ん〜!とても好きな作品でした!!
記憶喪失モノ、題材としても好きですが大学時代の別れ、大人になってからの再会、元恋人は記憶喪失、未練の残る気持ち、外見は元恋人なのに中身は全く違う人…だけどそこらじゅうに感じる昔の恋人と同じ感覚…と切ない要素がたくさん詰まっていました!
受けの一葉の名前をふたりきりの時だけ「いちは」と呼ぶ仁科の様子や、常に一葉ファーストで傍に一葉を置きたがる仁科の様子が甘々に感じられましたが、その裏に隠された仁科の背景もまた切ないもので、クールに見える仁科は誰よりも繊細で甘えたなんだと思いました。
そんな仁科が最後の最後まで一葉の事を思い出さなかった理由がこれまた最高でした。
甘い…を通り越して仁科の一葉に対するド執着を感じてキュン!としました。
後半は仁科視点で復縁した2年後の様子ですが、仁科視点だと一葉はすごく心が強くて仁科を守ってくれる男に見えました。
世間的には認められているのは仁科ですが、仁科にとっては1番に自分を考えてくれて自分の手の届く範囲のものを大切にしている一葉の事をすごく尊敬しているのも伝わってきて素敵なカップルだなぁと思いました。
名前で呼ばれるのが嫌だった仁科の不安な気持ちを取り除いてあげられる一葉の気づきや思いやりにもキュンとしましたし、名前で呼ばれてもコレが自分の名前なんだと受け入れられるようになったのもやはり一葉のおかげだなぁと思いました。
セクサロイドという聞きなれないワードに加えて、人間社会でその身を隠しながら生きる自我を持ったAI達…とSFチックなお話に最初は最後まで読めるか不安でしたが、気づいたら最後のページまで一気読みしてしまいました。
まず、最初の語り視点が攻めのセクサロイド本田…というのが新しいなと思いました!ほとんどの作品が受け視点での語りから入るものが多い中での攻め視点!しかも見た目が半永久的に変わらないセクサロイドと寿命のある人間、晴との予想だにしなかった恋の起こり。
なので、最初からずーっとふたりの間に越えられない壁のようなものを感じて切なさがしとりしとり…と積もっていくんですよね。
幸せな今はいいけどこの後どうなるの??という疑問がずっと頭にこびりついて離れませんでした。
そんな中に起きた晴の出来事。
小説の受けってここまでどん底にさせられるのか!?(メタ発言)と思っちゃうぐらい苦難に苛まれますよね苦笑
ここから晴視点に変わりますが、涙無しには読めない内容でした。そして彼の成長を感じた部分でもあります。
ふたりの結末は…!?
ぜひネタバレ無しで楽しんで欲しい作品でした。
安西先生の芸能BL…という事で冒頭映画や役者の話だと分かったので勝手に()映画内でのラブシーンのあと、恋愛関係に発展するのかな!?と変な期待をしながら読んでしまったのですが、映画内ではラブシーンありませんでした!(笑)
ピザ屋の配達のバイトに来ていた大学生の森田と、両親俳優サラブレッド家族を持ちながら自分は七光りだと感じている中原のお話。
映画に興味がないのにオーディションを受ける森田に最初こそ反発していましたが、次第に打ち解け、数少ない友達…となり、気づけば自分の恋心に気づく中原が可愛いです。
割とすんなり恋人同士になって甘々な時間を送るふたりですが、1番共感したのは芸能人の恋愛話って大変…ということでした。
今でこそ同性愛は昔ほど厳しくないものの、それでも奇異な目で見られがちなデリケートな話です。ましてや一方は芸能人。イメージで売っている彼らにとって同性愛は格好のスクープになってしまう話題でしょう。(昔のリアルな俳優さんの話題が頭をよぎりました)
今回、素敵だったのは中原が自分に対する世間のイメージよりも自分に正直に好きな人と生きていく事を選択して公にしたところです。
実際はこんなにすんなりは行かないんだろうな…とは思いつつもふたりに関しては爽やかな読後感でした。
既に経験済みな中原が本当に好きな人とのセックスに心から感じている様子がたっぷり濃厚に書かれていてキュンキュンしました!
安西先生の作品を読もう週間(笑)で、人気のこちら手に取りました。
まず冒頭から「???」と疑問でいっぱいになる会話が始まり、そこから家族愛に恵まれないリーマン滝本と美形ながらおどおどした性格の新聞配達員百合原の話に。そしてどんどん明らかになる2人の関係性…と面白くてあっという間に読み切ってしまいました。
ぜひネタバレ無しで読んだ方が楽しめる作品だと思います。
最初は滝本の強気な性格(彼の家庭環境ならわからなくもない??)にイライラして、遊んでやろうと軽い気持ちで百合原に近づくのがやめてあげてぇ…と思ってしまいましたが、後半ガラリと印象が変わります。
Hシーンがとても濃厚で甘々に書かれていて最高でした!(ネタバレになるか!?)夢を見ながら滝本とのセックスを疑似体験する百合原が覗き見しているようでえち可愛いし、いざ恋人となってからの『身体が覚えている』もえちすぎて拍手しました。
とにかくストーリーがよく練られていて難しい題材だと思いますが面白かったです。
滝本視点からの「今はどっち??」を感じる瞬間がハラハラドキドキしました。
表紙に小さい子が載っていたので家族もの!?と少し身構えましたが違いました。ネタバレになりますが、幽霊の男の子です。(絵をよく見ると透けている!)
霊感が強くてイケメンリーマンの大毅とツンデレ天邪鬼だけどお人好しで怖がりな爽磨のお話。爽磨のアパートに怪奇現象が現れ、怖がって外でうずくまっているところに大毅が通りかかる所からストーリーが始まります。
爽磨の人付き合いの無さ、友達の居なさがよくわかる最初の大毅に対するツンツン具合と、それ以上に隠せない怖がりで素直じゃない言い方がとっても可愛いです!そんな爽磨の様子を先読み把握してあげられる大毅の気遣いがこれまた最高!!
最初は憎まれ口を叩きながらもどんどん大毅に心を許していく爽磨の様子が本当にチョロ可愛くて、猫ちゃんのようでした。
初めてできた友達の言う事を全部信じて電話先でテレフォンセックスかましちゃうのも可愛すぎる…!!また、作中通して大毅のプレイがねちっこく甘ったるいんですよね♡焦らして焦らして1番気持ちよくしてあげたいと思うSっけの入ったスパダリ…という感じでしょうか?笑
躊躇なく爽磨にフェラかますのも良かった!(攻めフェ好き)
ふたりが『友達』の枠から抜け出すきっかけは奇しくもホラー現象(実際には別に原因有り)でしたが、気を抜くと無自覚にイチャイチャしてるふたりで可愛すぎました。
作中たくさんの幽霊の皆さんも登場しますが、基本的に善良な幽霊で、そんな幽霊達にも優しい爽磨のお人好しな性格が素敵でした。
来るもの拒まずなバイの綾瀬と、大学生時代に勇気を出して告白し念願の彼氏(本人曰く次のコートが来るまでの使い捨てコート)になれた地味な栗原のお話。
前半栗原視点、後半綾瀬視点で話し手が変わります。
地味な男が一途に健気に思い続けた結果、誰でもいいと思っていた攻めの気持ちを変えて大切な事に気づかせる…という王道ストーリーですが、栗原のあまりにも卑屈な自分への自信の無さが気になって少しイライラしました。綾瀬の事を思うあまり(+自信のなさ)自分の気持ちを何も伝えていないのは栗原も悪い所あるんじゃないかな…と。
特に後半、綾瀬視点になってからは仕事都合で会えなくなったり、かと思えば家に突然来たり。栗原視点だと綾瀬が振り回しているようですが、十分栗原も同罪でお互いにあまり話し合えていないカップルだなと感じヤキモキしました。
ただ、綾瀬が自分にとっての大切な存在に気付けて大事にしたいと思えるようになった心の変化は素敵でした!
また後半の綾瀬による初Hの回想シーンと喧嘩後の仲直りHの栗原のフェラシーンがとても可愛かったです。
すごく有名なタイトルですが、ここまで読まずにきてしまい…ようやく手に取りました!
レビューを書く前にざっと皆さんのレビューを見て回りましたが『趣味じゃない』の数が意外にも多くてびっくりしました。
(皆さんが仰る事もすごく納得しました)
その上で私はこの作品、とても好きだな〜と思いました。
まず、絵柄がとっても可愛くて細部まで描き込まれていて…デビュー作と知りまず驚きました。
「美しい」とは違う類の温かみがあって表情、動きが豊かで。そして10年前という発売時期にもまたまたびっくり。
当時としては、まさに新進気鋭のデビューと話題になったのではないでしょうか?
そしてストーリーも、当時の時代を考えるとまだまだ同性同士の恋愛が認められていない時。当時の作品傾向として、同性恋愛の荒波に屈せず愛を貫く…が多かったと思うので、こちらの作品もまさに同性同士だからこその切なさを描ききっていると思いました。
また、女性キャラも登場するのが私はすごく好きでした。婚約者の桜子さん。確かに包丁云々や別れ際にキスを求める事、かなり強烈ではありますが、彼女の目線から見るとせめてもの悪あがきのようで健気で可愛いなと思いました。
作中1番びっくりしたのは受け攻めが考えていた方と逆だった事です笑
まあ、どちらでも美味しく頂けちゃう人なのでにっこりしましたが笑笑
普段あまりオメガバース作品は読まないのですが、表紙が可愛かったので手に取りました。ストーリーはThe☆王道なオメガバースあるあるなお話で中学生の時に人気者αと地味なΩが事故で番になってしまい、そのまま9年、番として関係は続いたもののαはアイドル、Ωは本屋店員(隠れ大ファン)という立場の違いと釣り合わない自分が番である事に悩むΩ真白視点で語られるストーリーです。
真白は見た目こそ平凡ですが、健気さは天下一品のΩらしいΩでとても可愛いです。中学生時代の事故で好きだった流星と不本意に番になったことを彼に対し申し訳なく感じていて、あの事故がなかったら今頃流星はもっと彼に釣り合う相手がいるんだろう…と少し卑屈に考えてしまう傾向がある子です。
最初はずっと真白視点なので番として接してくれている流星の行動は、真白が言うように「仕方なく」なのかと思ってしまいがちです。
しかし、真白の友人天羽のおかげで全くの勘違いである事が分かります。
もう、ここからの流星の想像以上に重くて独占欲つよつよα然とした言動、行動が最高にキュンとしました!
結局お互いに話あえていなくて、ただの長すぎる両片思い(既に番契約済…笑)という笑い話なんですが、分かり合えてからの甘々なシーンは最高に幸せでした♡
特に、後半流星sideから見た真白が可愛すぎる!流星の家で突如とヒートになってしまった真白。(捻挫した流星のお風呂のお世話をしているうちに発情…えっちすぎる!!)目を離した隙に何をしていたか…。なんと、クローゼットの中で流星の服を使って巣作り!!オメガバースで1番好きなのが巣作りシーンだったので大拍手でした♡
マチ先生の挿絵も可愛らしかったです♡
初読みの先生です。BeLuckさんのDK達の可愛い恋愛ストーリー、とても大好きなのでこちらも手に取りました。
パパ活を目撃され動画を脅しにされた陽キャの小春と、ダウナー系イケメン後輩の冬城のお話。
ゲームセンターのゲームに小春が冬城から1勝出来れば動画を消す…と脅されて毎日のように通いますが、一勝もできず。次第に二人はゲーセン以外でも仲を深めていき…。
本編は小春視点で話が進んでいきます。そのため、最初の方はかなり冬城がツンツンしていてめんどくさい男に感じます。なのに完全に嫌ってる感じがしない、むしろ小春への独占欲を地味に出してくるすごく矛盾を抱えた子に映りました。
ですが中盤以降、お互いの家庭環境のバックグラウンドが見えるようになってから一気にお話が動いて来て、寂しい気持ちをお互いに分かりあって似た者同士な所に共感し、大切に思い合う気持ちがとても素敵だと思いました!
ツンツンしていた冬城がどんどん隠すことなくストレートに『好き』という気持ちを向けてくるのがとても甘かったです。
文章は会話が多くて少し読みにくい?と感じた所もあったのですが、その様子が逆に今どきの高校生っぽいやり取りに感じられてこれはこれでありかも!?とも思えました。
番外編で二人の初めて♡別の日じゃなく、ちゃんと今日冬城を受け入れたいと思う小春がとても可愛かったです!
高校生らしい『ピュアキュン』がぴったりな作品でした!
小さい頃から蝶よ花よと大切にされて周りも自分も「可愛い」と疑うことなく過ごしてきてチヤホヤされて生きてきた美鶴。そんな彼が高校に入った時に自分に釣り合う彼氏…もとい初恋の相手がイケメンの一ノ瀬。でも、眼中にもない感じで告白は失敗に終わり、そこで美鶴の自尊心はポッキリと折られ…!?
高校生でポキッと折られた自尊心がただ一心に勉強に向かい地味に地味に暮らそうとする美鶴の変貌ぶりにまず驚きました。人ってそうそう変われるものじゃないと思うけど、それだけ美鶴にとってはショックだったんだろうな。
本当の事を隠しながらも距離を近づけていく二人がとても可愛かったです。一ノ瀬も美鶴もすごく健気な所があって、一途で素敵なカップルだと思います。
美鶴の幼なじみ、貴一もすごくキャラとしてたっていて良かったです。