表紙と題名、帯 に惹かれて購入しました。
これはスルメ方式の作品だなと感じました。
噛めば噛むほど味が出て美味しくなるスルメ。
この作品も同じで、読めば読むほど理解が深まり、登場人物に感情移入して読むことが出来ると思います。
タイムスリップもので、珍しいジャンルということもあり、最初の1回読んだだけでは、この作品が何を伝えたいかが分からないかもしれません。
ですが、1回目、2回目…、と繰り返し読んでいくにつれ、物語の辻褄があってきました。
こういう意味も含めて、この作品は本当に深読みのしがいがある作品だと思います。
人生のドン底に落ちて、自殺未遂をしてしまったからこそ、国巳くんは今の幸せを掴むことが出来んですよね。
最後には幸せそうなふたりの笑顔を見ることが出来て良かったです!
蒼先輩のクーデレ最高です…!!
とにかく蒼先輩が可愛くて可愛くて…♡
どこまでも一途で健気な慎吾も後輩らしくて、また蒼先輩とは違った可愛さがありました。
慎吾が蒼先輩と会話していたりする時、心做しか慎吾にワンコの耳としっぽが生えて見えました。笑
そのくらいTheワンコって感じのキャラクターでとっっっても可愛かったです♡
1巻よりも今回は蒼先輩が積極的でえちえちでした…笑
そんな先輩が可愛くて可愛くて…、もう最高でした。
ストライクゾーン狭めの私ですが、この作品、見事にクリティカルフィットしました。笑
こんな作品を生み出して下さった鈴丸みんた先生には感謝でいっぱいです♡むしろ拝みたい…笑
はだける怪物 下巻読了してみて…。
これは…、読み終わったあとの満足感が半端ない作品
林田さんの秀那に対する思いがとても大きなものになったんだなぁって感じました…。
秀那に対して失うのが怖くて、好きだからこそ相手に強く出れない。そんな林田さんの思いは、弓さんを傷つけてしまった辛い過去からのものなんだろうか、、。なんて、ずっと思いながら読んでました。
秀那も林田さんも、あと一歩の所で踏み出せなくて、、。
それでも最後は秀那から自分の気持ちをガツンとぶつけたあたり、流石やってくれるなと思い大変感銘しました。
林田さんもこれで過去に囚われず生きていけたらなぁ、と…常々感じました。
全てをリセットして新しく作り出す、というのは難しくても、林田さんが秀那に出会って少しでも、これからの未来が林田さんにとって生きやすいものになったんじゃないかなぁと自己解釈してしまいました。
これから、秀那と林田さん二人三脚で明るい未来を過ごして言って欲しいです…。
また、題にも書いた通りこれぞ救済BLだなと。
それぞれのキャラがそれぞれの闇をかかえていて、それを一生懸命足掻きながら乗り越えていく姿、とっっってもかっこよかったです!!
2019年のラスト、この1年の締めくくりにピッタリな作品をありがとうございます!
レビュー初だったのですが…言いたいことがまとまらず申し訳ないです。泣