「溺愛神官王の運命の番- 異世界に飛ばされたらオメガでした 」Amazon限定ペーパー

演習に隠された晃の思惑

本品は『溺愛神官王の運命の番』の
アマゾン限定特典ペーパーです。

本編後、
兵士達と演習中の晃のお話です。

晃がこの世界に来てから
早4年が過ぎます。

武官侍従となった晃は
軍事的な仕事を任されていて
兵士達を束ねる役目も担っています。

晃は月に1度
兵士達を連れて国土の西方の草原で
10日間寝食を共にする戦闘訓練を
行っています。

晃は最初「オメガの姫君」と侮られますが
一番の実力者だった兵長を
晃が叩きのめした事から一変し、

晃の訓練により兵士達も統制が取れ
軍としての機能を充分に果たし
格段に強くなっていました。

オメガである晃への対する反感も
同じ兵士として過ごす事で減っていき
今ではすっかり兵士達の中に
馴染むようになります。

しかし、
晃がオメガである事に変わりなく
演習の本当の目的は別にあったのです!!

それは…

B5サイズペーパー片面で
晃の演習に隠された本当の目的が
語られるSSになります。

オメガに訪れる発情期が原因でした。

晃は通常のオメガと体格が違うため
神殿の薬師に特別な調合で
抑制剤を調合してもらっています。

体から爆ぜるような激しい発情も
他のアルファへの影響も有りませんが

番であるリアムだけには無効で
オメガの本能に理性が負けそうに
なるのです。

しかし、
発情期にリアムを受け入れると
また子を宿すリスクがあり
どうしても受け入れられないのです。

山に向かう前夜もリアムの行為は激しく
晃の不在に目を潤ませて寂しそうな
ノエルが気にはなるものの
発情期が過ぎるまでは
絶対に神殿に戻るのは危険です。

神殿にいる我が子と愛しい男を
思いつつ晃が目を閉じる

という幕引きまで
オメガとしての晃の懊悩が
語られるSSでした。

普段は清廉潔白な神官なリアルですが
晃の発情に当てられると
獰猛な獣になってしまい

晃としてはオメガの発情よりも
万年発情期のアルファのほうが
よっぽど危険と思っています。

当事者以外には
どっちもどっちな感じですね　(^-^A

尚、同じ日のリアムの様子は
先生の個人的特別SSにて
語られています。

※他特典(レビュー済)
フェア特典は演習前の話、
コミコミ特典は演習後の話です。