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表題作こんなものは恋ではない

金剛寺惟雀,兄,金剛寺家実子
金剛寺光次,弟,金剛寺家養子

同時収録作品丸くなるのはひざの上

田丸 猫カフェ店員
希生 猫カフェ店員

その他の収録作品

  • 描き下ろし こんな恋でもここにいる

あらすじ

血のつながらない兄弟というのは厄介だ。
代々、国会議員を輩出する金剛寺家には二人の息子がいる。頭の悪い実子の兄・惟雀と、賢い養子の弟・光次。金剛寺家にやってきたその日から、光次は惟雀を支えるために生きてきた。日々の生活や勉強はもちろん、果てはHの練習まで。そのせいか今では家で二人きりになるとSEX三昧の毎日だ。ところがある日、惟雀が父親から紹介された令嬢とデートをすると言い出して…!?

作品情報

作品名
こんなものは恋ではない
著者
志々藤からり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796412179
3.7

(28)

(8)

萌々

(11)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
102
評価数
28
平均
3.7 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数2

人体の神秘ってさ…神秘すぎです。

レンタルブックの試し読みで見て面白そう!と買ったのだけど、あんまり面白くなかった。
初回が一番面白かった、2回目3回目と回数を重ねても何も新しいものが出てこない。
この2人が結ばれるのにこんなにページ数はいらないでしょー?っていう。
攻めは受けが自分に惚れてるのを知ってた。そして自分が受けに惚れてるのを受けも知ってると思っていた。
でも受けは攻めのただの性処理係だと思ってた。

攻めがドSの俺様一方通行だったらこんなのもありえるかなぁ?と思うけど、この攻めさんは自信家ではあるけど優しいノーマル攻め。
そんなのでこんなにこじれるんだろうか?…とも思ったけど、幼馴染で16年以上一つ屋根の下に暮らしてるけど、ヤったのは数か月前らしい。
うーーん、だったらありえるのかな?

それと攻めが優しくない抱き方をするから口の中が切れるって、、、殴られてるわけでもないのに何で口の中が切れるの?
あとスラックスを穿いたまま上からケツを撫でられただけでイッてしまった受けの精子がスラックスの裾から流れ出てくるって、、絶対ないわ!!
受けがトランクス派だったとしてもありえん!
いくらドリームな世界でもシッコじゃないんだからありえん!
攻めが「スゲェ量」って笑ってるけど、私は笑えなかったです。

3

掘り下げをもう少し…

傲慢で奔放な兄×健気で意地っ張りな弟の義兄弟カップルです。
(同時収録は猫カフェ店員のお話でほっこり。)

政治家一族の金剛寺家に引き取られた光次。
兄となる惟雀を一目見て引き寄せられた光次と、同じく一目見た時から光次に執着する惟雀。

顔がよくモテるが経験のない惟雀に、「僕で練習する?」と誘ったことから始まる秘密の関係。
光次への想いを隠す意図などない惟雀に対して、自覚してはいけない恋の気持ちを抑え込む光次は、その想いに気づくことができず、体を繋げていてもすれ違う二人です。

惟雀に女性をあてがおうとする父親の意向や、光次の実親の登場で、想いを告げて関係を確かなものにしようとする惟雀と、許されるはずのない未来を拒む光次。
父親の壁や光次の苦悩をよそに「お前のためならそこそこ無茶ができる」と突き進む強気な惟雀は、何年かかっても親のことは何とかすると、二人で家を出ようと言う。

そんな惟雀の男前さと、涙ながらに受け入れる光次を見て幸せな気持ちになったのですが、次のページでいきなり数年が経過していて、二人が家を出る時とか、それからの暮らしが全然なくて物足りなかったです。
父親を説得したりとか、重要かつ惟雀の見せ場だと思うのですが…。むしろここからが本番では、と。
光次が引き取られた経緯や、死んだと思ってたのにいきなり現れる実親についても掘り下げられていないので、長編でしっかり読みたかったです。

アンソロジーのテーマに沿った連載に見られがちな、繋がりが悪く展開が唐突な部分があるのが惜しいところでした。
白髪綺麗な傲慢攻め×健気な黒髪受けが好きなのでカップルとしては大満足。

7

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