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表題作その指も聲(こえ)も

六道辰巳(29) 人気作家
芹沢由樹(19) 大学生

あらすじ

意地っ張りで童顔の芹沢由樹は、10歳で親を亡くし、人気作家の六道辰巳に引き取られた。
いつも着物姿で優しい六道は由樹をとても可愛がり、小さかった由樹も六道と一緒の布団で眠るのが大好きだった。
六道と触れあっていると、由樹の嫌いな妖しいモノを見なくてすむから。
やがて由樹は六道への叶わない想いを心に秘めるようになり…。
ある夏の日、19歳の由樹は海辺で不思議な目に遭う。
銀髪の少年が見ている前で、謎の触手が由樹の衣服を剥き何かを探すように身体を這ってきて。
そんな由樹を龍が助けたのだ。
その日から由樹の身体は火照りが止まらず…龍神が少年に抱いた古の愛が、エロチックに滴る、ラブロマンス。


いにしえからの愛がエロチックに蘇る!?

童顔の芹沢由樹は霊媒師の血筋を引く19歳。一緒に暮らすのは29歳の六道辰矢というハンサムな作家。由樹は大学に通う傍ら六道の原稿の取り立てと家事を副業のようにこなす。2人は前世で不思議な因縁を持っていて…。

作品情報

作品名
その指も聲(こえ)も
著者
水戸泉 
イラスト
香林セージ 
媒体
小説
出版社
小学館
レーベル
パレット文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784094215618
2.5

(4)

(0)

萌々

(0)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
9
評価数
4
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

前世話が良かったー

現代ファンタジーに、彼らの前世話が絡んできます。

ちまたでは若い女性の指を切り取るという指切り魔が出没しています。
そんな折に、由樹〔受〕は不思議な空間に入り込んでしまい、そこで不思議な少年と鬼に出会い、触手で性的な暴行を受けます。

由樹は両親が亡くなっていて身寄りが無い為に、辰巳に引き取られて暮らしているんですが、その空間から戻ってきてからというもの毎夜、身体が疼き、それを辰巳〔攻〕が毎夜やってきては射精させてくれるのです。

そして物語は彼らの前世へと。
御子の息子として生まれたものの口がきけず村人から虐げられているゆき。
そして龍神として山の主でもある六道。
六道は、ゆきを幼い頃からみそめ、自らのモノにしようとするのですが村が忘れられないゆきは結局、亡くなってしまいます。
六道は自らの鱗を剥ぎ取ってゆきを転生させる術を使い、そしてその術の為におとろえた自らも眠りへとつきます。

現代で巡りあった由樹と六道、そして六道の龍の力を手に入れようと襲いにやってくる蛇との戦い。

前世編が良かったです、これだけで一冊読みたかった位。

2

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