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この作品い出逢わなければ、BLというものは知らないままでいた。。。

たまたまcold sleep を聴く機会があり、ナニコレ?と思い聴いていました。SM小説?と思いましたが、聴いているうちに、いやいやこれは違う!と思い、早速レンタルする事に。いやー!ショック受けましたね。愛も憎しみも、そして優しさも、すべてが入り組み、そして女でも無く、男でも無く、強い愛と絆で惹かれ合う藤島と透。
1巻~3巻そして四季も聴いたし、小説もコミックも堪能させていただきました。
最初に小説を読み、ストーリーをよく把握していたので、CDを聴き、改めて声優さんて凄いなー!!と。藤島役の野島裕史さん、藤島の優しくて気弱で儚い声が何ともぴったりで!!そして何といっても透役の波多野歩さん。記憶を無くして居た頃の素直で優しい透と、記憶を取り戻した暴力的な透の声をよくもまぁ、演じきったと感心致しました。特に最終章(cold fever)で、透が自身で首を絞め自殺を図るシーンや、藤島に「何処へも行かない?」と怯えた悲しそうな声が、本物の透の声の様に伝わり、脳内破壊でした。そして野島さんの唯一大切にしていた透の写真を燃やし、「僕は君を置いて、もう何処へも行かない、行けないから。。」、このセリフに涙腺崩壊しました。
この小説が人気があるのは声優さんの活躍と言っても過言では無いと私は思います。
この小説、番外編もあるんですよね。すべてを通して読まないと藤島と透の二人の物語は終わらないと思います。是非、読まれる事をお薦めします。そして、このCDも是非作って欲しい!

大人組と子供組の恋の駆け引き?

凪良先生が10年間?も温めてきた、というだけあって、出てくるキャラクターやストーリーの展開がこれまでの先生の作品には無い内容にのめり込み、あっという間に完読致しました。1巻では平穏に生活している鼎と龍でしたが、少しずつその平穏な生活が2人を取り巻く人々に乱されて行きます。鼎、龍、高砂、国生、万座、その他数名の過去と真実が段々と明るみになり、最後には龍の実父が登場、龍が色んな真実を知り、ショックで家出してしまう所で2巻に入るわけですが、話は忙しい程に急展開。龍が高砂の事を諦め、鼎と結びつけるために子供組(1名実父もほとんど子供仕様)であれやこれやと作戦を考えるも、みごと失敗。
鼎と高砂がお互い自分の気持ちを正直に告白するには時間が経ちすぎているんだなーと。本文にもありましたが、チャンスは前髪の如く、鼎はまたしても掴めませんでした。この辺が期待を大きく外れ、えー?結局どうなんのー?と思わされましたが、やはりここは子供組の若さと体力か?鼎も加わり、何事にも1歩も2歩も後ずさりする龍が高砂を手に入れるのです。ここまで来るのにも山あり谷ありで。
でも、龍の一途な高砂への思いに、キュンキュンさせられます。
鼎の方も万と寄りを戻すのかと思いきや、結局は国生を選ぶことに。。。
最後までどのカップルが恋を成就するのやらと、楽しませてもらいました。


あとがきに『高砂と鼎ルートも可能性としてあった』と凪良先生が触れられていましたが、逆にこの2人の切ない感情がこのストーリーに味を出しているんじゃないかな?と思いました。

また、それぞれのキャラクターの、苦しくて切ない恋愛進行中も読んでいて萌えます。
でも、皆それぞれに成長していくんですよね。その辺が読んでいて面白かったです。

あとがきに、続編もあるかも?という事で、是非是非楽しみにしております。

あと、CDになれば良いなーと思いました。
鼎 → 立花慎之介さん、(ツンデレ、美人にぴったし!)
龍 → 緑川光 さん  (まだ大人になる前の初々しさを是非!)
高砂 → 森川智之 (この方しか当てはまらない!)
国生 → 羽多野渉  (うん、絶対いける!)
万座 → 井上和彦 (何とも殿方の魅力あり)
              
なんて、勝手に想像いたしてますが、皆さんはどうですか?

福山さんが上手すぎて浮いている

うーん、私的にはつまらない作品でした。今一つ内容が。。。どうして受けが監禁され辱められなければならないのかな?真実を受けに理解させる方法が他にもあったのでは?まぁ、あくまでもストーリーだからしょうがないですが。でも、つまらなかった。福山さんはさすがに上手。ピカイチだから他声優さんが霞んで、作品としてはどうかなー?と。

声優さんとBGM、透明感のある作品

原作を読んでCDでも聴いてみましたが、違和感なく、またキャストもぴったしじゃないですかー!!
BGMもすごくストーリーに合っていて引き込まれます。
立花さんの王子声、鈴村さんの初々しい声が合ってます!!
声優さんが加わるとこうまで素敵な作品になるんだ。。。
いやー、良かったですー!

綺麗な物語です

杉原先生の作品は初めて読みました。レビューが多かったせいか以前から興味はあったのですが、やっと読む事が出来ました。
感想として、綺麗な物語だと思いました。有理と怜人、初めてお互いが出逢い、運命のいたずらか別れがあり、そして偶然の再会。
どの場面も作者さんの表現や場面がとても良いんですよね。
お互いに幼い頃から家族環境による苦労や悲しみ。そしてそれをお互い決して口に出さず、自分の胸にしまい、そして苦しんで。
一度は怜人は記憶を失くしたまま有理と再会するのですが、やはり2人の絆は強かったようです。怜人は徐々に記憶を戻して行きます。それがまたロマンチックなんですよねー、萌えます。
最後はハピエンの様でしたが、有理パパはどうしたー!? 是非スピンオフを!
2007年の作品ということですが、ここ最近のBL小説に無い素晴らしい、杉原先生独特の世界観に浸れました。

色んなどんでん返しがあり、すべてにおいてハラハラさせられる!

岩本先生の作品はCDを聴いたのがきっかけで、興味があり読み始めましたが、恋シリーズにすっかりはまってしまいました。随分と前に書かれた作品でしたが、年月を感じず、楽しませて頂いています。とりあえず恋シリーズの順番が解らないので、支配者、誘惑者、熱愛者から始まり、ロッセリーニ家に入りました。3日3晩かけて読み終えましたが、BL小説にしてはかなり凝った内容だと思いました。イタリア地方の事や、ワインの事、その他映画のワンシーンを思い出させるホテルまで出て来たかと思えば、イタリア料理からフランス料理なども細かく書かれており、読み終えた後、イタリアに行きたくなりました。最終章の継承者は最後の最後まで内容がどんでん返しになり、まぁ最後は皆落ち着くところに。ハッピーエンドではあるのでしょうね。
兄弟皆がそれぞれ同性と生涯を共に誓い合うというところになりましたが、内輪揉めもあり、レオもエドもマクシミリアンも、自分の事は棚に上げ、お互いを罵り合い、かなり最後の方は読んでいて笑わせてもらいました。それぞれが、自分のパートナーを自慢したがり、ムキになり言い争いになるところは、レオはマフィアのボスらしからぬ、まるで少年。エドも世界をまたにかけるCООも負けじとムキに反論。マクシミリアンもつられて余計なことを口外し反論。おまけにルカとはどこまで行ってるんだ、とレオからの容赦ない攻撃。最後にはそれぞれのパートナーが怒り出し、レオもエドもそれぞれのパートナーにぐいぐいと腕を引っ張られ、部屋につれて行かれる始末。事の顛末を最後まで見て笑い転げていたのはルカとマクシミリアン。この2人の方がよっぽどオトナだわー。
最後は瑛が実の祖父と感動の対面。翌日にはロッセリーニ父上のお子様も誕生。
それも女の子。何か意味ありげに思いました。正直、久しぶりにロッセリーニ父上がバラッツォ・ロッセリーニに帰宅し、皆の前で結婚する旨の話を始めた時、私は、(もしかしたら父上の伴侶も男では?)なーんて、一瞬想像しました。。。そこまで最終章は何が起きるかハラハラドキドキで夢中にさせて頂きました。
それぞれのパートナー、アジアンビューティー達はお互いが結束、友情?パジャマパーティーまで行い、これはまるで女子会みたい(笑)。
最後は本当に楽しませてもらいました。

最後はこう来るかー!と。。。

尾上先生の作品は今回初めてでした。たまたまHOLLY MIX で別の小説を読みたくて購入。その中に碧の・・があり、内容が知りたく取り寄せました。読み進むうちに、どんどんストーリーに引き込まれ、一気に1冊読んでしまいました。戦時中の内容であり、しかも明日命があるかどうかも判らない、命を懸けた若者が日本国を守るという使命を持ち、毎日ひたむきに、純粋に生きている。。確かに物語ではあるけれど、実際の太平洋戦争・最前線・ラバウルであればやはり戦争は過去であるにもかかわらず、たくさんの若い兵士が亡くなったというのは事実、心に響くものがありました。
そんな中でも六郎と恒の友情を超えた2人の深い絆に熱いロマンを感じます。ストーリーの所々に出てくる星の話や、花火の話。夜の飛行風景。そしてそれは、六郎と恒と愛機”月光”が飛び回る風景と重なります。訓練の合間に何気なく話した〟降参”という英語が最後にこう来るかー!と。かなりのどんでん返しでしたが、これで良かったのだと安心しました。
最後のほうで、数年後日本に帰国し、花火師として修行した六郎の作った花火が打ち上げられます。それを万感の思いで見上げている恒。そして2人が固い絆で愛機と共に飛んでいたラバウルの空を思わせる様な大きな青い花火。そしてそれは六郎が恒に約束したその名も ”月光”! もう。。最後まで感動させられました。
恒の弟のストーリーもあるとのこと。是非是非読ませていただきます。
良い作品に出逢えるのは嬉しいことです。

過激で悲しい情愛の深さ

4つのストーリーからですが、ちょっと私には1歩引く作品でした。
人によって愛し方や愛情の受け止め方はありますが、実際こういう風なのかなー?と同性愛に関してちょっとコワいなと。まぁ、空想の世界もあるでしょうから。。。
窓ーではもう、受けが狂ってしまうんじゃないか?と思いましたが、意外な展開に驚きました。んー?お互い年月が経ちすぎたから、免疫ができたのか?とも思いました。いつの間にか受けが攻めを好きになっていることに驚きました。
黄色い花ーでは何とも悲しいなーと思ってしまいました。1歩間違えば近親相姦になってしまう、そんな事はお互いに理解し、それでもお互い自らの愛情を屈折した形で与え合う、何とも言えない情愛の深さに寂しさを感じました。
あーでも過激な内容でしたな。。。

壮大な古代の風景が感じられる、BGMが凄い!

原作を読む前に聴いてしまったのですが、BGМが素晴らしかったです。古代を思わせる感じでした。原作を読みもう1度cdを聴いてみると、改めて声優さんの素晴らしさに感動致します。こんなにも作品が生き生きするのかー!と。2人の父親が出逢うシーンは原作では中後半でしたが、cdではいきなり最初から始まり、2人の悲しい別離から萌え、かえってストーリーが盛り上がりました。
この作品はけっこう年数が経ってますが、全く関係なく、私はかなり楽しませてもらいました。
しかも豪華声優陣で、得した気分です。

古代に萌えます。

たまたまユーチューブでcdが目につき聴いてみて完全にはまりました。 やはりcdだけではストーリーが見えず、原作を読む事に。けっこう過去の作品なんですね、知らなかった―!とにかく作者さんの才能に関心するばかりです。ストーリーは単純なようで、なかなか凝っております。エンバ、ユウエンそれぞれの父親も過去に出逢っており、お互い思い合いながらも、それぞれの長を継ぐため別離を選んだ。そして歳月は流れ、お互いの息子が出逢い、惹かれあう。紆余曲折はあるも、最後には2つの部族が協力し合い、次世代の幸福を願い、皆幸せに。。。という設定でしたが、古代の風景あり、山あり、谷あり、川あり、アクションあり、LOVEありと楽しませてもらえました。エンバ、ユウエンの父親も顔、性格と2人に似ていて何とも萌えました。衣装も空想上ですが素敵でした。人物のデッサンもグッド!筋骨隆々の逞しさと色気が出てました。また、cdと合わせて聴かれるのもお奨めです!