有償の10P小冊子がついているのは(少なくとも現時点では)rentaのみです。自分はすんでのところで気づきましたが、通常版買ってたら後悔してたのでとにかく伝えたくて。ちなみに竹書房だけど修正は白抜きです。この巻では本番なしで、白抜きだなぁってコマもそんなに多くないです。
さて、非常に良かった!!!これは今年1の可能性が十分ある。現代のBLの旨味があるところも好き。大っぴらにこそしないまでも同期数人にはゲイと言えて、会社内でも特に不利益は受けず(小林もそう。上野は実家極太の安心感からくるカムアウトかも知れないが。)、でも本質的な部分はさらけだすのをためらう。これは性的指向とは関係無く誰だってそう。神田には父親の存在がある。実家極太の相手にこの父親の存在をああいう風に受け止められて卑屈にはならない神田が本当に愛しいし、互いが互いを好きになる説得力がある。そこがリアルだと性愛に及ばないこともあるかも知れないけれど。大人だし会社では頼られてる男が、弱ってるの最高。完璧超人みたいな2人じゃ無くて、欠点もある人物描写に弱い。
ストーリーも作画も地に足がついている感があり丁寧で、全てを伝えきらず描ききらず、表情だけで見せたり、第三者を通して見せたり、デフォルメで表現したり…あぁ漫画がうまい!顔の描きわけもうまい!続編があるですって!無論買う。
読み返したら小林スーパーファインプレイよね。あと「そんで生まれ変わったら〜」のセリフがヤバい。早く抱きしめろ。抱きしめてた。
dom/sub要素しっかりですが、文脈はよくみる芸能人×会社員モノです。毒やら闇やらは薄い方のキタハラ先生。そして修正も薄い。1巻はebookで、続刊はシーモアで買って、どちらも同程度に修正薄めです。
萌が萌2以上になるかどうかは、シノくんが好きになれるかってとこだったかなぁ。あまりこういうプルプルしてる感じの受けが得意ではなく。何かポリシーが見えれば良かったのですが、結局見えてはこなかった。友達のフロラの方が好感持てたほど。
キタハラ先生の『ジェラテリア〜』を思い出させる続刊の甘々ぶりで、甘い作品が読みたい方の助走として1巻を読んで、2巻で甘さに浸るというのは良いかも知れない。
子持ちBLが強調された表紙ながら、そこに殊更に焦点が当たっているわけではないので、リオナ先生が好きな方なら楽しめると思います。
リオナ先生の作品ってゲイに悩んでいる登場人物があまりいない印象でしたが、智久(攻め,大学院生)はゲイであることを家族に言えず、光輝(金髪,子持ち)はゲイの自覚をしきれていないという珍しい設定。しかしそこはリオナ先生、暗くなりすぎないところが好きです。智久の美容師に憧れて、でも今は院で楽しんでる明るさとか、家族へのカミングアウトすっ飛ばしちゃう潔さとか、好きだなぁリオナ先生の漫画。
2人が1Kの部屋から始めるところ、結局義両親の元には居られないところ、娘は母親が引き取るところ…ファンタジー過ぎない現実感も好きです。リオナ先生の温度はほんと心地よい。
久々に年の差ある年上攻めの良さを噛み締めた。攻めが遊び人で、言っても許されるだろう万人納得のダメな大人で、しかし社会的には定職のある大人で、最終的にはピュアな受けにメロメロになるという。うん、よかった。神評価にしきれなかったのは出会いだけ…出会いさえもうちょっと現実味あったら神評価にしてたな〜
デリヘルと間違えて、直後に呼んだU◯erで当人がきて、デリヘルボーイは同じ大学…はちょっとやりすぎ。その後の展開が面白いだけに惜しい。この不審さなら南斗はもっと警戒すべき。始まり方さえもう少しまともならほいほい一緒にご飯行ってもいいんだけどさ〜〜〜
デビュー単行本で手厚いレーベルから作品出してほしいなぁってレビュー描きましたが、ありがとうdrap。
ゆくえ萌葱先生、新刊が立て続けに出ました。相乗効果が狙えて良いですね。こっちがかなり時間空いての続刊なのがややネック?ただ1巻からの読者からするとこの絵柄の変化が嬉しい。先生の最新の絵で目黒と秋野が動いていること自体が嬉しい。
案の定ふたりはラブラブバカップルになり幸せに暮らしましたとさ、おしまい、です。
秋野の振る舞いはリアルに考えると(特に元カノに会いに行くアレ)全くもって好ましくないので、話の展開は正直好みではなかったものの、ハモる2人は好きです。あと目黒が可愛いから…可愛いよ目黒…
個人的には目黒(表紙右)が元タチだからリバ見たかったけど、雄×雄作品の多い先生、意外にもリバにはしないんですよね〜。懐の深いというか、情に厚い方の雄が入れられる側をやる印象がある。