です。
長編を3つに分けていて、1の冒頭と3の終盤は俊樹(攻め)の目線で、2は桧(受け)の目線で進んでいきます。

題名もあらすじにも、そんな気配は一切無かったのに、序盤から座敷童子や幽霊・神様が出てくるオカルト作品でした。でも俊樹の思考が自然で、するすると入り込んでいけました。桧もただの金銭感覚の無い御曹司じゃなく、大食らいとか好感の持てるキャラになっていて良かったです。

自分にとっては予想外の展開が結構ありました。俊樹に声をかけた老人が桧の祖父だったのはまだしも、誘いをかけたのは結果的に桧からになったとか、座敷童子が閨まで出てくるとか、座敷童子の狙いが…とか!最後まで読んでから、また最初から読み返すと、わらし君の行動が面白いです。いや違うから、ってツッコミ入れたくなりました。

現実的じゃないオカルトチックですが、コミカルで明るい作品です。勧善懲悪な場面もあり、楽しめますよ!「嫁」とか「主夫」ネタに飽きた人のこそ、読んでみて欲しいなと思いました。

1

こんな座敷童なら、、、

「様々な作風の剛シイラ」って、こんなノリノリなギャグでオカルトも書くんだー


心霊現象の取材をしたくて、座敷童伝承のある屋敷を訪ねた近藤。
しかし、屋敷の主は、屋敷を出て、マンション住まい中。
二人は、座敷童の取材のため、空き家にしていた屋敷に泊まり込むことに。

なんだか、とっても、エッチでかわいいお話。
このタイトルで、この粗筋で、まさか、ホントに座敷童が出てくる、オカルトファンタジーだったなんて。
それにしても、剛さんって、こんなかわいいお話まで書いてるとは思わなかった。

この天然で、大食らいなお坊ちゃま。
声がじゅんじゅんでしか聞こえてこない。
主夫・近藤は、羽田野君。
おじゃま虫・赤松は小野Dでお願い。

0

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