今夜も君にごちそうさま

konya mo kimi ni gochisousama

今夜も君にごちそうさま
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×22
  • 萌4
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
51
評価数
13
平均
4 / 5
神率
46.2%
著者
森嶋ペコ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
価格
¥700(税抜)  ¥756(税込)
ISBN
9784344843592

あらすじ

ぼっちでグルメ同好会をやっている大学生の大成が見つけたお惣菜屋・なの花。ご主人の花岡は美人で優しくて、しかもお惣菜が美味しい!! 花岡のごはんに一目惚れした大成はなの花に通い詰める毎日。もっと花岡のごはんが食べたい、花岡に近づきたい。無邪気に思っていたはずなのに、花岡が自分の知らない顔を見せるたび苦しくなったりするのは何故? 大成がいつもと違う感情に戸惑っていると、そんな時花岡の元カレが現れてーー!?

表題作今夜も君にごちそうさま

松尾大成、大学3年生
花岡、総菜処「なの花」の店主

その他の収録作品

  • その後の二人
  • あとがき

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レビュー投稿数2

切ないけれど、温かい

森嶋さんの描かれた可愛らしい表紙につられて購入。森嶋さんの新刊は大学生×お総菜屋さんの恋のお話です。






主人公は大学生の大成。
美味しいものが大好きで、美味しいものを見つけてはブログで発信している青年。

ある日、たまたま見かけ利用したお総菜屋さん・「なの花」。大成の好みの味で、「おいしい店があることを知ってほしい」という思いでブログにも記事を書くが、なの花の店主である花岡さんに「興味本位で店のことをブログに書くのは止めてほしい」と言われてしまう。

が、大成の「美味しいものが好き」という純粋な想いを知った花岡さんに謝られ、それから急速に仲が良くなる二人だが―。

というお話。

自分の作った食事を美味しそうに食べてくれる大成を、嬉しく思う花岡さん。
作るものは何でもおいしく、そして本人も綺麗な花岡さんに、わんこのように付きまとう大成。

序盤は二人の恋、という点はほぼ皆無で進みます。

そこに登場するのが、花岡さんの友人である剛と、かつて花岡さんの恋人(未満かなあ…)だった東郷さんの二人。

彼らが登場することで、大成は自身の花岡さんへの恋心に気づくのです。

ノンケである東郷さんにかつて振られた経験から、花岡さんは恋に憶病になっている。
この、花岡さんの過去のトラウマが、ストーリーを引っ張っていくキーポイントになっていました。

東郷さんとの恋に疲弊した花岡さんを守り続けてきた剛。
そして、「男同士」の壁を乗り越えられず花岡さんを振った東郷さん。

この二人が、嫌な奴ではなく、いい男として描かれていました。
東郷さんを嫌な奴として描いていないがゆえに、このストーリーは優しいものになっていたように思います。

そして大成も。
彼は、まさにわんこです。
花岡さんのことが大好きで、ずっとそばにいたいと願う。
まるでしっぽが見えそうなくらいの従順なわんこちゃんなんです。

そんなわんこ・大成に、少しずつほだされていく花岡さんの想いが非常にリアル。
戸惑いつつも、彼との「これから」を思い描き、希望と過去のトラウマの間で揺れ動く。

正直に言ってしまうと、ストーリー自体目新しいものではなく、よくあるパターンのお話。
が、登場人物たちがみんな優しく、そして思いやりに溢れているために、ほんわかと温かいストーリーになっていました。

本編では濡れ場はなし。
描き下ろしで、大成が我慢できずに花岡さんに迫るシーンがありますが、なんと花岡さん、DTさんでした☆

という事で、少しずつ慣らしていこうね、という展開で、最後まで挿入はありません。
最後のあとがきで、挿入シーンのイラストが描かれているだけです。

花岡さん、「なの花」の店主になる時はお着物を着てるんです。
着物をはだけるエロい濡れ場を思い描いていたので若干残念ではありましたが、でも、このストーリーでエロがっつりだとちょっと違和感があったかも。

という事で、エロい作品が読みたいなというときにはやや不向きな作品かもですが、ほっこり、ほのぼのな優しいお話が読みたい気分の時に手に取ってほしい作品でした。

花岡さんの友人である剛。
彼がまたナイスガイ。
彼メインのスピンオフ作品を描いてほしいな、と切望しています。

4

美味しいご飯を食べられる幸せ。飯テロ系ほのぼのラブ♡

美味しいモノが大好きな大成くんが、お惣菜の優しい味と、それを作る美人の花岡さんに段々と魅かれていく。胃袋掴まれ、心も捕まれ。毎日の様にお惣菜屋さん「なの花」に通って常連になった大成くんは、独占欲も感じるようになって。これが恋なのだと気付く。
物語は大成くん目線と、花岡さん目線をその過去も織り交ぜながら展開して行く。
花岡さんの憂いを帯びた美しさは艶っぽくもあるけれど、男同士という恋に踏み切れなかった恋人との失恋が心に大きくのしかかっていて。好意を隠さない、明るい大成くんの気持ちに応えてあげられない、と。とても寂しい心持ちでいる。大成くんは、花岡さんの心を開くことが出来るのか。
花岡さんは、大成くんの気持ちに応えてあげられるのか。二人の気持ちは寄り添えあえるのか。といった、心の動き、想いの育つさまを丁寧に綴っていきます。

花岡さんの友人の剛くんが、毎日お惣菜屋さんに通って来る大成くんをストーカー呼ばわりしてビビらせたり、やたらと店番を買って出るので、剛くんと花岡さんの仲を疑う大成くんなのですが。花岡さんを大切に思っている友人というだけみたい。にしては、「俺は何があってもちゃんと傍にいるからさ。」などと手を取ったりしてるので。怪しいっちゃあ怪しいんですけど。最後の方では大成くんが花岡さんの傍にいる事を認めているので。彼は何だったんだろう?? と、少し謎。

花岡さんの失恋相手にしても、付き合う未満だったみたいで、花岡さんは処女童貞。無駄に色気があるので、大成くんも我々読み手側もビックリです。えええー⁈ そうなの〜⁈ みたいな。
むしろ、よくこれまで無事だったなぁ〜っていう。

「ただいま。」「おかえり。」「美味しいね。」シンプルな何気ない言葉がこんなにも嬉しい、温かい。好きという気持ちも、それと同じくらいシンプルなこと。大成くんが作中でいっぱい悩んで出した結論にも似た、優しい気持ち。そんなほのぼのとした読後感です。
出て来るお惣菜はそんなに多くないけれど、家庭的なお惣菜で、とても美味しそう♡

2

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