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歌舞伎という世界の残酷を垣間みる

七巻の発売を機に最初から一気読んだ。
5巻までは気軽にDK二人の甘酸っぱい恋愛と役者として成長楽しめるけど、6巻からは少し現実的な話に突入した。
この前二人の関係は惣五の爺さんにバレたけど、爺さんはなんらかの思惑があるようで暫く動き出してない様子だ。今回は源次の兄蔦丸にバレて、さらに惣五の従兄弟武市まで知らされた。別れろと言われた。
それはそうだろうな。世襲制である歌舞伎界の名門の長男として生まれたら、個人の意思と関係なく無理矢理でも跡取らせられるよね。蔦丸は立役宗家の長男だけど立役より女形の方が好きで、色々言われて苦労した。その分少し二人の気持ち理解できると思う。だから襲名できるならとっくにやってると言い出した。幸か不幸か、弟の源次が立役に向いてるから蔦丸が無理に立役にならずに済んだけど。
おじいさんたちの仲もついに種明かしに。やっばそういうことだね、お互いに好きになったのにそれは歌舞伎の宗家では決して許せないことだった。他の選択肢が知らなくて、離れ離れになるしかなかった。
よく考えたら江戸時代から今まで続けてきた歌舞伎の世界では、確率から言えばゲイが居てもおかしくない。一般人さえカミングアウトしづらいし、歌舞伎の役者がゲイだったらもっとづらいでしょうね...ゲイじゃなくても、歌舞伎に興味がないならどうする?立役/女形上手くやれないならどうする?とか勝手に想像し始める。歌舞伎の世界の残酷を垣間見る気がする…
惣五と源次これからどうなるでしょう。成年もしてない二人には荷が重すぎる気がする。やっばじいさんがなんとかしてくれるしかないかな?続きが気になる。

物足りない

受けの心境変化の描写が足りない。
屈辱に慣れて諦めかけ、安心すら感じ始めて、何らかのきっかけで依存が恋心に変化し続ける…こういう変化こそ監禁物の一番見所だと個人的に思う。
受けは監禁される前から攻めが好きなわけでもないし、真相も知らないのになぜ急に攻めに思い寄り始めたのか本当に謎だ。攻めも思考がすごく歪んでいる。こんな攻めならいっそバッドエンドにした方が自然だと思う。ハッピーエンドの監禁物書くには一見理不尽な物語に理をつけて読者を納得させる筆力が必要だ。今回はちょっと残念。

愛の形がまだ見えてない

*15巻までの感想

本作にはシビアな要素が多くて苦手の方も居ると思うので先に載せておく

冒頭部分で受が彼女とせっして童貞じゃなくなった
男娼なので攻以外ともセッする、描写あり
攻以外に強姦陵辱される、描写あり

自分も陵辱の描写が苦手で読み飛ばしたけど、それ以上作品全体に惹かれて意外にあっさり読めた。
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受の安達彰吾は可愛い童顔持つ、普通な日本人中学生だった。ある日彼女と下校した途中、拉致されて外国に売られた。
そこで彼待ってるのは拉致の依頼した元凶ーーイーサンと男娼としての生活だ。

イーサンは少年性愛で、大人になっても少年に見える日本人を気に入り、大金掛かって彰吾の拉致依頼したのだ。

異国に売られた拉致被害者とその拉致依頼した張本人、一見すると愛が生まれることがなさそうな二人の間、一体どうすれば愛が芽生えるでしょう?このレビュー書いた15巻の現在、まだ愛の形がはっきり見えてない。

イーサンは多分、恋を知ったことがないだろう。彰吾の拉致頼んだ前、イーサンはすでに何人の少年を売買したことがある。手元に置き、可愛がってあげ、飽きたら売り出す。少年たちに優しく仕舞うけど、それもペット扱いにすぎない。

自分の親に売られて、イーサンのことを恩人と思う少年たちと違い、彰吾は平和な日本に生まれ、しっかり教育受けたこともあり、そこそこ明るい未来が持ってる。イーサンにとって、他の少年のように心底から自分慕うようにならない彰吾は類いまれな愛玩動物にすぎないはずだった。なかなか懐いてくれないこそ可愛がる甲斐があるが、飼い主の命令無視するなら躾けないといけない。

しかしいつの間にか、彰吾の人間性に惹かれ、手放したくなくなった。
彰吾に独占欲芽生え、客の前に出せること渋った。彰吾がジョエル庇うために自分の命令無視したから、なぜペット一匹なんかのためにこの自分逆らえると不服し、ついに頭に来て彰吾を客と寝かせた。なのに客が彰吾気に入って譲って欲しいと言い出したら、イーサンが自分でも訳が分からないくらい彰吾に盛大な逆ギレした。彰吾に「あんたがやらせたんだろうが!」と言われたら初めて自分が矛盾してること気づいた。

この時の彰吾は思わずイーサンに歯をむいたことに後悔し、自分もこの前イーサンの不興買った少年の二の舞になり、売り飛ばされるじゃないかと怖がってる。身を守るために、自分の商品価値証明するために、彰吾は積極的に客の機嫌を取ったり、乱暴な真似しなさそうな客確保したりし始めた。

でもこの行動について、イーサンは彰吾が自分より客の方が良かった、客に買われてここから離れたいと勘違いして凹んでいた。悶々とした末に堪えきれず彰吾の布団に潜ったら彰吾に泣かれてまた傷つけた。それでもこの感情の名前が分からなかった。彰吾のことを精神安定剤のようなものと考え、指一本触れなくてもいいからそばに居て欲しいと彰吾に訴えた。お前も結構かわいいやつじゃないか…

彰吾にイーサンは恐らく愛してはいけない相手。なぜなら自分の拉致頼んだ張本人を愛すると、自分の価値観否定するとも同然だ。そもそもイーサンが自分を愛するなんて信じてない。自分の本当の気持ちに蓋をして見ないようにしている。しかし、その本当の気持ちは果たして愛だろうか、依存だろうか?未だ答えが見えてない。

二人の続きがとても楽しみ!ハッピーエンドであってほしい

失敗した…地雷だった

てっきりアルファxアルファは妊娠とかないと思ってた…事前にレビュー確認すべきだった…

妊娠を除いていくつの気になる所もある。
まずは受の家庭環境の設定についてすごく疑問感じる。頭のいいそこそこできてる受を置いて、ろくに学校も行ってない姉さんを家業継がせる受の親族は、到底グループ企業の経営者務める人間だと思えない。アルファの大変さ語りたいだろうけどこれ方向性が違うし不合理だ。
オメガ友人がヒットになって受まで助け求めてきた所にも疑問。電話する体力もあれば普通救急車呼ぶべきじゃないか…アルファ呼んでもどうにもならないでしょう…
友人のフェロモンに当たられた攻と受の行動は本当に不可解だ。こんな時は病院に行くんでしょう病院に!タクシーで家に帰るんじゃねーよ…それで妊娠した羽目になった。
受のオメガ姉は攻の運命の番。姉のキャラも気味悪い。女性をあえて悪役として立てられるのは感心しない。