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女性yummyさん

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ぜひネタバレなしで

表紙買いして大正解!

ハードな描写もあり、内容も辛口なストーリーでした。
受けが世間知らずな大学生なんだけど、だからこそ攻めを闇から導ける、光の道みたいなものを感じます。
救済のお話でした。
面白かった。久々に神をつけます。

電子では本編後の話が14ページあり、これは単行本に入れなきゃまずいのでは?ページの都合でカットされたの?ってくらい必要な後日談なので、ぜひ電子で読むことをおすすめします。

電子では294ページもあり、読み応えがあって超お得です。

悪癖 (2) コミック

イイモ 

大門の本性と小島の過去

1巻のネタバレ無しレビューにも書きましたが、
万人に受ける作品ではありません。
本当に地雷の宝庫なので、苦手な方は手を出して低評価をつけるよりは、手を出さないほうが無難です。
私はまだ完結していないけど神をつけたいです。

1、2巻同時発売で良かった。
それくらい2巻は内容が濃いです。
1巻では二人の関係性と人物の紹介程度に留まっていましたが、
2巻ではそれぞれが過去と対峙します。

まずは大門が一時的に実家に帰ることにより、
1巻で暴かれた凶悪な本性の根源である、
自分のせいで祖母が帰らぬ人となるという(厳密には違いますが)過去と向き合います。
この描写がとても精神をえぐってきます。
家族を愛していた良い子だったからこその、心の傷と罪悪感が、大門の本性となって隠れていました。
ここで起きてしまった事件も、そこまで追い詰められた周囲も、どうすればよかったかが誰もわからないのも辛いです。
家族だからは免罪符じゃない。きつい…

余談ですが、大門が実家に帰ったときのテレフォン〇〇〇の大門のSっ気がすごく素敵です。

ラブラブな水族館の7話を挟んで、いよいよ2巻の後半戦は小島の過去に迫ります。
キレイな姿で大門のそばで標本としておいてほしいと願う小島ですが、小島を愛し、大門の中の怪物は落ち着いてしまったので、標本にしたくなくなっている大門。

もう!そりゃ、愛情が出てきたら生きていてほしいに決まってるでしょ!と、泣きながら怒りたくなりますが、小島には伝わりません。
過去の死に囚われている小島の意志は、変わらないのでしょうか。

命の権利を放棄して地下クラブのショーに出る小島を、今まで関わった岩蔵や担当医師などの尽力により、大門は命がけで助け出すことに成功します。
小島が周りに結構愛されていることがわかるここの描写が好きです。
この地下クラブが本当にひどくて、読みすすめるのも辛いのですが、大門の登場で一気に滾ります。
そしてセーフワードの伝達方法が秀逸。
読みながら、うわーーーと声が出ました。
大門かっこいいよ。泣けます。

少し落ち着き、きりのいいところで終わる2巻。
色々お互い乗り越えたあとも、結局は小島の死にたい意志は変わらないし、小島の全てを独占するために希望を叶える腹をくくったような大門。
表情は穏やかです。
一周回って振り出しに戻った感がありますが、
二人の気持ちが固く結ばれたように感じます。

もう、本当に面白い。最高です。
痛くて胸が苦しくて動機息切れがして、
脳汁がドバドバ出ます。

一旦は落ち着いてこのまま死エンドに向かってしまいそうな流れですが、
3巻で小島の過去の死を本当に乗り越えて、
どうか救いがほしいです。

続きが早く読みたいです。

悪癖 (1) コミック

イイモ 

地雷満載

イイモ先生といえば、面白いのに地雷満載すぎて
人に勧められない作品を多く書かれていますが、今回も例に漏れず地雷オンパレードです。
痛い!辛い!エロい!でも痺れる面白さです。

どうしてもネタバレ無しで地雷情報を書いておきたいので、人物紹介なども書けません。

1巻に出てくる地雷は、
首締め、レイプ、暴力、SM、モブおじさんなどでしょうか。ご参考までに書いておきます。

1巻では、二人の関係性の変化や攻め大門の本性や人物像、小島の裏の顔を中心に描かれています。
確実に惹かれ合っているのに、過去や諸々のしがらみから、素直にお付き合いとは行かない二人。
ゾクゾクします。

2巻はもっと二人の過去に踏み込み、面白くなるので、ぜひ2巻まで一気読みしていただきたいです。

よきヒモ

未散先生がJUNETピアスっ!?と驚いた作品。
ピアスってピンク大盛りなイメージがあったのと、
未散先生はエロ少なめでストーリーが深い作品が多いと思っていたので、多少不安になりました。

でも、主人公がヒモなので、たしかにえっちの回数は多いのですが、
人物が本当に魅力的で、心の機微が伝わってきて、ストーリーをしっかり読ませるお話でした。
ピアスのイメージが少し変わりました。

愛嬌があって前向きだけど、不器用でなんにもうまく行かないメロは、行き場がなく雨の中花壇に座り込んでいたら、広告代理店勤務のエリート、モンティに拾われ、そのままヒモになります。

これが、本当に理想的なヒモなのです。
ヒモに求めるものって愛嬌と癒やしとえっちだけで、金銭とか家事とか、そういうんじゃないよなと納得。
そういうのを求めるなら、最初からお付き合いをするし、ヒモは要はペットなわけで。
本文中でも、『くさくさして真っ暗な気分で帰ってきたとき、おかえりって迎えてもらえるようになった100万円、実質無料だろ』『俺は広告屋だから知ってる、人の気持ちを変えるのは一番難しいんだ』
とあります。
激しく同意します。

重すぎるプレッシャーで本来の自分を見失なっているときに、仕事で100%のパフォーマンスをするためには、この明るさで気持ちを切り替える、心の重荷をわけあうことが必要だったんですね。

あとがきにもありますが、『ひとりでなんでもできちゃう人は、自分という資源に頼りがちなので、
重荷はわけよう、たくさんにすこしずつ頼ろう』
本当にそう思います。

行き場がなく座っていたメロを拾ったモンティ。
多額の借金を背負って、モンティはヒモを放逐しようとしたけど、今度はそれを一緒に返そうと不器用なのにたこ焼き屋を始めたいメロ。
いつもつるんでいた友人たちが、メロのためにどんどん手を貸してくれて、行き詰まった状況がうまく転がっていく。

この本を読んで、誰かに頼ることって難しいけど、大切なんだなと実感しました。
一人で思い詰めずに、潰れる前に頼ろう。
身近な人が困っていたら、積極的に手を貸そう。

未散先生の作品は好きな作品が何作もありますが、
この作品も本当に大好きになりました。
こころがつかれたときなどに、
何度も読み返したい作品になりそうです。

アネモネの刺繍 コミック

m:m 

花言葉は『あなたを愛す』

表紙の赤いアネモネが印象的です。

ベストセラー作家のフリオは、ゲイであることをカミングアウトして以来、家族とうまく行っていない。自分に自信がなくて引きこもりで、外見もぽっちゃりでテディベアのような30歳。そんな彼が恋に落ちたのは、バーで働く若くて強くて美しくて強引なアンヘル。
フリオが路上で兄にお金を脅し取られているところを、アンヘルが颯爽と助けます。この場面で、ゲイだという理由で家族とうまく行っていないと告白するフリオに、さらっと自分もゲイだと告げるアンヘルが爽やかでとにかくかっこいい。

アンヘルは伝えていませんが17歳の高校生で、母親が過干渉な母子家庭で育ちます。
母親に対しても学校でも、早く自立したくて夜も家を抜け出して働き、ずっと気が休まらないアンヘルは、『ライナスの毛布』であるフリオの前では本当の自分で笑えます。母親の気持ちもわかるけど、息苦しさを感じて自立したいアンヘルの気持ちも良くわかって辛いです。
1巻を通して、善良な市民であるフリオを振り回すアンヘルは、子供ゆえの無知と無敵感と強引さですが、セクシーでたまらなく魅力的です。

1巻が終わってまだ話は途中ですが、母親とのこと、アンヘルが未成年なこと(淫行で即捕まります)など、問題はまだまだ山積みです。
2巻は電子のみの発行で紙になっていないのですが、ぜひ紙でも発行してほしい。
手元に残しておきたいです。

外国が舞台なことと、絵がとても美しいこと、コマ割りやセリフなど、読んでいて本当に映画のようです。
商業デビュー作だなんて信じられないです。

まだ完結していないので萌2ですが、神に近い評価です。

エロだけじゃない

ちるちるの紹介記事で気になって購入。
ピアスレーベルでこの題名この表紙、エロ特化型かなと思いますが、それだけじゃありません!

受けの波多翔真は普段は社会人ですが、
高校生カケルとして日常的にマッチングアプリを利用しています。
攻めの楠田さんは素敵な上司で、人当たりもよく職場のみんなからモテモテ。
普段の翔真はこの上司を嫌い、ずっとツンツンして接しています。

上司とマッチングしてしまってからは、
誘惑に弱い上司だわーと翔真の心境と同じく、
ニヤニヤしながら読んでいますが、読みすすめるうちに『高校生として大人に抱かれる』ことが
ただの性癖ではないことがだんだん見えてきて、この物語の見え方が変わってきます。

ただの誘惑に弱い上司かと思った楠田さんも、
後半好感度が急上昇。
うわー…そうきたかー
本当に誠実で一途でかわいい、いい男です。
(誘惑には負けまくり、たくさんエッチしていますが…)
最終話で気づく、相手を尊重して思いやることができる、楠田さんの本当の優しさ。
好きだわー

終わってみると、エロ多めではありますが、
トラウマを解消する過程がしっかりと書かれた、
優しいお話でした。

ななつの航先生の作品の中で、一番好きな作品になりました。

ワンコ×見られたがり

作者買いです。
1ページ目からドエロくてびっくりしました。
今回、受けの神保先生(医者)が1人エッチを見られて興奮する性癖なので、エロ多めですが、
見られる専門なので肉体的接触は最終話までほぼありません。

攻めの葦原は研修医で、素直なかわいいワンコです。
患者さんや担当医師など、周りが思わず餌付けしたくなるのも頷けます。
葦原のリアクションや心象のコマに犬がたびたび出てきます。
前半はポメラニアン柄だったのが、6話ではついに子供が描くヌイグルミの犬みたいな単純な犬になっていて、かわいいです。
鎖が外れるところとか、ワンワン言って周りを回っているのがかわいすぎて爆笑しました。

神保先生はクールビューティーで最初から最後までドエロいのに、葦原を意識しだしてからどんどん可愛くなっていきます。
別作品でもそうですが、小鴨先生の、急に意識しだしちゃってキュンキュンしちゃうキャラの書き方が丁寧ですごく好きです。
恋愛に不慣れで、言い出せなくてもだもだしちゃうのが可愛すぎます。
ギャップが最高。

結果、二人ともめちゃめちゃ可愛くて、先生のエロに振り回されつつ溺愛ラブラブでいてほしい、そんな二人のお話でした。

まだまだ作者買い続けます。

先生視点

前作でもやもやしていた不確定だった部分である、先生の動機や思惑がはっきりとわかります。

先生はとってもクズです。
好みの生徒を時間をかけて洗脳して、エロエロに育ててみたけど、思ったより貪欲に求められて言う事聞かないし、自分も深みにハマっちゃいそうだから、郁哉のことを好きな馬場を王子様に仕立て上げてフェードアウトと言うことですね。
自分プロデュースのNTRです。

皆さんただのクズだと言ってますが、私は先生は臆病なだけだと思います。
郁哉にとって理想の姿しか見せないのに、好き好き一緒に暮らしたいなどと未来のことを言われ、どハマリするのが怖くなって逃げたんですよね。
消えることは先に決まっていて、それまでに郁哉の依存先を自分から馬場に移して、少しでもダメージを減らしてる。優しさでしょう。
子どもたちには後半はクズな姿しか見せずに、未練をスパッと断ち切ってあげるのも優しさでしょう。
最後のモノローグは、自分に言い聞かせてるのかなと感じました。

描き下ろしは本編とは少しずれていてIF設定で3Pしてます。なに、最後の記念に3人でえっちって…
そしてそれを了承するカップル…
譲ったのに、オレが仕込んだ的なマウントとっちゃう先生…
みんなおかしいけど、エロ特化の最高の描き下ろしでした。

絵は美人系ですごくきれいですが、エロシーンになると身体全体がトーンで質感も足されて、
ツヤツヤの陰影で濃い。好みが分かれますが、エロが引き立ちます。
紙R18版を購入、修正は白短冊で迫力あります。クズの…はR18ついていないけど、修正は同じくらいです。

個人的に先生がめっちゃ好みなので、スピンオフとかで若者にがっつりネコにされちゃう的な展開が来たら最高に萌えます。
そうでなくても先生の今後が気になるので、続き読みたいです。

主従の性 コミック

まくの 

dom/sub、SM寄り

作者様の初コミックスなのが驚くほど、完成されています。
設定は最近増えてきたdom/subユニバースです。
絵もきれいで漫画としてもすごく読みやすく、
エロ(お仕置き中心)多めです。
修正は今どき珍しく甘めで、細短冊数本なのでよく見えます。

dom/subの基本設定や世界観などがカバー裏に書かれているので、まずはカバー裏から読むといいと思います。

ストーリーとしてはSM、監禁ものでよくあるお話だなあと率直に思いますが、
うまい具合にdom/subのダイナミクスが活かされていて、登場人物の行動の動機などに説得力があります。
ただ、アキトが不憫で…
なんにも悪いことしてないのに…

どっちのdomもかなり問題があります。
アキトが肉体的ドMだったので、
性癖的にセイ(加虐志向強め)と合ったから、
結果的にハッピーエンドになったけど、叔父さん(閉じ込めて愛でたい溺愛型dom)と合っていたらと思うと、ゾッとします。
何も知らずに一生監禁メリバコース…

騙している罪悪感を持ちつつ独占がやめられない叔父さんも、自分の希望が言えずにこんなものかと耐えているアキトも、欲求が満たされずに苦しかっただろうと思うと、侵入者セイの存在によって救われたのはアキトだけではなかったなと思います。
(セイも欲求が満たされない間は盗癖として悪影響が出ていましたが)

dom/subの醍醐味として、お互いの欲求(精神的肉体的)を満たして相手を癒やして自分も満たされる対等な関係なことがあります。
例えば食事から入浴からすべてやって甘やかしたい(支配したい)domもいれば、自分は指一本動かさない王様亭主関白タイプの支配のdomもいて、本当に様々ですが、今回のように肉体的ドSMな欲求、ただただ独占して閉じ込めて愛でたい欲求もあるんですね。

dom/subって奥が深くて面白い!

クズの成長

表紙と試し読みをした段階では、クズと性に緩いおじさんの話かぁと笑いながら読んでいましたが、読みすすめるうちに人間臭さとリアリティがすごくて物語にのめり込みました。

攻めの竹本は、携帯の登録名にセフレ2号とか書いちゃうような、顔とテクだけしかいいところのない仕事も中途半端なクズです。
森課長にはいつも仕事で駄目出しをくらい、本気で嫌っているのですが、夜の街で泥酔する課長と出会って仕返しのつもりで手を出すところから関係は始まります。

いい人ではない、ずるくて自分勝手な普通の大人がもがいて苦しんで成長するラブストーリーです。

課長は、関係を持つ前に見えていた姿とは全然違う、エロに弱くて、ずるくて、脆い、等身大の50のおじさんです。
竹本…まさかこんなに成長するとは。
クズだった過去は消せないし、手痛いしっぺ返しも受けますが、本当に誠実ないい男になります。

オラオラ調子に乗る期→認められたい!頑張りがから回る年下期→ちょっとまともになってきたのに課長に拒絶されちゃい自分や過去と向き合う底辺期→誠実に、相手を思いやり、懐深い男前期など、変遷が楽しめます。

最終話で、座る課長の腕をそっと掴むシーンの、表情と言葉とは裏腹に震える竹本の手にやられました。泣ける。大好き。
エロはたくさんあるのに、最後までするのは思いが通じてから、と、自制する竹本がいいです。
初めて課長に入ったときの涙に、私も思わず涙が出ました。
竹本も課長も、出会えてよかった…相手にあのタイミングで出会えなかったら、きっと本当に二人とも駄目になっていたと思います。
アラフィフ受けだし、ドエロそうに見えて深い話で、でも課長の体質上ドエロい。読み手は選ぶと思いますが、本当に大好きな話です。
もっとたくさんの人に読んでほしい。