異邦のオメガに愛を乞え

ihou no omega ni ai wo koe

異邦のオメガに愛を乞え
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×24
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
21
評価数
5
平均
4.2 / 5
神率
20%
著者
井上ハルヲ(オハル) 

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イラスト
れの子 
媒体
小説
サークル
堕落天使<サークル>
ジャンル
オリジナル
発売日
価格
ISBN

あらすじ

「溺愛神官王の運命の番 - 異世界に飛ばされたらオメガでした」番外編。
リアムが王となって4年、建国の祭典中に発情期を迎えたコウの話と北の塔へと向かうダーレンスの話を収録。

表題作異邦のオメガに愛を乞え

リアム、神国クレイアスの国王で最高神官アルファ
杉崎晃、リアムのつがいで「黒の稀人」オメガ

同時収録作品永久の愛を捧げよう

ダーレンス、リアムの弟アルファ
シリル、ダーレンスに買われたオメガ

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数1

2組の運命の番



こちらは「溺愛神官王の運命の番」の同人誌の電子書籍版
「異邦のオメガに愛を乞え」
「永久の愛を捧げよう」
「王の器」の3編からなります。
盛大にネタバレしているので、ご注意を。



「異邦のオメガに愛を乞え」
コウがこの地に飛ばされて4年。
建国3千年の祭典に発情期が重なってしまい、コウは塔にこもって発情をやり過ごそうとしていました。
それでも、どこからともなくリアムの匂いがしてきて発情していまいます。
耐えきれず一人自慰にふけるコウはとうとう薬師に以前渡された淫具を使うことに。
その淫具を使ってみてびっくり、すごく馴染みのあるような気がする。
どうみてもリアムのものと同じなのです。
淫具でひとしきり耽っていると、来ないようにと言い聞かせていたリアムがやってきてしまいます。
神殿お抱え工芸師に自分のものを特別作らせたと聞きあきれるコウ。
せっかく妊娠したくないから自ら隔離されていたのに、側にいるリアムに完全に発情してしまい・・・

やっと、落ち着いたコウが元の世界のことに思いをはせていると不安げなリアムが「いつかいなくなってしまうのではないかと不安だ」と。
「今のこの幸せが全て夢で、目が覚めたら独りだった」という夢をみると不安な気持ちを吐露するリアム。
どこにも行かない。ずっとそばにいる。愛してる。
リアムを安心させるようコウは何度もことばを紡ぐのです。


「王の器」
「異邦の・・」の続き。
神官としての方が馴染みのあるリアムが王としての仕事をしているのか不思議なコウ。
そんなコウに王の仕事とはと長命なアルファが王であるが故の弊害から国を守るための王の責務を語るリアム。

リアムとコウの話は発情期の話なので終始エロエロです。
時系列的には、本編終了後で電子書籍の特別版と同じ4年後となっていますが、特別版の方は妊娠したら育ててやるという決意が見られていたので、たぶんこちらの方が前ではないかと思われます。
異邦の人だから、元の世界に戻ってしまうのではないか、子供を得たためこちらにいることを選ばざるをえなかったのではないか、後悔しているのではと心配するリアムがいつもの自信満々なリアムとは違って新鮮で、ちゃんとコウに弱音を吐けるのだと思うと少しうれしくなりました。
とにかく、ラブラブでできるだけ長くお幸せにという感じでした。


「永久の愛を捧げよう」
北方の神殿に送致されるダーレンスの話。

神殿に護送られるダーレンスが離宮から連れ出したオメガは3人。
出発して二日目、既に二人のオメガは文字通り犯り殺されてしまいました。
残るはシリル一人。
オメガを嬲り殺してもなんとも思わないダーレンスは、残ったシリルも嬲り殺す勢いで責めますが、発情を収めるためにダーレンスの精を求めるシリルを何故か一瞬愛しいと思ってしまい・・・
でも、シリルの目的は他にあって・・・

アルファの自分より早く死んでしまうオメガ。運命の番など残される悲しみを思うと絶対に持ちたくない、運命など信じたくないと思うダーレンスでしたが、きっと初めての充足した時間だったのでしょう。
好き勝手に生きた彼の人生の最後にやっと得た本当の幸せだったのかもしれません。

ダーレンスは幽閉されることになった自分のことは全く反省しませんでした。
自分の方が血統としては優れているのに、皆がリアムを望むのか結局わからないままというのが、彼の寂しい人生を物語っているのかもしれません。
本編でも、オメガを何人も嬲り者にしていたようですが、幽閉が決まってからでも考えを改めていたらもしかして、と思うとすごく寂しく悲しい話でした。

運命のつがいであったであろうシリルのその後を思うと辛いです。
憎い相手で、(絶対認めたくない)愛しいダーレンスのことをずっと想っていきていくのでしょうか。せめて、その後の人生が安寧であるとよいのですが。

これまで非道の限りを尽くしてきたダーレンスが幸せになるのは到底納得できませんが、これは彼にとって幸せなことだったのかもしれません。
そして、これらのことを画策したのは・・・

4年後の話では、「ダーレンスは幽閉されている」となっていました。
リアムとコウはそう聞かされているだけなのかも知れないと、ちょっと怖くなりました。

リアムとコウのラブラブいちゃいちゃの話の間に挟まっていたダーレンスの悲恋。
彼の今までの所業からすると仕方ないことですが、相手のオメガのことをおもうととても悲しい結末でした。
二人が幸せであるからこそ余計にこの二人の話が印象に残りました。


最後にイラストについて。
表紙のコウ(リアムも)も素敵でしたが、最後のイラストカードが神です。
仲睦まじい様子の二人が素敵すぎます。
そして、作者様も絶賛の筋肉がきっちりついた素晴らしいコウのおっぱいがもう‥言葉もありません。

1

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