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新たな展開? 本筋はどうなる?

長年愛読のシリーズ待望の新刊ですが、ちょっと番外的な尚人が勉強の成果をみせて初バイトする話。

 篠宮家のスキャンダル元凶・父と忘れられてしまった不倫相手が亡くなり大きく動いたストーリィですが、不穏な従弟の存在や、沙也加のモデル事務所入りと雅紀を勝手に敵視する新人タカキの出会い等々、前巻からの流れには殆ど触れず、雅紀掌中の珠である尚人本人の魅力が段々周囲に隠しきれなくなっていく新たな展開を見せた感じ。

 MASAKAIと尚人に興味深々の海外ブランド・デザイナー&モデル御一行様が出張ってきました。
ここからあまりダラダラせず展開してくれると嬉しいな~(苦笑)
どうにも断りきれなくて、尚人の顔を隠したアングルでポスター共演…とか有りそう!って妄想でウキウキしてます。 

 尚人の英語通訳バイトについては色々思う事もあったけど、英検1級で語学以外も賢ければホント、独り立ちできるよ... 雅紀に嫌われたと思ってた間、高校出たら負担をかけないようにひたすら努力してたのね~(T_T)とお母さんは思いました(爆)

盛り上がって来ました…(笑)

眞鍋組の敵対者らと、ある人物が手を組んだ陰謀により、突然、清和達が組を追われ資産を奪われ命を狙われる事になります。
氷川先生は二代目姐として素晴らしく肝の据わった対応をし、 母性満開で(笑) 脱ヤクザ、新たな人生の再出発を望むのですが、乱暴で馬鹿すぎる後継達のめちゃくちゃな襲撃と仁義なき八つ当たりの汚い作戦は止まず、迎え撃つ態勢に入ろうとするところで続いちゃいます・・・Σ(゚Д゚;)

タイで始まった事件の時のような、エキサイティングな攻防のスタート、という感じ。小田原の父子キャラの影響もあり、コメディ要素は増していますが(苦笑) 早く続きが読みたいです♪
ただ、イラスト・・・(T_T)。。。
氷川先生、全く日本人形のような美しさではなくなってます・・・(。>0<。)ビェェン
ホントにこの辺から、すっかり別人になりつつありますね。(涙)なので、一つマイナス。
絵描きさんに絵の変遷をどうこう言うのは失礼でもあるのでしょうけど;; 奈良さん、お願いですから、ちょっと昔に帰って、一見大人しやかで清楚な美人、という諒兄ちゃんの設定を表現してください~… m(_ _)m

画集や図録は値が張るけど…♪

円陣さんの画集としては2冊目?とカウントできるのかな?
B5冊子タイプのイラスト集に、黒枠ケース付き特別版コミックが、表示されてるカラー箱ケースに収まっています。
イラストは文句なく素敵で、絵の変遷も懐かしい感じ。他のコラボ画集と重複した作品も見比べたりも・・・
コミックは様々な小冊子等で掲載されたSSや、雑誌のお題イラスト、描き下ろしで構成されており、ほぼ網羅してましたが纏めて読める便利さと初見の絵などもあったので満足しました。
ただ化粧ケースは、スリーブ型の方が良かったかな;; 
画集類は圧倒的にそうだし、箱フタの開け閉めで傷んで破れそうで-☆です。
コミックも、他の6冊と並べるべきか、画集にセットしたまま置くべきか迷うところ・・・

眞魅夜、降臨!

雑誌は時折しか購入していないので、前の25巻からいよいよ動き出した本筋話の続きを待ちに待っていた新刊。
久々に途中からドキドキ?興奮気味に読みました。超イイです♪

第3の神魔将の生存が示唆され、刀邪の記憶には柔和で大人な『白魔導士タイプ』として残る参謀であり、琉王と紗那にとっても位階に差のある 羅鬼の片腕にして冷徹な任務遂行型で神魔将第二位の格を見せつけるエピソードが披露されてきた眞魅夜…
 孤独な界渡りの年月による変質を懸念した琉王の言葉を、ストーリィの布石とは思ってきてはいましたけれど、圧倒的にドラマティックなキャラ登場で、わわわ…っ!! となりました(笑)
 隻眼の眞魅夜……! 黒い眼帯に萌える…ww
 元々は深く秘めていた傲岸不遜なまでの羅鬼への執着と想いを露わにした眞魅夜からこぼれる狂気じみたモノが、まさかこの先、晃一達と敵対してしまうのでは!? とさえ思われて展開にハラハラします。
先が待ち遠しくてたまりません!

オマケが、キャラコレ2015の、晃一+塔谷vs琉王の日常SSでなんとも楽しいです。
 Chara8月号にコミックの続き一話分載っています。

ユニークな3作品

久々の鹿乃しうこ先生は、短編オムニバスでした。
表題作のホトケ顔生徒xエロとろ顔のちょっとずれた熱血教師は、楽しいお話。
中身や思考とはだいぶ違う表情描写が、ホント、エロくて斬新でした。
表紙でまさかの線目な攻・仏田も、ちゃんと瞳ありまして、見開くと眼力がすごいし(笑)
鈍いほど真っ当な感性でイケててさわやかな柴田先生が素敵だった♪

ササクレはまだ二人とも遠慮と思い違いがあって、青春というか恋だな~♪と、遠い記憶の切なさを(爆)楽しみました。

迷う男・御園生は相変わらずどこか変ですが、以前よりカップルらしくなった感じ。
 ぽつぽつ描かれる続編ショートは、コミック収録がバラけてしまって時々探し物になるのがちょっと困りますね。(^_^;ヾ

榎田さんの3P

短編集『erotica』の中で一番萌えた大人のエロス、期待通り一冊に書き下ろされて嬉しかった本です♪
気風の良い強くて快楽主義で女王様気質な男前組長が、クールな策略家のエロい弁護士と、一途でおバカワンコのでかチン部下に愛されてるお話。(笑)

タイトル通りの3Pですから、Hも一捻りあって中々ですが、
ただのやおいに留まらず、人情も絡めた事件の展開に人物描写と台詞回しの良さが面白く読み応えある話になってるのは、流石、榎田節です。
辻は、男前率が高い榎田さんの受けキャラの中でも、快楽に積極的な許容の広さがトップクラスですね。『交渉人』の芽吹と兵頭を併せた様なキャラに『ラブトラ』核の要素を加えた感じ…?
彼が相手の2人をもう少し愛する時が来るまで見てみたいですね。
そして円陣さんのイラストが本当に素晴らしい!
でも、先にイラストを見ちゃうと展開が読めるモノがあるので要注意。

作家買いしている榎田さんの話は、多くが神評価ですが、
今作は短編からの発展系なので、まだもう一歩ノリが軽い読み物感があるなと思って★4つです。
この本編で組長・辻の人となりは、かなり見えてきましたが、相手側の黒エロ弁護士(爆)はまだまだ謎の男なので、是非、続編をもっと書いていただきたいです。

オリジナルとは別物に近い感じ?

元の同人に触れてレビューされてる方は少ないようですが、
2002年発行の同人・B級シネマ収録作の文庫化です。
すっごく好きな作品なので、文庫化は楽しみにしてましたけれど、
崎谷さんも仰る通り、時代的なものとか含め相当書きかえられていて、違う作品…と言っていい感じ。

もっとも印象が違うのは基のキャラでしょうか。
それと全体的にオリジナルの持つ薄昏の隠微さが無くなりましたね。
切なくて深くて痛い話なのは変わらないのですけど、私は元の方が好みで、ちょっと違う話として楽しんだため、★-1で神評価にいたりません。

そして、冬乃さんのイラストは (>_<")
特に表紙の基にはびっくりしたんですよ… 誰?? 
眼も寄り過ぎてるからか何か;;;
基の未成熟で危うい 本人の意思に反する色気とか、那智の透徹した艶っぽさとか …感じられない (;゚Д゚)
特にこの当時、全般に絵柄が変わって野暮ったい感じがしてたのです;;
 那智と基に関しては、HPで番外ショートと合わせて発表されてた2007年位の二人がとっても素敵だったので、カムバーック!と思いました。

絵描きさんで仕事量が増えたり雑誌連載すると、よくある変化ですけど、
昔のが良いって申し訳ないけど、言いにくいけど!
ファンだけにモノ申したいケースは多々ありますよね。(^_^;ヾ
最近のコミックを描かれてる絵柄も違ってますので、この話の商業化に当たった時期に、冬乃さんの絵がこうだったのが残念でしたわ…。

単体で読める樹生さんBL

Dr.龍スピンオフ。

可愛い見た目と無鉄砲な性格+方向音痴+一途な恋心の持ち主で、名門清水谷出身ながら便利屋家業の日枝夏目は、
高校以来、無表情な超エリート弁護士の伊能和成が好き。
溢れ過ぎる切ない想いにしばらく関係を断っていたのに、仕事現場でのトラブルで思わぬ再会を果たして・・・

ここからは樹生かなめさん定番、思い込みと勘違いにあちこち巻き込んでのドタバタ事件簿となります。
樹生さんの最新同人・ホームズ~を読んでなぜか似たイメージが浮かび読み直してみたのでしたが、こっちの方が断然情緒のある話で、キャラの人情味があるし、じんわりもする話でしたね~(笑) ちゃんと報われるし♪

眞鍋組のがめつい策士・祐が登場し絡みますが、龍や先生は出て来ません。

双子編、完結

清澗寺シリーズは和泉さん作品では一番好きです。
長いシリーズですが、昭和初期の時代背景と共に本当に読み応えあります。
言葉遣いや 描写の形容詞選びから字面まで含めて雰囲気が構成され、がっかりさせない二段組みノベルは長編好きには堪らないです。
最近、文庫化が始まってますけど、改稿・追加がされたか気になってます。

この本を含む『暁』3冊は、冬貴の孫世代が描かれてるという、BL家族常識でも飛びぬけた(笑)清澗寺家3世代目話です。
『狂おしき夜に生まれ』で描かれた、平安に遡る清澗寺誕生のエピソードも素晴らしかったですけど、若い子たちの話は可愛くもあります。

『暁に濡れる月』では、双子のママとなった鞠子のその後や色々な家族事情が見えてきました。離れて育った双子の性格や思惑展開が中々予測つかずに2冊通して楽しめました。
私の最大ポイントは、鞠子のお相手(故人)が、結構びっくりの人!
挿絵も詳しい描写もないのですが、その内…過去を番外で、と期待します。

円陣さんのイラストが本当に素敵♪
コミコミ購入だったので、コメント付き表紙イラストカード特典が嬉しかったです。

辰巳さん文庫化2冊目

同人含めて読み返ししてたもので、今更ですがレビュー載せます(笑)
こちらはシリーズ通して神評価。
ドクボクと並ぶ硬派BL?の代表格として、お薦めする剛さん作品です。

新参の中華マフィア・王との抗争話。思わぬ仕掛けに遅れを取り、辰巳がさらわれ嬲られてしまうという2巻目・・・
ヤクザ物とは言っても、話もキャラもゆるい雰囲気ヤクザが多いBLにあって(笑) Vシネマさながらの展開が小気味よく一気に読める出色の1冊。
しかも、中村の兄貴が大活躍してるのが嬉しいですね。

オマケの書き下ろしショート、『さとしてやるっ!』は、
10年前、まだ辰巳に出会って半年の17歳の安藤が、辰巳の浮気に動揺するのを中村さんに慰められる(苦笑)お話。イイです!!