表紙の美しさに手を取ってみたら
とんでもないフェチものでした!!!
好きな人の言葉に引きづられて黒いタイツを履き続せ、
その姿で好きな人の弟と関係をもつってゾワゾワする!!
自分の名前を呼ぼうとしたところを兄の名前に呼び直させるのとか切ない!
展開は王道身代わりものだけど、黒タイツ使いが巧みで魅せられました。
全編に渡ってしっとりとした雰囲気がとてもエッチ!!!
タイツへの未練、艶めかしさがあるから、
初めてちゃんとする時は対面で普通にってのもドキドキが増す!
朔のおかげで圭伍が恋にも夢にも進めて良かったね良かったね~って気持ちだったので、
朔が勝手に自己完結して姿は消したのは、え?は?ってなっちゃいました。
ちゃんと結ばれて思いが通じ合ったんじゃないの?圭吾の何をみてたんだ~~~
自分をずっと見てくれてなかったって思いが強いんですかね。
案外早く圭吾が見つけたなという印象ですが(いなくなってのもがきを見たかった)
ちゃんと前を向いてることがより感じられたのは良かったです。
ほのぼのふわふわ癒されまくり!!
愛息子の大翔くんも一途なヒロト先生も天真爛漫で可愛い!!
パパ弓原さんのスマートさもツボ!
ごくごく普通なようでいて、それはズルい!!ってことをサラッとやってのけちゃう!!
そりゃさらにらさらに心鷲掴みにされて泣いちゃう~~~
突然のキュンがすごい!!
子連れものって、2人の恋愛より子ども絡みが前に出てきて、疲れちゃう時があるので苦手なんですが、
木下先生作品は子ども特有のトラブルもイラっとすることも可愛いところも
漫画とリアルのほどよさが良い。
ふにゃんとしたフォルム、ふふって笑っちゃう小生意気さがとても可愛い。
奥付を読んで知ったんですが、本作は年1回連載だったんですね。
何作も並行しながら、ブレずに可愛いを更新してるの本当にすごい!!
同時収録の読み切りも、同棲ならではのすれ違いのモダモダが楽しい。
木下先生、こんな衣装やえっち描いちゃうの!?って驚きも。
本当に作風の幅が広くて、今回も世界広げてもらいました!!
ガチムチ雄っぱいの元剣士が現役戦士の性欲を鎮める!!
なんとも魅惑的~~~これはエッチなやつ!!!
と読んでみたら、むっちりボディが報われない!!!
待ってるアントンも我慢してるユリウスも大変だったかと思いますが
あんな魅惑的な姿を見せられておきながら
なかなかエロくならずに、読んでる方も我慢が大変!!!
なぜ据え膳を食わん~~~~なんですが、
ユリウスはどうして抱かないか、どうしたら抱くようになるか、
その心の内ははグッとくるものがありました。
強き者がより精進してく姿、それを見守る姿は胸が熱くなる!!
この人がいたから!この人の言葉で!強くなれるに弱いので…
いちゃこらは少なめですが、お互いを想ってる様子はチラチラ垣間見えて
そのもどかしさにキュンです。
アントンの短髪姿はめちゃくちゃ雄臭くてカッコよかったので
この姿でももっと読んでみたい。
写真が切り取る瞬間の眩しさよ~
「奇跡の1枚」が繋ぐ青春!!
はちゃめちゃに可愛くてキュン死にしましたた!!
写真甲子園、カメラに向ける想いは熱くて温かくて爽やかで、
鷹宮先輩が丹生を構い倒すのは楽しくて甘酸っぱい!!
好きな物を楽しんで極めてく、仲間がいる素晴らしさに胸が熱くなる。
写真を通して丹生が成長していくのも良い!
丹生は生意気と帯で紹介されてたので、苦手なタイプだったらどうしよう…と思ったりもしたんですが
ちょっと強気で食ってかかるとこもあるけど、それは面倒な目にあってきたからなところもあり、
基本は素直で、すぐにグルグルしちゃう一生懸命な可愛い子でした。
そりゃ鷹宮先輩も構いたくなる~
恋に落ちたな!って瞬間の魅せ方、瞬間瞬間の大切さや蓄積もすごく素敵でした!
鷹宮先輩の鷹揚さも丹生の素直で強いとこも、皆、楽しくて愛しい。
おまけの沢井くん視点も楽しくて、
大人になってからのちょっと変わった関係性もとても良かった。
最初から最後まで楽しくて読めて、あ~~~良かった!と胸いっぱい!!
普段はエロないんかい!!となるタイプですが、
あ~~~良かったと満足度すごくて、エロなしは気になりませんでした。
むしろ、卒業するまで我慢してた鷹宮先輩とえっちなお年頃な丹生のエピが可愛くてふたりっぽくて想像膨らみます。
1冊160Pほど、各巻に短編も入ってるので
上下巻といえどもボリュームとしては1冊分くらい。
並べた表紙が素敵ではあるけど、上下巻と思うと……
物量は足りないけど、怖くておぞましくて優しくて何が正解なんやら~な引きずる読了感。
冤罪での服役後、途方に暮れてた時にやっと救いを得られたと思ったら……
闇ぶりはとことんでゾワゾワ。
容赦なさと穏やかさの均衡…
赦し求める先は秋鷹だから成せたことだと思いました。
その選択ができて、気持ちも満たすことができるってすごい。
子供が酷い目に合うから人を選ぶお話だけど、
上巻の単話とか嫌悪感の方のヤバァだけど、
下巻の短編と書き下ろしで回復できまし!!
初漫画ってすごいなっ!なテーマと展開。
海辺とか光が射し込む描写とか絶望感とか絵の力がすごかったです。
四者四様+α で、カプは予想できつつも
同展開してくの!?そんなことする!?下巻でした。
すんなり収まらないから、ドラマティックで面白かったは面白くて、
宮と鼎の家族愛、宮が成長してく様は魅力的でした!!
そして、万ちゃんの包容力とえっちな時の焦らし方、距離感が堪らず、すっかり万ちゃん推しになってしまったので、
ずるくて弱いとこ、もっと早く見せてくれたら…って本当に思っちゃいます。
これもタイミングや大事にしてるものがハッキリしてるからこその大人の歯がゆさなんでしょうが。
サヤカの方がしっかり切り替えられてる分、鼎の気持ち、それを長年見守ってきた万ちゃんが切ない。
好きだから子供だからって相手の都合お構い無しにぶつかってく国生には辟易、
たまたま会った万ちゃんの娘と言い争うのは分かるけど、
そのあとの行動はとてもじゃないけど着いてけない。
その真っ直ぐさが国生の魅力なのかもしれませんが、自分本位すぎ。
だけど、国生が我武者羅なとこ残したまま大人の男性になる…が王道なのでしょうか…
そこはハッキリしないまま。
下巻のあとがきで、続編のことも触れられていたけど、表紙見たらカップリング分かりそうだから怖くて調べれずにいます。
宮とサヤカは良かった、えっちシーンありがと~~だけど、周りが強烈すぎて、メインカプなのに印象が弱いのは、2人がメインではないく、群像劇だからですかね。
誰かに支えられて誰かを支えたくて強くなってくのが素敵でした。
大人組がとても大人で歯がゆい!
四者視点、五角形+α、恋模様も家族愛の入り組み方も見事。
運命?タイミングの無慈悲さ、
好きな人を守りたい、幸せになって欲しいからの心情や行動、すれ違いが切なくて、愛って偉大!!となりました。
気丈に振る舞う宮の健気や優しさには胸を打たれるところがあり、サヤの包容力も分かる。
なんといっても、鼎の強くて強くて脆いとこ本当に魅力的すぎました!
そして、それを支えてた万ちゃん!
矢印があっちこっちしてて、どうなるどうなる?な物語り運びではあるけど、
表紙を見れば、サヤカナ、万ちゃんがないことは予想できるので、
大人組派な私は途中でトーンダウンしてしまったのですが、
下巻からスピードアップして読めました。
呪具による悪質事件に挑むバディもの!
事件解決の道のり、恋心と真面目さも楽しい!
祓い屋の生まれつきの呪いが難儀も難儀!!
次から次に隠語・下心がダダ洩れる呪い…
強い精神で乗り切ってるようでグルグル苦しいんでる姿は切なくて健気で強い。
でもおかしい。下ネタレベルが桁違いにすごすきて。
そして、相棒刑事がウブ真面目でありながらも尻で抱くガチムチなの最高でした!
祓い屋の呪いにあたふたしながら、最後は顔真っ赤にしながらお尻開けてくるってのが、とってもかわいい!!
必死さとウブさとエッチ度のバランス最高でした!!
祓い屋がこんなんじゃ一生一人…って拗らせて作った式神が超優秀で、腸内洗浄も中出しも完璧に処理してくれるのは天才すぎて笑っちゃった。
そして、祓い屋がこの呪いのせいで一生一人だ…と拗らせて作った式神が超優秀で、腸内洗浄も中出しも完璧に処理してくれるのは天才すぎて笑っちゃいました。