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エキスパートレビューアー2025

女性ざくざくちゃんさん

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ジレジレ期間が長すぎる…

幼なじみ、3歳差、年下×年上、小さかった子が大きくなって登場する…という好きシチュエーションが詰まっていたのですが、タイトルにあるように受けの悠紀が小学生時代の友也に抱く気持ちを「ムラムラ」で自分はショタコンの変態だ〜!友也から離れなきゃ〜!!と中学、高専の長期間にわたって何かと逃げ続けるのがあまりにも読んでいて焦れったいというか…。ようやくストーリーが動き始めるのが半分過ぎた頃で、長いページ数ではないはずなのに単調で読み疲れてしまいました。

ですが、悠紀の真っ直ぐな性格のおかげ(?)か、自分の気持ちが友也への恋心だと気づいてからは一気にストーリーが動き出してすごく良かったです。

一生一緒にいるってこと!?

普段あまりヤクザものは好んで読まないのですが、こちらはライトなヤクザBLで甘々な所が素敵でした〜♡

唐突に始まるお尻開発と、トロトロになってしまう陽太さんのチョロ素直具合は心配になってしまうほど。ですが、ここぞという時に暁人が欲しい言葉をくれる男気のある所がいいなぁと思います。
対する暁人も目が離せない陽太さんのチョロさにどんどん絆されていって好きと伝えるのが最高!
3000万の借金ですが、返済方法がトイチの利子付きのセックスなのがこれまた良い。絶対に返せるわけがないので…一生一緒にいるを体現してくれてありがとうの気持ちです♡

拗らせてるのはどっち??

「兄」の文字につられて購入しました。義兄弟もののストーリーです。
1歳違いで兄敬史郎の後を「しろ、しろ」と呼んで離れない充哉視点から始まるお話。
まぁぁぁ、2人とも拗れまくった関係です。まず、充哉は性格に難アリ!!敬史郎以外は目に入らない感じで、頭脳面での頭はいいのに対人スキルがてんでゼロ。高校時代は特に問題になるぐらい(社会人になっても仕事干されるぐらいには成長していない)なので、相当厄介な性格だと思います。しかも、兄敬史郎に甘えてる…訳ではなく、言葉もぶっきらぼうで分かりにくいのが難点すぎる。
自分の気持ちを知ってもらおうとキスしますが、犬のじゃれ合いぐらいに思われていて、充哉自身も性に対する知識があまりない…なんだか1周回って赤ちゃんに見えてきてしまう子でした。

対する敬史郎。一見利己的で落ち着いた兄の仮面(笑)を被っていますが、こちらも充哉に負けず劣らず拗らせてる人です笑
充哉が小学生の頃から想いを秘めていて充哉の気持ちを知りながらもあえてすんなり気持ちを受け取るのではなく、外堀からジワジワ埋めていく感じ。とんでもない策士です。

どちらもかなり拗らせているのですが、どちらかといえば兄の方がヤバい気がします笑笑笑

後半は2人が恋人同士になってからの同棲編。こちらはエチシーンも多めで、敬史郎のちょっぴりSっけがあるところ、充哉の可愛らしい姿が読めます。
ジレジレな関係が好きな方にはたまらない1冊だと思います!

元魔王が好きになってしまったのは…!?

電子のみでの書籍だそうです。ページ数も長すぎず短すぎずでサクッと読めて読みやすかったです。

前世では黒魔術の使い手として恐れられていた魔王(かなり醜い姿)が時の残虐王アルシーザに粛清されるシーンからの始まり。
殺される!死にたくない!と願った瞬間、気がつくと10歳の頃の天使のような容貌をしていた自分の中に転生?していた…という冒頭です。
元魔王のフィオンが今世ではアルシーザに殺されないために小さい頃から画策して自分の人生を再出発しようとするのですが、まさかあられもない10~13歳の頃から精霊によって性の快楽を覚えさせられる描写は見てはいけないものを見てしまったようなドキドキ禁忌感があります。

そして15歳にしてようやく寄宿舎に入ったものの、同じ部屋に宛てがわれた先輩がまさかの前世自分の命を奪ったアルシーザその人だというあるあるな展開!アルシーザの呪いを見破り、不本意(?)ながら呪いを解呪してしまったフィオンをそれまでとはかわって親愛の目をみせるアルシーザの変化!とここまでは爽やかな寄宿舎ストーリーですが、再び現れた精霊からのえっちなイタズラ…。フィオンも堅物アルシーザの今後の未来を変えるため(笑)に自分の快楽の意のままアルシーザに悪い遊びを教えて2人とも沼っていく様子がとてもとてもえっち♡です♡
普段は真面目で悪を許さないアルシーザがフィオンには甘々でちょっぴりSっけもあって快楽にのめり込んでいくギャップも良かったです。

アルシーザとフィオン、それぞれの未来のことを考えてアルシーザの前から突如として離れたシーンは切なさもありました。自分の魅了の魔術にかかったアルシーザの身を案じて離れる事を選んだフィオンですが、三年後の再会シーンとアルシーザの隠された力の告白にはフィオンの恥ずかしさと嬉しさが伝わって来てフィオンよかったね〜!と思いました♡
寄宿舎では毎日していた2人の三年越しのえちえち♡焦らしが焦らしきれていない甘々で最高でした♡

明るい義兄弟もの

元々兄弟ものが好きなのでタイトルのブラコンにつられて手に取りましたが、こちらは血の繋がらない再婚連れ子同士の義兄弟のお話です。
基本的にブラコンを拗らせた弟の健視点で話が進んで行きますが、勘のいい読者の方ならすぐに気付くぐらい七つ年上の慧史の様子が明らかにおかしいです笑(もちろん慧史も健の事が好き♡)

兄弟ものだとどうしてもドロドロ〜禁断〜な雰囲気になりがちかと思いますが、こちらは健の持って生まれた??人懐こくて明るくちょっぴりおバカな性格と従順ワンコな見た目(!?)のおかげか、コミカルなシーンや可愛い〜と思えるシーンが多くて始終明るい雰囲気で重々しくなくストーリーが進んでいくのが良かったです。
健が慧史への恋心を自覚して慧史に想いを伝える時もほとんど障害なく2人は両想いになるので、むしろ壁が欲しい!と思う方には物足りなく感じるかもしれませんが最後までストレスなく読めるので読みやすいなと思いました。

健のブラコン度が20歳という年齢にそぐわない子供っぽさを感じてしまったのですが、それ以上に重すぎる兄慧史のブラコン度…というどんでん返しが判明する所は面白かったです!AIのタマの再就職先が見つかって良かった笑

年下スパダリ最高…!!

ハイスペスパダリ年下×平凡オタク腐男子先輩…という最高に大好きな組み合わせのこちら♡
結局私ってスパダリにとことん甘やかされる甘キュンな王道ストーリーが大好きなんだな〜って「わからせ」られました笑(読めばわかる笑)

年下の瑛人くんと岳は実は小さい頃に出会っていた(その時から好きの種類は違ったけど一途に思ってくれていた瑛人くん♡)という運命を感じるエピソードも大好きでしたが、何より最高なのは瑛人くんが岳以外にはとことん塩対応で岳に対してだけ甘々でとんでもないド執着を抱いてくれていること!!そしてどんな時にも岳の気持ちを理解して守ってくれるのがたまらなくスパダリを感じてしまいます♡
「好き」の気持ちを最初からたくさん伝えてくれるのも好感しかない…。

自分の気持ちを伝えるのが苦手な岳がクリスマスの日に一世一代の勇気を出して自分の気持ちを言葉にするシーンは同じ腐に身を置く者(陰なる同志)として心から応援したくなりました。

番外編、電子SS、共にえっちで可愛すぎました!!

ジワジワ良さが押し寄せる…!!

木原先生のBeLuckレーベルの前作がとても好きだったので手に取りました。今作は後輩×先輩、寮の同室、更に『ブラザー制度』と好きな要素が詰まりまくっていたので楽しみにしていました。

基本的に明るく人懐っこいお節介焼きでノンデリ、コロコロ表情が変わる夏先輩視点でストーリーが進んで行きます。同室になった後輩の面倒を見る『ブラザー制度』がある高校。ルームメイトを楽しみにしていた夏ですが、現れたのは生意気すぎる後輩で!? 
最初は後輩の依人がものすごくツンツン…というかとっつきにくくて手の施しようもないぐらい夏先輩とはタイプが違っていて、「自分に構わないでください」オーラが滲み出ているような子で、この子達恋愛に発展するのか!?と疑問に思ってしまうぐらいでした。
しかも、夏先輩のお節介+ノンデリだな〜と思う発言が多くて、そりゃあ依人くんもうるさいって思うよなぁ…と笑笑笑

ですがお試しで恋人になって、(ここでも夏先輩の恋愛モードはまだまだ遠い)じわりじわりと依人の「好き」と同じ「好き」を自覚していく夏先輩がんもぉぉ可愛いんです!
最初は全く懐かない黒猫みたいな依人くんが夏先輩のノンデリですらも「そんな先輩だからしょうがない」って丸ごと好きだって思えるのも愛だなぁって感じましたし、周りの先輩達はもちろん夏先輩にも懐いていくのが目に見えてわかるのが可愛かったです。

後半、怒涛のキュンキュンシーンが続きます♡
特に番外編、電子SSは高校時代はセーブしていた2人の欲が解き放たれて…♡♡♡
2人とも、素敵なCPになったなぁ…としみじみ感じるラストでした♡

泣けるほど甘いハッピーエンド

るぅ先生の作品の中でもピカイチ甘くて光に溢れていてずっと心がポカポカ、胸がキュンっとする作品だと思います。

私は①タイトル回収をしてくる、②2人のハピエンが完全保証されたラストのふたつにめっぽう弱いのですが、今回2巻でどちらも見事にやってくれました!!
まず、千冬の勇気に大きな拍手を贈りたい!!拗らせ具合が大きい千冬だけど、自分の気持ちを頑張って伝えるシーンは間違いなく彼の勇気があったからこそ!本当に頑張ったと思います。お顔真っ赤なのが可愛い…。そして大晴のまっすぐ受け止めてくれるThe☆光な性格。名を体に表したような大晴。作画でも内側からの光が溢れているような描写に眩しさを感じます。
1巻では『何千回もつたえるよ!』は大晴からの言葉なのかな…?と思っていたのですが、千冬から出された言葉であると思うと感慨深いものが込み上げます。

友達から恋人になった2人のべたいちゃっぷり♡家族も友達も『バカップルめ』と思える世界線なのが本当に幸せいっぱいです。
小さい頃からの約束だった「ずっと一緒にいる」がプロポーズとして果たされるシーンは胸いっぱいになりました!!千冬良かったねぇ泣
くぅぅぅ!!からの、そんな高校生の時の幸せなプロポーズで目覚める夢と2人の現実…!!
これ!!こういうのが読みたいんですよ!2人のたくさん悩んだ高校時代の思い出があるから今に繋がっている…というのが見れて本当に幸せでした。

これからも『バカップル』な2人の人生は甘々で続いて行くんだろうな♡と思えるハピハピエンドでした♡♡♡

R18同人誌も拝読しました♡2人大人になってる〜!!!(たった1週間笑)の出張で会えなかった2人の1週間分の甘ええっち♡♡♡千冬がえちかわすぎる…!!
「好き」から「愛してる」に変化しているのも彼らの成長を感じました♡




何度読んでもこの2人の空気感が好き

波真田先生の作品はどれも心に響く作品ばかりですが、この『スモークブルーの雨のち晴れ』は何度読んでも飽きることなく毎回「あぁ、好きだなぁ」と同じ感想が出てしまうぐらい大好きです。

元ライバルの久慈との再会を果たした朔太郎は彼の翻訳の仕事を手伝うことに!?

1巻は久慈の「家」から感じる家族の姿を強く考えさせられる内容でした。
スモブルは、よくあるBLの主人公達同士のドキドキ恋愛!だけじゃない所がとても響きます。
それは彼らが40手前で、そういった若い時のドキドキキュンキュンとは離れた次元で生きていて、他にも考える事がたくさんあるからなんだと思います。悲しいかな、自分だけの事を考えればいい年齢はとっくの昔に過ぎていて、背負うものが増えてくる。
年老いていく父との、楽しい事ばかりじゃない思い出が詰まった家。そこに新たに入ってきた朔太郎という風。彼の存在がいい意味で久慈の家と心を動かしたのかな、と思います。
朔太郎の気付ける所、優しいなと思います。

前世(ふくろう)の所作が可愛いすぎる♡

タイトルから可愛すぎるこちら!
ストーリーも翔真と千春2人が前世でふくろうの夫婦だったことを思い出す所から始まり、匂いをかいできたり、お菓子を口まで運んできたり、やたらと世話を焼きたがる翔真とそれにどんどん慣れて反射的にまったりほっこりしてしまう千春…という構図が可愛らしすぎました♡
元々『ツガイ』だからか、正反対の2人のはずなのに息ぴったりな所も可愛い!クラスにこんな男の子達居たら…拝みたくなるぐらい尊い笑

モテる翔真の事を今世では友人…親友として仲良くなろうとする千春ですが、普通の友達とは違う触れ合いをしてしまってから妙に意識してしまい!?

千春の幼なじみで親友、木田と同じ目線で私達読者はバレバレすぎる翔真の千春への思いに早い段階から気付けるわけですが、千春、なかなかの鈍さで翔真からの割とストレートな愛情表現にも明後日の感想笑
ちょっぴり翔真が不憫で苦労人に思えてくる所もあります笑
基本的には千春視点からのストーリーですが、翔真視点での彼の反応がこれまた可愛いすぎる!!普段あまり言葉を発するタイプではない彼だけど、ちゃんと年相応な高校生らしい『嬉しい!!』という感情を爆発させていてそのギャップもたまりませんでした。

お付き合いを始めた2人ですが「2回目」を待ち構えてドキドキ期待しちゃう千春と、千春を大事にしたいあまりに我慢我慢我慢…な翔真のジレッジレな駆け引きが可愛かった!2人とも前世を思い出したかのように敬語で話すのが新婚夫婦みたいでニヤケちゃう♡タガが外れた体育会系の翔真の体力にはにっこりしました( ◜ᴗ◝)♡