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水の春 コミック

黒沢要 

主に収録作品に対するレビューです。

タイトル通りみずみずしい青春ストーリーです。
受けの澄くんの話があってこそ、美しく続く「花の雨」。
まるで一つの曲のようにつながった両作品です。
(いや実際繋がっているんですけれど)

受けの基さんがとにかく麗しい方です。
私が読んだ商業誌BLの受けさんの中でもトップクラス(に、好みなだけですが)
「水の春」の澄くんとのやりとりがとにかく可愛い!
「見とれちゃう」だの「あんなに綺麗な人と似ている所があるなら嬉しいな」だの……
もちろん直前の話で澄くんが吉野くんにどんな事を思ってるかなどを踏まえた会話であったり、会話などが細かい!
何より基さんの優しい口調が素敵で、ついいろいろな声優さんで妄想してしまいます。
もちろん春原先生(澄父)の言葉遣いや言動もとても優しくて、凄く柔らかく、そして相手を思い遣っているカップリングだなあと涙します。
「初めて会った時から、気の迷いではないか」〜
という一連のページから
「私は貴方の望みを叶えてあげたかった」
から次のページまで、涙無しには読めません。
最後に二人が並んで立つシーンは最早熟年夫婦のノリのようです。
一冊に一つの世界観が纏まったとても素晴らしい本でした。

エッチは一作のみ、薄め。

色んなカップリングがあります。
表題作から順に
・写真部後輩×美術部先輩
・美人だけどキレやすいヤンキーくんと低身長のキタローヘアのオタクくん(クラスメイト)
・短編で高校生幼馴染モノ
・スーツ会社員×花屋のゲイ
・美人オネエだけどガサツ×大柄だけどほんわかキュートでお菓子作りの出来る
・高校生幼馴染モノ
・表題作のその後(これのみエッチ有り)

普段高校生モノを読まないので私的にはこれだけで
かなりおなかいっぱいなります。
見た目やら属性を記号化されたカップリングが好みなので
スーツ会社員×花屋さんが個人的には好きです!

タイトルは「花に想えば」
青年カプですが表紙で受けの花屋・有坂さんをお姫様抱っこしてるのがもうキュンキュンします……!
少女漫画か!笑
会社員・長谷部さんは恋人に贈る花束を買いに有坂さんの花屋にやってくる常連さんです。
色男キャラというか、髪型とスーツが相俟って、スケコマシ風。優男?
なんとも言えませんが、キザな雰囲気ですが恋人の為に素敵な花束を買ったり、喧嘩をして落ち込んでたりする長谷部さん、可愛いです。
そんな長谷部さんに片思いして、喧嘩の動向に一喜一憂している有坂さん。
長谷部さんが有坂さんへの想いに気付くシーンを回想として語ってくれるのですが、そこがちょっとマヌケというかヘタレというか、なんと無く私的に可愛らしい男性だと私は思います。
私服のヘアセットをしてない長谷部さん、カッコいい!
攻め役なのですがむしろ有坂さんの元恋人より、一体どんな人と付き合ってたんだ……と凄く気になります。

全く関係無いですが、某刀ゲーの長谷部さんと同じく、この長谷部さんもセンター分けです。
なんとなく珍しい髪型なので覚えてただけなのですが。

甘酸っぱい少女漫画のよう

エロ漫画家×元ヒモという一見異色な組み合わせですが
読んでみると意外なほど少女漫画な仕上がりでとても胸キュンでした!
エロは薄めです。

受けが女切れのないヒモ野郎とのことですが
ガサツな印象はなく、炊事洗濯出来る主夫です。
むしろ細かい所にも気付く事の出来る、繊細な少年のイメージです。万能なので、是非お嫁に来て欲しい。

「好きな人とずっと一緒にいたい」というあたりが少女漫画的で頭のゆるーい感じなのでそこで嫌悪する人と「わかるー!」と共感する人と別れるのではないかな?と思います。
どちらかといえば絵柄であったりコマ割りなど全体的に少女漫画のような作風なので
私はあまり気にならなかったタイプでした。

収録作品は打って変わって
大学生×高校生の幼馴染ストーリー。
お互いまだ子供のようで相手に対する接し方が分からずにいる感じや、
ほんの数年だけなのに、その僅かな年の差を気にしている感じがとても雰囲気があって良かったです。

両作品とも物語に起伏は少ない感じですが
「確かに二人が最終的には幸せになってくれる」
といった安心感のある物語だなあ、と個人的には思いますw
そう言った意味では昨今の誰とくっつくか最後までわからないor誰とでもセックスセックス!のような本と違い
安定感のある最後は幸せになってくれるラブラブBLカップルの本♡だと思います

収録作品についてのレビューです☆

同人の頃よく読ませて頂いてた蔦沢先生の本だとは知らず、広告の「新妻くんと新夫くん。」のバナーを見て
「あっ好きな二次カプっぽい!」という安直な理由で購入しました。すみません。
私の嫁キャラは違い新妻くんはほっそりとした小さく折れそうな新妻さんでしたが、流石蔦沢先生というか!
スレンダー美人から筋肉質、貧弱ショタ系までこんなにセクシーに描かれて、とってもエッチでした……。

3冊購入した上で、一番好みだった収録作品
「この趣味だけは受け入れて貰える気がしない」
をレビューしたいと思います。
エロゲーを作成する会社の後輩×先輩で
職業はプログラマー兼デバッガーのようです。
そのうえ先輩はグラフィッカーも出来る為、
毎日デスマーチ……そんななか入社してきた後輩くんは、
先輩のエロ絵に憧れて入社してきたワンコ系。
ゲイなのに女の子のエロ絵が描けるの?と若干不思議でならないのですが
そんな自分のエロ絵でこの後輩は抜いたんだ……という間接ホモから始まり、「仮に付き合えたとしても僕はこんな趣味があるから、知られたら嫌われる……」と嫌われないようにする先輩。
好きすき言ってもらえて悪い気はしてない先輩と、その後輩くんのワンコさがとっても可愛いです!
そしてわりとあっさり交際は始まります。
社長に嫉妬したりする後輩くんがかわいい。
また知られたくないのに、止められない……と、
先輩の「趣味」はどんどん加速していきます。
先輩は女性用下着が好きという変態さんなのでした。

前述のとおり、
エロ絵師→資料にエロ下着買う→着用してみた→思いの外ハマってしまった
なら分かるのですが、設定にゲイだとあることで
すこーし疑問点があります。
女装趣味のあるノンケでも問題ないのでは?と考えたりもしますが、それをカヴァーする圧倒的エロスが待ち構えてるので「こりゃエッチだな……」以外何も言えません。

新キャラの女の子が……

1巻がほのぼのキュートで萌々だったので2巻を購入しました!

他の方が言われてるよう、進展・ナシ!
早く日向さんとアカルくんがいちゃこら交尾するのが見たいです……☆

アカルくんみたいな受けは珍しいんじゃないかな?
と思います。
ホストなのに純粋な少年。
女慣れしてない訳じゃないのに、日向さんにはメロメロで見方によってはウブな(というか男子中学生みたいな)感じ。

新キャラ?の女の子が口当たり悪いのが残念……
見た目は可愛いんですが、
天然ぽいのにヤクザをはっ倒したりする強さ?が
キャラの意図が不明……
あと、ストーカー気質でねちねち粘着質なのが、
「ああ女だ……」という気分になります。
日向さんの印象どおり「アカルみたいな」天然路線
だったら良かったのになーと。(それこそ女の子版アカルくんみたいな)

1巻の常連のお姉さんがオマケで出て来てくれて
話も可愛かったのでそこは萌でした♡
3巻も出たらいいなー

カップリングとプレイについて少しだけネタバレしてます

ど淫乱受けとみさくら喘ぎ声が好きな方には最高なのでは。
ボーイズラブかと聞かれればそうじゃないかも
まさしくどすけべ&男性向けテイスト。
同人などでも最近増えてきた壁尻本などよりずっとスケベで変態的で、倒錯的。
ただし他の方が言われるように、色々な属性を混ぜ混みすぎた感は否めない。
表題作の方言ギャル男くんはかわいいと既にレビューがあるので割愛。

2作目は女性用下着着用で先輩x後輩モノ。
受けの家庭環境がゲイ一家という事を除けば、
きちんと二人は恋人同士なので作中ではラブラブ全開。
3〜4作目とキャラクターは引き続き出て来る。
あと受けの兄も良いキャラをしている。

5作目はショタみのある少年xヤンキー系年上アニキ。
変な要素は一番少なく、将来が楽しみなカプ。
この本の中では珍しい年上受け(ショタ攻め?)
いいアニキぶるヤンキーがアホかわいい。

6作目はおっとり系少年x美少年で受けが主導権を握っている。
攻めへの乳首攻めがあるので苦手な人は注意。
タチネコは決まっているが百合プレイに近いかもしれない。

7作目はオタクx受けのクローンが3体。
なかなかのアホエロ、しかし私達が色んな受けを並べて眺めたいと思っているそんな願望に、もしかしたら近いのかもしれない……
2〜4作目と同じく複数受けのプレイスタイル。

8作目、帰って来た黒ギャル。
今回は生真面目生徒会長xヤンキー系ツンデレ黒ギャル。
女装した受けにドギマギする生徒会長の反応がいちいちかわいい。

書き下ろしもあって、これは2〜4作目の受けの父親がでてくる。
是非買って読んでほしいのお。
カップリングは色々あって面白い一冊だと思うの。
本棚には安心して置くことが出来ないけれど!

最後に個人的な感想としては
全体的にむっちりしてるとはいえくびれが無い(作者の方の絵柄的に、正面から胴体を見ると真っ直ぐな寸胴体型……)
腹筋や脚部のスジが描かれてるので「女装!」っていう感じがある気がする。
昔のBLの、「まるで女の子みたいだ…」な棒切れみたいな手足と何にも入ってない胴体よりかマシなのではないかと思うんじゃが……最近はどうなんじゃろか……
胸については、確かに4作目の受けの兄(受け)の胸が貧乳女子……と言われれば、そうかもしれない。
ただ作中では不明だが、ゲイ一家の大黒柱に谷間が描かれているのでもしかしたら「豊胸手術」は作者の脳内設定にはあるかもしれないですな。(ニューハーフ系エロ本も出されているので)

まあそんな感じですかな。