まずタイトルでどういうこと!?と困惑から始まります笑
また受けのカミルもよくあるオメガのような性格ではなく元アルファの精神があるため自尊心が高く自分の顔が1番美人だと思っているところが珍しくて良かった点です。いじめられててもそれに弱々しくなるのではなく立ち向かっていく強さが美しいです。
笑ってしまったのが、受けのお母さんが不敬罪、、って言うところですね笑それはそう
最初はネタ系かと思ったのですが、中身はタイトルからは想像つかないくらいハードで攻めの執着心に切なくなり、スッキリする話でした!
余談、次の日の朝早いのに読み終わるまで寝れませんでした、、、素晴らしい話を読めて幸せです、、
切ない話やすれ違い、執着攻めが好きな人最高ですので絶対読んで欲しい!!!!
重いながらにも純情のお話です。
名塚にとって白島のことは自分が触ったら汚してしまうような、清廉潔白で綺麗な存在、しかも自分のことを穿った見方をせず、名塚を認めてくれる大好きな存在。
しかし白島は自分の中身を好きになってくれる人を探しているような事を序盤に言うわけです。
そんな人に中々自分の気持ちは伝えられないよなあと。人って見た目や取り巻く環境とかも含めてその人を好きになったり気になるわけで、純度100%でその人の中身だけを愛するって難しいですよね。
そんな中で、瀬野の中身が白島に入れ替わってしまい、体の相性は勿論良く、中身も白島で言うことなしの状況になります。
やっぱり姿形が違くても白島のことを好きになると確信した後に、実は、、、な出来事が。
これって結局白島のフリまでしないと名塚は瀬野に振り向かなかったと思うんですよね、実に残酷ですが。でも瀬野の一途な愛情が名塚に伝わった瞬間、これこそが"好き","愛する"ということと分かるわけです。
瀬野のことは中身から好きになっていくのできっと今後は名塚も重めな愛情を向けてくれるのでお互いに深い愛で結ばれていくのだなあと思い、ヘビーな題材ではありますが純愛の物語だと感じました。