BLにハマり始めた高校時代から、どんなに大好きな作品でも、どこかに客観的な自分がいました。なので、自分が望む展開にならなくても、あまり動揺したことはなかったです。
商業BLのマンガでもドラマでも、結局ストーリーが好きで、登場人物にそこまでどハマりしていなかったから。
でも、青と陽炎は違う!!
回を追うごとに北斗を応援したくなり、いつしか単話で追うように。ちなみに単話とコミック合わせて買った初の作品でもあります。
でも三角関係モノって、どちらの攻めにもちゃんとファンがついてるんですよね
それ自体は全然いいのですが、夜明け〜光の作品が好きな人にはまだ勧めにくいかな。私が光系好きな腐女子だからこそ、推しが主人公とくっつかないと辛いというか!
ドンドン先生の作話力の天才パワーで、面倒なオタにレベルアップしました笑
身勝手ですが、北斗と真琴が付き合わないと自分的にはハピエンにならない。
NTRが地雷気味なので、展開としては鷲介のNTRになったら寝込むかも⤵️
鷲介も後出しジャンケンとかNTRの予感がなければ推せたんですがね…それだけに、ピュアとか爽やかをこの作品に求めると精神的ダメージを食らうかも。それもオチ次第ですが。
青と陽炎がどこに向かうのか、戦々恐々としつつ、楽しみに待ってます。
ものすごく萌えるし、ハマった青春BLです!北斗がナチュラルスパダリなので、いかにもなスパダリに食指が動かない方にも読んでほしい。
続きがとにかく気になるし、展開が読めないのがほんと天才!!
※以外ネタバレ注意
鷲介が苦手。ファンの方すいません。男子同士のラブ?に偏見ある感じの発言、恋のライバル北斗に守られすぎ。真琴怒らせすぎ泣かせすぎ。
やさしいいいヤツ設定なのに、苛ついてる場面多くてシンプルにモラ男の気配しかしないッス(モラハラは外面がいい)目に光ないのこわい。
彼氏持ちの真琴にキスしたり告白した時点で、倫理観を疑いました。何やかんや言って、自分の欲優先かい。鷲介がつらい過去を背負っているのはわかるが、ヤンデレなのかはっきりしないし、真琴への溺愛描写も特にないので、愛を感じられない。
しかもこれ鷲介エンドならNTRですよね?
北斗エンドなら神ですが、鷲介だと…情緒が不安です。つまりは、それほど感情移入するレアな作品ということで…。最後まで注視していきたいです。
お話についてはたくさんの方がレビューしているので、さらっと感想を。
まず、絵が神です。表紙の高校生かけるくん(陽キャ)が出てくるコマはどれもうっとりします。
BLについ画力を求めてしまう者としては、こんなに顔も体も綺麗なBLを読めて幸せ。
友達やモブまでもジャイアンシチュー的な濃さだけど、上手い描き手じゃないとここまで描き込めないはず。全顔要チェック。
特筆してもしきれないのは攻めのゆうちゃん…。
いまだかつて、こんなマイナス方向にビジュ強の攻めがいただろうか。
最近よくドラマ化されるような、お顔キラキラ万能スパダリ攻めに倦いていたので、そこもよかった。
妖怪人間風ではあるけれど、しっかり自分を持っているゆうちゃん、本当は優しいゆうちゃん。陰キャの鑑かも…と読後思わせられたのでした。
がっつりネタバレです。
知りたくない方はご注意を!
ーーーーーーーーー
待ちに待った2巻です!前巻ではすでに、左右田くん、組長、若頭とモテまくりの花井さんでしたが、今回はさらにその魅力にとらわれたオッサンが登場します。
花井さんのモテ指数、限界突破してます。
組織に花井さんがいると、もれなく惚れる男が出てくるので要警戒レベル笑
本人が色気の塊だからしょうがないのか?!
花井さんにセクハラまがいの絡みをしてくるオッサン、松永は警察側の人間。
まあ花井さんの上司っぽい人なのですが、ただよう嫌エリート臭といい、じっとり冷たい変態感といい、左右田氏と素敵な対比になってます。
しかも松永、花井さんと昔から知り合いのようで…?お兄ちゃんって呼ばれてたらしく…?呼び方がなんかいやらしくね?
というわけで、松永×花井の過去妄想が非常にはかどります。
若頭とかはお笑い要員感もあったのですが、オッサンの花井さんへのガチ執着はマジレベチ。根深いものが絶対ある。
左右田くんもたしかに執着してるんだけど、風通しの良さとか、花井さんへのリスペクトが違うんだよな…
やはり左右田は良い男だ!
ということで、オッサンの登場により、ピュアな主人公をより応援したくなりました。
(でも松永と花井さんの過去絡みも見たいオッサンスキー)
全体的に薄いです。昭和のお話なのでエチも不足しています。軽く読めるのはいいですが、死オチですし、攻めの彼女とのエロシーンもあり、ちょっと地雷でした。
この時代はこれが限界だったと思うしかなく…
攻めのハーフ設定や家庭環境など、設定もあんまり活かされていない感じ。
うわべを流れていき、個々のエピソードに共感できないです。
行き当たりばったりに設定をぶち込んでるためでしょうか…
私的に最も地雷だったのが攻めの彼女でした。作品によっては彼女がいてもOKなのですが、これはNG。
攻めは受けと関係を持ってもズルズル彼女とエッチしてるし、なにより彼氏がいながら別の男との恋愛を推奨しているのが理解不能。攻めも彼女も、やれさえすればそれでいいのかっ!
誰にも感情移入せぬまま、受けが唐突に亡くなってENDでした。
普段、マンガのレビューはあまりしないのですが、スティグマタは神すぎたので書かずにはいられませんでした。
神ポイントは、何と言ってもストーリー、萌え共に無駄がないところでしょうか。
キャラの練り具合が完璧なので、すっと入り込めます。こういう刑事モノ、むかし見たような?という謎の安心感。
この静かな安心感が、ずっと続きます。
大人しいトーンの話は盛り上がりに欠けることもありますが、高橋先生に関しては心配ご無用!
エチがありすぎず、なさすぎずのバランスからして、もう神です(紙の下巻では朝子くんのtnk大映しですが.....!)
攻めの黒岩さんがとにかく寡黙紳士で優しいので、疲れた心に沁みます。
受けの朝子くんも、気弱ながら信念を持って仕事してるし、性格が良いから素直に応援したくなる!
そして涼感のある独特の絵のタッチ。もはや画集です。
ストーリー重視や個性的なBLを求めている方は、ぜひ!