雌の歓びと、自覚を教え込んでやる

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表題作比翼連理

朱龍恩 西方将軍 仙術を使う桂希の幼馴染
朱桂希 暁の国の皇子 常勝の東方将軍

あらすじ

「暁」の国の皇子・桂希は、敵国「黒炎」に国を滅ぼされた挙句、自国を裏切った龍恩により仙術で子供を産める身体にさせられる。
幼馴染の龍恩の裏切りに打ちひしがれる桂希だが、さらに龍恩は自分の子供を産むよう強制的に桂希を犯し「女」になった秘部に快楽を与え続ける。
激しく抵抗する桂希だが、初めての激しい快感に抗えず、心とは裏腹に龍恩を求めてしまい――。

作品情報

作品名
比翼連理
著者
あさひ木葉 
イラスト
小路龍流 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784866571928
3

(9)

(2)

萌々

(1)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
24
評価数
9
平均
3 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数3

ちょっと変わった中華古典風のBL

★あさひ木の葉さんは、2010年に仕事復帰、暫く活動されていて、
また2018年から休筆されているのか、この作品以降、新作が出ていない作家。

Amazonでは、まあまあな高評価なのに、ちるちるでの評価は厳しい。
読者層が違う?・・というか、評価する読者が少ないのは何故かな。

あさひ木の葉さんの過去作を調べたら、変わり種のビックリ設定が切り札のオリジナルBLが特徴。
この作品も変わり種で、オメガバースではなく、男性の体を両性具有に変える。
幼馴染の龍恩の奇策。
・・暁の国を滅ぼさせて敵国の王をそそのかし、呪術者の仙術で、美貌の桂希の体に繁殖機能を作らせる。
そして、龍恩の妻にして、暁の国を弔う一氏として生き残ることを龍恩は考えた。

・・「暁」の国の皇子・桂希には、寿命と引き換えに国を守る呪術がかけられていた。
暁の国が有る限り、桂希の命はどんどん削られていく。
愛するただ一人、桂希の命を守るために、龍恩は暁の国を消す。
二つで一つの、比翼連理。純愛王道でした。

王道ロマンスではあるけれど、伏線の仕込みが複雑で、ドンデン返しが面白かった。

小路龍流 さんのイラストが綺麗なのだけど、電子版は、表紙絵だけで残念だった。

0

王道

ベタな王道ストーリーが読みたくなって読んだのですが、本当に期待通りの王道ストーリーでした。
とても期待通り……なんですが、期待通りすぎてスルッと読みおわってしまった……。
個人的にはもう少し、攻めと受けの間に何かあって欲しかったかなあ、とも。
受けが可哀想な育ちであることも、攻めのことを密かに大事な友人だと思っていたこともわかったし、そんな攻めに裏切られて絶望する受けは萌えたのですが、攻め側にも何か……受けじゃなきゃいけない何かがもう少し欲しかった。
ガツンと萌えたいときには向かないかもしれないけれど、サラッと萌えたいとき向け、という作品でした。

1

時間返して欲しい

申し訳ないけど長かったです。途中で挫折しそうになりました。
無駄な描写が多いと思います。悪く言えば中身が薄いです。それから時代を意識してかの表現が古い!それが読みづらさに繋がっています。
受けの心情描写が鬱陶しいくらいあって長いです。
もっとスッキリ書いても分かるってと途中いらつきました。
攻めとのエチシーンもやたら長いので、正直なところ半分で終わる内容だと思いました。
攻めの想いに気がつくのが遅くて、聡明な皇子って感じより愚鈍な自分よがりな人物に感じました。

仙術で女性器があるので苦手な方は注意です。

0

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