冒頭の子ども時代から思春期に入るまでの幸せだった日々とラストの悲しいラストに胸が苦しくなって感情のジェットコースターがグワングワンとなりました泣
まず、楽々先生の描かれる子ども達ってなんであんなに柔らかくて可愛いんでしょう。
性を意識し始める冬夏くんが可愛い!
もうこの頃からずっと冬夏くんは都をこの世界から連れ出したいと思ってくれていたんだなぁ泣
奈倉組の二人に連れ去られてしまった冬夏くん。もう…ここでも友達の大きさを実感しました。クラスの子達みんな本当にいい子泣
冬夏くんと都の普通とは違う世界に気づきながらもいつも通り接しようとしてくれるの、これを友達と言わずなんと言うのか泣
奈倉組との取引によって無事に戻ってきた冬夏くん。その後の二人きりのデートがもう…少しでも都と一緒にいたいという冬夏くんの想いがヒシヒシと伝わってきて、楽しくて幸せなはずなのにどんどん悲しくなってくる。
ほんと都は嘘が下手だなぁ……。
表紙が幸せいっぱいな分、内容がヘビー級にしんどいです。
4巻はまたまた急展!二人の甘々+体育祭のThe☆青春!!!を描いています…が、やはりそこはハレルヤベイビー!ただキラキラしているんじゃなくて不穏要素もしっかり入れてきてますね!
まず冒頭から都の『冬夏』呼び捨て呼びに胸がギュンッと締められました\(//∇//)\
いつも冬夏くん、坊呼びなのに急にぶっ込んで来るの本当に危険なのでやめて欲しい(笑)
そして体育祭!桜咲組のファミリーもきたり、応援団で何故か都がメイド服をきたり…とコミカルなシーンもありつつ。
4巻にしてグッとなったのが冬夏くんの周りに一緒に楽しめる友達と呼べる存在が増えたことです!!「ヤクザ」と呼ばれても、周りの子がフォローしてくれる関係…冬夏くんにとってはかけがえのない大切な存在になる事は間違いありません。
でも…これが吉と出るか凶と出るか…。都にとっては冬夏くんが他の人とも仲良くなって世界が広がって行くということ。葛藤辛いですよね。嫉妬しちゃうのしょうがない。
ラストは奈倉組を名乗る後輩…不穏すぎるぅぅ!!泣
甘イチャ成分たっぷりだった2巻に対し、3巻は冬夏くんの誕生日を起点に冬夏くんと都に迫る黒いものに触れるストーリーになっています。
2巻とのこの温度差!!風邪ひいちゃうんじゃないか、と思うぐらいシリアスで都は!?冬夏くんはどうなってしまうの!?と目が離せない内容でした。
1番印象的だったのは、冬夏くんは弱くて守られているだけの存在じゃなかったという所です!
都の怖がっているものが何なのか、自分にも分かちあって都を守りたいと思う気持ち!!
もう…本当にかっこいいです!!!
外面的には都や組に守られてばかりいる冬夏くんですが、やはり跡取りとしての本質、上に立つものの気迫が備わっているな…と感じるシーンでした。
描き下ろしはクリスマス後の一時。
昨日は随分楽しんだようで…(グッへへ)
楽々先生の描く冬夏くんの身体…ぷっくりとした乳首…柔らかくて本当に美味しそう(?)
最高です!
恋人同士になった冬夏くんと都。二人きりで箱根旅行に♡
も〜!!!こんなに永遠に見ていたいと思う巻はないです。最新8巻(2025年11月)を読んだ後に戻ってきたのですが、2巻、ちょっと有り得ないぐらい幸せと情報が詰まっていて頭抱えちゃいます。
まず、二人の初めて♡♡♡
初めてってなんでこんなに尊いんでしょう…泣
冬夏くんもドキドキしながらも積極的で…!!
普段冬夏くん呼びの都の呼び捨て『冬夏』!!!ぐわぁぁぁぁ!!なんだこの尊すぎる空間時空は…!
9時間ヤりっぱなし♡冬夏くんがえっちなの本当に助かる…命助かります泣泣泣
そんな幸せな時間だったはずなのに、帰りの新幹線では大粒の涙を流して静かに泣く都。
ふ、不穏すぎるぅぅ泣
イチャイチャや、文化祭でわ〜きゃ〜言ってる時は普通の男子高校生なのに、決められない進路や朝方"お勤め"で帰ってくる都を見るとやっぱり裏の世界に生きる人達なんだな…と思ってしまう。
ぁ〜2巻…大好きです。
横浜編完結となる今作。続きが気になってずっと楽しみにしていました!前巻で都と再会できた冬夏くん。正直、冬夏くんにまで都が冷たい目を向けたらどうしようとハラハラしていたのですが杞憂に終わり…!8巻では今まで培ってきた主従関係(+恋人)としての信頼と絆の強さをたくさん浴びることが出来ました。
前に出て戦う都を見て「惚れ直した」という冬夏くんも可愛いし、ピンチの時に逃げずに立ち向かい「俺の元に戻れ、都」と命令する冬夏くん、カッコよすぎました!!
それが引き金となってリミッター解除される都もかっこよかった……!
8巻にして新たに分かってくる事実も多く…。
都の両親に関してはすごく辛い現実を突きつけられたし、藍浮やイリオ達奈倉組もそれぞれに過去からの因縁めいた内容が明らかになり良かったね、とは言えない状況。
とはいうものの、冬夏くんと都2人にとってはようやく平穏な日々が元って来るのかな…!と思える「おかえり」と「ただいま」が聞けて本当にほっとしました。もう一生離れるな〜!
西川さんの番外編前編・後編が収録されています。高校生西川さんも重兄ちゃんも…ひーんかっこいい( ◜ᴗ◝)
都が自分の部下になった日の出来事。コミカルでありながらやはり彼らがいる世界は日常とは違っていて暴力・死が隣り合わせである事を実感してしまう切なさも感じました。
西川さんと都の師弟関係の始まりも感じられて、尊すぎる内容でした!!
334ページという超分厚いアンソロジー!1話ごとのページ数は短めではあるものの、完結型のお話で作られています。しかしアンソロジーという性質上やはり物足りなさは否めなく、えちえちなシーンは少なめに感じました。
エロを期待して購入されると合わないと思います。
各ストーリー、グリム童話やアンデルセンといった世界の童話、寓話にインスピレーションを置いて作られています。面白いぐらい男しか登場せず、(原作では女性の主人公だったものも男性になっている)そんなわけあるかい!!とツッコミたくなるシーンもたくさん。
なんでも許せる人向け、のタグがついてしまうかも笑
絵柄も10年以上前の作品なので少し古い感じです。
初読みの先生です。
出張ホストのバイトをしている翔太と舞台俳優の昂輝のお話。
友人と見に行った舞台で昂輝が演じる役に魅せられた翔太。出張ホスト先でまさかの昂輝その人とマッチングしてしまい!?
役を演じている時と翔太の前での『昴』として素のままでいる時のギャップが大きくて、キラキラとは真逆のネガティブで自分のアイデンティティを見失いかけている昂輝が弱っている姿が可哀想可愛い。
そんな昂を最初はバイトのホストとして心身甘やかしてあげる翔太。翔太の方が年下ですが、えっちの時は言葉でイニシアチブをとって虐めながらも最大の快感を与えようとする仕事ぶり…!No.1の実力は伊達じゃない!笑
昂輝の実際の姿を知った上でホストとして関係を持つ優越感と罪悪感が混在しながらも、次第にホストではなく自らの意思で昂輝を支えたい(そのために釣り合う男になりたい)と思う翔太の誠実な気持ちが素敵でした。
昂輝に知っている事がバレてしまってからの誤解期間はしんどかったですが、2人が向き合える事ができてほっとしました。
出張ホストという設定上えちシーンもなかなかに多く、昂輝も自ら求めるタイプなのでとてもえちえちで可愛らしいです♡
最後まで読み終わった後に裏表紙を見るとこの作品の1番根幹が詰まっていて胸がキュッとなりました。
クラスの優等生の海利と、母親の病院治療のためバイトに明け暮れる一匹狼由良のお話。
授業中寝てばかりいる由良の留年を避けるために海利が家庭教師役となって!?
正直、触れただけでそんなに敏感に感じて声まで出ちゃう子いるか!?と少し斜めに読み始めた冒頭。優等生の皮を被った海利も由良のそんな様子につけ込んでSっけたっぷりに攻める様子。由良にフェラをさせた辺りまではかなり自分勝手に見えてしまいました。
ですが、由良の現状とそれまでの自分の誤解を知ってからの海利の由良を大事にしたいという気持ちが伝わる言動、行動のがとても真っ直ぐで良かったです。
退屈だと思っていた自分の人生に、一生懸命生きている由良の存在は大きく見えたんだろうなぁ。
ツンっとしていた由良が素直に海利に好きと伝える所も素敵でした。
初めての時の由良の不安が伝わる表情と、前を向いてシヨと言う海利の安心させたいと思う気遣い♡高校生とは思えないえちえちなシーンがいっぱいで大変えっちでした♡由良がふにゃふにゃになっていて、ひらがなで頭回っていないのも大変よろしい…。
描き下ろしもえちたくさんで大満足です♡
電子白塗り
ある村の職員に転職した生まれた時から不幸体質な青年、豊唯と、寡黙で一途な村の神様、慧親様のお話。
村の神社担当となった豊唯ですが、不幸体質な理由が『魂が傷ついているから』だと言われ!?
最初はわけもわからず慧親様の癒しの加護(という名の全身への愛撫♡)を受けながら少しづつ生活を整え心身が元気になっていく豊唯。
慧親様と従者の稲成の過保護ともいうべきお世話っぷりが可愛いです。そんな中、豊唯の中に経験した事のないはずの記憶が蘇り…。
豊唯の記憶に隠された真実…とっても切なくて読んでいて涙が流れました。まさか魂が傷ついている理由が『神様に再び会いたい』だなんて…泣
ずっと1人の人を想いながら、時代を重ね、想いが重ならない永遠とも言える長い時間を繰り返し、やっとの思いで再び「かみさま」と呼んでくれた豊唯への慧親様の一途な想いはもちろん、豊唯自身も果たされなかった神様との嫁入りのためにずっと自分を傷つけてまで神様に会いたいと願った想いが一途すぎて…!!!
2人が再び出会えて同じ時の中で過ごせて本当によかったと思いました。
神様である慧親様を忘れないでいてもらうよう、自分の仕事を懸命にこなして村おこしを企画した豊唯の頑張りもぐっときました。
念願の"嫁入り"後の床入り♡2回目のえっち…2人とも余裕なくお互いを求めていて多幸感溢れるシーンでした泣
電子白塗り