「ビッチな俺を罰して────」レストランを舞台に交錯する、こじらせピュアラブ。

君の特別になりたい

kimi no tokubetsu ni naritai

君の特別になりたい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×25
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
40
評価数
11
平均
3.7 / 5
神率
18.2%
著者
鷹丘モトナリ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832290785

あらすじ

体じゅうにつけられたキスマークを、親友の義孝に目撃された理。「今入れ違いになった男と付き合ってるのか?」と理の奔放な性関係をクソ真面目に心配してくる義孝に抱かれることになってしまった……!?義孝に片想いをしていた理は、誰に抱かれてもいつも義孝にされていることを想像して、自分を罰してほしいと願っていた────。

表題作君の特別になりたい

義孝(弁護士・高校からの親友・28歳)
理(料理屋店主・高校から義孝に片想い・28歳)

同時収録作品君の特別になりたい

結婚している常連客
理(料理屋店主)

その他の収録作品

  • 君は俺の特別(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数2

毎日作る晩御飯は、好きって言えない代わりの告白。

『そんなに俺が好きなのか』、『そんなに俺といたいのか』の晴翔と類を見守っていた友人達、義孝と理のスピンオフ。
前作も長い両片想いのお話でしたが、今回は長い片想いが切ないお話です。

ちなみに『そんなに俺が好きなのか』は素晴らしきメスイキ絵を拝める名作です!
ただし、紙本は修正甘めなのに、電子はでっかい白丸が局部以外の絵まで潰しまくっている、私的ワースト修正で、大好きな話だけど、電子で読み返すたびに「芳文社ぶん殴ってやりてぇ!」って怒りに震えます!


学生時代、理は絡まれているところを助けてもらって、義孝と仲良くなった。
義孝は学年一頭が良くて、優しくて、かっこよくて、理には自慢の友達。

ある時、義孝が彼女とキスしているのを見かけて、「そこは俺の場所だ」と、理は義孝に恋してることに気付いて…

そこから理の長い片想いがはじまります。
年齢は書かれてませんが、前作の類が結婚・離婚を経験してるから、学生の頃から30歳手前くらいまで?10年以上に及ぶ長い片想い。

義孝は、DV父親に乱暴されていたから、学生の時から、理の家でよくご飯を食べていた。
大人になってから、理は料理屋を始めて、ずっと義孝に料理を作り続ける。
理の作る晩御飯は、好きって打ち明けられない義孝へ、精一杯の気持ちをこめて作られたもの、告白の代わりです。


でも理も良い年した大人ですから、義孝に抱いてもらってることを想像して、身体は他の男に慰めてもらってます。
そんな男との関係が義孝にバレてしまった!

義孝が家庭の事情を話せたのは理だけ、それを支えてくれた理は、義孝にとっても大事な存在なんですよ!
理が義孝の隣を「そこは俺の場所だ」と思ったのと同じように、義孝も他の男が理を自由にしてるのが許せない。

そして、理が叶わない片想いの代わりに、好きでもない男達と関係を持っていたと知ると、義孝はそれが自分だと思わずに「俺じゃダメか?」と…
義孝は理の本当の気持ちを知らないまま、理の欲望を解消する手伝いをします。

もう、この時点で両想いなのに、義孝も理も本心を打ち明けないから、エロいことはしてるのにすれ違ってしまうのがもどかしいっ!


盛大な誤解によるすれ違いもありますが、コミカルっぽくうまくまとめてるのが鷹丘先生らしいなって思う作品です。


描き下ろしは恋人になってからのエッチ。
理のスキモノっぽい一面にクスッとします^^


あとがきによると、編集部から「絵をいまどきに変えて」と言われたそうで、でも具体的なことは言わないから鷹丘先生も困ってしまったそう…
前述した通り、作家さんが描いた絵を雑に潰しまくったお前が言うな!絵をもっと大切にしてからエラそうな口をたたけ!とイラッとしました。
(担当が変わっている可能性もありますが…)
『そんなに俺が好きなのか』の雑修正への恨み、我ながら深すぎる。

6

本編の内容よりも気になってしまう衝撃作にしてしまった担当編集の罪と罰。

鷹丘モトナリ先生は強烈な個性のある作家さんの一人だと思う。
バリバリに硬そうな髪。しっかりとした筋肉質の中肉のマッチョ体型。神経質そうなドSメガネ。
丸い目をした天然系の受け。などなど。
それを「流行りの絵柄に変えてください。」などとザックリした依頼で作画を不安定にさせてしまったという。愚痴とも言い訳とも取られかねない、あとがき。コンプライアンス的にどうなのか?というそれを載せてしまえる、ある意味懐の深い(⁈)出版社。
表紙を見て、これが「そんなに俺が好きなのか」仲良し4人組の義孝と理の話だとは気付かなかった。冒頭の数ページを読んでも気付かなかった。
大体「流行りの絵柄」とは何なのか? 線の細いふわふわとした絵柄の某先生や某先生のことか。(実はこの先生の見分けがつかない。)尖り切った個性に、右に出る者無し‼︎ の某先生のことか。それとも「ちるちる」でも「好きな作家」のズバ抜けて登録数の多い某先生のことか。
私は漫画や小説の編集というものは、かつて自ら何かを描いたり、書いたりした事がある者であるべきだと思っている。それはアマチュアでも趣味でも良くて。自分の才能に限界を感じて筆を折りました、なんて重たいもので無く。描き手の気持ちを思いやれる想像力を持つべきだろうと思うのだ。
作家さんの成長に伴って、絵柄が移り行くのは素敵な事だと思うけれど。
変わらない事の素敵さだって、その作家さんの個性なのだ。
そして、バリバリの硬さが良い感じで丸みを帯びた「スパダリ失格」あたりの絵柄が私はとても好ましく感じていて。とっても楽しみにしていたのに。
本編の内容よりも読み手側に余計なことを考えさせてしまった、担当編集の罪は重い。

そんなワケで、「何か違う」義孝と理はさて置き。類の離婚をサクサクと進めてくれたクールな弁護士、義孝は実は家庭環境に恵まれない少年時代を過ごしていた苦労人だった。そんな義孝の為に料理を覚え、義孝を喜ばせたかった理。想いを打ち明ける事なく、セフレに抱かれる事で気を紛らわせて来た理が切ないです。目隠しをして抱かれ、義孝に抱かれていると想像して。そんな自分が汚いと思い込んでいる理。理の想い人が分からず、焦燥に駆られて理を抱いてしまう義孝。すれ違う心と心。
類と晴翔と違い、割と重めのトーンで展開して行きます。ずっと最初から、お互いがお互いの特別だった…。物哀しくて、終始切なかったです。類と晴翔もちょっとだけ顔を出してますが、そこまでのアシストはしませんね。ただノンケだった類が晴翔と付き合う事になった、大事なところ。それが義孝も同じだと気付く。大切に想う理由はひとつだけ。気付いた後の義孝の行動は早くて。ホッとさせてくれます‼︎
仲良し4人組全員幸せ。
理が仕方ないとはいえ、セフレに抱かれまくって来たので、感じやすくて。義孝は嫉妬のあまり激しめに抱いてしまい、理はそれが嬉しい若干Mなので。相性はなかなか良さげ♡ という描き下ろし付き。

11

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