カッコウの夢(上)

kakkou no yume

カッコウの夢(上)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神26
  • 萌×210
  • 萌5
  • 中立4
  • しゅみじゃない5

95

レビュー数
4
得点
189
評価数
50
平均
4 / 5
神率
52%
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
シリーズ
onBLUE comics(オンブルーコミックス・祥伝社)
発売日
価格
¥650(税抜)  ¥702(税込)
ISBN
9784396784294

あらすじ

「今の白島(本命)なら抱いても汚れはしないんだ」
大学生の名塚は、高校からの親友・白島に4年間片思い中。
しかし、眩しく完璧な白島を汚せないと告白できず、破裂しそうな恋心を抑えるために、白島の代わりとしてセフレの瀬野を抱いている。
ある日、瀬野のバイクと白島が事故に遭い、白島は意識不明に。
一方、目覚めた瀬野は「俺は白島だ」と言い出した…!?
本命の魂が抱き慣れたセフレの体に入ったことで、名塚は「この身体なら白島に触れる」と思ってしまい――。

表題作カッコウの夢(上)

名塚省吾・大学生
瀬野ゆうじ・名塚のセフレ

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レビュー投稿数4

魂と身体どちらを取るかと究極の2択をつきつけられる

ためこう先生の美しい表紙のカッコウの夢1巻
名塚は同級生の白島のことが好きだけど、告白できずにいて、高校時代白島はもしも俺がこの入れ物じゃなかったら何をもって好きとかいってるんだろうなと言う言葉が引っかかっています。

4年後名塚にはセフレ関係の瀬野がいて、白島とは友人関係。
ある日バイク事故で白島と瀬野が病院に運ばれて、白島は意識不明。
目覚めた瀬野は自分は白島だと言うので混乱する名塚だけど、事故で身体と中身が入れ替わったと言います。ちょっとファンタジーな設定だけどルバイヤートという本の中のセリフを言われて信じます。

中身と身体が入れ替わってもその人のことを好きでい続けることができるのか、なかなか難しい問題だけど、今度は瀬野の身体の名塚に魂を愛して欲しいと言われてまたまた混乱する名塚。

考えてもすぐには答えが出ない中名塚の父親が倒れて、名塚は実は養子だということがわかります。
そこで名塚が話していたのがカッコウの話。カッコウを自分と重ね合わせて悩んでいた。他人の巣に卵を産むカッコウ。カッコウはやがて本来その巣の卵を落として他人に子供として育ててもらう。

名塚は白島のことが好きだけど告白も手を出すこともできずに、白島の代わりとして瀬野を抱いていたのに魂と肉体が入れ替わっても白島のことが好きだと言います。
そんな中意識不明だった白島が目覚めるところで1巻が終わります。

2巻まで読んでから1巻を読み直すとまた違った見方ができるのですが、なかなか結論の出ない問題に悩みまくる名塚は不憫だけど、瀬野の身体だけど白島の魂であれば好きだなんて白島のことが好きすぎる名塚は高校時代から一途なんだなと思えました。

大切すぎて関係を壊したくないから白島と友人関係でい続けて、性欲はセフレで解消する酷い奴だけど、何故か憎めないのです。

2

ネタバレありです!

ためこうさんは作家買いで、今回二冊同時発売とのことで、事前情報を一切シャットダウンして読ませて頂きました!
先ず表紙が美しい…。他のレビューで中身との落差に驚かれてる方が居ましたが、ためこうさん初めてじゃなかったので私は気になりませんでした(*´꒳`*)
でも確かにジャケ買いしたら驚いてしまうかも…。

ここでは上巻のレビューしか書きませんが、とっても気になるところで終わるので二冊まとめ買いをオススメしたいです!
上巻の表紙が白島なのは攻めである名塚が白島と恋愛していくからなのですが、入れ替わりモノと言うことで見た目は瀬野、中身は白島なのです。
ずうっと白島に想いを寄せてた名塚ですが、見た目セフレ、中身想い人。という状況に、どんどん距離を詰めていきます。
下巻を読んだ後、またこの上巻を読むと瀬野(白島)の心情が読み取れて、初読みでは他愛のないシーンに意味を持たせてくれます。
ただ、入れ替わりものと言うことで、一人の心情にぐっと迫ることが難しい…。読んでいて、瀬野が可愛いのか、白島が可愛いのかわからなくなりました。
個人的には白島の見た目が好きだったんだよなぁ…。
名塚もコミュ障なのか、純粋なのか、はたまた移り気なのか…その辺が難しいと思いました。

追記
途中名塚が、器がセフレなら、セックスしても本命は汚れないんだ。みたいな事を言うんですが、え?名塚、白島の中身を愛してるんじゃないの??と、よくわからなくなりました( ºωº )
器がセフレでも、中身が白島なら手出せないよなぁ…と思ったんですがどうなの??
やっぱり名塚はクズだな( ͡ ͜ ͡ )しかも自分は可哀想なんだ系のクズ。まともな人がいない…。

2

表紙詐欺にやられた。。。

名塚:どうしようもないクズ、かといって人間味で共感されるキャラかって言うと全然そんなことなかった
瀬野:健気可愛いキャラのつもりで描かれたんだろうけど、行動が粘着質で普通に怖い、というか迷惑にもほどがある
白島:一番まともだけど基本蚊帳の外で空気

美麗な絵と残念な中身の落差が間違いなく年度一位だと思います。

11

入れ替わりもの

作家買いです。上下巻同時発売された、2冊で完結のお話です。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。







主人公は高校生の名塚くん。
一匹狼的なタイプの子で、友達となれ合ったりすることがない彼。
そんな名塚くんは、同級生の白鳥くんに恋心を抱いている。
勉強もスポーツも万能、性格もよく家はお金持ち。
そんな絵にかいたような完璧くんの白鳥くんに対する恋心を、彼には知られたくないとずっと隠している。

そして時は過ぎ、彼らは大学生に。
優しく優秀で人づきあいが上手な白鳥くんと、不真面目で遊んでばかり、口も悪い名塚くん。
正反対の性格なのに。だから、というべきか。
ずっと「親友」という立場を守ってきた二人。

友達という立場がしんどくなった時は、セフレの瀬野くんを抱くことでストレスを発散する名塚くんですが、ある日、白鳥くんが瀬野くんの運転するバイクにひかれるという事故が発生。

目を覚まさない白鳥くんと、目を覚ましたのはいいけれど「自分は白鳥だ(白鳥くんと中身が入れ替わってしまった)」と主張する瀬野くんに、どうしたらいいのか悩む名塚くんで…。

というお話。

よくあると言えばよくある設定の「入れ替わり」。

白鳥くんを「汚したくない」という思いから瀬野くんを抱いていた名塚くんですが、中身が入れ替わった今なら、白鳥くんを抱ける、という事に気付く。なぜなら身体は瀬野くんであり、抱いても白鳥くんを汚すことにはならないから。

この名塚くんという青年が、クソ野郎です。
彼のすべては白鳥くんを中心に動いている。なので、当然瀬野くんに対する扱いが雑。
でも、瀬野くんは名塚くんのことが好きなんだろうな、というのが透けてみえている。なので、瀬野くんが可哀想で…。
でも、ずっと一途に白鳥くんに惚れてきた名塚くんの恋心も理解できる。

中身が入れ替わるなんてことがあるはずがない。
けれど、瀬野くんは、自分と白鳥くんしか知らない「話」を知っている。
白鳥くんなら知っていて当然のことを知らなかったりもする。
でも、瀬野くんはしない、白鳥くんならするであろう行動を取ったりもする。

本当に瀬野くんの中身は白鳥くんなのか?

という名塚くんの疑問や葛藤を、読者も一緒に謎解きしながら進む展開でした。

そして、白鳥くんと瀬野くん。
入れ物ではなく、自分が心惹かれるのは、どちらの中身だ?
という名塚くんの葛藤も。

上巻は、今まではセフレという事でセックスしかしてこなかった瀬野くん(中身は白鳥くん?)と様々な話をしたり遊びに行ったりするところまで。
そして、最後に白鳥くんが目を覚ます。

瀬野くんの中身は白鳥くんなのか。
名塚くんが本当に好きなのは白鳥くんか、それとも瀬野くんか。

序盤で白鳥くんが、

入れ物が変わっても、自分を愛してくれるのか

と言うシーンがあります。

「好き」という気持ちは「入れ物」に対してなのか。それとも「中身」に対してなのか。
を問う、ストーリーでした。

これ、下巻をまとめて購入しないと後悔すると思います。
上下巻、まとめて購入することをお勧めします。

6

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