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表題作ロッセリーニ家の息子 継承者 (下)

レオナルド/マクシミリアン/エドゥアール
早瀬瑛/ルカ/成宮礼人

同時収録作品古き佳き日々

同時収録作品藻夜中のピクニック

レオナルド/マクシミリアン/エドゥアール
早瀬瑛/ルカ/成宮礼人

同時収録作品After Party

エドゥアール・ロッセリーニ,COO・次男
成宮礼人,ホテルの総支配人

同時収録作品Summer Holiday

マクシミリアン・コンティ,経営グループの幹部
ルカ・エルネスト・ロッセリーニ,大学生・三男

同時収録作品Eternal Road

レオナルド・ロッセリーニ,CEO・長男
早瀬瑛

あらすじ

それぞれの秘密を告げ合ったロッセリーニ家の三兄弟・レオ、エドゥ アール、ルカ。家族の絆と最愛の恋人たちとの愛情の狭間で揺れる彼らに与えられた試練、その結末とは──。 待望の各カップルの後日談も収録!

作品情報

作品名
ロッセリーニ家の息子 継承者 (下)
著者
岩本薫 
イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
略奪者―ロッセリーニ家の息子
発売日
ISBN
9784041018811
4.1

(17)

(7)

萌々

(6)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
71
評価数
17
平均
4.1 / 5
神率
41.2%

レビュー投稿数4

気になっていたことが!

「ロッセリーニ家の息子」シリーズ文庫化第5弾の後編です

前半、どんどんと互いが愛し合っている事が3兄弟ばれていき
凄い展開になって行きましたが
兄弟達のお父様が4番目の奥様をめとられるということで
そして赤ちゃんもお腹の中に!
後継者問題でぎこちない感じになっていましたが
この赤ちゃんのおかげで一安心♪
そしてそしての3兄弟のそれぞれの愛の確認w

愛に満ちたシリアスな感じに話が進んでいましたが
最後の最後の短編でかなり救われたと言いますか笑えますw
受け様達のパジャマパーティー・攻め様達のお相手自慢w

今回書き下ろしのその後もまた・・・ラブラブイチャイチャしちゃってますw

最後の最後で4番目の兄弟の誕生で終わりましたが・・・
一区切り・・・ですよね・・・

0

書籍と始まる章が異なります

書籍の上巻を読んで、下巻の文庫読んだら区切りりが違っでいてひえー!となりましたが、2章分なくてもまったく違和感なかったのでホッとしました。
でも、読んでない章に何が書いてあるのか気になるので、書籍も探して読もうと思います。

収録されている短編『夜のピクニック』で受の3人が仲良くおしゃべりをみで、女子のパジャマパーティーのようだわと思いました。その代わりマクシミリアンは大変そうで読んでて笑ってしまいました。

お父様の結婚により新しい兄弟が増え、後継者問題については解決したとは言えませんが、皆が仲良く幸せに暮らしてくれればよいなーとつくづく思いました。

1

そして三兄弟達は歩んでいく

ロッセリーニシリーズ5作目「継承者」の下巻。
文庫版の上巻は、レオナルドがルカとマクシミリアンの抱擁シーンを目撃し!さあどうなる?というバクバクのシーンで終わっていました。文庫版下巻はそこからの続き。

レオの怒声に、エドゥアール、瑛、成宮がルカの部屋に集まってくる。
マクシミリアンの思惑がいきなり破綻し、全てが当事者全員の知るところとなります。
ここ、呆気なかった…
呆気ないといえば、その後のドン・カルロへの説明がそのまま無くなっちゃった。
レオも瑛も決死の覚悟だったのに、ドン・カルロの爆弾発言で結果的にうやむやに。
これ、解決でも何でもなくて単に先送りになっただけなんじゃ?
ともかく、下巻に入ってすぐに問題は消え、3兄弟それぞれの甘激しいラブシーンへ。
「継承者」ラストは、ドン・カルロの結婚式のシーンで終わります。
パラッツォにロッセリーニシリーズの全員が揃い、「〜の恋」からはサイモン・ロイド、祐、カルロス・デュランも。花嫁には新たな命、ロッセリーニファミリーの血を引く継承者の1人が宿っている…
さあ、新たなロッセリーニファミリーの時代が始まります。

「古き佳き日々」
少年時代のマクシミリアン視点。
休暇中のレオとエドゥアール、病床のミカと幼いルカ、パラッツォに戻ったドン・カルロの幸せな朝食の風景。

「真夜中のピクニック」
ドン・カルロとカテリーナの結婚式のあとで。
一度部屋に引き上げたルカ、成宮が瑛の部屋を訪れて、貴腐ワイン片手に受け談義?
一方攻め達はサロンでお相手自慢のマウンティング争い…

「After Party」
レオの挑発に乗ってしまって礼人を怒らせたエドゥ。
…ではなくて、礼人は単に貴腐ワインを飲みすぎただけなのです。普段は口にしないヤキモチの気持ちをエドゥにぶちまけて…
でもそれすらもエドゥアールには嬉しくて、シャワーでのHへ。

「Summer Holiday」
ルカは日本に来て2年目。
今年の夏は浴衣で近所のお祭りに行くのだが、仕上げは暗がりでの野外H!
マクシミリアンってルカにかしずいてるのか支配してんのか…?S気質だよねぇ。

「Eternal Road」
社用で来日したレオ。
同行する瑛にはもう一つの目的が。日本の杉崎の祖父に会うこと。
レオ、瑛、エドゥ、礼人、ルカ、マクシミリアンがカーサ東京で再会。そこにカテリーナが出産したという電話が!
生まれたのは女の子。
多分「ロッセリーニ家の娘」がファミリーをつなげていく、という暗示なのでしょうね。

1

色んなどんでん返しがあり、すべてにおいてハラハラさせられる!

岩本先生の作品はCDを聴いたのがきっかけで、興味があり読み始めましたが、恋シリーズにすっかりはまってしまいました。随分と前に書かれた作品でしたが、年月を感じず、楽しませて頂いています。とりあえず恋シリーズの順番が解らないので、支配者、誘惑者、熱愛者から始まり、ロッセリーニ家に入りました。3日3晩かけて読み終えましたが、BL小説にしてはかなり凝った内容だと思いました。イタリア地方の事や、ワインの事、その他映画のワンシーンを思い出させるホテルまで出て来たかと思えば、イタリア料理からフランス料理なども細かく書かれており、読み終えた後、イタリアに行きたくなりました。最終章の継承者は最後の最後まで内容がどんでん返しになり、まぁ最後は皆落ち着くところに。ハッピーエンドではあるのでしょうね。
兄弟皆がそれぞれ同性と生涯を共に誓い合うというところになりましたが、内輪揉めもあり、レオもエドもマクシミリアンも、自分の事は棚に上げ、お互いを罵り合い、かなり最後の方は読んでいて笑わせてもらいました。それぞれが、自分のパートナーを自慢したがり、ムキになり言い争いになるところは、レオはマフィアのボスらしからぬ、まるで少年。エドも世界をまたにかけるCООも負けじとムキに反論。マクシミリアンもつられて余計なことを口外し反論。おまけにルカとはどこまで行ってるんだ、とレオからの容赦ない攻撃。最後にはそれぞれのパートナーが怒り出し、レオもエドもそれぞれのパートナーにぐいぐいと腕を引っ張られ、部屋につれて行かれる始末。事の顛末を最後まで見て笑い転げていたのはルカとマクシミリアン。この2人の方がよっぽどオトナだわー。
最後は瑛が実の祖父と感動の対面。翌日にはロッセリーニ父上のお子様も誕生。
それも女の子。何か意味ありげに思いました。正直、久しぶりにロッセリーニ父上がバラッツォ・ロッセリーニに帰宅し、皆の前で結婚する旨の話を始めた時、私は、(もしかしたら父上の伴侶も男では?)なーんて、一瞬想像しました。。。そこまで最終章は何が起きるかハラハラドキドキで夢中にさせて頂きました。
それぞれのパートナー、アジアンビューティー達はお互いが結束、友情?パジャマパーティーまで行い、これはまるで女子会みたい(笑)。
最後は本当に楽しませてもらいました。

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