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エキスパートレビューアー2024

女性晃子さん

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今年度13位

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自家発電描写がお好きな方は読むべきです(真顔

2人も新キャラが登場して、正直必要か?とも思ったんですが、少なくとも有馬は超重要キャラでしたね…
逆にこういったキャラを2人も登場させないと進展しそうにないぐらい、難攻不落だったのかもしれませんね、新田さんは。
そういう「関心ゼロ→だんだん気になる→やっとくっつく」系のBLも大好きなので結果オーライです。
それに、その他要素が非常に良かったのでこの評価としました。

<良かった点>
・受け攻めそれぞれの自家発電!
・新田さんの良いとこを一つ言うたびに巳鹿島さんがキスしてくとこ
・「やっかいだ…」の美しい顔

<モヤった点>
・作画(パース、鼻の描き方、眉毛がしょっちゅう割愛されるとこ)が気になる
特に影の付き方で、まるで鼻筋の途中にもう一個鼻のような出っ張りがあるように見える
例:「面白そうなことに首つっこむのも大好き」「全部吐くまで帰さねえぞ」etc. のとこ
・従兄弟の恵が全然好きになれませんでした。
自己中すぎ&失礼すぎて…「俺にも見せてよ」が一番無理でした。

<注意点>
新キャラ2人が登場してなんやかやある分、受け攻めの進展はやや遅めです。

絵柄が好みじゃなくても、ぜひ試し読みしてほしい(そして受けは攻めより高身長&ガッチリ適度な筋肉!)

3年前ぐらいに1~2巻を読破し、今日3~4巻をイッキ読みしました。

いや~、1巻だけでもちるちるで2629点獲得ってすごいですね…。
しかも糸目でここまで人気があるってのも相当レアだと思います。
やはりBL愛好家の好みは細分化されてて千差万別、根強い糸目マニアさん方がいらっしゃるのですね。
一方、私は受け攻めの見た目や絵柄(顔の作画)そのものにはまっっったく興味なかったのですが(なので気持ち的には実質★4.5)、ひょんなキッカケから読んでみるとやはり見事にハマりましたねぇ。

全く見知らぬ状態からの「糸目のAVスカウトマンxノンケ警官」。
ほだされていく心理描写やその過程が丁寧に描かれていて、特に唇や肌質の柔らかな感じやキスの描写がすっごいキレイです。

正直、警官が職務全うせずにここまでチョロくなるか?とか、同じ作家を好きでしかも親友って偶然すぎんか?とか、いろいろ疑問は沸いたのですが、読んでいくうちにそんなことどぉ~~~でも良くなるほどそれ以外が良かったです。

もし↑これらの要素がokでしたらものすごくオススメです。
しかも攻めのCV.が遊佐さんなので、BLCDもぜひに!
(めちゃくちゃイメージピッタリでした!)

最近読んだ中では断トツの高満足度!

◆5月1日まで30%オフです◆
ここにきてなんと、また1話で見たあの拒絶の顔がー!
えぇええええホンマ不憫!下巻でも不憫!
しかもうわぁああああ!ついにー!きゃぁあああ!

はぁ、はぁ、大変お見苦しい姿をお見せしてしまい、失礼いたしましたw
サスペンス要素パないです。事件の真相が明らかになるにつれて、やっぱりこの作家さん上手いなと実感。
男性が簡単に泣くBLはもともと好きじゃないんですが、本作は例外。
受けが何度泣いても違和感はありませんでした。

いつも無表情の友人、夏目くんもイイ!
もう一人のメガネキャラのメガネ割れとるしw
付き合った後にもさらにあんな波乱が待ち受けているとは…すごいな!?
ホントこの作品、ハラハラが止まらない、本当に面白い (funnyじゃなくてinterestingの方)。

最終話もオモロイw (interestingじゃなくてfunnyの方)
そしてタイトル回収&あだ名とも掛けてて。
受けはホント、すっごい性格が良いんだな…
生徒会の女性2人も良い味出してますw すきw
いや~良いものを読ませていただきました!
(談話室で紹介してくださった方々には本当に感謝してます)

<不満点>
姉の前髪、どんな構造になっとんや

<注意点>
家族(女性)などに関わる、やっべぇストーカー男が出てきます

サスペンス要素も含むので、ハラハラドキドキがすごい

◆5月1日まで30%オフです◆
友人は同著者の「見つけたボクのオメガ様」が大好きなんです(私は☆3)。
本作は同じ著者だし、談話室で何度も紹介されていたのでずーーーっと気になってたんですよ。
でもあらすじを読んでみて「うわ、キツめの内容かな…元気な時に読むか…」と意識の向こう側に追いやってました。
今回、意を決して読破。

DK同士「人気者の先輩x平凡な後輩」によるタイムリープBLです。
やっぱり1話でとんでもなく落とされます。攻めの拒絶の表情えぐかった。
でも2話でだんだん攻めの人となりが見えてきて、あ、これは面白いぞと。
3話で攻め目線もあります。
受けは嘘つかずに本当の事言えばいいじゃん…オカルト好きならワンチャン信じてくれるよ~とは思ったけど、この作者さんはすごく人間の醜い部分を描くのが上手い。
あ、この展開でいいわ…てか これがいいんだわ…と腑に落ちましたね。
受けが攻めを好きな理由もグッとくる。これは道徳の教科書ですか?すごく良い!
この作品、好き。

<不満点>
・時々「ふつー そうは言わんよな…」と違和感を覚えるような言い回しがあること。
例:「金欠な俺のためにありがたく頂戴します」、幼馴染なのに「兄さん」呼び、etc.
・時計台の嘘はかなり無理がある…普通、告るならシンプルに学校でやるやろwと。

<こんな方にオススメ>
受けが攻めにガチで嫌がられてからの→だんだんと…が見たい方
(この嫌そうな表情が、なかなかBLではお目にかかれないレベルです)

<注意点>
一瞬ですが、タヒにまつわる描写あり

ちるちるの作品ページでは常時1話まるごと試し読みできるので、ぜひ!
(談話室で紹介してくださった方々、ありがとうございます)

タカナシさんが!好きです!(←なんの告白?

「ドーテーヤンキーマギクス」は履修済みなので、こういうのも描かれる作家さんだというのは存じておりました。
そちらの著作も☆2にしたのになぜ本作を読んだかというと、やはり大好きな作家さんで純粋に興味があったからです。

結論から申し上げますと、私の求める作品ではなかったです。
特に勤務中に、しかも学校でお願い、ってとこはちょっと作品として受け入れるのが難しかったです。
(断ってくれたのが救いだった)
S気質攻めとM気質受けだからもともとお似合いではあるんだろうけど、受けが嫌がってるのがなぁ~。
ぶっちゃけ、タカナシさんとくっついて本カレは捨ててほしかったです。
実際受けは優しいタカナシさんに少し惹かれてしまい、攻めへの仕返しのつもりで命令ナシで、しかも嘘をついてまでして何度か一緒にホテルへ行くんです。
でも何回か目の時はもう受けはセッ中に攻めのことばっか考えてて、全然集中できてなかったんですよ。
なので、個人的には受けにも攻めにも感情移入できませんでした。

この作品の肝は「NTR性癖がお互い合わないのに それ以外の相性は抜群な場合はどうするのか?」なんですが、最後に攻めは受けに歩み寄っていくと宣言してたし、これは「NTRプレイは今後はしない」という理解でいいのでしょうか?
まぁお話としてはこれでいいのかな。読者の想像が膨らむような終わり方は春田さんらしくて好きです。

<良かった点>
・やや横向きの体○があった
・「本気になってあげてもいいですよ」が私の中ではMAXでした。
とにかく当て馬がカッコいい…!これだけでも読む価値がありました!

清居のターン!しかもちょっとオモロイw あ~この作品やっぱすごいっすわ…

前半:平良目線で、後半:清居目線です。
今までのいろんなシーンで清居がどのように感じて、思ってきたのかが全部分かるのほんっと尊い。
1~3巻でイマイチ彼のキャラがよく分からなかった方へ。今回で一気に解像度が上がりますよ。

この巻だけで彼は一体何回照れたんだろう?舌打ちまでしとるし。
「そいつと俺とどっちが好きなんだよ」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
間違い電話を装うのかわいいかよ…照れまくっとるし。
そして初めて見せる とびっきりの笑顔ー!で、また照れとるー!
さらに照れて汗まで流しとる!
その後真っ赤になってうずくまっとる!
「読んでください」で吹いたw しかもついに自覚したー!
あのキスの直後、こんな真っ赤な顔してたんだ…
拗ねてる時にまた汗かいて赤くなっとる!
(つまりこれで計5回?赤くなってるコマだけ数えたら なんと17回でしたw)
玄関のシーンで「見下ろす側」と「見下ろされる側」が逆転してるのも印象的。

平良って、清居が怒ってるってすぐ気づくクセに、なんで怒ってるかはサッパリ分からないんですよね…
あぁ~ほんっと鈍感!でもそれがイイ!

「そういうことを雑談の延長で話すのはためらわれた」
「自分が小山だったら嫌だと思う」←↑こういう、平良がふとたまに見せる常識人なところが好きです。
そして小山弟の涙…「泣いてないよ」って嘘言っちゃうとことか。せつない。

<注意点>
受けが女性ファンからチヤホヤされるシーンあり

「夢を見ることは 五ミリのスキマに一センチのものを入れたいと願うこと」
「一生持って歩くバッグの中身は 意外と子供の頃から入っているものが多い」
こういう心にズシっとくるセリフやモノローグがたまに飛び出してくるので、読むのをやめられません。

そしてやっぱりアヒルが可愛い(可愛い)
コミカライズ、本当に読んで良かった…(ぇ、そこ?!

多分皆さんとは「良かったぁー!」な点が違う(そしてそれは表紙にも試し読みにもない)

本編は現在5巻まで出てますが、各巻にこういった小冊子が付いていて すべてフツーに各種電子書籍販売サイトで購入できるので、今現在でも全部で5つの小冊子が読めます。
本ページのカテゴリは「特典」となっているので関連作品一覧には表示されません。
(1~4巻の小冊子は著作一覧ページにも出てこないので、「夜明けの唄」で検索しないと出てきません)

片想い時代の初デートの話。
料理教室の女性生徒が4人出てきますが、本編で彼女らは同じく生徒である自分らの母親たちが
「アルトが婿に来てくれれば…」と言ってた時に
「分かってないなぁ~」って言ってたので、ひょっとしたらアルトの想い人が男性だと知ってる腐女子たちなのかな?と思ってました。
(違ってたらスミマセン)
今回もアルトの恋の行方を優しく見守ってくれてます。

・私がグッときたシーンは、なんといっても鳥さんたち!
あんなにたくさんの可愛い鳥ズをあんなに美しく、躍動感あふれる描き方をしてくださるなんて!(動物大好き)
これだけで☆5決定です。

・次点は「すやぴよ」
・さらに次点が、エルヴァの笑顔x3と おでこにキス

でした。本編履修済みの方はぜひ!

卒業式当日のあの衝撃たるや

ずっと2巻終わりで読むの止まってて、つい最近 とあるレビュワーさんに背中を押されて(感謝!)3~4巻を読破。
BLCDも聞いてたので展開は知ってたんですが、それでも絵で見ると衝撃がよみがえります。

卒業式終わりで、なんとー!きっ、ききき…きすー!
しかもあっちからー!!
なのに平良は別れの言葉によるショックにばかり気を取られ、
「違うー!そっちじゃないってばよ!今ワレ何されたんか考えてみぃや!?」
などといった我々(主語デカ) の叫びも虚しく、完全に終わったと勘違いして携帯すらも水没。

<注意点>
・受けが校内でアイドルのように大勢の女子に騒がれ、囲まれます
・ぼっちの描写がかなりリアルでキッツイかも

大学が始まり、やっと友人にも恵まれ、褒めちぎられたりして
「ごめん ほんと なんかもう勘弁して」
なんて言いながら照れるシーンまで見られます。
やっと人間らしいというか…私はこのシーンでなんかホッとしましたね。
しかも小山弟の想いを知り、意外と(スマン) 人に気を使ったり、心の機微に気付いたりできる人なんだと驚きました(いや知ってたけど、ここまでとは)。
あと字がすっごいキレイ。

ついに清居と再会したとき、さらに隠れて見に行った時に見せる表情が生き生きとしていて、まるで水揚げされて苦しそうにしてた魚を再び水に入れたみたい。
まだまだ目が離せませんこの物語。

おそらく誰も書かないであろうことを書きます

腐友人から猛布教に遭い、発売当時に読破。
やはり1巻同様、イジメ描写がかなりキッツイです。
(なので苦手な方は注意)
でもやはりそれ以外が素晴らしいので、読むのをやめられない。
友人も強調していたけど、本当に本作は "成長ストーリー" なんだな…と実感できた巻でした。
ついにアヒルを救えた!
私的には神作認定以外ありえなかったです。

ファミレスで清居のグラスが3つもあって、しかもそれら全部に氷とストローがあるのが、なんっかリアルだなぁと。
飲み終わったグラスをサーバーに持って行くんじゃなくて、清居が飲み終わる前に2杯目3杯目を取りに行ったということよね?
それが良い悪いの話ではなく、ここまで細かく描写してくれるのすごいな?って。
この一コマだけで、いかに平良が清居に尽くしまくってるのかが分かる。

コミカライズだからこその良さってありますよね。
私にとってはそれらは上記の描写だったり、以下だったり:
・「嫌そうな顔も綺麗だ」の顔
・その直後に「きも」と言われた後の平良の顔
・コンテスト後に平良だけが見ることのできた清居の顔
・「ありがとう」って言われた後の清居の照れ顔
・初めて見せる清居の笑顔!アーンド、5話最後の笑顔!
・アヒルの可愛さ!可愛さ!(大事なことなので2回

進みは小説版よりはか~~なりゆっくりめなのが「うぅう」となるんすが…逆にこんなに丁寧に描いてくださるなんて!という感謝の気持ちはそれをはるかに上回るのです。
今後も見守りたいと思います。

ちょっと違う観点からレビュー

腐友人の猛布教に負けて発売当時に読破。
DK同士で「平凡x女王様系イケメン」。
正直、一番最初の印象は「イジメ描写がかなりキツイ」でした。
(この点、苦手な方は注意です)
正直、読むのやめようとすら思いました。
でも良い面がその苦手な点を補って大いに余りある、素晴らしい内容でした。
一人でも多くの人に読んでいただきたいです。

余談になるんですが、3月からやっと独語版1巻が書店で発売されました。
(そう、これだけ長いタイムラグがあるんですよ…「羅城恋月夜」1巻や「鯛代くん~」1~2巻がやっと発売されたぐらいです)
タイトルは英語版そのままに「My Beautiful Man」となっていたんです…
「いやいや君のちゃうやろ」とw 日本語にはどこにも「俺の」なんて入っていないのに!
世界観台無しですよ…翻訳者を小一時間問い詰めたいw
同じく本作が大好きな日本人の友人(前述の友人とは別人)にこの話をしたら「手の届かない崇高な存在なのにね」と言ってました。
ほんそれですよ全く…。

<知らない方のために>
本作「美しい彼」は
・実写版:連続テレビドラマ化は2回で、映画にもなりました。
・小説版:1巻だけで現在ちるちるで 5171点 です(シリーズ合計ではなく)。
 BL AWARDで何度も1位や2位になってます。
・原作者の凪良ゆうさんは2022年 直木賞にノミネートされてて(←今日は何も買わなくていいんでココだけでも覚えて帰ってください)
本屋大賞は2020年と2023年の計2回受賞、2023年に高校生直木賞を受賞されてます。
前述の猛布教してきた友人は「史上最高級BL」「全く飽きがこない!文章があああああ!美しいイィぃい!スラスラ読める!」と言ってました。
もちろん私も大好きな作品です。
作画は小説版・漫画版どちらの画風も違った魅力があって美しい…!
気になる方はぜひ。もちろん小説版も!