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【幸いへ続く道】
 本編CDからたまに四葉先輩が言っていた「後ろめたい」という言葉の意味が分かって、「四葉先輩はそこまでちゃんと考えてたんだな」と驚きました。この「後ろめたい」というのは、純粋でいい子の空良くんを汚してしまう、みたいなふわっとしたものだと思っていたので…。その一方で、きょうだい児として生まれ育った四葉先輩だからこそ、一般的な家庭を築くことや普通という枠からはみ出さないことの尊さみたいなものを人一倍理解しているんだろうなとも思います。あと、ストーリーと直接関係はないのですが、四葉先輩の喋り方や雰囲気が「土曜の夜のおたのしみ」とも違ってて、ああ、恋人になったんだなぁと思ったし、空良くんの砕けた話し方を聴いて、彼らが恋人として過ごした年月の長さを感じました。ずっと幸せでいてください…。

【アイデンティティ・ミミック】
 統吾くんの過去が明らかになる超重要回。海島先輩も大概重い過去をお持ちでしたが、統吾くんのそれはもう絶句するレベルでした。どうして統吾くんがあんなに海島先輩に執着するようになったのか、それに対して海島先輩がどう向き合うのか、ぜひ音声で感じてほしいです。そして、(15弾を好きな方なら)絶対大好きなアレも再来します。なんならレベルアップしてます。フリートークで演じられた本人が「よかったんじゃないでしょうか」とおっしゃるくらいには素晴らしかった笑
 全体の印象で言うと、海島先輩の声音がちゃんと恋人に向けたものになっていて感動しました。最初は統吾くんの一方通行感が強かったふたりがお互いにしっかり愛情を持った恋人になっていて本当にうれしい。最高。

【憂色の海を飛ぶ】
 私たちの知らないうちに、お付き合いから1年足らずで遠距離恋愛になっていたふたり。ただでさえ口ベタで恋愛下手なふたりが1年も経たずに遠距離恋愛なんかしちゃったら、そりゃあすれ違うに決まってるんですよ!でも、そこが16弾の魅力なんですよね…。お互いを誰よりも尊敬して大切に思っているからこそのすれ違い。「男子高校生、はじめての」というタイトルらしい、ピュアで甘酸っぱい王道のお付き合いを楽しめるのはこのカップルだなぁと思います(本編トラックの時点で唯一お互いに大学生になっている弾ではありますが笑)。とにかく、恋人として着実にステップアップしたふたりを存分に楽しめるお話になってます。サラっとしているようで、お互いが大好きなりくゆづ、最高に尊い。

【甘えていいよ】
 アニ限スぺドラは脳死で濡れ場を楽しむためにあると思っているので、中身スカスカのレビューをします!最高でした!!私は14弾本編CDスぺドラの「土曜の夜のおたのしみ」大好き芸人をしていたのですが、超えて来ましたね。12分間ずっとヤバいんですけど、1つ本当にとんでもねぇ爆弾があるので心して聴いてください。あと、濡れ場メインなのでそこばかり言及させていただくんですけど、鈴木さん、どうした…??と(あまり好きじゃないという方もいるかもしれませんが、BLCDは中の人ありきのコンテンツだと思うので声優さんの演技にも言及させてください…)。男はじは「BLCD出演作品数2桁越えの経験豊富な方々×BLCD出演始めたばかりorメインははじめてのホープ」みたいな組み合わせが多い気がするのですが、5thってどのカップルのCVもそんな感じですよね。今回、ベテランの方々の素晴らしさはもちろんのこと、2年半前の本編CDの時点では出演作品の少なかった鈴木さん、佐藤さん、田所さんの変化がもうすごくて…(何様のつもりだとは思っております)。本編CDの時点で「メインほぼはじめて…?嘘つけよ…」とか思ってたんですが、プロの方って本当にすごいですね…。本当にこればっかりは声優さんのテクニック、演技力そのものだと思うので、私の拙い言葉では伝えきれません…。ぜひアニメイト限定版を購入されることをお勧めします。

【上限突破クエスト】
 全6トラックの中で1番リピートしてます。佐藤元さん、ほんとにすごすぎる。癖が強く、プレイも特殊なキャラクターな分、演技がハマらないと全く成立しないのが高江統吾というキャラクターだと思うので、初BLメインでこれをやり切った佐藤さんに怖いものなしですよね。このトラックもほんとにとんでもなかった。言葉攻めの帝王と言っても過言ではない。なんで攻めでのBLCD起用が増えないのか果てしなく謎です。各レーベル様、需要はここにあります!伊東さんは、すごく個人的な話で大変申し訳ないのですが、一番好きな受けのCV様なのでもう本当に最高でした。なんであんなに嗜虐心をそそる可愛い声が出せるんでしょうか…。統吾くんを好きな海島先輩の声の甘さが完璧で、もうひれ伏すしかないです。海島先輩、愛してます。伊東さんも伊東さんで攻め起用の方が多く、受けでの出演はおそらく2年半前の15弾本編以来だったと思うので、もう最高に嬉しい。各レーベル様、需要はここにあります!!

【Only I know】
 藤代睦人を!酔わせようと言い出したのは!どこの誰ですか!金一封を差し上げます!!酔っ払い睦人を究極のメロ男で演じてくださった田所さんには頭が上がりません。本当に最高です。圧倒的低音イケボで放たれる「可愛い」とか、いつもより少し舌ったらずで小さな子どもに向けたみたいな喋り方とか、どこを切り取ってもいい。口下手な睦人が、思ったことを全部ポンポン口に出しちゃうので、「君はそんなに唯月くんのことが好きだったのか!」と驚きます。壮馬さんはもうさすがとしか言いようがないのですが、一番最後のアレをしてしまった時の恥ずかしがる演技がもう最高によかったので、全人類聴いてください。何か1つ大きな萌えがあるというより、ずっとどこを切り取っても悶えるようなスペシャルな17分06秒でした。ありがとうございます。

心温まる素敵な作品

1巻がすごく人気だったので、SNSでこの作品を知り、今回も2巻が発売されたらすぐ購入しました。

1巻に続き、2巻もメイン2人の心情の変化が丁寧に描かれた素敵な作品でした。お互いを大切に思う気持ちが溢れていて、何度も読み返したくなります。

2巻の主な内容は、高校の寮が同室になったことで距離がぐっと縮まって恋人関係になった2人が進級のため別部屋になってしまうこと。そして、お互いの親への「同性と付き合っている」ということのカミングアウトでした。特にスイ先輩はゲイということでつらい思いをたくさんしてきた人なので、ご両親だけではなく、同級生や友人などに対して春虎との交際を知られることにも強い抵抗感があります。

後半は特に少し重たくシリアスな題材ではありますが、それはこの作品と作者様の作風ゆえか、もどかしかったり切なかったりする部分はあれど、圧倒的に心が温かくなる内容ばかりです。今回、BL漫画を読んで初めて泣いた気がします。

1巻が好きな方は絶対に読むべきですし、未読の方は必ず1巻を読んでから読まれた方がいいと思います。本当に大好きな作品です。ぜひ読んでみてください。

刺さる人にはぶっ刺さる

 初めて聴いた時の衝撃を誰かと分かち合いたい。黙って聴いてられなくて、ずっと一人でえぇっ!?とかわぁぁ!!とか言ってた気がします笑

 この「初めて聴いた時の衝撃」を味わっていただきたいのでなるべく前情報を入れずに聴いていただきたく、お話の内容に踏み込んだレビューは避けて一言で言わせていただくと、「なんでもバッチこいの人はとりあえず聴いてみてください」。これに尽きます。

 正直、キャラクターのビジュアルからもわかる通り王道カップルではないし、プレイ内容もかなり過激だと思います(ただ単に激しいとかそういった意味ではなくて)。だから人を選ぶ作品だとは思いますが、好きな人の癖にはぶっ刺さります、間違いなく。「男子高校生、はじめての」シリーズでいえば、6弾、13弾が好きな方はお好きなんじゃないかなと…。

 ドラマCDなので、お声の方にも触れさせていただくと、「毎度のごとくキャスティングが完璧すぎる」と思いました。

 ロイヤルな粘着攻め、高江統吾くんをあそこまで完璧に演じきれる人物がこの世にいるんだ…と感動します。先述した通りプレイ内容が過激で攻めがかなりグイグイなため、「攻めの演技がかなり肝で、そこが崩れると大コケする脚本だな」という印象もあったので、佐藤さんの演技力なしにはここまでの萌え作品になることはなかったのでは、と思ってしまいます(脚本が素晴らしいのは大前提の上で)。
 受けの海島先輩は、「統吾くんの鬼畜攻めをどれだけ受け止めきれるか」というのが大事な気がしていて、伊東さんの演技はもうそこが完璧。嗜虐心をそそる声ってこういうこというんだろうな…と思いました。そういう欲望を抱いたことは一度もないのですが。
 濡れ場以外の掛け合いでも、言葉に感情を乗せるのがお上手すぎて、直接的な言葉なしでも心情が伝わってくる「これぞドラマCD!!」って感じでした。お二方ともすごすぎる。


 とりあえず、悩んでいたら一度聴いてみてください!!

声の相性が抜群

 上に記載されているあらすじがかなり短く、情報少ないな…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、CDのあらすじは本当に上記のとおりです。このCD(第8弾)のというよりは、このシリーズ(男はじ)の特徴だと思いますが、本編CDだけだと上手く物語や人物像が掴めないところがあります。「コトに及ぶまでが性急すぎる」などの評価をよく見ます(特にこの8弾はそういう評価が多い印象です)が、「男子高校生のはじめてを盗み聞き」がコンセプトのシリーズですので、CDのメインが濡れ場になる関係上それは当然のことなのかな、と。しかし、濡れ場だけに特化したいわゆる「ヤマなしオチなしイミなし」な作品ではなく、しっかりストーリー性やキャラクターの魅力もあるシリーズだと私は思っています。GINGER BERRYさんのホームページに前日譚のSSやキャラクターのプロフィール、関係性などが掲載されていますので、それを読んでから聴くことをお勧めします。

 ここからお話の内容についても(先ほど述べた前日譚のSSなども踏まえて)書かせていただきますので、ネタバレが少しでも気になる方はお気を付けください。



 八雲譲(攻め/3年生/CV:山下誠一郎さん)
 江純端祈(受け/2年生/CV:小林裕介さん)

 前日譚のSSを踏まえて事前情報を補足すると、↓のような感じです。 

▷江純くんは軽音部所属で、バンドを組んでいる(ボーカル)。
▷文化祭のステージ発表で八雲先輩のピアノ演奏を聴き、衝撃を受ける。そこから先輩のピアノの大ファンに。
▷バンドメンバーでもある友達から「先輩は放課後、音楽室でピアノの練習をしているらしい」との情報を得る。
▷先輩のピアノを聴くために、暇さえあれば放課後は音楽室に通うようになる。
▷しかし、先輩の態度は一貫して冷たく、二人の距離は全く縮まらない。
▷そんな中、江純くんは自分が先輩のピアノだけでなく、先輩自身にも好意を抱いていることに気づく。
▷自分の素直な思いを伝えて気持ちに区切りをつけ、もう音楽室には通わないことを決心する。

 CDは、江純くんが先輩に自分の思いともう音楽室に来ないことを伝えようとするところから始まります。

 そこからのストーリーは、おおよそCDを聴いていれば理解できると思いますが、「先輩にとって、ピアノと江純くんがどんな存在なのか」「どれだけ強い思いを持っているのか」を理解することがこのお話を楽しむ鍵だと思います。そこに共感できないと、先輩がかなり乱暴で自分勝手な人に映るかな…と。
 私個人としてはすごく好きな作品ですし、アフターディスクやオールコンビネーションCDなどを通して彼らの成長を見守るのはすごく楽しいです。お互いを強く想い合っているからこそのすれ違いが丁寧に描かれていて、素敵な作品だと思います。


 ここから中の人のお話になります。

 中の人はあまりよく知らないけど、あらすじやキャラデザを見て気になっている方⇒攻めの中の方は、低めですがかなり爽やかなお声をされていると思います。初めて聴いた時は、キャラクターのビジュアル的にもっと低くて荒々しい感じの声を想像していたのでギャップがありましたが、今となっては「八雲先輩の声はこれ以外ありえない…!」と思っております。受けの中の方は、高めでハスキーな声をされてます。後述しておりますが、男はじシリーズの中でも情事中のお声がかなり多め、激しめな印象です!

 元々中の人を知っているorファンで、中の人きっかけで購入を考えているという方⇒山下さんの低めでかっこいいお声が好きな方は必聴かと!小林さんは、フリートークで山下さんがおっしゃるほどの見事な喘ぎっぷりでした…!


 気になる方は、聴いてみて損はないと思います!!