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エキスパートレビューアー2025

女性晃子さん

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3人が意外と仲良しでホッとしたw

2024年6月28日に発売された本編の紙版特典を収録したものが2025年10月30日に電子で発売されたので早速ポチリ。
(このキャンペーンのおかげで本編を半額で買えたので感謝してもしきれないです)
全17ページ。思ったより短かかったー!w
内容は以下の通りです:

・ノアが2人のとこに居候!(ノアはソファで寝る→2人の情事が丸聞こえw)
・本編カラー表紙の完全バージョン(電子だとつなげて見られなかったので助かる!こうなってたのかー!)
・2人でお祭り(受けがリンゴ飴舐める→攻め欲情してTKB舐め→自宅へGO!)
・攻め→受けへ ふかふかパジャマプレゼント→衝撃の事実が!
・2人がそのパジャマを着たカラーページ
・料理を作る攻め&受けはウトウト寝坊→起こされる→衝撃の事実がw

必読ってほどでもないかな?とは思ったけど、3人一緒ってのが意外だったのでヨシとする(←何様?
3人が仲良しでほっこりできたので、この温かみを感じたい人はぜひご一読を。

「スウィート・ペイン」弟CPのその後が読める!

大好きな絵柄なんですが、今回は発売当初から表紙の逆三角形アゴに拒否反応が出てしまい、しかも試し読みで(我がBL読書歴において)Bockyシーンまでに要した時間が歴代最短だったので、あ~これは読まないな…と思ってたんです。
でも今回(10月31日【特典小冊子】発売キャンペーン)まさかの半額でアッサリ陥落(意志よわッ!w

なんとこれ、「スウィート・ペイン」のスピンオフなんですね!(歓喜
弟CP(牧瀬先輩x薬剤師の河野和臣くん)が出てきます。
それぞれの攻め達、受け達が髪色ほぼ同じなうえに顔がソックリなので、キャラの見分けは大変かもw
(ここは温かい目でどうぞ)

リーマン同士で「陽キャの淫魔x4つ年上、性的に潔癖な陰キャ」。
再会した後もやっぱり絡みまでが爆速でした。
すぐにBocky→攻めフェ。なんでや…と。
でも ぇ、淫夢だったん?と思ったとこで1話終わり。
あっ、これなら読めるかも?と。

攻めは人の形を保つために、受けの淫欲(ナスティ)を搾淫(さくいん)して淫魔の贄(にえ)となってもらう契約が必要とのこと。
nastyは英語で「わいせつな、汚らわしい」という意味の形容詞です。

受けの生い立ちや潔癖になってしまったきっかけが…今めちゃくちゃ炎上してるアレでした…なんとタイムリーな!
やっぱり私すんごいシンクロニシティ体質…(世界一どうでもいい情報すみません)

作品として好きになれるかどうかのカギは、「お互いいつ好きになったの?」という点ですね。
私的には無問題でした。
お互いが身の上で問題を抱えていて、心にぽっかりと空いた穴。
それをお互いを知っていくことで少しずつ埋めていき、しかも片方は「体液がただ一人だけ甘い」ので運命の番的要素もある。
マスク越しのキスもすごく良かった。

<その他 良かった点>
・TKBすっごいキレイ(ぇ、そこ?!w
・家族がいっぱい!小さい子たちがかわよ…
・まさか結婚式までいくとは!
・ウサギがかわよ…

<注意点>
・受けに妹がおり、彼らの親が毒親、しかも子供たちにセッ見せつけ
(逆に不憫受けお好きな方には向いているのかも?)
・当て馬が受けのTKBとTNKを責め、ANAに先だけ指入れします

あぁせつない…!素晴らしかった!めちゃくちゃ過小評価されている作家さんだと思う。

「メビウス・ロンド」が文句なしの神作だったsora組さん。
他著作も読みたくなり、絵柄そのものはすごく好みなんですがなかなかクセのある作風なので「これが読みたい!」というのが見つからなくて。
女装BLはもともとそこまで好きではないのですが、イケオジンスキーなのでこれなら!とポチリ。

ノンケ同士で「部長x課員」。
キスまでなので掛け算前後は(仮)です。
女装した課員が部長に惚れられて…というお話。
逢瀬を重ねる理由がなんと無料○○○!これはBLとしてはかなり自然な展開!

<モヤった点>
・女装のきっかけが「美しいこと」そのまんま(もちろん作者さんがあの名作をご存じない可能性もあります)
・中扉のカラー絵で女性の後頭部が大きすぎるし、他もところどころ骨格が…パースが…(特に横向きの頭・体、建物)
角度によっては同じキャラに見えないことがある
・お仕事BLとしてツッコミどころが多すぎるし、英語に関する描写もいろいろとおかしい
(英文科卒ならI miss youぐらいは知ってるはず。Missなどの敬称は苗字/フルネームにしか付けません…しかも"未婚女性"の意味なので現代は代わりにMs.を使うのが一般的)
・取引先への謝罪のシーンで上司に頭を掴まれて下にやられるシーン
昭和ならともかく、令和ではキッツイです。

でも主人公が「こんな時部長ならどうするか?」とだんだん性格が強くなっていったのがすごく良かった。
駅での決断シーン、ドキドキしました。
そしてついにクライマックス!受けがめちゃくちゃ男らしい!
主人公の涙、すごく自然でした。部長の涙も。
そして同じ "水" という成分があんなところに関係してくるなんて…!
本当にすごい作家さんです。
照れる受けが美しい!
読み終わった後は、上記のモヤった点など どぉ~~~~でも良くなりましたね…素晴らしい作品です。
二人ともキャラとして魅力的で、萌えも詰まっていました。
女装BL苦手な自分にとって、納得のいく展開(=たとえ男性の姿でも気持ちは変わらず…)だったのも高評価の理由です。

ところどころコミカルなのも良かった。
特にムンクの叫びが結構な頻度でおるの草w
てか呪文パスタてw
てかラストのオチー!w
あとがきによると、続編も期待できそうです。楽しみ!

<注意点>
一瞬ですが、女性社員が受けにときめいてます

CPの進展は?と聞かれると答えに困る巻

これ↑のせいで評価にかなり悩みましたよ。
でも↑ココ以外がすごく良かったのでこの評価としました。

さて、犯人がついに明らかになります。
偉い…偉いよユア…あーた成長したんだねぇ…(←完全に親戚目線
やっと殿下の想いにも魅力にも気づけた様子だし、ホント良かった!
↑これら2要素だけで、マイ目頭熱くなってもーたわ…
だってもともと高校生でしたからね、これだけ成長するポテンシャルが この若さにはある。
聖女が苦手で本シリーズを読めなかった方、この巻でソレ覆るのでご安心ください。
もう下心丸出しで「乗る場所替わってぇ」なんてホザいてたウザキャラはどこにもいません。

しかも日本人2人の宗教観が、今回非常に良い意味で説得・解決に導いている。素晴らしい。
「人が感傷に浸ってるのに」とか、要所要所でコミカルな描写を挟んでもくださるので、あぁ相変わらず受け攻め仲良くやってんな…と感慨深いですw
誠一郎を身を挺して守るシーンも萌える!

塾が始まって、殿下が!人間的に成長してる!
弟へお菓子を持たせた時も思ったけど、そこには美しい兄弟愛がありました…
異世界に来て主人公自身も表情だけでなく、大きく変わりましたね。

40~41話は今までのシーンをノルベルト目線で。
彼は誠一郎の監視役だったんですね、ずっとその報告書が綴られてて面白かった!
ほっこりすると共に、さらに多角的に理解が深まります。
兄からのお菓子の意味!そうだったのかー!

そしてラスト!
これ大事ですよ…2人を元の世界に帰すことを目的として、誠一郎は魔導課での研究に関わってますから、当然攻めは面白くないわけです。
次巻が待ち遠しい!
あと、攻めの馬がくっそイケメンでびびりました(そこー?!

<注意点>
えrどころか、キスすら無しです(熱いハグのみ)

2巻でやっとあの展開キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

付き合ってるはずなのに、なかなか二人きりになれないジレンマが続きますw
でもちーちゃんの可愛さは相変わらずなので、ソコを求める方には損はさせません。

内容としてはガラケーからスマホへの移行、クリスマスや雪、春、梅雨、真夏、温泉エピなど、イベントが目白押し。
ちーちゃんの真冬のコートやレインコート、浴衣姿がかわえぇ…
温泉旅行は当て馬の あいうえお先生と担当(本田)さんも同行してるので、エオ→涼川先生への距離が近くてぐぬぬぬとなったり。
でもそのエオが気を利かせてくれて、初えいちな展開が…!
バニラ(←ご存じない方はググってください)のみで、挿入はまだみたいなのですが、それでも神評価への影響はありません。
素晴らしかったです。
3巻、出てほしいなぁ…
てか本田さんがちゃんとオモロイw

<注意点>
(ちーちゃん的に)巨大カタツムリ出てくるので、苦手な人は薄目でどぞ

可愛い!オモロイww 最っ高ww さすが名瀬さん天才かww

本作には笑いと癒しが詰まっています。
2022年頃、最初に読んだ時は大変な衝撃を受けたものです。

「可愛い系のマンガ家x黒髪メガネのアシスタント」+彼らを見守る "小さな存在" =ねずみのちーちゃん。

あの迷(名)作ちんつぶをこの世に生み出してくださった名瀬さんなので、ガッツリえr描写があるかと思ったら…?
ラブホに行くエピもあるし、寝そべってがっつりチューもあるんですが、基本キス止まり。
初読み当初はかなりそこが物足りなかったのでこの評価にしてたんです。
でも今読み返すとそれを差し引いてもチーフの存在が素晴らしい!
☆5に直したいー!
まだ完結はしてないそうなんですが、2020年11月に配信された18話までが収録されたコミックス2巻は2021年3月に発売されていて、なかなか19話以降が配信されないので、もう続きは出ないのかも…?
でも3巻が早く見たい~!

名瀬さんの作品はかれこれ40作ぐらいは読んだと思うんですが、その中では本作と「最恐教師」「ちんつぶ」が断トツで好きです。
この表紙のちびキャラにピン!と来た方、ぜひ今すぐ試し読みしてみてください。
てゆーか当て馬のペンネームが あいうえおwww

<注意点>
受けが当て馬に襲われかけてTKB舐められます
でもそのおかげで両想い&キス!

メビウス・ロンド 電子 コミック

sora組 

この作家さんは…ほんっとーーーーにめちゃくちゃ過小評価されてると思う。

「すごいものを読んでしまった…。広めたい!多くの人にも知ってもらいたい!」
これが一番最初に読んだ時の感想です。

約6年前に読んだ本作の単話版が、9月末に某サイトがサービス終了するちょい前に いろんな電書サイトでも配信停止になって、
「えぇえええ買ってなかったー!買えば良かったー!」と大焦り。
どのサイトでも扱ってなくて、途方に暮れましたよ。
まさかその約1か月後に、仲良くさせていただいてるレビュワーさんから「電子単行本版が発売されとるで!」とご連絡いただけるとは!
即ポチリましたよ…関係者の皆さま、本当にありがとうございます…orz

再読すると新たにいろんな衝撃を受けました。
何度読み返しても素晴らしい。てゆーか1回目よりも理解力が深まるため、感動も増幅なんです…。

単話版の表紙に「Mobius」と書かれてて、ん?ウムラウトの点がないので間違いでは?と思ったら、なんとこの単行本版でちゃんと直ってたー!編集さんありがとう!
そう、ドイツの数学者の名前なので正しくは本作の通り「Möbius」なんですよ。
独語表記の規則ではウムラウト文字が使えない環境では「ö」は「oe」と綴ることになってるので、単話版表紙はせめて「Moebius」と表記してほしかったなと(意外と点々大事!)。

美しい絵柄がすごく好みなんですが、作画が時々ブレるんです。
でも、そんなことどぉーーーーでも良くなるぐらい内容が素晴らしいんです。
本当に、本当に大好きな作品。

タイムスリップ、父親との恋、タイムパラドックス(BTTFで写真が消えそうになるアレ)、タヒネタ。
この辺で拒否反応出る方は回れ右です。
さらに「ぇ、もしかして母親とも?!」という匂わせも含むので、無理な方にはオススメしません。

男性が女性のように簡単に泣くBLがあまり好きじゃない私でも、本作はものすごく自然で全くの無問題でした。
一人でも多くの方に読んでいただきたいです。
先の読めないBLや、他で読んだ事のない類のBLを読みたい方、不思議系BLお好きな方、BL抜きにしても漫画として面白い作品をお求めの方。
全て、ここにありますよ。

そして全てのイケオジンスキーへ告ぐ!(偉そうな書き方ホンマすみませんw)
「部長、その彼女は俺です!」は必読です!

<注意点>
・行為は大人になってからです
・単話版は2019年10月発売なので、ゲイ当事者への差別用語が出てきます。
本作の編集でそこの修正はされていません。

普段は全く読まないDom/Subが2作も含まれてるけど、そのうちの1作が一番良かった!

「手を伸ばしたら、つばさ」が大好きなんですが、他著作はDom/Sub系が多いのがネックで…短編集ならいけるかも?と思いポチリ。
絵がほんっとーーーに美しいです。
以下6つのお話が収録されていて、⑤⑥がもともと自分からは行かないジャンル(Dom/Sub)だったんですが、⑥がなぜか本作で一番好きな作品となりました。
普段読まない層も簡単に納得させてしまうほどの、作者さんの並々ならぬ実力を感じます。
⑤以外すべて学生モノで、うち3つが幼馴染同士なので内容も似てきそうなのに、どれも全っ然違うのホントすごい。
「一見受けの方が執着してるように見えて、実際は…」系が多め。

①(=表紙、描き下ろし含む)幼馴染同士でDD同士「女生徒にモテモテのイケメンx可愛い三白眼」
試し読みの時点ですでに素晴らしく、14ページの攻め笑顔とグラスが「買う!」ってなった決定打となりました。
変な薬じゃなくてホッとしたw

②幼馴染同士でDD同士「黒髪ヘタレx言動がちょっとヤンキーっぽい美人」
催眠術BLあるあるですねぇ~

③DK同士「短髪、高身長の後輩xバンドのボーカル、黒髪先輩」
あの人が当て馬かと思ったら実は…!

④幼馴染同士で男子校のDK同士「短髪x黒髪」。
攻めが③の攻めとソックリなので最初同一人物かと思った…
当て馬的存在が重要な役割を果たしてるのが良い。

⑤「花屋xモデル」
これだけはカブった独り言の尺が長すぎて自然に見えなかったのと、痛そうだったのがネックでこの評価となりました。
でも関係性は良かった!

⑥DK同士「性格悪い黒髪メガネ、後輩xメンヘラヤンキー先輩」
心理学あるあるで、
・A:最初っから最後までずっとイイ人
・B:もともと印象サイアクの人の印象が作中で良くなる
最終的に一番印象が良くなるのはBなんですよね。
まんまと山田さんの術中にハマりましたよ…素晴らしいです。

以上、私みたいにDom/Sub読まない人にも読まれてほしいです。
中扉のカラー絵はあのお兄さんと(作中には出なかった)恋人なのかな?と思ったんですが、泣きぼくろがあるので違いますね。
気になる~

<注意点>
④受けが幼少期に性被害に遭いそうになります(攻めが救出)

受けのキャラが好きになれなかった&展開が自然に思えなかった

スピンオフ元はどちらも神作認定したほど大好きなのですが、本作は試し読みした時点で違和感があり。
それでもちる点2600越えはすごいよな…と読破。

クリエイター同士で「家具職人x皮革工芸家」のBLは初めてなので、すごく新鮮でした。
力のある作家さんは漫画の進め方が本当に上手いので、スルッスル読めます。
でも結論として、"そこまで" 好みではありませんでした…。
やっぱり試し読み時点での「ん?」は大事なんだなと痛感。

攻めは好き。でも受けの性格が(自分的には)アカン。
男女関係なくめちゃくちゃ距離が近くて相手に誤解されるタイプ。
攻めはそれが気に入らない→やめてと言う→腑に落ちない
これの繰り返しです。
本作は「スピンオフ元が好き!→本作も好き!」な流れができてる感じがしました。
私もその流れに乗りたかったのですが…
でもお互い真っ赤になって告白し合うシーンは最高だったので中立評価としました。

<その他 モヤった部分>
・初対面になるよりもっと前の段階で、いきなり女性からの誘いを断る言い訳にされ、しかもワンナイト
さすがに酔っぱらって後ろも洗ってないだろうから、おそらくバニラ(ご存じない方はググってください)のみ?
でも「食っちゃった」って言ってたしな…バーがウォッシュレット完備だったんかな?しらんけど。
・水族館の割引券って利用期限迫ってたのかな?
「一緒に行く予定の人が急に来れなくなった人が2人もいて、しかも知り合いで、しかも水族館の中でたまたま鉢合わせ」は偶然にしても都合が良すぎる…
・時々顔のパースが…

<注意点>
受けに群がる女性がかなり多めです

泣いた。素晴らしい。とにかく素晴らしい。 ここまで評価されてない良作も珍しい

評価数:4、得点:19ですとー?!
こんなに質の高い作品が2013年からあるのに?!解せぬゥッ…!!

「ネクタイとカマキリ」が本当に素晴らしくて、他著作も読みたい!と思い読破。
↑を読んだ当初、「絵柄が萌えとは違うんだよなぁ~」なんて思ってた自分もいました。
今ソイツはタイムマシンでやってきた現在の自分にノされました。
ネクタイ~は春・夏・秋・冬に関するお話が収録された短編集でしたが、本作は花・鳥・風・月に関する以下2CPのお話が収録されています。
そしてこちらも2CPがつながった世界!収録順はタイトル通りではなく、「風」編は両CPに関係があります。
相変わらず、一つとして同じ構図がないんですよ…本当に漫画制作技術そのものが高い。
どちらもキスだけで直接的な性描写は "ほぼ" ないので、掛け算前後は「仮」です。

①鳥・風・月:DK同士で「人気者イケメンx鳥に詳しい黒髪くん」。
ツバメの交尾を見てしまった後の攻めの目線や表情など、明文化はされないのに「あぁ、お互い惹かれ合ってるんだな…」と読者に確実にわかる、作者の圧倒的な技術。
そして「1話ここで終わるんかー!!」という絶妙な終わり方。
読者に余韻を残す手法もですが、大事なシーンでページいっぱいにツバメを配置するセンスの良さ。
ありとあらゆる点において素晴らしい…
しかも幼少期、お風呂でのセリフは不意打ちだった。やられた。
この時点でもう☆5にしました。それくらい衝撃的だった。
BLだけでなく、純粋な(異母)兄弟愛までこんなに美しく描けるなんて…本当にすごい作家さんです。
泣くことはないかな~なんて思ってたけど、最後の最後で記事を見せたシーンで泣きました。
そして漱石の名文も…

②花・風:表紙の二人で「ショタ~>高校生~>19才x(元)家庭教師」。
これはなんと良質なショタおに…!
受けの身の上が重いんです…(父親が義理の母を…)
右手を握りしめた跡…こんな方法で描写するなんてホント凄い(マイ語彙力貧相すぎん?
道中セリフを練習してるんですよ…ホントすごいな(語彙力
3話目ラストのセリフ(そばかす)も、台風が持つ役割の比喩も、なんと秀逸!

結論:ミートボールカレー食べたい…(じゅる
そして雛鳥がギャンかわ。
550円、157ページ。ワンコインちょいで手に入るこの充実感をぜひ。

<注意点>
①攻めに女生徒が何人もアプローチします