カッコウの夢(下)

kakkou no yume

カッコウの夢(下)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神61
  • 萌×225
  • 萌18
  • 中立7
  • しゅみじゃない16

--

レビュー数
20
得点
466
評価数
127
平均
3.9 / 5
神率
48%
著者
 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
BL漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
onBLUE comics
シリーズ
カッコウの夢
発売日
価格
¥650(税抜)  ¥702(税込)
ISBN
9784396784300

あらすじ

「一生このままの身体でも愛してくれるのか」
名塚は、瀬野の身体に入った白島に4年越しの恋心を告白。
身体を丹念に愛撫して事に及ぼうとするが「魂を愛してほしい」と拒まれる。
困惑する名塚だが、傍に居続けることで思いを深め、「たとえ一生元に戻らなくても愛する」と再度告げる。
ついに結ばれた2人が互いの身体に溺れ合う中、白島の「身体」が目覚めたと連絡が入り…!?
白島と瀬野の入れ替わりはどうなる?
そして、名塚の決断は――?
描き下ろし後日談大ボリューム32P収録!

表題作カッコウの夢(下)

名塚省吾・大学生
瀬野ゆうじ・名塚のセフレ

その他の収録作品

  • bonus track(描き下ろし)

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数20

気持ちの受け皿って。心と身体は初めからひとつ。

上巻で、謎解きの様相を見せていたのに。この下巻の冒頭で、一気に種明かしされるので。
意外な気持ちもしましたが、瀬野というセフレ関係を続けて来た男の背景を名塚が辿っていくという、ある意味でこれも謎解きの様なストーリー展開になって行きます。
そして、事故当日の白島の心理状態。彼がフツーに叶わない兄嫁への恋心に落ち込んでいた事を知る。それを知って、名塚は自分の恋心、「気持ちの受け皿」が白島には無かったことが分かり、ショックを受ける。親友として、寄り添ってくれていた白島には、恋人として名塚が付け入る隙なんて、初めから無かったのだ。…でしょーね。多分、ここを読んだ時、私の気持ちはすーんとしてしまったんだと思います。名塚が期待し得る要素なんて、何一つ無かったのに。
どうして、名塚はショックを受けたのか。それは、やはり白島だと信じて疑わなかった瀬野への愛着との混濁だったのではないかとも思うのです。
もう、そうなるとワヤやな気もしてきます。名塚は、素直で純粋で、品行方正で、友達として受け入れてくれた白島を好きだった。その白島を装い、自分のもっと近くで愛してくれた瀬野。瀬野の異常な行為はずっと前から名塚を好きでいてくれたから。そうまでしてくれた瀬野をいじらしくも思い、可愛くも思えたのでしょう。趣味じゃないルックスの瀬野に身体から落とされて、そのエロさにはやられている。これはやっぱり、瀬野の長い長い片恋の成就の物語だったのかもしれません。
描き下ろしで、イチャついている二人を見て、ふと、白島は独りごちます。『もしかしたら、あのポジションはオレだったのかもしれない…?』そして、自分は瀬野では無いのだから、そんな事にはならないと思っている。そんな思考になることすら不思議な気もしますが、全てはここに持っていく為の伏線だったような気もして来るのです。
そして、「カッコウ」が生きる為に蹴散らした雛の行く末を恐ろしいな、と思うのです。
再読してみて、やっぱり恐ろしかったです。「入れ替わり」という、設定に掴まれたけれども、それよりも、異常な愛執の成れの果てを描いた物語だったと思います。

0

ミステリアスなお話しの中の純愛

ミステリアスな展開に瀬野なの?白島なの?どっちなのと先の気になるお話でした。

自分を白島だと信じて愛してると言われ、優しく名塚に抱かれる瀬野。
それをどんな辛い気持ちで聞いて抱かれたのかと思うと、泣けてきました。

白島は最後まで、ノンケで名塚に恋愛感情を持たなかったように思えましたが、
瀬野と名塚の仲の良い様子を見て、あのポジションは自分だったのかもしれないと思ったのは、名塚に友情とは違う感情を持ちはじめたのでしょうか。

とにかく瀬野が健気で名塚とくっついて良かったです。
瀬野が行動をおこさなければ、名塚はずっと報われない片思いに傷ついてボロボロになっていたかも。

始めの頃のビッチでウリ専ぽい瀬野より、結末読んだ後の瀬野の方が可愛いです。

1

「人間」というより話を運ぶ「駒」って感じ?

名塚が白鳥を好きになった理由
瀬野が名塚を好きになった理由
名塚が瀬野にあっさり乗り換えた理由

惚れられる側のキャラ(つまり全員…)に人間としての魅力が無さすぎて全部説得力を感じない…絵がすっごく可愛いのに残念

2

表紙きれいよね!

周りからとてもおすすめされよく見かける本でもあったので読みましたが、いまいちその良さがわからず、読後ちるちるのレビューを読んで少しだけそれが分かりました。
今でも主人公である名塚、その想い人である白島もストーリーそのものも掘り下げが浅く、言っていることも美しいだけという印象です。
ですが瀬野の視点から見ると、これが執着的で盲目的な健気な愛の物語だと思えます。もちろんそう感じるためだけの物語とするなら不要な部分は多いでしょう。
とにかくためこう先生は絵がグレート上手いしエロもグレートエロなので細かいことは気にしないサブカル系ふじょしにはおすすめです。

1

何でそうなった感がある

表紙が綺麗だったので衝動的に購入しました。が、シナリオの壮大さに対し中身が薄かったです。期待してた分かなりがっかり。

瀬野がなんで名塚を好きになったのかもイマイチ分からないし、あんまり萌えないまま、え…何でそうなるの?っていう描写も多々ありました。上巻のもどかしさに比べて下巻の進みが異様に早くて別に上下巻に分けなくても良かったんじゃない?と思わざるを得なかったです。それかもっとちゃんとキャラクターの描写にページ数使って3巻くらいにして内容を濃くして欲しかった。
でも絵がすごく綺麗なので次回作に期待。

4

イメソンはHYの「NAO」

真っ直ぐで歪んだ愛。
初めて読んだ時、率直にこう思いました。

下巻は展開が速くてすごいです。
全部の伏線を一気に回収していく感じ……。
上巻の「魂を愛して欲しい」「愛されればこっちのもんだ」などの不可解なセリフが全部合点がいきました。

個人的に、二回目を読み終えた時、HYの「NAO」が頭の中を流れました。
「あなたが好きなあの子になって聞いてみたい
好きと言われることがどんなに幸せか感じたい」
瀬野の気持ちってこういうことだったんだなって思います。
長く強い片思いを経て、いつも隣で好きな人(名塚)の愛情を受け続けている白島になりたい。
分からないでもない気持ちです。
実際に行動に起こせる瀬野はすごいんですけど……。
しかも白島になりきれるところがまたすごい。
どれだけ高校時代の二人をずっと見てきたのかが痛いほどわかります。

そして白島は切ない……。
一人だけ救われていないような……。
「もしかしたらあのポジションは俺だったのかもしれない」の感情は、羨望か、後悔か……。
白島にも幸せになってもらいたいなぁと感じます。
正直白島ルートがあってもいいよ〜!って思いながら読んでました。

それでも上下作でなかなかの大作。
そしてこの発想力。
ためこう先生はよくこんな話が思いつくなぁと思います。
読み応えがありました。

1

表紙の彼を好きになること間違いなし

 大どんでん返しが凄まじい下巻、お見事でした。もちろんBLとして萌える部分も多々あったのですが、まずはストーリー構成に拍手を送りたいです。上巻が攻めの本命である白島、下巻がセフレである瀬野という表紙だったのも、しっかり意味があったんですね。

 上巻では昏睡状態だった白島が目覚め、瀬野に白島の人格が入っていたなんてことは嘘だとバレてしまいます。だとしたら瀬野の演技が凄過ぎますよね。狂気を感じるほどの、名塚への一途さ。執着とも言えるのかもしれませんが、私はもっと純粋な狂気を感じたのであえて一途さと表現したいです。純粋さがなければ白島のふりまでして愛してもらおうなんて考えない気がします。騙された方、利用された方は気持ち悪いと思うかもしれない、それでもそこにあるのはただただ好きな人に振り向いてもらいたいという気持ちなんですね。そして、最終的に名塚が選んだのは瀬野。目覚めた白島本人とやりとりしていくうちに気付いた、白島のふりをした「瀬野」だったから愛せたんだという事実。鈍感な白島も自分が瀬野のポジションに収まる可能性もあったのだろうかと一瞬考えますが、やはり違っただろうと思い直します。この流れがとても印象に残りました。ちゃんと名塚が瀬野本人への好意を抱いていく過程が、切なさもあり萌える部分でもありました。名塚といちゃついてる時の幸せそうな瀬野の表情が可愛くて仕方ありません。後日談が読みたくなる作品でした。

2

まさか!な展開がまっている下巻でございます。

入れ替わってしまったセフレと片想いの人。
すべてを受け入れて恋人になった二人の甘い絡みから
始まる本作。
エロいはエロいんですが
何よりも、受の幸せそうにとろけた顔がたまらなく可愛くて
たまらなく愛おしいのです。
心も体も結ばれて。

そう想いった矢先。
実はまさかの展開が待ってるのです。

実はもっとずっと前に出会っていたこと。
改めて出会ったのは偶然ではなかったこと。
そして今回の入れ替わりのこと。
どうとらえるかは読み手次第かなとおもうのですが
私個人としては、とてもいじらしく、かわいく愛おしく見えてしまった。
男と寝ること。
寝始めたきっかけはともかく
好きな相手を~なためにと思うとちょっとキュンとする。

恋人どうしになってあのとろけそうな顔をしていたのが
本心だとすれば、
この子はもう。ね!!

大団円のラストにも思わずちょっと泣けた。
触れられないほど崇高していた相手が意外とwな事実もまた
良い演出だったかなと思います。
少々ダーク目なお話しではありますが、面白かったです。

4

必ずもう一度読み返したくなる

ためこう先生の作画と執着攻め受けが好きなので即買いしました。
いわゆる小説などに散見する叙述トリックの手法(読者をミスリードさせるストーリー構成)を使っていてなかなかチャレンジングな作品だったと思います。
これらのドンデン返し展開やクズ攻め・執着受け(だと思いました)に萌えられる方であればハマるかと思いますが展開の運び方に重きが置かれすぎてキャラそれぞれの発言やアクションに一貫性がなくブレたり読者置いてきぼり感があり、また回収されきっていない伏線も確かあったので今後に期待ということで中立とさせていただきました。




以下ネタバレです。

下巻で色々種明かしされますが自分も見事に瀬野の演技に騙されました。一度目に読んだ時に、入れ替わりをなかなか信じない名塚に若干違和感があったのですが、現実的に考えたらそりゃそうだという感じで笑 なので種明かしされた時の衝撃と瀬野のゲス顔はむしろ爽快感がありました。
そこからのキャラそれぞれの動きと展開が全然好みじゃなかったというか。白島が兄嫁に惚れていたのは地雷要素ですが百歩譲っていいとして、消えた瀬野を探し回る名塚の動機が曖昧な気がしていて、浅い理解かもしれませんが白島だと思い込んでいた瀬野だから良かったので瀬野自身に戻ったら瀬野に魅力ないんじゃなかったっけ?とか、それならそれで名塚が物凄い愛情に飢えた人で愛してくれたからとかならもっと飢えた描写も見たかったし白島への気持ちが突然吹っ切れるのもアッサリすぎて今までも諦めるきっかけあったんじゃないかとか。

名塚が全体的に心情がブレブレな気がしてせっかく話をキレイに倒すなら、もっと執着攻めかクズに徹して最後は泥中の花みたいに病みオチで終わってほしかったというか笑

というある角度から見たら素晴らしく挑戦していてためこう先生支持が更に上がった一方、個人的には萌え要素少なめでした。次回作に期待してます!

3

んー....

騙された...
入れ替わりという名の嘘
セフレ瀬野と片思い中の白鳥が事故で入れ替わったという話だが
上巻は入れ替わった白鳥と幸せそうに暮らす
しかし下巻で白鳥目覚める→実は瀬野の演技だった
→瀬野逃走→実は同高だった瀬野→瀬野の恋文章をみて→攻め落ちたって感じの話
なんともまぁ...白鳥だと思い込み読んでたので
入れ替わってないのがバレてからの話が
まったく頭に入って来なかった....
三角関係じゃなくて、受け一人の記憶飛んだとか言う話なら全然いい
あとは、最初から演技だって分かっているならいい
上げて上げて最後落とされる話だった、これはまさに地雷を踏んだ気分
下巻のネタバレは要らなかった、上巻だけ見て終わればよかった...

6

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 商品購入
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ