黒猫紳士と癒しのハーブ使い

kuroneko shinshi to iyashi no herbzukai

黒猫紳士と癒しのハーブ使い
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
17
評価数
5
平均
3.6 / 5
神率
20%
著者
高原いちか 

作家さんの新作発表
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イラスト
古澤エノ 
媒体
BL小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
価格
¥870(税抜)  ¥940(税込)
ISBN
9784344843318

あらすじ

ロンドンの一角にあるハーブカフェ「アップルブロッサム」は、人ならざる一族たちが人間界を行き来するための不思議な通り道。日本からやってきた天涯孤独の青年・エリヤは、このカフェのオーナーで黒猫に変化するマギウスに拾われて「アップルブロッサム」で働くことになる。マギウスからハーブを調合する天性のセンスと『神のさじ加減』と呼ばれる特別な力を認められ、前向きで明るいエリヤの淹れるハーブティーは、たちまち一族たちの疲れを癒やした。帰る所のない自分に温かな居場所を与えてくれた美しく凛々しいマギウスに感謝の気持ちを抱くとともに、エリヤの中で「ずっとマギウスの傍にいたい」という特別な想いが湧き上がり…?

表題作黒猫紳士と癒しのハーブ使い

マギウス、「アップル・ブロッサム」オーナーの紳士
青砥英利也、日本から来た天涯孤独の青年

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

香り高いお茶のご用意を。

エノ先生挿絵狙いで購入。登場する飲食物がどれもこれも好物すぎて、うっとり涎じゅる・・・だったのですが、私には攻め受けとも今一つアピールしてこなかったので萌にしました。読むにあたって香り高いお茶のご用意をされることをお勧めします♡あと、幸せたっぷりながらも獣姦があるので、どうしても苦手という方はご注意ください。

舞台はロンドン。日本からはるばるやってきたエリヤが、途方に暮れてメインから一本外れた裏通りに座りこむシーンから始まります。孤児院から引き取り育ててくれた養祖父母が倒れ、住むところを失ったため、はるばるロンドンに知り合いを頼って来たものの、肝心のその知り合いが借金取りから逃げて行方不明。働くところも見つけられずお金を使い果たしていたのです。「んなおー」という声でふと顔をあげると真正面に黒猫が座っていて・・・と続きます。

登場人物は割合います。
カヤ(エリヤの店によく来る一族の老婆)、スコット&ヘザー(店の客)、アーサー(謎の美青年♡)、シンクレア(アーサーの執事)、グレンショー(攻めの叔父)、悪党少々。エノ先生の描かれたアーサーが麗しいんだなー♡

**以下はより内容に触れる感想

実は受けさんは、ちょっとした異能持ちという設定。ハーブの効用を何倍にも増して、悪魔祓い等で疲れた攻めさんの一族を癒すことができるのです。そのために作るスコーンだの、様々なハーブとその効用だのといった記載の数々。読んでると焼き立てのスコーンとハーブティーをいただきたくなってしようがなくなりました。
あと攻めさんがエッチした後、力を使い果たして猫になってしまうシーンは激可愛くって萌ー♡

なんだけど、攻め受けに今一つ萌え上がれず・・・
攻めさんはちょっとヘタレ気味な王様のような方。最後の決着の付け方としては、我を通したということかな。彼の思う通りにしたということだとは思うのですが。

受けさんは健気頑張り屋さん?なんだろうと思いますが、あんまりシンクロすることもなく、ふんふんと読み進めてしまって。

せつなめお話で、きゅんきゅんする方もおられるとは思ったのですが、今一つ理由がはっきりしないままあまり萌え上がれずに終わってしまいました。なんか悔しい。

1

実は主役二人のやりとりが一番楽しかったりして(*´▽`*)

こちら、ちょっと不思議でワクワクするような世界観が素敵な作品でした。
個人的な印象では、ハ○ー・ポッターみたいな世界観と申しますか。

黒猫に変身する攻めに、ロンドンの一角にある不思議な世界への通り道。
そして人に仇なす魔物と、主人公の持つ不思議な力「神のさじ加減」-。
ちょい失礼ながら、意外と深みのあったストーリーにもグッと来たりして。
まぁそんな部分を差し置いて一番楽しかったのは、実は主役二人のやりとりだったりしますけど。
なんかね、世間知らずの攻めと、ちょい天然が入ってる受けなので、二人の会話がズレまくりなんですよ。
こういう、コントみたいな会話は大変好きだったりします(*´▽`*)


内容ですが、黒猫に変化する不思議な紳士・マギウス×日本からやって来た天涯孤独の青年・エリヤによる変則的な異世界トリップものになります。
ロンドンの一角にあるアンティークな雰囲気のティーサロン「アップルブロッサム」。
道端で行く当ても無く途方に暮れていたエリヤですが、アップルブロッサムのオーナー・マギウスに拾われて働き始めます。
実はエリヤには、ハーブを調合する天性のセンスと、その効能を最大限引き出す「神のさじ加減」と言われる特別な力があってー・・・と言うものです。

先にも書いたのですが、こちら世界観が面白いんですよね。
アップルブロッサム自体はロンドンにあるのですが、店内のドアが全くの別世界に繋がってるのです。
で、その別世界では魔物を狩る特別な一族が住んでたりする。
本当に個人的な印象になりますが、この別世界がすごくハ○ー・ポッターぽいんですよね。
魔物を倒す「一族」がいて、馬車で移動する人々が居れば車やバイクが走ってる。
そして、魔物と戦い負った疲れを癒やす為、一族の人々がエリヤの煎れたハーブティーを求めて店を訪れる-。
ファンタジー好きとして、とても心惹かれる世界観なんですよね。

が、実の所、一番萌えたのは主役二人のやりとり。
こちらですね~、マギウスが物静かでちょっと世間知らずな紳士然とした「一族」で、エリヤが健気で頑張り屋な青年なんですね。で、ちょっと天然!
エリヤ視点で進むのですが、二人が互いに惹かれ合ってるのが良く分かるのです。
なのにやりとりがコントなみにズレてると言いましょうか・・・。

店に魔物が出没した際、危機が去った後に突然キスするマギウス。
エリヤはキスされた事にドギマギして普段と違う行動を取ったりするんですよね。
朝食を和食風で豪華にしたりとか。
すると思い詰めた顔で、「昨日あんな事があったから帰りたくなったのか・・・?」と言い出すマギウス。
悲しげにエリヤの手を握り「ー怯えて日本に帰りたくなっても仕方ない・・・」みたいな。
何故、そう取る・・・。
そう、どう見てもエリヤにメロメロなんですよね。

またですね、そんなマギウスの精一杯のアプローチを華麗にスルーしちゃうエリヤ。
お前が居ないとダメだ的なマギウスのセリフに「従業員が居なくなったら困るのは当たり前だから、気にしないで下さい!」的に。
おいおい、コントかい!!
こういうズレまくりのやりとりが、個人的にツボなんですよね。

まぁまだこの後、マギウスの意外な正体なんかが分かり、一悶着あるのですが。
マギウスの事を思い身をひこうと、エリヤが別れを切り出した時なんか、マギウスが超暴走しちゃったりして。
いや~、普段紳士然として優しいマギウスが、こうまで暴走するとはビックリですよ。
実は、彼はかなりの執着系でもあったんですよね。
ここでの、しっかり書かれたエリヤの心情なんかもグッときました。

そんな感じの甘々ほのぼの、そしてちょっぴり切ないこちらの作品。
とても好みの作品でした。

あと、重箱の隅をつつくような事を言って申し訳ないんですけど。
なんでエリヤが城に乗り込んだ時、マギウスは彼を無視して見せ付けるように婚約者に優しい態度を取ったのでしょうね・・・。
文脈から私が理解出来てないだけの気もするけど。


3

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