ボタンを押すと即立ち読みできます!
初読み作家さまです。この後もう1作読みます。
僧侶(好き)と日本画家(襖絵描くのかっこいい)の組み合わせだけでテンション上がります。
お寺、アトリエ、お道具たちの背景がステキ。
と思ったらボケツッコミが激しくギャグテイストが強い。
その中でエロと萌えと愛情がしっかり描かれる。
お互いの職業、才能、色気への惹かれ方が先行ぽいけど本気で惚れ合っているとわかってくるのが熱かったです。
沖晴の名前の由来なんて沖晴が恵徹に惚れた証拠だし、照れるのが本物だなと萌えでした。
沖晴の絵の完成についてのセリフが名言。
その言葉が恵徹への愛の告白につながっていて痺れました。
沖晴が恵徹に「抱かれたい」と思う顔がエロいだけでなく心から好きだと伝わるのがとてもいい。
絡みの時、袈裟を脱がない恵徹がエロいし。
逆にスーツ姿で肘をつきながらお経(恐らく阿弥陀経)を唱える恵徹がめちゃくちゃ色っぽい。いい声だろうなとわかるし。スーツ姿に萌えてお経をねだる沖晴の気持ちがわかってしまった。沖晴、恵徹、先生、グッジョブです!!
そこでのいちゃいちゃがめちゃくちゃエロ萌えでした。
箱根湯木くん、海浜幕張くん、BNW(ボウズネットワーク)…ツボなワードに笑いました。
欲を言えば、襖絵の連作を見開きでババーンと見せて頂けると壮観で大歓喜だっただろうなと妄想します。
この作家さんのを読むのは2作目だと勝手に思っていたが、他の一冊についてのあらすじを読んでみても覚えがない、、というかこんな個性的な絵柄を覚えてないわけないだろって思い直す。
つまり初めての作家さん。
坊主頭に萌えられるかと不安もあったけれど無問題だった、すっごくセクシーだった。
とにかく絵がお上手。
何故か故あすなひろし先生を思い出してしまった。
話戻るけれど、曼荼羅とか墨絵とかなんてゆうか知らんけど寺院の装飾とかずらり並んだ障子とか位牌!とか黒いマントみたいな袈裟とか釈迦像とか!
エロいんですね〜
すました顔してるくせに♡
受けの日本画家、沖晴はバレエダンサーのような体躯で細くてアクロバティックによく曲がる。
自ら行方不明になった後電話ボックスから攻めの坊さん恵徹に電話をかけるのだが、
「帰ったらきみの好きにしてくれるか」
と言い煽る時に
見えるうなじの骨、頸椎がリアルに描かれていて妙にスゴいと思った!
とにかくこの2人は性愛込みでやらしく愛し合っているんだなぁとよく分かりました。
恵徹が沖晴の絵に惚れ込んでいるのもポイント高い。
ラスト、スーツ姿の恵徹がお経を唱えながら沖晴の耳をべろべろし出したのでこれはもうヤバすぎるやん!
新たな性癖の扉が開いてしまいました…
エロ坊主期待で購入。しかし、そういうお話ではナイ。
読んでみたら。
表紙絵でわかるよねぇ。「エロい受け」の方が印象強すぎ。
主人公は、お寺の和尚さん・恵徹と、日本画家の沖晴。
お寺の襖絵を発注したけれど、沖晴はちっとも気が乗らない。
で、ごほうびをくれ、と。
そのごほうびは恵徹のナニなわけですよ。
そこから2人のジレジレな関係性が炙り出されてくる。
期限がある襖絵の発注と、ちっとも描かない沖晴のドタバタ的なギャグ漫画的展開が続いて、ギャグ系がちょっと苦手な私は(これは失敗したかな…)と一瞬思ったんだけど。
恵徹さんは沖晴に惚れてるし。
沖晴だって恵徹さんの事が大好きなわけで。
後半、2人の間にお邪魔虫が入ってきて、逆にお互いのラブラブ再確認ですね。
恵徹を振り回してるような沖晴だけど、本当は恵徹がいないと夜も日も明けぬ。
お坊さんなのにオトコと淫乱に耽ってていいの〜?って思うけど、「愛」を実践してるからいいんですよねきっと。
ただ、沖晴のエロ顔は私の好みよりエロすぎる。トロトロしすぎよ!
世話焼きなお坊さん×だらしない日本画家。
最初カラダの関係っぽいアダルティラブに見せて、実はお互いめちゃくちゃ大好きなのがどんどん垣間見えていく可愛いギャップがたまりませんでした。
そしてお寺を舞台にしたほのぼの日常に対して、出会いは映画のようにドラマティックなのにもキュンキュン……
そして潔癖そうなお坊さんが色欲や嫉妬剥き出しになる姿、非常に粋でした。
受の沖晴がとろとろに乱れる姿もえろやかすぎて至高……!