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表題作傲慢な愛の支配者

リカルド/イタリアの大富豪の末息子で若手企業家
各務祥人/RCS社長の弟で元SPのボディーガード 

同時収録作品独裁者の憂鬱

巽征一郎/受様の恋人でR.C.Sの副社長
各務眞仁/攻様の恋人でR.C.Sの代表取締役

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

VIP専門のボディガード派遣会社R.C.S.のエージェント、祥人はイタリアの大富豪リカルドから、お忍び旅行中つきっきりで警護してほしいという指名を受ける。
貴族の家柄に生まれ、まさに中世の騎士のような威厳と美貌を兼ね備えたリカルド。
美しい花は摘まずにおれないと嘯く、そんな艶男に口説かれ振り回されるなか、じわじわと身辺に危機が迫りだし…。
華麗で不埓なエクスタシー。

作品情報

作品名
傲慢な愛の支配者
著者
妃川螢 
イラスト
水貴はすの 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
アズ・ノベルズ
シリーズ
傲慢社長の愛の罠
発売日
ISBN
9784872578379
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ちょっと裏のある伊達男キャラが良かったです。

リカルド(イタリアの大富豪の息子 若手企業家)×各務祥人(R.C.Sのボディーガード 元SP)

※この作品はボディーガード会社「R.C.S」のエージェントを主人公にしたシリーズの4作目になります。

今までのシリーズ作品の中にちょこちょこと顔を出していた祥人がようやく主役として登場しています。もともとこのシリーズを書くきっかけになったキャラが祥人だったようで(でもなかなかこの人の話が書けなかったそうです)、作者の思い入れもあるのかイタリア人のやり手企業家とのカップリングになり、しかもマフィアに狙われるという背景まで付いてきて、今までちょっと物足りなさを感じていたシリーズでしたが今作はなかなか楽しませてくれました。

リカルドと祥人との馴れ初め(カップルになるまでの展開)は比較的王道っぽい感じなのですが、祥人を口説くリカルドがただの伊達男ではなく、ちょっと裏があり一筋縄では行かない感じのキャラだったのが良かったです。祥人の兄(ボディーガード会社「R.C.S」の社長でこの人も癖のあるキャラです)とも互角に渡りあっている感じも楽しませてもらいました。

ただ結構深刻な状況に思えたマフィア絡みの展開が、ある事情ですんなり解決(というかひとまずは撤退!?)してしまったのはちょっと肩透かしだったかなと思います。まぁそこはあまり突っ込むべきところではないのでしょうし(あくまでもラブがメインですしね)仕方ないとは思いますが、途中まで緊迫感のある展開だったのでちょっと残念な気はしました。

2

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