黒岩チハヤ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
癒し 3
しんみり 2
ツンデレ 2
エロ 2
な感じだと思います。
桃雅さん×莉生さんのカプです。
受けの莉生さんは、過去の経験から、他人に気を許すことが出来ないでいた。しかし、虚しさは募るばかりで、それを埋める為に桃雅さんと身体を重ねています。
攻めの桃雅さんは少しチャラくて、莉生さんを口説いていますが、ツンデレのツン多めな莉生さんとはなかなか距離が縮まりません。
と、思ったら桃雅さんの甥っ子の大地くんに懐かれたことで、徐々に桃雅さんと関わることが増え、だんだんも距離も縮まっていきます。
今作は、しんみりとした雰囲気の物語りですが、桃雅さんの甥っ子の大地くんがとにかく可愛いです。キュルンキュルンの瞳や仕草や言動など、大地くんが登場する度に可愛さとほっこりさでめちゃくちゃ癒されます。
忘れられない恩人への思いを抱えた莉生さんと生きづらい家庭で育った桃雅さん。大地くんも加わって、家族愛や誰かに心を許すことの温かさが伝わってくるので、是非とも読んでほしいです。
待望のおおかみさんとひみつの愛し子の続編、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
ラブラブ 5
溺愛 5
健気 3
エロ 2
胸クソ 1
な感じだと思います。
前作に引き続き、ゼノさん×ユキハくんのカプです。
今作は、既刊作品の「おおかみさんとひみつの愛し子」の続編となりますが、本編の前にキャラクター紹介のページやかわい恋先生のあとがきでも前作のあらすじとキャラ紹介が書かれているので、前作が未読でも一応分かる内容だと思います。
王太子のゼノさんと妃となったユキハくん。今作では既にお互いの想いが通じ合い結ばれいるので、2人のやり取りや言動がとにかく甘くて溺愛でラブラブしてます。
ゼノさんが王になることを良く思っていない者やユキハくんに対して敵意を抱いている者など、王城で2人を取り巻く人物達の言動が少し胸クソな感じを抱きます。
しかし、嫌味の意味が分からないユキハくんのピュアさやユキハくんを守りながら、妃としての自覚や意識をきちんと教えるゼノさんの優しさなど、脇役達からの敵意も悪意も乗り越えていくので、少しの波乱はありますが、比較的安心して読むことが出来る、2人のラブラブっぷりを、是非とも読んでほしいです。
乙梨ナギ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
初々しい 3
ピュア 3
健気 3
エロ 2
な感じだと思います。
潤也くん×睦月くんのカプです。
受けの睦月くんは幼馴染の潤也くんに想いを寄せているが、どうせ叶わない、今の距離感でいい、と想いを告げられないでいた。
そんな時、潤也くんから、彼女を作ってみようかな、と恋愛相談をされてしまい、思わず潤也くんのことが好きだと告げてしまう。
最初こそ、潤也くんに冗談だと思われたが、その後潤也くんの方から、ちゃんと向き合う、とまずは夏休みが終わるまで付き合うことになります。
健気でピュアな睦月くんと、 女の子にモテるが恋愛経験が無い潤也くんによる、お互いが初心なので、付き合ってからの初々しいやり取りが可愛くて、キュンとして、男子高校生要素も加わってとても尊いです。
恋愛経験が無いからそこ、初めてのキスで少し失敗しかけたり、他の子と仲良くしている姿を見てモヤっとしたり、少ししんみりする描写もありますが、潤也くんと睦月くんの仲が凄く拗れることはないので、初々しい2人が少しずつステップアップしていく恋愛模様を是非とも読んでほしいです。
遊園地に来ている早風さんと原沢さん。遊園地と言えばやっぱり可愛いカチューシャですよね。
個人的には、狼獣人の早風さんには狼ミミがあるので、動物ミミのカチューシャをつけて…みたいな展開が描かれているのかな?と思っていたのですが、そこはやっぱり可愛いに特化した物語りなので、早風さんが原沢さんのカチューシャを選んでいる所が描かれています。
しかし、そのカチューシャ選び、可愛い物への拘りが凄いですね。思わず原沢さんも照れちゃってて、そのリアクションもやっぱり可愛いです。
結局カチューシャをどう選ぶのか、原沢さんを溺愛している早風さんだからこその決断が、楽しそうでこれまた可愛いです。
あぶく先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
可愛い 4
格好良い 3
溺愛 3
エロ 2
な感じだと思います。
早風さん×原沢さんのカプです。
レーベルがそうなのですが、今作は人間と獣人が存在する世界観の物語りです。
受けの原沢さんは、ピアスなどで厳つい印象があるが、ドールやプラモなど可愛い物が好き。しかし、男で同じ趣味の知り合いはいないし、原沢さん自身も趣味を隠しています。
攻めと早風さんは狼の獣人で、原沢さんが働くホビーショップで熱心にドールを眺めている所を原沢さんに話し掛けられます。
服装や言動から紳士的な早風さんは、ドレスを眺めたり作るのが趣味だと判明し、お互いの趣味により距離が縮んでいきます。
しかし、誰かに着てもらって、ドレスがどんな感じになるか知りたい、ということから原沢さんにドレスを着てもらう流れになります。因みに、原沢さんが女装趣味とか早風さんが下心からドレスを着させるとかの思惑はありません。やましい思いが無いからこそ、物語りが進むにつれて、2人の感情が変わっていく心理描写が良かったです。
原沢さんが中性的だったり、凄く可愛らしい見た目ではないからこそ、早風さんに「可愛い」と言われてドキドキしちゃったり、恋愛初心者なリアクションが可愛かったり、紳士でスパダリな早風さんが、原沢さんの言動に喜んで尻尾を振っている姿が可愛かったり、色んな可愛いが溢れているので、是非とも読んでほしいです。
待望の腐男子召喚〜異世界で神獣にハメられました〜12巻目、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
健気 3
エロ 2
腹黒 1
な感じだと思います。
今作は玄武カプのお話です。
前作の11巻から、幼き頃の神獣さん達の花婿修業となる過去編。相変わらずのわちゃわちゃ感があって可愛いですね。花婿修行の結末にクスッと笑えて、まさかの事実に驚きました。何気に、凪さんとジルさんと絆の強さを知ることが出来て良かったです。
そして、次は玄武カプの邪眼編です。ツンデレな皓さんですが、少しずつハルさんに気持ちを伝えられるようになっているので、今までの玄武カプでは甘い雰囲気となっています。
しかし、邪眼の所為でハルさんの望みを叶えてあげられない、と苦しみから我慢する皓さん。そんな皓さんの為に頑張るハルさん。
2人共が、相手のことを想っての行動が素敵で、アイドルだったハルさんの本領発揮されます。でもキラキラなアイドルのハルさんの少し腹黒い一面もあったりなかったりして、甘さと意地悪さとトキメキが味わえます。
邪眼編が終わり、次は凪さんと琴音くんの前に不思議で少し不気味なキャラが登場します。何者なのか気になるので、次巻も読ませて頂きます。
滝壺ゼゼラ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
エロ 5
執着 5
絆され 4
拗らせ 3
な感じだと思います。
乾出くん×彩さんのカプです。
受けの彩さんは、ボッチな童貞くんを手懐けて食うのが好きな、厄介な性癖を持っていた。そんな彩さんが次に目を付けたのが、後輩の乾出くんだったが…。
攻めの乾出くんの執着具合が凄まじいですね。それだけでなく、他の人には塩対応なのに、彩さんにだけワンコだったりするし、彩さんへの想いがなかなか伝わらない時に思わず泣いてしまったり、愛重めな執着だけでなくちょっと弱い一面もあったりするので、好感が持てます。
他にも、初めて会った時から泣かせたいと思っていたり、自身の言動で彩さんが怒ったり依存しかけていることに対してゾクゾクッとしながら喜んでいる、少しヤンデレな言動も垣間見えて、個人的には特に好きな一面です。
彩さんは、童貞くんを自身に依存させて捨てる、有害ギャルという受けですが、乾出くんの執着っぷりにわからせられてしまうので、少しザマァみたいな感じかもしれませんが、徐々に絆されていく姿が可愛いし、過去の家庭環境から、今までの相手に抱いていた本当の感情を吐露する瞬間は凄く健気でやっぱり可愛いです。
乾出くんよりも彩さんの方が依存していた?という展開の描写には、彩さん自身と困惑していて少し怖い雰囲気だったので、このまま仄暗い結末になるのかな?とハラハラしましたが、イチャラブな甘い結末になっているので、是非とも読んでほしいです。
柊木メイ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
激重 5
執着 4
エロ 3
ファンタジー 2
な感じだと思います。
リヒトさん×ルカスさんのカプです。
第3王子のルカスさんは、婚約者に裏切られ、専属騎士のリヒトさんが目の前で殺されてしまう。そして自身も殺されて…と思ったら、事件の1年前に戻っていて…。
今作は、リヒトさんもルカスさんも普通の人間ですが、死に戻りしたり魔族や魔法が登場したり、リヒトさんがルカスさんに抱く執着心が凄まじくて、ルカスさんの為なら人を殺めることでも、自身の命すらも厭わない激重っぷりが堪能出来る、ダークファンタジーです。
物語り冒頭は、ルカスさん視点で死に戻りしていますが、物語りが進むとどうやらリヒトさんの方も死に戻りしていたようで、ルカスさんの為、暗躍したり、手を汚したり、激重さが凄まじくて、そういう時のリヒトさんの瞳が真っ黒になっている仄暗い表情が、個人的には好きですね。
そんなリヒトさんの表と裏の顔に、純真で健気なルカスさんが翻弄される姿がエロ可愛いですね。ルカスさんもリヒトさんの為に、専属騎士を辞めさせようとしたりしますが、勿論リヒトさんの凄まじい執着からは逃れられなくて、でもそれがルカスさんも嫌ではないと受け入れている絡み描写は凄艶です。
でも「地獄に落ちるのは一人で十分」と思っているリヒトさん。自身を犠牲にしてでもルカスさんを守ろうとしたり、まさかの展開で離れ離れになってしまうリヒトさんとルカスさんだったり、2人が行き着く未来が気になるので、次巻も読ませて頂きます。
待望のイケボ配信者は俺狙い!?の6巻目、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
イケボ 5
推し活 3
エロ 3
おバカ 2
な感じだと思います。
前作に引き続き、ソウジロウさん×そらくんのカプです。
事務所収録に臨むソウジロウさんだけど、過去のトラウマが原因で失敗してしまう。だけどそらくんとの練習の成果もあって徐々に収録が熟せるようになります。
でもその練習で、人目を気にしないようにと、そらくんが借りてきた人形がラブドールで、しかもラブドールに社長の顔写真を貼るという行動には思わず笑ってしまいましたね。相変わらずのそらくんのおバカ具合にクスッと笑えて元気が貰えますね。
そして今作は、帯に書かれていますが、ソウジロウさんのシチュエーションボイスの動画を見ることが出来ます!言わずもがなのイケボです!!因みに配信動画は8分もあり、ソウジロウさんのイケボとLive2Dで表現され動いているソウジロウさんが堪能出来ます!
ソウジロウさんとそらくんの甘々なイチャラブっぷりは安心感があるけど、ついに噂の同性カップル配信者「しぐライ」のしぐれさんとライタさんが登場します。含みのあるライタさんの言動やソウジロウさんを推しているしぐれさんの、そらくんを認めない発言など、一波乱ありそうな雰囲気でどうなってしまうのか気になるので、次巻も読ませて頂きます。
いえ安先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
バ美肉 4
勘違い 2
エロ 2
な感じだと思います。
聡くん× 悠くんのカプです。
今作はバーチャル世界の「クオリア」で普段の自分とは違うアバターの姿でセカンドライフを楽しんでいるという物語りです。
しかし、個人的にBL作品に於いての女性の介在があまり好きではないので、根本的に中身が男の悠くんでも、見た目は女の子のバ美肉状態なので、NLっぽい描写には萌えれませでした。
クオリアが全年齢対象SNSと謳っていますが、どういう原理でアバターが裸になって、キスや胸の感触が伝わってくるのか、そもそもが男女のアバターでの絡み描写やデートなどの描写が多くてBL作品として楽しむことが出来なかったです。
受けの悠くんは、ヤリチンだけど、抱かれる方が満たされるのか、と抱かれる側としてクオリアで女性アバターを使います。
理由としては、女性アバターを使っていることに少しは理解出来ますが、アバターのさくくんが聡くんだと知らないで、誘っているので、聡くんとさくくんを重ねているにしても相手は誰でもいいの?と思ってしまいました。
個人的には、ヤリチンだけど実は攻めに一途な受け、というのであってほしかったから、少しキャラ萌えもし辛かったですね。
普段の聡くんと悠くんの姿でのやり取りとアバター姿での絡み描写など、色んな意味でのギャップはあると思うので、読んでみては如何ですか。