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表題作傲慢社長の愛の罠

片桐隼人/大企業の副社長 
埜瀬巳佐都/R.C.Sのボディーガード

その他の収録作品

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あらすじ

巳佐都はVIP警護専門の敏腕ボディガード。
大企業KATAGIRIからの依頼で、社長就任を目前に控えた副社長、隼人の警護をすることになったのだが…。
隼人から、カムフラージュのために恋人同士という設定にしろ…というありえない要望が…。
見惚れるほどの男前なのにセクハラ三昧の隼人に、巳佐都は振り回される毎日。
そんな折、隼人が襲撃され…。
男のプライドが激突するハイテンション・ラブ。
書き下ろし。

作品情報

作品名
傲慢社長の愛の罠
著者
妃川螢 
イラスト
不破慎理 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
アズ・ノベルズ
シリーズ
傲慢社長の愛の罠
発売日
ISBN
9784872575477
2

(3)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
4
評価数
3
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ちょっとタイミングが合わなかった感じ!?

片桐隼人(大企業の副社長)×埜瀬巳佐都(R.C.Sのボディーガード)

※この作品はボディーガード会社「R.C.S」のエージェントを主人公にしたシリーズの1作目になります。

VIPの警護を請け負うボディーガードサービス会社「R.C.S」のエージェント・巳佐都を指名し警護を依頼してきた大企業の副社長・片桐ですが、周りの目を欺くために恋人の振りをしてほしいと要求してきます。クライアントという立場を利用し必要以上のスキンシップを仕掛けてくる片桐に対し、巳佐都はイライラを募らせながらも任務を続けます。

軽薄な態度でスキンシップを図ろうとする片桐に対し、巳佐都は胸中でセクハラオヤジと罵りながら誘いをかわすという関係がしばらく続くのですが、二人のテンポ良いやり取りが読んでいて結構楽しかったです。会社関係のゴタゴタから狙われているということからボディーガードを依頼したという設定なのですが、その辺りの展開も状況が二転三転したりと単調じゃないところも良かったと思います。

ただ片桐をかわす巳佐都という構図から、なかなか進展しない二人に対してはさすがにちょっと飽きてしまった感じがありました。ちょうどその後ぐらいに二人の関係が変わる出来事があったりするのですが、どうせなら飽きてくる前のタイミングでそのシーンが出て来てほしかったかな…と思いました。片桐の周辺で起こるゴタゴタについても微妙にそういう傾向があり、ダレてきたかな!?と思うと状況に変化があったりしてそこで持ち直すのですが、私の個人的な印象としてはタイミングが後手後手になっているのが気になってしまいました。

2

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