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コミカルと真剣の融合

「全メ連horny BAAAD」の続編、ていうかスピンオフ!
舞台は「全国メスお兄さん連盟」の総本山ラウンジ「雌裏庵」(めりあん)。
このVIP客だけのための選び抜かれた高級キャスト、その中でも跳ねっ返りの「れお」が主人公となります。
れおは、我儘ばかり言う客に向かって「キモオタ!」とか言っちゃうトンデモキャスト。
勿論怒られて、いつも慰めてくれるのが雌裏庵のイケメンバーテンダー・柳。
今夜も甘い言葉を囁いてくれる柳。
イイ雰囲気になって、つい店のソファでヤ……っちゃった。
ところが翌朝。
柳が既婚者だとわかり…

れおは、自分も悪いと自己嫌悪になりながらも柳へのトキメキが止まらない!
…という恋心ストーリーと並行して、メスお兄さんの祭典、メスお兄さんの甲子園、通称「メスコン」でテッペン取ったる!というストーリーも展開していきます。
この辺、ギャグに転びすぎず、でもちゃんとコミカルで同時に真剣さもある。
エロコンテストのおバカさ、好きな人とちゃんと恋したいからの頑張り。
れおにも柳にも「正体」があったり、とも〜う盛り沢山なんだけど、スピード感があって面白い。
前作のみかめもだったけど、「メスお兄さん」といってもナヨナヨもクヨクヨもベタベタもしてません。
スキッとキリッと前を向いて、前進のみ。そんなれおを応援したくなる!
そして〜超気になるのが「全マ協」だよ!
もう敵対してないで「全メ連」と「全マ協」は提携だよ!
やっぱりやんちゃ先生面白い。引き続き追います。

圭吾のチャームポイント

「愛だの恋だの効く前に」電子限定おまけページとなります。
1p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓


蓮視点で。

恋人の圭吾のチャームポイント 口元のほくろ
つい唇よりほくろにキスをしたくなる

圭吾「蓮はほくろにキスするの好きだね」
蓮「そうだけど…もしかして嫌だった?」
圭吾「嫌じゃないけど…」

続けて圭吾が話すことは…


蓮にしてみれば、可愛いこと言うなぁ〜っていう感じ?
一層迫っちゃってます。
でもこういうところも圭吾のチャームポイントですよね。

準備は念入りに

「30日でとけるまで」電子限定描き下ろし特典ページとなります。
3p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓


本編後。
週に一度のお泊まりDAY、リオは準備して待ってるんだけど月末のせいか常盤がなかなか帰ってこない。
その後、珍しく見た事もないほど疲れ果てた顔で帰ってきた常盤が抱きついてきて、お尻をモミモミ。
すると…

ゴトッ
コロロ…


さあ〜、これは一体なんの音でしょうね〜⁉︎
コレで常盤の疲れは吹き飛んだらしいですよ〜。

悩める美青年は隠れS

電子単話。
Dom/Subものです。

主人公は、Subの乾。
ゲームを通じて知り合った5才下の雅(Dom)とは、第二性を持つ者同士という事もあって意気投合。
今日は雅の家で泊まりでゲーム、なんだけど、一緒に寝ても何も起こらなくてモヤモヤしてしまい…

もちろん雅は何も感じてないわけじゃない。
雅は自分のDom性が加虐的で、Subを大切にしたいのに酷くもしたくて、そんな自分が怖くてゲームの世界に逃げていた、と言うのです。
乾はそんな雅に、自分を否定しないで、と語りかけ、欲求がマッチしていればいいんだよ、とプレイを誘います。
すると雅は…

悩める美青年みたいだった雅だけど、いざプレイとなるとかなりSっぽいコマンド責め!
乾は身も心も満たされて…
さて、プレイが終わるとまた気弱な雅。
そんなギャップにもキュンときている乾です。

表紙絵だとなんか雅が怖い感じだけど、ラストはすごくほのぼのしくホッとするようなハッピーな流れでした。
雅はプレイ中とってもセクシー。Subじゃなくても服従しちゃうと思う〜。

お互いラブラブ

「羊の皮を着たケモノ 電子限定版番外編集」となります。
小冊子などで発表された短編が5編と、描き下ろしが収録されています。

以下、収録順にざっと。

「僕の好きなひと」
辰巳はイケメンだからバーで女性客からモテモテ、だけど実際は口も悪いし食べ物も好き嫌いがある。
でも自分だけに素を見せてくれてると思うと嬉しい、という大地。

「ケモノ、ときどき羊」
女の子にモテる大地を見て妬いてイラつく辰巳。でも大地は辰巳一筋!

「熱に浮かされて見た夢」
風邪でダウンした大地。大地が朦朧としている間に優しく介抱する辰巳。ほっぺにチュッを覚えてて治ってから問い詰めるんだけど、照れて隠す辰巳です。

「ケモノの躾は難しい」
飲み会の後潰れた友人を家に連れてくる大地だが、先に辰巳が来ていて…
声を出せない大地にイタズラする意地悪辰巳。

「絶対認めない!」
辰巳はストーカーされた事あるの?と質問する大地。あるけどコントロールしてたから、という辰巳。
「でも結局一番めんどくせえやつに捕まっちまったけどな」
めんどくさくねえ!ってその後小一時間モメたんだって。

「続・ケモノ、ときどき羊」
辰巳さんもヤキモチ妬くんだ〜…という流れで、辰巳さんに「男性客」がオとしに来たらど〜する?って言われて、発狂の大地。
でも自分もわんこ男子なんだよね。


番外は可愛く軽く読めるエピソード中心なので読みやすいですね。

ケモノの牙は抜けてない

正に「バッドエンドから始まる純愛」。
前作だけでもお腹いっぱい感だったけど、完結まで読むか…と手を出したら。
完結じゃないじゃん⁉︎ うっわー……
…と思ったけど、これが逆に思いもかけない続き方、というか、えっこの後辰巳ってどんな存在になるの⁉︎という興味が爆上がりになってます。

続編だから「波乱」はまあ折り込み済み。
出所してバーテンダーとして働く辰巳と、資格を取って児童相談所で勤める大地は慎ましく生活してるわけだけど、昔の悪行は辰巳を離さず追いかけてくるわけだ。
この辺は自分的には予想通りだなぁと思いながら読んでいたわけだけど、辰巳を追い詰めてきた「吾妻」サン。
このヒト〜〜!
これは意表を突かれました。
私個人はこの展開、完全に出し抜かれてゾクゾクきたけど、コッチで話が続いていくと当初の作品イメージからちょっと外れていくんじゃないのかなぁ…という気もする。
でも正義側で「元悪」の存在感を見せつける辰巳、見てみたいねー!期待期待。

あるあるだけどストロングLOVE

性格の相性は最低最悪、それでも運命のケンカップルな虎谷x獅子倉が、ついに結婚⁉︎
…という続編です。

恋人になったっていうのに、冒頭は相変わらずの口喧嘩ばっかりな2人。
でも今回のはちょっと深刻。というのも、結婚したい派の獅子倉の話を聞く前から、まるで牽制するように「結婚はするつもりはないからな」なんて無神経な発言。
私、虎谷のルックス超好みですけど、性格はやだなぁって思っちゃう。嫌味や意地悪ばっかり言ってるよね。
前作は獅子倉視点中心だったけど、本作では虎谷側のバックグラウンドが明かされていきます。
その辺はまあ…α家系で厳しい父親がΩ差別者、元々折り合いが悪い…みたいなあるある設定ではあります。
虎谷兄がちょっかい出してきたり、というエピソードもあったけど、これはいらなかったかな。
そして父親と本音の対決をして。
アノ嫌味ばかりで上から目線だった虎谷が、獅子倉と結婚したいと土下座する。
これは胸アツだわ……
チャペルのシーンも感動〜。
うなじを噛むシーンも良い〜。
ただ甘いハッピーエンドよりももっと強い「愛」が感じられた気がする。「神」で。

vol.5 の絵柄で

「運命の番がお前なんて」アニメイト特典イラストカードとなります。
ポストカードサイズ
片面オールカラー印刷


↓↓↓↓

絵柄は定番の表紙絵ではありません。
「vol.5」の口絵の絵柄。

ここは社内?
書類が散らばる上に、シャツもネクタイもはだけた獅子倉、その上にのしかかろうとする虎谷。
そんな2人の小指同士が糸で結びつけられている。

……のシーンがカラーになったイラストカードです。

獅子倉のネクタイ、虎谷のネクタイ、指を結ぶ糸、がワインレッドのような深めの赤色。
虎谷のベストとスラックスは黒。
背景はくすんだ水色です。

作者様のサインと『アニメイト様でお買い上げ頂きありがとうございます。』と印刷されています。

照れちゃって

「運命の番がお前なんて」協力書店共通ペーパーとなります。
大きさはハガキ大。モノクロ印刷。

以下、内容となります。
↓↓↓↓


獅子倉「そういえばお前のその髪ってさ パーマかけてんの?」

ふわっとウェーブしている虎谷の髪。
中学の時はストレートパーマをかけていたそうです。なぜなら、小学校の時に天パをからかわれたから。

らしいわ、と思いながら

「似合ってるし触り心地いいし 俺は好きだよ」


こんなにストレートかつ素直に褒めてるのに、虎谷ったら……
照れくさいのはわかるけど、ここでケンカはやめようね。

作品力の強さがある

ケンカップル、オメガバース、再会もの、リーマンもの…
…のいい所をギュッと詰め込んで読ませてくれる良作!
プラス絵柄も良い。特に私個人として「虎谷」のルックス最高です。

主人公は、Ωの獅子倉。
中途で入社してきた虎谷(α)が実は中学の時の犬猿の仲。
ところが虎谷の歓迎会の帰りに急にヒートが来て、虎谷を巻き込むようにセックスしてしまい…
…と、ここではまだ気まずくて無かった事に的流れだったけど、2人での泊まり出張、お決まりすぎるダブルルーム、性格合わないから大喧嘩、吹っかけられて思わずHする…とまあ、あるある展開ではあります。
けど流れるように読ませてくれますよね〜。
その後も、口喧嘩、嫌味、反目の繰り返しをしつつ、獅子倉のお見合い話なんかも挟みつつ。
どうやってくっつくのこの2人⁉︎と言いながらも、最初に折れるのが獅子倉。
せっかく素直になろうとしてるのに、告白もわざと言わせようとしたりのケンカップルらしさ満載。
Hシーンはかなりエロい仕上がり。
特に虎谷が意地悪だけどどこか甘い空気を出してくるところがニクい。
とにかく構成も上手いし、一気に作品世界に引き込む強さを感じました。「神」で。