薄井いろは先生の新刊が出る喜び…先生を含め様々な方ありがとうございます
今回も会話の間や緊張感、触れ合う温度や湿度まで感じられる描写が最高でした。特に今回攻めがふわふわ甘々で、ツン(に見える)受けがタジタジ、ルームシェアだからすぐにキスをして、素直になれない受けが蕩けちゃうのも爆最高でした‼︎首のキス描写好き病の方は必携です。
ゆるふわの立山はいつも優しげな雰囲気で情けない顔もして見せるのですが、最後の湊を求める余裕ない表情や手の血管がっ男らしくて滾ります…!
何より自分の気持ちをずっと素直に出せなかった人が報われるのはとても幸せな気分になったし、正反対な人間が同じ好きなものを通じて違う感想や言葉で時間と目線を共有するのが良かったな〜!(余韻)
Rentaの冊子付きを買いましたが、バレンタインデーにホテルでホワイトチョコを身体に垂らして…というのでしたのでお好きな方はぜひ。
欲を言えばルームシェアや元セフレなどもっとゴタゴタして良かったです。主人公達が割と毎回顔の形が似ているので、ごつい人とか丸顔の人とかも今後見たいです。エロ少なめで読者を焦らす(笑)くらいのものも読みたい。
初めて読んだ中庭先生の作品のように、好きな人をただ思うだけで辛い時も過ごしていける、ほんの少しのやり取りだけで何度も反芻して幸せを噛み締めるささやかさがとても好きでした。しかも、好きな高野がいつも仕事で使う言葉を後輩の人から間接的に教えてもらい、今までのおまじない(のような言葉)よりももっと安心できるというのが素敵だった。感情が穏やかな大人はいいよね…
両方の父親に気を使う気持ちも理解出来て、主人公の境遇は辛いのだけど、彼の高野への気持ちが一貫していて読んでいて心地よく、そこまで起伏のないような日常の描写でもいくらでも読んでいたい気持ちになりました。読ませる先生の力ですよね…
売りに関しては乱暴な描写や辞めることもそこまで都合よくいくかなぁとも思ったけど、瀬越の気持ちも分からんでもなく、おいしい展開ありがとう(最低)
読み出してからすぐあらすじの流れに乗れるので飽きっぽい自分には良かったです。割とベッドシーンも実況でなく事後っぽい書き方が多い印象で、売りとしての一回一回の受の反応とそれに対する攻の受け取り方がサクサク進むというか、一回ずつが長いよりは展開早くていいのだろうけど、もう少し出会いの一日とか大事な場面はもっと丁寧めに読みたかったと感じました。まあ入れ込みの度合いが深くなっていく毎に、という感じなのかな。最低な攻めがどんどん深みにはまってく感じが好きなので楽しめました。
割と高野が突発的な奴で、急に読者が知らない別攻めを呼び出して渉を抱かせようとしたり、赤ちゃんを盗んだりと、「おいおい大の大人なんだからもっと考えなよ人生狂うよ」と思う行動に出ます。別攻めの件は渉が傷付くのが見たい、自分以外の人とすることへの反応が見たいというのでしょうが、あと赤ちゃんの件も何かあるだろうけとその辺りの納得できるような心情をしっかり書いて欲しかった。でもその後先考えられない行動で人を傷つけるというのは小説っぽさがなく人間らしいのかもしれません。赤子の件は普通に警察事。
恵まれない生き方だった渉が幸せを感じる事に高野と共にジーンときます。身近な人が孕って、家族になろうと決意したことを「簡単に家族を得ようとした」と自分を戒めたり、優しくされてその人に親しみを持つ事を、気まぐれに骨をあげた野良犬が家までついて来たら困るだろうと吐露するのが切ない。
高野の誕生日に、渉が何がほしいかと聞かれた時の高野の回答が良かった。
久々に「どうして今まで出会わなかったんだ」と思う作品でした(泣)「プレイアフターコール」を購入するときにチラッと見えて試し読みしたところ即こちらもカゴに入れました。図書館司書が主人公のお話は好きなのですが、オオタ先生の美しく情景的な絵と言葉で…最高でした…
萩原くん視点でみていくやぶみさんが美しく儚くて、後半に出てくるやぶみさん視点での萩原くんはしっかりと彼を捉えていて、それを伴ってのラストだったのでより人間としてリアルに感じられました。美しいラストに感動。書き下ろしのベッドでの言葉には泣けたし、こんな言葉を与えてくれる人に出会えてよかったね、と思いました。そしてカバー下まで優しい。
後ろ姿とか、指先とか、スーツからのぞく腰(笑)とか、男の人のかっこいいところを静かに描きつつ外さない!
私的BGM:secret play sercet p/ace / mat/ryos/hka
続編が出てめちゃ嬉しいです。前巻に引き続き西陽のような日差しが人を包むのが美しくて、柔らかくなった人の描き方や相変わらず丁寧なお話と感情の運びが読んでいて悦でした。恋人になっていたるところでキスしてるのがかわいい。
一色は元カノが出てきたり将来に悩んだりしつつも性格は素直だし倉科好きなのは揺るがないし甘やかし系Domのは変わらない。毎度プレイで最初がハグなのも、間違っても痛いことしないの一番好きなD/Sです。
二人の真面目さや見た目のギャップが好きで、家庭環境からの性格や成長の仕方が自然で、でも魅せ方がドラマティックでエモくてもう感動です。眼鏡好きの人も大必見です。
保険の先生のアナザーストーリーも読む前はちょっと…でしたが読んでみると続き読みたくなりました。
「もうにがいのはいやです」
涙目で訴えるほたるの口を、冬吾は笑いながら人形焼で塞いだ。
不憫健気受けと溺愛する攻めが読みたいな〜と思いちるちるの詳細検索にて出てきたこちらを購入。どんなに読んでも好きだ。しかも痩せっぽちが沢山ご飯食べるシーンが沢山あって嬉しい。
ほたるは15〜16とありますが元服なら学はなくとももっとしっかりしてそうだけどなぁと思いつつ、平仮名の台詞で純粋に冬吾を心底慕うのが可愛くて。直球の言葉に冬吾もご機嫌だし褒め褒めだしそれも可愛い。二人とも好きで大切で気付かずに近づき過ぎてしまった感じが良かったです。ちょっとキスは唐突過ぎるし、冬吾の同性愛抵抗感皆無なのももうちょっとクッションが読みたかったし、ほたるが純粋とはいえあれこれ叔父に暴露しちゃったのは冬吾のショタ疑惑とか大丈夫か心配になった。いつも鬼鬼しくて叔父にはスンとしてる冬吾が、好きな子にはよわよわ甘々なのバレてこれからそう言う目で見られるけど大丈夫なの(見たい)とか。
あとわざわざ毒いらなかったんじゃない?とか。
読みやすい文章で可愛い二人に、恋文や映画、キャラメルにアイテムも印象的で、なかでも恋文は冬吾はニヤけるのも無理ないし(読みながらいちゃいちゃするし)、読んでるこちらも胸いっぱいでした。ふたりの掛け合いがほのぼのしたり甘々だったりいくらでも読んでいたくなります。その後の紫乃先生の言葉に気付かされてシュンとなるのも情景がとても好きでした。
現在の好きな人への感情に、ズタズタに傷つけられたトラウマがじくじくと痛み出して素直になることが出来ない様が感情移入出来て涙が出て、先輩の包み込む優しさと安心感に癒され泣けました。流石に鈍感過ぎるのは健気受けあるあるですね。傷付けた当人が出てきて、しかも閨の話を今彼に言うの、正直好きでして…(めちゃくちゃ最低な奴だけど)(それを今彼が嫉妬するもしないも萌える)アリガト…って感じでした。
ちょっと都合が良すぎたり先輩が読心術付けすぎだったりはありますが、攻めが受けを甘やかす言葉だとか、Hシーンがめちゃめちゃ丁寧なの(描写も言葉のやりとりも)もとても良かったー。
難しい言葉がなく口語が割とラフでライトノベルらしいといえばらしくて、読後感としてはライトだったので萌2にしました。
レビュー一つもないのちょっと不思議なんですが、以下ツボな方はぜひ!
受けの涙、筋肉強気受け(元攻め)の照れ、歳下で生意気な受けを可愛いなあとニコニコ思っている攻め、女抱こうとしてやっぱ無理になる受け、攻めの「もう一回させて?」&横抱き、ジッパー付きパンツへ挿入、、、等。
ふゅーじょんぷろだくとサイトで見つけて読んでみたら最高でした。画が綺麗で凄く好き!
落ちこぼれ淫魔が受けに…は割とベタかもしれませんが、攻め(エ口漫画家)がメロメロで可愛がってる表情や甘々な感じも、受けになった直後とか初恋に泣いたりする淫魔もHの描き方もすごく好みでした!
尻尾が攻めの腕やあそこに無意識に巻きつけたり、下手くそな淫魔に及第点をつけて甘やかす攻め、 H中威勢が弱くなる強気受け…最高。フ◯ラシーン基本余り好きでないのですがこの作品の描き方は好きでした!
邪魔をしにくる淫魔仲間は女の子っぽい髪型とベタな優等生キャラで苦手だししかも1話サイドストーリーあるのが微妙だと最初は思いましたが、こちらの攻めはモサっとした硬派に見えつつ、相手が淫魔だと分かった途端興味津々になる面白い男でした。
お話としてはそこまで目新しくはないのですが個人的に何度も読み返しているので星一つ足して神評価にしました。
修正は白短冊と色を極薄くした加工。ふゅーぷろ特典は薫の漫画に出てくるドSシーンでプレイを妄想するナツ。単話追ってた方も書き下ろし最高なんで買っていいと思います!