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エキスパートレビューアー2025

女性晃子さん

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「カッコいい黒髪ツンデレ受け」が三度の飯より好きな人ならイケるかも?

「ここから先はノンフィクション」が文句なしの神作だった大橋キッカさん。
「いいから黙って目を閉じて」や「ロマンスするなら覚悟を決めろ」も良かった。
今回30%引きだったので抗えずポチリ。

アダルトグッズ専門店の「ノンデリ大学生バイトx神経質な年上黒髪リーマン」。
受けが男らしいのがすごくイイ!
攻めはもともと「やっべー モロ好み!!」と心の中で言ってるから、おそらくゲイ同士なのかな?

こんなに美麗な絵柄で全ページ作画が完璧なのに、なんで点数ハネないのかな?ってずっと思ってたんです。
んー、今回はさすがに分かった気がする…攻めが全然好みではなかったです…orz
自己中すぎる、子供っぽすぎる、いきなり無理やりキス、etc.
しかも結合までが爆速ですw
でも受けが色っぽいし、ツンデレだし…これらは私の好きな要素…イヤ それでも流されすぎー!w
2016年発売だから、当時はこういう作品も多かったのかな…?とすら思ってしまいました。
(そんなことないですよね?)
この最低の印象から、巻き返しあるのか?と思ってたら、なんと受けから怒りの右ストレート入ったー!
(その調子だ!頑張れ受け!)
強い受けは大好きー!と思っとったら、なんとセッ2回目も攻めが無理やり迫っとるw
でも受けはなんだかんだ言いながら攻めにしっかりとしがみつきます。
こういうところが刺さる人には刺さるのかもしれないです。
(「だっ…ダメじゃ…ないけど」とかそーゆーの)
あとはバッティングセンターなどで交流を深めつつ、お互い惹かれていきます。

<以下が好きな方にオススメ>
・大人のオモチャを使用する描写
・体から始まるえrえr作品
・ツンデレ黒髪リーマン受け
・年下ワンコ攻め

<注意点>
深いストーリー性を求める方には不向きです

エルヴァの特殊技能(?)が明らかに

2021年に発売された1巻の有償特典ですが、私が普段利用する電書サイトではこれ単体で今日から発売になってました。
ありがたいことです…(拝む

私が特に気に入った内容は以下2つ:

・子供時代のアルトがいじめられていた後、反撃しようとしてガッチャーン、とやるんですが…
この後、きっとこの子たちと仲良くなったんだろうなぁ~、と想像できる描き方をされていたこと
(お互いの距離が近づいていて、目くばせし合っている)

・本編読んでると、エルヴァの髪が長くなったり短くなったりしてるな…って思ってたんですが…
キャラ年齢別の設定画でその疑問が一気に解決したこと

もちろんエルヴァからの不意打ちハグにも、子供アルトのおSiriにも萌えました(←おまわりさんコイツです
てゆーかニンジン生煮えだったんだw
料理苦手なのに作ってあげたくなるほどの愛がそこにはある…

以上、普段ご利用の電書サイトでぜひチェックしてみてください。

二人の成長物語(絵が美しいー!!特に攻め!)

絵柄がめちゃくちゃキレイになられましたね。
大好きな著作もたくさんあるんですが、そこだけはずっと気になってたので本っ当ーーーに歓喜です。
試し読みの時点で買わずにはいられませんでしたよ。

「ナルシストのヤリチン飲食店店員x恋愛する気のない黒髪メガネ塾講師」。
恋愛すると不幸になる体質の受けが、かつてワンナイトの相手をした攻めに再会し…というお話。
受けがつよww まさかあのタイミングで頭突きがくるとわっ…w
相変わらず犬井さんはイイ感じのタイミングでイイ感じの笑いを入れてくださいますw
「俺の部屋に 来なよ!」の後の「ザワ ザワ ブロロ…」のコマが好きw
お互いが距離を縮めていく過程が丁寧に描かれていて、自分自身の問題にもお互い気づけて成長していく様が大変良かったです。
大満足。

おそらく皆さんがモヤりそうな箇所は:
・そんな不幸体質あるの…?:
すべて単なる偶然でも片付くし、守護霊や生霊、呪いなどが恋愛を邪魔しているとも言えるので私は無問題でした。
そもそも恋愛に浮足立った自分の不注意が原因とも取れますし(部分的には)。
・元ノンケがそんな簡単に "受け" ようとするものか?:
人の数だけセクシュアリティーがあるし、こういう人の話も実際 何人も聞いたことあるので(※ヘテロフレキシブルと言います)私は無問題でした。

<モヤった点>
・スプリンクラーの誤作動なら復旧するまでの家賃費用など、全部もしくは部分的に大家が肩代わりしますよね…?
一気に貧乏になってた描写に違和感がありました。
まぁひょっとしたら、もともとお金のかかる趣味でもやってたのかもですね。
・なんで同僚が攻めと双子レベルにソックリなの…ヒゲのあるなしでしか正面顔は判別できないです。
他に髪型いくらでもあったでしょうに…マジでなぜだ…

<注意点>
攻めがモブ女性たちにチヤホヤされます

王道中の王道。前作「王子様の伴侶は憂鬱なハニー」が良すぎた…

シリーズ3作目です。
「王子様の伴侶はバツイチアラフォー」→「王子様の伴侶は憂鬱なハニー」→本作
の順番ですが、それぞれ単体でも楽しめます。

「23歳、金髪褐色王子x26歳、ツンデレリーマン」。
ポリアモリーともパンセクシュアルとも書かれていませんが、万人を愛するがゆえに恋人がいっぱいいる攻め。
彼が日本で伴侶探しをする際のガイドをする羽目になった受けは…というお話。
王道中の王道、シンデレラストーリーです。

受けの性格がずっと男前で(もちろん外側も)、泣きボクロも可愛い。
攻めがナンパ野郎なのが個人的に気に喰わなかったんですが、ちゃんと作中でその原因もちゃんと明らかになるのでスッキリです。

個人的に前作と前々作が好きすぎて、ついつい比べちゃってこの評価ですが、私にとって本作は全編にわたって受け攻めの美しい顔面と受けの男前さを拝む作品です。
気になった方はこのページ上部から直接、1話丸ごと試し読みどうぞ。
こういう感じの受けがお好きな方には、「ミッドナイト・コンフリクト」シリーズも読んでほしいな~。

<モヤった点>
・あの悪い3人組に少しでもお金が渡ったのがなぁ…
なんでちょっとでも良い思いさすんだよ…
・婚約者の女性も日本語が超上級レベルなのおかしいてw

<特に良かった点>
攻めのピンストライプスーツ姿ー!&ポニテ!

<注意点>
・攻めに「ヤリチン」タグは付いてないですし直接描写も皆無ですが、そのケはあり、真の意味で「タラシ」です
(人タラシとかじゃなくて、とにかくナンパしまくる)
・攻めがモブ女性たちにキャー2言われるだけでなく、片思いする女性も出てきます(でも根はイイ子です)

やっとかぁあああーーー!!!(歓喜

はぁーーーー感無量です。ここまで読んできて良かった!

いきなりエビコロの絵が3回も出てきて、エビコロの話から始まって。
平良は母親にエビコロが美味しかった話とかしたんだろうなぁ~とか想像しました。

ずっと清居目線で進みます。
「俺って意外と一途だったんだな」かわいいかよ!
平「(しゅん…)だめなの?」→清「いいけど」二人とも照れとる!かわいいかよ!
平「貴族?」→清「○ね」これワロてえぇとこなのかな?w
てか唾液で消毒はできないよ!むしろ唾液には菌がいっぱいいるよ!…とかって無駄な知識が脳内で邪魔をしてくるんですが、今回は君らにはご退場願おう!(フンス
受けの「…い 嫌じゃないけど」が好きな人、ハイ 手を挙げてー!(シュバッ
清居はツンデレの鑑のような受けですね…

「…平良 恥ずかしがりだから」の二人の顔!こんなタッチも描かれるんだ?!
ここで嬉しかったのが、小山くんの平良像への解釈というか解像度が、清居のと微妙に違うこと。
やっぱり平良のことを理解できるポテンシャルを秘めてるのは清居だけなんだなと。

ついに清居からキスー!しかもべろちゅー!
…でもさすがにここまでやって、自分が好かれてるって理解できないのはちょっとな…と読者としては思ってしまって。
ところが、その後あっさりこの印象は覆されました。
清居が泣いて、平良が彼を抱きしめた時、私の目からも涙が出ました。
平良が怒ってたのホント意外だった。やっと平良というキャラが少し理解できた気がします。

玄関先、「離れたくないし」やっと清居が素直になってるー!
ほんっとーーーに美しいえいちシーンでした。
キスを「嫌だ」と言われたのに首筋にしてるとこ、平良はもうちゃんとここまで行動できてるんだなー…と嬉しくなった。
「かわいいけどきもい」ほんそれw

6巻の予告ページ、めちゃくちゃ気になるー!まさか予告でこんなに「ぐぉおおおお!」となるとは!
5巻=小説1冊分なら、いったい全部で何十巻になるんだよぉおおお…(読み続けます

以上、読むの迷ってる方にもぜひ読んでみてもらいたい作品です。

嵐のような「ぐぉおおおお!」ってなる波乱万丈な…"ではない"(番外編集もぜひ)

2021年ぐらいに読破。
2008年出版なので作中にガラケーも出てきますが、今読んでも全然色あせないのはさすがですね…
「シグナル」→「嵐のあと」→「初恋のあとさき」という順番のシリーズなんですが、どの作品からでも楽しめますし、どれかひとつだけ読んでも良いと思います。
本作には「初恋~」の美山くんが、「シグナル」には本作の榊さんが登場します。
つまりこの順番で読めば、読者として ますますキャラが好きになってしまうという…
著作では「憂鬱な朝」と「花は咲くか」が有名で私も大好きですが、その次ぐらいに本作と「初恋の~」が好きです。

大人同士でインテリア関係の仕事に関わる「ゲイの社長、30歳xノンケリーマン、32歳」。
ノンケに惹かれてしまうことの葛藤だとか、すごいリアルだなって思いました。
まず受けがノンケだと知って「残念」と思う
→ノンケの受けが "友人として" ゲイの攻めに惹かれる
→でもいざ攻めに手を出されると…ってとこがホントリアル。

2人ともとにかくビジュがかっこいいです…色気ダダ漏れ、全ページ美しい…
特に榊さんはシャツ姿が素敵で、眼鏡フェチにはたまらないです。
岡田さんのスーツ姿が多めなのも嬉しい。
「初恋~」の仁科くんも眼鏡なんですが、どちらも一見似てるようで印象は全く違うのに、どちらも同じくらい美しい。
つくづく、作家さんの描き分けってすごいなぁ~と。

本作がお気に召したら、ぜひ続編の短編集「After」も読んでいただきたいです。
さらにさらに、CV. が個人的に大好きな森川さんと中村さんで最&高なので、もしご興味があればBLCDもぜひ!

面白いけど(※特に言語と名前のカラクリ!!)、ちょっと分かりにくい

絵柄的に完全に圏外だったんですが、友人に強く薦められて読破。
彼女も絵柄にかなりこだわりがあるので、おかげで絵的にはすごく読みやすかったです。

「マフィアのボスが選んだ義理の息子xそのボスの愛人」。
「成人して」とあるので、おそらく20代半ばぐらい?の年下ワンコ攻めです。
ミステリー・サスペンス要素もふんだんにあり、「結局誰がエリックを?!」ってなるので話はすごく楽しめました。
でも…この評価にした理由は以下です:

<不満点>
・時々セリフ回しが分かりにくくて「ん?どーゆー意味?」となったし、説明じみててあまり自然に見えなかった
・アルベルト・バジェホ=エリックで、アレクセイ=ウィリアムなんですか?通称?
アレクセイもソコロフもロシア系の名前なので、出自を隠すための通称だったのかな。
・エリックの顔が見たかったよ! カッコ良かったんだろうなぁ~
電子限定特典でますますそう思いました。

しかも「その渇望を "また" 捨てようとしてる」「Gabriel…!」つまり実の父親なのか…
(このことに気付かせてくださったレビュワーさんに感謝!)
Padreはイタリア語でもスペイン語でも「父」という意味なんですが、
「Tú eres el que no sabe amar a la gente.」これは「マフィアBLになぜスペイン語?」と思いました。
Caliente もスペイン語で「熱い」ですし、バジェホもスペイン系の名です。
スペインにもマフィアっているのかな?とググったけど、明確に「マフィア」と呼べる組織はないっぽいです。
つまりやはり舞台はやはりイタリアで、○ぬ間際にとっさに母国語であるスペイン語が出てしまったと考える方が自然です。
「俺たちを残して消えた」の「俺」にわざわざ傍点「・」が打ってあったし、まぁそういうことなのかなと。
コ○ン風の描写にしたのも、おそらくナインに似てたら読者にすぐ血のつながりがバレるからかな?

<良かった点>
・超BL展開があると萎えるタイプなんですが、本作は結合までが自然な流れでした。
しかも「多分したことあります 一度」これの意味ー!
・ディッチがイケオジー!(歓喜
・ちょいちょいデフォルメ画挟んでくるのズルいw
・レイモンドの「忘れるなよ」の顔
・雪の中、受けが立っていた場所!
目が合った瞬間、攻めの目にあった光がなくなるんですよ…このアイディアすごい。
始めて受けとエリックのキスを目撃するシーンも目が光ります。
そしてもう一回光が一瞬戻るタイミングがある。大事なシーンです。
・描き下ろし(Another Life、つまりパラレルワールド)
二人とも母親が移民だと言っていたし、やっぱり前述の推測は間違ってないと思う。

蜘蛛の意味を調べたら「娼婦の隠語」とあったんですが、作中では「ウィリアムがまんまと罠にかかった」シーンで蜘蛛の巣が使われていたので、私はエリックのことかなって思いました。
でもいろんな意味にとれるので(=相手を絡みとって離さない)、3人全員が蜘蛛の男だったとも言えるのかも?

<注意点>
・エリックx受け、モブx受けのシーンあり(合意)
・マフィアBLなので、人がバッタバッタ○にます

◆実話です◆ホントにこんなBLから抜け出てきたような男性、いるんだ?!

スキマというサイトで無料で読みました。
実話エッセイで、シリーズになってます。
「怪獣になったゲイ」をゲイ友から薦められたのが知るキッカケだったんですが、まずはこちらから。

もともと波真田かもめさんの「たとえばこんな恋のはなし」や うさきこうさん著作などの実話BLが好きなので、「こんな作品もあったのか!」と驚きました。
「ホントにこんなBLから抜け出てきたような高スペックのゲイいるの?!」とか、そういう感想がまず出てくると思います。
マジでそれだった。
いるんですよ…冗談抜きで、この事実を知るためだけに本書を読んでいただきたいとすら思います。
だって「じいや」が校門まで(しまった、○門って書こうとしてしまったw 予測変換怖スギィ!)迎えに来るんですよ?!
漫画か?!(イエ、実話です)
しかもこれ付き合う前っていうのが特大萌えポイントです。

ここまで漫画のことを知らないってことは、子供の頃ずっと禁止されてたのかな?と思ったらどうやら違うようで。
そこもホッと胸をなでおろしましたね。
ホントに天然お坊ちゃまだった…
ぜひ、みなさんにも実際に読んで作者さんや私のように驚いてほしいです。
つい絵柄で初読み当時☆3にしましたが、今は☆4に引き上げたいくらい面白い。

スキマは9月末でサービス終了するので、ご興味ある方はお急ぎください。
(広告料が著者に還元される合法システムです)
10月以降でも、各種電書サイトで購入可能です。

何らかの賞をあげてほしいぐらい良かった(☆の数を直したい!)

3巻ぐらいまで読んでた頃に、こちらで☆3にしていた作品。
最終話(全4巻)まで読んでみて、今 自分の評価を総合点として☆4か5に変更したい気持ちでいっぱいです(4巻だけなら☆5)。

同級生DK同士で「黒髪の人気者、キヨx守ってあげたくなるような美形、律(リツ)」。
作画が時々気になるなーとか、当て馬の的場が容赦なくキモいとか、不満点はあるんです。
でも絵そのものは基本的にキレイですごく読みやすいし、そのそもアイツがいなければこの感動は得られなかったので、神作判定においては誤差の範疇です。
とにかく4巻!母親と対峙する描写がスンンんnゴかったんです!
手に汗握るというか、ハラハラドキドキ。
BL作品でここまで心を乱されるのは本当に珍しい。

一番いいなと思ったのが、キヨが
「(律がキヨの家で育ってたら)こんなに好きになってない」
「律が律の家で育ってて良かった」
って言うところ。
これなんですよー…相手の生い立ちを否定しない。
その辛い生い立ちがあったからこそ、今の彼がいるということ。素晴らしい。

ちゃんと気持ち悪い的場も更生できそうな余韻を残してたのも良かった。素晴らしい。
もちろん律の母親も父親も、良い方向に変われそうで本当に良かった。

ちなみにタイトルは、
「if I were in someone's shoes:もし私が(人)の立場だったら」
という意味の決まり文句から来ていて、この作品にぴったりだと思います。

<注意点>
・攻めに元カレあり(でも事件は ほぼなし)
・当て馬が容赦ないストーカーです
・受けの母親が毒親です(でも改善の兆しアリ)

◆実話です◆普段は読まない系統の作品だけど、運命を感じた

作者さんが実際に体験したエッセイ漫画です。
こういった実話BLやノンフィクション作品が好きなので、波真田かもめさんの「たとえばこんな恋のはなし」や うさきこうさんの著作も多数読んできました。

本作はスキマというサイトで無料で読んだんですが、読んだ翌日に ちるちるにレビューがアップされてて本当にビックリしました。
配信開始日はサイトによってまちまちですが、2022年とか2023年なので、スキマでもそれぐらいからあったと思います。
作中でもクマのぬいぐるみと目が合って運命を感じるという内容なので、やはりこれも運命なのかな?と思い、レビューを残すことに。

ミナモトカズキさんを知ったのはゲイ友から「怪獣になったゲイ」を薦めてもらったのがきっかけです。
インタビューも見ました。
ちるちるで一番人気なのは「メルヘン課長とノンケ後輩くん」ですが、普段全く読まない系統の絵柄なので、まずはとっつきやすそうなエッセイ漫画「30年以上マンガをほとんど読んだことなかった彼氏がBL沼にハマった話」からスキマで読み、その次に本作を読破。
本作に出てくる著者の彼氏さん(よしくん)がそちらにもメインで登場するので、皆さんにもぜひその順番で読んでいただきたいです。

興味深かったのは、ぬいぐるみ全員がそれぞれ異なる性格を持っていて、さらにそれぞれ異なった名前まで付けられていること。
たとえ何歳になっても、何かにハマれるってのはとても素敵なことだと思うので、読んでて感情移入できたし、読後は非常に温かい気持ちになれました。

よしくんの紹介で「とにかく怒らないし 優しいのに なぜか目が死んでる」で笑ってしまいましたw
素敵やん…
あと「見られたってどうせ 二度と会わない人なんだから」とサラっと言ってのける姿、サイコーに男前です。

ちなみに、オカルトも大好きな私はついつい「ぬいぐるみには魂が宿りやすい」という脳内の余計な知識が邪魔をしてしまうのですが、たとえ宿ったとしても この二人に大事にされてぬいたちは幸せいっぱいだろうなぁ。

スキマは9月末でサービス終了するので、ゲイカップルのエッセイにご興味ある方はお急ぎください。
(広告料が著者に還元される合法システムです)
10月以降でも、各種電書サイトで購入可能です。