一連のシリーズの中で一番好きな2人。
…の新作!えっ⁉︎完結ですか…
黄昏〜のシリーズみんな、若くて、熱中できる好きなことがあって、恋に右往左往して、つまりはすごく濃密な青春を過ごしてる。
すっかり大人、青春は遠し…の私には眩しすぎるくらいキラッキラ。
その中でも特にこの2人。
お互い才能と行動力があって、ライバルみたいで、でも1年年の差があって。
学生時代はたとえ1才でも大きな大きな差!
先輩に負けたくない、甘えたくない。
後輩に追い越されたくない、頼ってほしい。
そして仁はひと足先に大学生に。それだけで心の「遠距離」ができる。
「2」のレビューで「ツラい試練は与えないで〜」と書いたけど、大丈夫、本作は甘いです!
本人達には大きな出来事だろうけど、波乱のはにもなってない。可愛らしい小さな仲違い。
とにかく、読み進めていて懐かし〜い言葉を思い出したんです。ヴェッテンベルク・バンカランゲン…そう。「摩利と新吾」。
あの輝かしくも幼い一生懸命さ、友情と恋、まだ見ぬ未来への自信と不安。
絵柄も綺麗だから摩利を思い出しちゃった。
現代のバンカラ達は、まだモラトリアムでいいし、家柄も妾の子も不治の病も戦争もない、だから小綺麗で軽やかで。そんな読みやすさも現代物として読みやすい。
両思いの甘ったるいラブシーンも可愛らしい〜。イイネイイネ。「萌x2」で。
個人的注目作者様の環山先生作品。
幼い時から兄弟同然に過ごしてきた幼馴染の長い片想いのお話。
主人公は旅館の跡取り・幸星。
そろそろ先の事を…といきなり見合いをセッティングされて焦るが、それ以上に驚いたことが、自分の旅館の従業員で幼馴染の帷が「もう我慢しない」と告白してきて…
…と始まります。
幸星にとっては青天の霹靂。
だから帷の一挙手一投足にいちいち焦ったりアワアワしたり、意識しまくってしまう。一方帷はグイグイくるし。
そんな感じで押されまくって、自分も帷が好きになりました、どうぞこれからもよろしくね、でまとまるお話です。
正直、途中に大した波乱も、自分の在り方への気付きも特に無いんですよね…
お見合い相手も訳アリで全然乗り気じゃないのミエミエだし、このお見合い/お相手の状況設定必要だったかしら〜?
ともかく、帷は誠実ですから幸星は幸せじゃないですかね。周囲も初めから公認だし。ハッピーにまとまっておめでとうです。
これから幸星はもっと大人になって、跡取りとして帷と力を合わせてお仕事頑張れよ!「萌」で。
個人的注目作家様の環山先生作品。
主人公は、気弱/ネガティブ/自己主張できない教師の涼太。
勤務している学校では生徒から軽んじられ、雑務に疲れ切り、限界を感じていたところに初めて入ったバーで酔っ払い…
店員のヒロトはそんな涼太を利用するように涼太の家に入り込む。
バーの店長さんはまた?というような目で見ている。つまり、涼太はヒモ体質。今までも似たような事を繰り返していた様子。
酔っていて同意も何も無いようなものだけどヒロトに抱かれてしまった涼太。
いいように言いくるめられて、そのままヒロトを部屋に住まわせる事に。
ヒロトはヒモらしく優しく、家事もこなし、涼太を労ってくれる…
ここまではヒモがターゲットに取り入るよくあるパターン。
でもヒロトは自分が勝手に世話を焼くのはいいけど、依存されるのは拒否。だから涼太にそんな匂いを感じるとすぐに家出。
しかし、元々コミュ障の涼太はやっぱり、みたいに思って怒りも悲しみも無くヒロトの荷物を捨てようとする。
そんな涼太に逆に安心して好意を表現するようになるヒロトなんだけど、涼太には正確には伝わらずに距離は微妙に空いたまま…
そんな2人の名前のつかない曖昧な関係性が描かれる作品なのかな。
人と関わるのが下手な2人が歩み寄って…というストーリーなのでほのぼのと終わるけれど、初めの方の涼太は痛々しくて危なっかしい。総合「萌」で。
あらすじでこれは!と思い、レビューも神率高しだったので迷いなく購入。
これは…思った以上にエロ特化的というか。
しかし、エロ、エロ、という割には官能は伝わってこないというか…
それは、主人公の百田が自分でも言ってる通り、初体験以上の気持ちよさを感じてない、ということからきているのかな。
ヤリマンとかビッチというよりはもっと低温で。
ハッテン場で一度ヤった相手が良くて良くて、でも一度寝た相手とは寝ないことにしてるから、とあきらめる。
その習慣は信条というよりもっと消極的で、自分が気持ちよくなれない、演技するのも悪いから、というところから来ているわけで。いい子なんだかなんなんだか。
でも相手の方がグイグイ来てくれる。
その相手は実はクラスメイトだったよってお話。
ここでの「波乱」は、自分が色んなワンナイトを重ねててヤリマンが黒歴史だったって思ってしまって恥ずかしくなったこと。
ここでもお相手はグイグイ来てくれるんです。俺だってヤリチンよ、と。
そーよ。出会いはハッテン。2度目もハッテン。しかも闇鍋ナイトだよ。お相手もたいがいだよ。
お似合いなんだよ。これからは2人でHを追求してくれよ。見せつけでもなんでもしてくれや。
…という読後感であります。
イチャ付きシーンや挿入シーンが官能には結びついてない。「萌」で。
あれ〜っ?完結しちゃったんですか。もっとこの2人見ていたいよなぁ。
満開の桜の下で、これからもよろしくね!なんて言ってそうな2人が表紙の4巻。
19歳の2人は同棲を始めました!
すごいなぁ。愛の勢いって凄いね。でもこの2人は浮ついた気持ちなんて全然無い。
そう。ラブラブ同棲っていうより割り切り大事の共同生活みたいにも見える。
とはいえ、一緒に住んで、一緒にご飯食べて、違う2人の触れ合った部分からナニカが交わり合う…それが友2人が聖から感じ取った誠くんの気配ってヤツ。
誠が20歳になって、どうやら2人の関係もじわじわ進んでいるようです。
ラスト28話、誠がいつから聖を好きになった?という高校生時代のエピソード。
これ読み終わってすぐ1巻を読み返しました。そっか…ここに至るまでこうだったんだね…
「聖くんからなにか貰いたい人は多い、きっと でもなにかあげたいって思う人は」
このセリフが今とっても刺さってます。
聖のバイト先のおばさまの言う通り、ちょっと油断した時にトラブルって起こるもの。
まだ学生の2人。いくら話し合いができる2人でもまぁ〜これからなんかしらあるでしょ。変わるところ変わらないところ、譲らないところ見習うところ。でも「あなたは素敵な人」その軸があれば。
以前の連載ものが電子単行本としてまとまりました。
由元先生らしい年下攻めxおじさん受け。
主人公は、経理課長の茂住。
表情が固くミスをなあなあで済ませないので、課員からは怖い上司と思われている。
しかし茂住の本当の姿は周囲にも仕事にも誠実な真面目さん、そして甘いものや可愛いもの、可愛い犬が大好きなひとなのです。
休日、ペットショップで犬に癒されている所を同じ会社の営業マン・井瀬に見られて、家に犬を見にきませんか、と誘われます。
そこで茂住は素の姿を井瀬に知られるのですが、井瀬は茂住を可愛いと言い出して急にキス!
茂住は驚きつつも井瀬を意識しまくり、井瀬は社内でもグイグイ!
あとはBLではお決まりすぎる「姉妹を恋人と間違える」波乱がありつつも無事に両想いカップルになれました〜。
展開はBL的に王道。正直よくある系。
由元先生はおじ受けが得意!だから茂住課長は本当に可愛く見えてくる。一方井瀬は好青年だけど、ゲイ設定も無いのに年上同性にキスやそれ以上に全く躊躇がない。
そこが逆に怖かったりして。
物語はハッピーエンドで楽しく読めました。「萌x2」で。
多摩緒べべ先生の新作は、オメガバース。
オメガバースは作品ごとの設定の自由度が大きいジャンルですが、本作の基本設定は、「αはΩと番になる」「α同士で惹かれ合った場合、片方がΩ化し運命の番となる」というもの。
主人公はαの会社員・藤原。
同期の佐々木遊馬もα。常に藤原と営業成績を競っていて、自他共に認めるライバル関係…
…という冒頭。
ある日、路上で急にヒートになったΩに出くわしてしまった2人。救急車を呼んで対処するけど2人ともラットになりお互いで抜きあってしまうが…
この事がきっかけで藤原にΩ化の兆候が。
加えて、その原因の遊馬があの時のΩが家に来て困ってるから泊めてくれとやってきて、藤原の運命は如何に。
元々ライバルとして認める気持ちがあるところにカラダで触れ合った事実も相まって、お互いの気持ちが恋にまで高まっていく。
そこに他人のαが藤原をΩに誤認するにあたってもう心が抑えられない遊馬。
αなのに、という葛藤とΩへの目覚めに引き裂かれる藤原。
ここからはもう王道という感じで、波乱の後で2人は無事結ばれ、遊馬によってうなじが噛まれる、そしてΩへのバース転換へ。
特にオメガバースという事で肉体的に強く惹かれ合う描写は必須。αとΩとしての目眩く快感が良く伝わってくる。
多摩緒先生の素晴らしい美麗絵柄が作品を美しく彩っています。「萌x2」で。
「ひーくんと昴さんは犬猿の仲」電子限定描き下ろし番外編となります。
3p。
以下、内容となります。
↓↓↓↓
タイトル「愛犬家の話」
休みの日?
2人で外を歩いていると、犬の散歩をしている人とすれ違います。
おっボーダーコリー。頭良さそうだよな。ひーくんみたいだ。
ゴールデンレトリバーだ。穏やかで優しいの ひーくんと一緒。
アフガンハウンド!前分けがひーくんみある。
サルーキー。脚長いんだよな〜 ひーくんそっくり。
…ってばっかり言ってたら、巌谷が「昴さんが俺のこと好きなのって大型犬に似てるから?」
そんな訳ないって大慌てで否定した昴だけど…
ベッドで昴にキスを雨を降らせ勢い余って顔をペロペロ舐め出す巌谷に、(大型犬っぽい♡♡♡)となる昴です。