甘~い番外編が3つと、続編の中編が収録されています。
カップルになった寿と真央。真央はかっこいい寿が本当に自分のことを好きなのかちょっと不安になっています。
一方の寿は、あらたに演劇部に入り世界を広げています。だけど本当は映画部で主要な撮影を立派に担当している真央に追いつこうと必死。帰りも遅くて。。
ちょっとしたすれ違いがありながらも、次第にカップルとして絆を強めていく2人の続編でした。
やっぱり絵がうまいなぁ、惚れ惚れします。
最後に、CD収録現場潜入記あり。声優さんの似顔絵がまた上手い。
じゃのめさんは基本的に絵がすっごく上手いんだなぁと、実感しました。
ハッピーな一冊。
体の線が柔らかく独特で必ず買ってしまうじゃのめ作品。
そして恋の方もせつなあったかいのです。
今回は高校が舞台。同室の寿はゲイで恋人がいる。一方の真央はウブだけど映画部に燃えるかわいい男子高生。
2人は心地よく過ごすために、絶対に好きにならないなど3つの約束をしている。
冒頭、約束を録画するところから、帰ってきてカメラを止める真央。ラストにも呼応するシーンがあり、さすがのじゃのめ作品、おしゃれです。
映画部の愉快な仲間たちが楽しい。こちらのスピンオフもありどの作品も面白い。なんでこんなに色々な物語を生み出せるんでしょう?
絵とお話どっちもうまいって、漫画家さんってすごいなと思います。
つらい恋に別れを告げ、等身大の恋にたどり着いた寿。よかったねと言ってあげたい。
社長との色恋沙汰で大手をやめてフリーランスになったデザイナー、光生と、昔気質な活版印刷やで働くはねっかえり、剛のカップルです。
初期の頃から比べると流麗なイケメンを描かれるようになったユギ先生。
イケメンに説得力があります。
仕事で一緒になる機会があり、次第に仲良くなる2人(仕事上の意味で)。
光生はゲイで、やいやいうるさいが素直で明るい剛をだんだん好ましく思うようになります。
しかし剛はノンケのため、最初から実らない恋心だとあきらめている光生です。
ここで、光生の元彼であるデザイン会社社長が未練たらたらで小さな活版印刷やにおしかけてくるせいで、だんだん剛もその気に?
というストーリーでした。
穏やかで包み込むようなキャラの光生ですが、Hになると急にオスみが増し、たじたじなかわいい剛を抱くギャップが良かったです :-)
活版印刷のお仕事のことも出てきてこちらも面白かった。
酔った勢いでHしてしまった二人ですが、青柳くんは罪の意識にとらわれてしまい、一方の王子も、自分を避ける青柳に、なかったことにした欲しいのかと勘違いして。。
という、すれ違い展開の下巻でした。
そういう意味では上巻のほわほわキュンキュンした雰囲気は鳴りを潜め、ちょっとやきもきする一冊だったかなと思います。
ともあれ、青柳兄の決意が、このもだもだした二人の間をぐんと進めるきっかけとなり、ちょっと都合のよい展開のような気もしますが、うまくいってよかった~
恋愛をしてこなかった青柳がひたすら憧れていた王子ですが、おまけ編ではそんな王子のヘタレっぷりが描かれていて、王子は王子で青柳との出会いによって幸せになったんだな、ということがリアルに感じられて良かったです。
会社の上司と部下のカップル。
ほんわかとした雰囲気がベースにありながら、コミカルに純粋なラブを描いた作品で癒やされます。
芸の青柳はお金で◯欲の処理をしているが、本人はいたって健気でウブで純粋にいい人。会社では庶務担当で実にテキパキと仕事をする人。
そんな青柳が憧れるのは、会社の上司でシゴデキイケメン優しいスーパー王子様の浅桐部長です。
雲の上の存在だと思っていたけれど、彼のとんでもない秘密を知ってしまい。。
美麗な絵ではないんですが、王子の後ろ姿がそれだけで王子感がすごく出ててやっぱり絵のうまい人っているんだなあ~と、ほとほと感心してしまいます。
そして、王子の秘密の理由、浅桐の純粋さ、それらが二人の関係と絡み合うすごく練られたストーリーで、上巻だけでも読み応えがあって、読んでいて、えっ?まだ4話となりました。
下巻もとても楽しみです。
7巻でジュダートカップルのお話は完結となります。
6巻で誘拐されていたウィルですが、無事ジュダートの活躍で助け出されます。
悪事を働いていた輩も捉えられ一見落着。
事件依頼身なりを構わず仕事も休んでぼーっとしているウィルですが、身の回りの世話を焼いてくれるフリオが今になって気になってきて。。
こちらの行方がどうなるのか、スピンオフあるのかな?
一方、メインカップルの方は、ダートの懐妊をきっかけにジュダの実家に行くことに。両親は田舎でワイン造りをしていて、権力とは無縁な現在。二人を歓迎してくれて、お話はこのままハッピーエンド。
かわいい赤ちゃんが見られなかったのは残念ですが、プチミニョンシリーズでその続きが楽しめそうです。
芸人さんにまつわるカップルのオムニバス単行本です。
相方を好きになってしまい、コンビを解消して引退した飯塚。今は学校で教師をしているのだが、そこへ保護者がわりでやってきたのがかつての相方、新田だった。
という表題作。ラストが余韻を残す素敵な感じで、元は読み切りだったようです。これに続編の前後編がつきます。なんだかんだヘタレな飯塚と、器用でフラフラしながら乙女な新田。結局阿部さんらしいカップルだなぁという感じです。
他に、イケメンで芸人というジレンマを逃れてマネージャーになった攻めさんと、才能あるのに好機をつかめていない地下芸人さんのお話がありました。
君恋らしく阿部さんの中では爽やか系な一冊でした。
絵がきれい。でもお話がちょっと単調だったかな。ファンタジーと思えば良いのですが、戦時の日本という設定のせいか現実味がないように思えてしまいました。
時代は戦時中。
幼なじみの春が忘れられない御曹司の話。
踊り手である春の心情はわかりやすいのですが、颯太朗の方が難しかった。
変装して使用人のふりをしても春に近づこうとする豪胆な人かと思いきや、なかなか春に自分だと打ち明けられないヘタレだったりと掴みづらいところがありました。
あとは、春と一緒になるために家を出た颯太朗がどうやって身を立てたのかとかが気になってしまい、雰囲気を楽しめなかったかな、と思います。
春は綺麗だし魅力的なキャラだけど、踊りの体の線がなんとなくしっくり来なかったのも事実。
国宝見た後だからかも。。