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女性うっぴーさん

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無我夢中で読みました。

Kindleで試し読みしたら、あまりの面白さに悶えまくり、これは読むしかないと思い、手に取った次第です。

攻めのクソデカ感情と受けの頑なな姿勢がドでかいすれ違いを生んでいて、それがもう……読んでいるとつらいし切ないし苦しいしで……
 
特に、受けの非常に分かりにくくも他者に対する健気な姿勢に心を打たれます。常に弟子の前に立ち、危険を引き受ける姿。修位の低い弟子たちのために道具をせっせと作る姿。そんな優しさがあるにも関わらず、他人にも自分にも一切の厳格な線引きをするゆえ、おそらく誰も彼の本質を理解していないのでは……?と思うほど孤独で孤高の存在。

そんな受けに対して、憎しみをこれでもかと噛み締めつつも、それだけでは表現しきれない、抑えきれないこの感情は何なのか?とどっぷりと苦悩する攻め。前世では自分の手で殺めてしまったことに、少しずつ後悔の念を見せ始めます。

まだ前世で何が起こったのかは明らかにされていませんが、とにかく先を追わなければという気持ちで読んでいたらあっという間に最後のページに辿り着いてしまいました。

全8巻ということで最終巻までの途方のなさに敬遠していましたが、まんまとハマっていました。最後まで見届けるしかありませんね、これは。

6と7 コミック

凡乃ヌイス 

驚きにあふれたダークBL

単話配信で1話を読んだときの衝撃は忘れられません。
序盤からじわじわと怖い雰囲気を放ちつつ、七海を危うい物体?として禄斗に語らせつつ、しかし本当にやばかったのは……!?という大展開。締め方もゾワッとくる形で、癖にぶっ刺さりまくり。1話でこんなにも魅せてくるヌイス先生、すごすぎる……天才やん……!!!と震え上がりました。

どんでん返し大好き、シリアス大好き、メリバ大好き、の私には最初から最後まで余すところなく最&高でした。物語のラスト、私ひとりでは解ききれない謎が提示されていたので、自分でも考えつつ、他の読者さんの解釈も読んでみたいなと思っています。

ヌイス先生は、作品ごとに全く違う毛色のものを描かれています。ほんとにすごいです。多種多様なシチュエーションを鮮やかに描いていく先生の手腕にもぜひ注目して頂きたいです……!!!!

6と7、本当に最高でした!ありがとうございました!

まごうことなき傑作

とても素晴らしい物語でした。素晴らしいという言葉が薄っぺらく聞こえてしまうほど、濃密で壮大なストーリーでした。

藍とニキアス、そして悠斗、カイロス、シメオン、セルジオス、ユーニス……その他たくさんの登場人物によって編まれ、生まれて、誕生した物語を知れてよかった。出会えてよかったと心の底から思います。

『愛する人と生きること』とはどんなものなのか、その覚悟と、覚悟の先にある唯一無二の幸福と残酷さを物語を通して強く突きつけられたような気がしました。そしてこのテーマは、前作『背中を預けるには』でも感じたものになります。

また、読み進めていくうちにウラヌンティウムはただの異世界、ファンタジー(空想)ではなく、今私達が生きる現実世界にも通ずることたくさんあり、色んなことを考えさせられました。

とにかくスケールが壮大で、上巻を読了したときには、「この物語の結末はいったいどんなものなのだろう」と、いい意味で落としどころが全く読めない……また、これほどの大きな物語を展開することで、それらをうまく収束することは果たして可能なのかという期待と不安……だからこそ下巻を待ち望んでいました。

ですが、私の想像を遥かに超えるストーリーがそこには待っていました。上巻で広げた風呂敷を更に広げて、なおかつ物語の中に様々なテーマを提示しており、それぞれの登場人物の選択から生み出されたことで見えてくる結末は、ため息が出るほど圧倒されました。

クロノキア神を陥れたのは誰なのかという謎、他の神子との邂逅や思惑、ヘロスマキアで勝利することへのニキアス達の執念と覚悟、終盤に繰り広げられるヘロスマキアでのアクションシーン。

そもそもウラヌンティウムという世界は何なのか。世界の理と過去、現在、そして未来。

己にとって唯一無二と言える人間との、出会いと別れ。

このレビュー欄では語り尽くせないほどの素晴らしい物語が待っています。気になっている方はぜひ手にとってほしいです。

『背中を預けるには』で小綱先生に惚れ込み、この『英雄はアンブロシアを喰む』で先生の技量と才覚を改めて確信しました。このようなクオリティ、面白さを味わえる作品を二作連続できっちりと生み出せる小綱先生の才能は本物だと思います。これからもずっと追いかけたい。愛し続けたいと思いました。

改めまして、彼らの素晴らしい旅路を見せて頂き、ありがとうございました。現世に戻った悠斗が藍たちの世界に想いを馳せるように、読者の私も、遠く遠くに存在するであろう、藍とニキアスの世界に感情を乗せながら、またいつか、アンブロシアの世界に再び足を踏み入れたいと思います。

濃い!!!!とにかく濃い!!!!

朝田ねむい先生のオメガバースだからきっとものすんごい作品なんだろうなと思ったら、そんな覚悟の上の上を行く作品でした。ぶん殴られました。さすがです朝田ねむい先生……一生ついていきます。

色々と語りたい点はあるのですが、まずは鷹虎の堂々たる態度よ……アルファだと思ってたおぼっちゃまが実はオメガでした〜っていうのは、何百回も見たオメガバースあるあるですが、もうそこからの展開がね……(笑)すごいですよほんとに。笑 

アルファだと思ってたけどオメガだと分かった主人公って、基本プライドズタズタで自己肯定感ダダ下がり→しゅんと落ち込んでるところをきらきらで優しいアルファに救われ……というのが一般的な流れですが……鷹虎はオメガでも鷹虎のままで、それがすげーかっこいいなと思いました。ブレなすぎの鋼メンタル。笑

あとは、一応は鷹虎のお相手?なのか……有坂をはじめとした、オメガクラスの生徒たちも個性があって魅力的でとてもいいです。ひとりひとりオメガである自分に対してこういうふうに思っているというのをディスカッションしているシーンは、BLというより社会派小説のような風合いで……新鮮で面白いし、よく考えればこういうシーンがあってもいいよな、とオメガバース作品に対しての新たな考えも生まれました。

オメガバースの世界観が朝田流できっちり練って作りまれているのもすごいです。作中ではオメガイズムという言葉で様々なことが語られていますが、現代社会にも通じることばかりで……痛いところ突かれました、という感じです(笑)そういう意味でもさすがすぎます。朝田先生。

1巻であっさりと高校編は終わり、2巻は大学編?になるのでしょうか……まだまだ序章という感じがします。続きが楽しみというか、読まない選択肢がないです。最後まで見届けたい。朝田先生がこのテーマをどう描きどう締め括るのかをこの目で確かめたいです。

あとは描き下ろしで、鷹虎(Ω)×トレーナー(α)の話があるのですが、トレーナーの気持ちが分かりすぎて……(笑)
『こんな恵まれた肉体をして、ヒート期にはアルファを求め身悶えるのか…』『うわ……やば』←同意しかないです(笑)

堂々とした体格のいいオメガが上に乗っかる(下でもいい)シチュがひそかに好きだったのですが、自分の妄想ばかりで商業ではどうあがいても見られないと思っていたので朝田先生が描いてくれて心が満たされました(笑)ありがとうございます(笑)

今作を読んで、やはり朝田先生はどこまでも朝田先生であり、私は、そんな朝田先生が大好きなんだなと気付かされました。

これからも唯一無二の朝田ワールドを見せてください!楽しみにしています!!

青と陽炎 1 コミック

ドンドン 

青春×野球×三角関係!!!!

試し読みですっごく面白そうだったので購入して読みました!!!!

超!!!最高です!!!というか、久しぶりに三角関係モノを読んだ気がします〜。

主人公がクソデカ感情を寄せる幼馴染の和谷鷲介と、現在主人公とバッテリーを組んでいて主人公LOVEなキャッチャーの白鳥北斗……主人公である南真琴とどちらがくっつくのか?というBがLするストーリー。そんな彼ら三人の恋愛模様が高校野球を通して描かれています!

最近の商業BLは、最初から完璧にCP(結ばれる二人)が決まっていて、二人がくっつくまでのドキドキやきゅんきゅんを描かれているものがほとんど……のような気がしますが、このお話は逆に、三角関係の醍醐味である『どっちとくっつくのか?』がハラハラドキドキがあり、ちょっとした緊張感はもちろん生まれるものの……鷲介も北斗も互いに野球選手としてリスペクトしている側面があるので、あまりにも嫉妬むき出しな、読んでいてつらいほどのバチバチ感は(今のところ)ありません。

野球のプレーシーンでは躍動感や迫力があり、高校野球らしい青春要素もたっぷりで、読んでいてすごく楽しかったです!

初めての作家さんでしたが、登場人物の瞳の描き方が驚くほど鮮明で、きらきらしていて、とても引き込まれます!2巻以降が楽しみでたまりません!(ちなみに私は北斗派です!!!!笑)

迷っている人はぜひ読んでほしいです!!!

素敵な物語をありがとうございます!

他人と深く関わること、自分と向き合うこと、それによって恋愛に臆病になってしまった二人の男性の物語。

シリアスな部分もほんのりありつつ、二人の可愛い会話や、きゅんきゅんな言動……心がドキドキと優しさで満たされます。

歳を重ねたからこそ見えてくるもの、見るのが怖いと感じてしまう己の本質……

重なる部分と異なる部分を持ち合わせた二人が、これから先の人生を穏やかに幸せに過ごせることを祈っています。

未知のBL(コメディ)に遭遇しました!!!

お洒落な表紙からスタイリッシュな雰囲気がぷんぷん漂っていたので、しごできなカッコイイ殺し屋二人が颯爽と依頼をこなしつつ、正反対だった二人の距離が徐々に縮まっていき……みたいなストーリーかなとアタリをつけていたのですが、いやもう……予想の斜め上というか、ぶっ飛びまくってて本っっっっ当に最高すぎました(笑)(笑)(笑)

SENSITIVE CONTENTSのスタンプとか、こんなのアリかよ!!笑と思いつつ、いやでもやっぱり面白すぎるわ……と。一コマ先でさえ全く読めない……油断しているとすぐに爆弾を投下されるので(笑)、最初から最後まで振り回されっぱなしでした。

表紙のイメージ通り、作品の世界観……街並みやファッションなどはすっごくお洒落でカッコイイのですが、そのお洒落さとギャグ要素のギャップが凄まじい……いやほんともう、最高すぎます!!!!!笑

と思いつつ、後半の潔ちゃんの行動やプロポーズは不覚にもグッときてしまい……BLとしての萌えや魅力もしっかりと入っています。

終始作者の笑いのセンスがすごすぎて……何を食べたらこんなに面白い話を書けるんだろうと……(笑)もう、これから先の未来で刊行されるであろう作品が今から楽しみで仕方ありません!!!!

絶対追いかけたい作家さんがまた一人増えました。

最高にぶっ飛んだ作品をありがとうございます!!!!!

さすがです。小綱実波先生。

『背中を預けるには』で完全に惚れ込んでしまった小綱実波先生の待望の第二作!

もう冒頭から面白い。グイグイとものすごい吸引力で読者の私達を神々が君臨する世界へと引きずり込んでいきます。藍と悠斗が否応なしに異世界へと飛ばされたのと同じように。

途中から暴走し始めるニキアスの溺愛ぶりや、藍の自我の変化(アンブロシアとしての本能が目覚めていく)や憎むべき相手だったはずのニキアスへの愛情……色んなものが渦巻く中、ニキアスがヘロスマキアへと旅立っていったその直後……!!!なんと!あやつが!藍を!!!うわあああああっ、という感じで上巻は終了。早く続きを読ませてほしい。切実に。

ただ、あまりに壮大すぎる世界観ゆえに、一度読んだだけでは理解できない(小綱先生が悪いのではなく、完全に私の読解力の問題。つまりアホなんです)部分もそれなりにあったので、下巻が出るまでに何度か読み直して、物語の世界観や、キャラたちの言動、その息遣いまでもを己の読書脳に染み込ませようと思います。めっっっちゃ楽しみ!!!

そして、円陣闇丸先生のイラストが本っっっっ当に素晴らしすぎる……表紙、登場人物紹介、そして挿絵……確実にこの作品の魅力を引き上げている大きな要因になっていると感じます。

『背中を預けるには』と同じファンタジー小説ではありますが、世界観は全く違います。一口にファンタジーといっても、本当に様々なんだなと学びました。そして小綱先生の博識ぶり、神への理解度、物語の構築度の高さに感嘆しました。

さすがです。小綱先生。下巻を心待ちにしています。

間違いなく今年No.1!!!!!!!!

最高です!!!!!!!!!!!!

Xでフォロワーさんが「最近話題のこの作品を読みました」とつぶやいているのを見かけ、話題なら読まねば! と思い、いそいそと購入。

初見でビックリしたのは、バスケのダンクシーン。もはやスラムダンクやん……と、呆気にとられ、あまりの迫力に圧倒されました。これはBL? と疑うほどにかっこいいです。何度見ても鳥肌が立ちます。

もちろん、画力だけじゃなくてストーリーもキャラも素晴らしいです。

何度も読めば読むほど面白くなり、キャラの魅力に気づいていき、どんどん沼にハマって、最終的に全ページ最高となります。

読み終わって、「これは……最高だ……」となって、また最初から読んで「最高だ……椿くん尊い……」となり、また読み直して「兜くん最高。椿くんとずっと一緒にいてくれ」となり、「駄目だイビツ君かっこよすぎる……死んだ目が最高に好きだ」となり、とにかく最近はずっとモンスターアンドゴーストに萌え狂っています。

とにかく読んだことない人はまず読んでください。とりあえず読みましょう。最高なので読んでください。

今年のBLアワードでは確実に上位にランクインすると思います。私の中ではダントツNo.1です。

二人の行く末は、地獄?

このFRAGILEは、ちるライブで木原音瀬先生の特集をしていたとき、白米さんが紹介していました。とても興味唆られるプレゼンだったので、購入して読んでみることにしました。

うまく言葉にできないのですが……もう色々しんどい、やばい、って感じです。

〜以下、ネタバレあります〜






  

ぶっちゃけると、前半部分(監禁、ドックフード生活、暴力)などは全く平気だったのですが、後半の後半からの怒涛の展開に、頭がクラクラしてしまいました。

私の場合は、途中から攻めの青池に感情移入してしまい、彼の大河内に対する愛(クソデカ感情)を知ると、めちゃくちゃ切ないというか複雑な気持ちにさせられ、後半にかけて、徐々に二人の距離が縮まって和やかな雰囲気になると、「こ、このまま結ばれてくれ……!!!」と心の中で必死に願っておりました。

けれど、さすが木原先生。

大河内が手紙に書いた二文字は、衝撃しかなく、その後の青池の自サツ未遂や、ラストまでの流れが、本当にエグい。これはやっぱり木原先生にしか書けない物語だと確信しました。

特にラスト。これは何エンドなの? ハッピーエンド? バットエンド? いや、違う。これは『木原エンド』だと思いました。木原先生にしか描けない終着点、二人の歪な関係性。この二人はこれからどう続いていくのだろう。大河内はいつか青池のことを愛するようになるのだろうか、青池は大河内に対しての感情を変わらず持っていられるのだろうか(大河内の関心がいつまでたっても自分に向かないことに、いつか発狂してしまうんじゃないだろうか)……その後の二人の行く末を考えてみると、どう転んでも、もう地獄やん……と頭を抱えてしまいました。

読了して一晩経ち、今このレビューを書いているのですが、胸のモヤモヤが残っていて、まだFRAGILEの世界に気分を残しています。この、後を引く妙に陰気な読後感……これもやっぱり木原音瀬先生の成せる技だと思います。

木原音瀬先生作品は今まで何冊も読ませて頂いていて、そのどれもが素晴らしく、唯一無二の存在で、心の底から崇拝しているのですが、うん、やっぱりすさまじいお方だと、今回のFRAGILEを通して思いました。

これからも先生のことを追いかけるので、先生にしか書けない地獄の世界を、ぜひ見せてほしいです!

色んな意味で、すさましい作品でした!!! ありがとうございました!