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テンポのいいラブコメです。

堅物ニュースキャスター・小金井×コスプレ気象予報士・千歳のお話です。

『超・早起きTV!』で共演している二人のやりとりがとにかく楽しかった~。
毎朝、かっこいいクールなお兄さんと、キュートで元気なお兄さんの
攻防戦が見られるなら、私も早起きして見ちゃいますよ、この番組っ。

ラブあり、笑いあり、シリアスありで、メリハリのある展開も良いですが、
お互い抱えているものがあって、それを理解しあい、
少しずつ距離を縮めていく二人の関係には、ほんわか温かい気持ちになりました。

この作品は、キャラクターが生き生きしていて魅力的ですね。
千歳は、元気な子犬系で愛くるしく、好感のもてるキャラですが
生真面目な小金井が千歳に振り回されている姿も可愛いです。
スタッフの皆様も、みーんなギャグのわかる温かいいい人たち!
こういう職場っていいなぁ…なんて、ちょっとうらやましくなりました。
お薦めの一冊です。

わんこ系ヘタレ年下攻めもなかなか良いです。

わんこ系ヘタレ年下攻め・謙也と、美人ツンデレ受け・颯生の
お試しエッチから始まる恋の話です。

と、とにかくじれったかった…。
美人だけれど、過去の失恋の痛手などから、
恋愛面に関しては、自己評価が低く、後ろ向きな傾向のある颯生。
それに対して、謙也がヘタレなこと…(涙)
不器用ながらも、誠実に一生懸命思いを伝えて、
なんとか交際スタートまでこぎつけた時には、ほっとしました。

同時収録作品の『不可逆で甘い抱擁』では、颯生が仕事に疲弊気味。
話のわからない上司とか取引先の相手するのって、疲れるんだよねー。
わかりすぎる…などと考えながら、身につまされる気分になってしまいましたが、
お互いに気遣い合う颯生と謙也の姿には、救われました。

それにしても、謙也なのですが、
こちらの番外編では、頼りがいのあるところも見せてくれたし、
お料理は上手だし、こう言っては失礼ですが、
意外とお買い得なコだったんですねー。
癒し系尽くし攻めって感じです。

あとがきで、『おっとりさんがベッドでは頑張っちゃうのもBL的ポイントで』と
書かれているとおり、エッチシーンは、崎谷先生作品らしくやっぱり濃い目でした。

「つがい」という言葉がピッタリです。

はると和史は、幼なじみで大親友。
モテるのに彼女を作らない和史に想い人がいると知ったはるは興味津々。
そんなはるに和史は、「俺の好きな相手は、はるなんだ」と告白してきて―。

なんとも可愛らしい「つがい」で「コンビ」な二人です。
学食で、よけよけ(はるが嫌いなにんじんを皿の隅によける)、
ヒョイヒョイ(よけたにんじんを和史が食べる)、
ポイポイ(和史が自分の嫌いなものをはるの皿に…)する姿は
あまりにナチュラルで、微笑ましすぎました。

和史が気持ちを告白して、二人の関係はぎくしゃくし始めます。
一途な和史の気持ちが切なく、動揺しまくりのはるが可愛いっ。
ドキドキしたり、切なくなったり、はるの気持ちが変化していく
様子が、丁寧に描かれています。
物語の中盤では、はると一緒にいるために、
和史がしてきた努力も明かされますが、
「はるは愛されてるなぁ~。」と、ちょっぴりうらやましくなりました。

はるも、和史も魅力的なキャラですが、脇キャラの蓑田君もイイ味出してます。
時々、軽~いノリで核心をつく発言をしてくれるところが、素敵でした(笑)

甘酸っぱい幼なじみ同士の恋。
読後感の良い作品で、オススメです。

ワンコ攻め×ツンデレ受け

ワンコ攻め研修医・日谷×ツンデレ受け医師・峰のラブコメ風味なお話です。

病院の跡取りであるが故に、近寄ってくる人間が多すぎて
ちょっぴり人間不信気味な峰。
そんな峰に、5年前助けられてから片想いしていたと
真っ直ぐで熱い気持ちをひたすら訴え続ける日谷。
テンポも良く、可愛らしいお話でした。

日谷は、ちょっとヘタレっぽいところもありますが、
割としっかりした男らしいキャラで、
峰のツンデレっぷりも、なかなか可愛かったです。
峰が、あんまり年上に見えないのがちょっと気になったかな。

甘やかし攻めがたまらない…。

こちらは、「誘惑のプロセス」のスピンオフ作品になります。
前作は、弟・千智君のお話でしたが、今回は兄・真人が主人公です。

友人(弟の恋人)との食事の席で、出会った真人と仁木。
彼らは、偶然再会した後、飲み友達という関係を経て、付き合いはじめることに…。

出会い(好みのタイプとして印象に残り、気になりはじめる)
→再会、飲み友達になる(特別な好意を持つようになる)
→仮恋人期間(どんどん深みに嵌っていく)
という、真人の気持ちの変化が、じっくりじんわりと丁寧に描かれていて、
一つの恋をしっかり堪能させてくれる作品でした。

たった一人の家族・千智に恋人ができた寂しさも影響し、
大切な人を失って一人ぼっちになってしまうことを恐れ、
あと1歩が踏み込めない真人と
過去に束縛しすぎて恋人に振られたという経験から、
あまり強引には踏み込めない仁木。
二人の微妙な距離感には、もどかしくもドキドキさせられます。

物語の後半で、仁木が大好きでたまらない(嫌われたくない)から
逃げだしてしまった真人と、
真人の気持ちを知って、がっちり逃がさないぞ体制に入った
仁木の攻防戦は、切なくて、読み応えがあります。

恋人を甘やかすことが大好きで、相手をまるごと受け止めようとする仁木と、
甘やかされることに慣れていないけれど、寂しがりやさんで臆病な真人は
お似合いな二人だと思いました。

甘やかし攻めタイプが好きな方にオススメしたい一冊です。

キャラ萌えしました。

高村の17才の頃からの秘めた思いと、現在17才の凜の思い。
二人の不器用な恋のお話です。

雪山の山荘に避難している身なのに、まーったく危機感がなく、
突然サカってしまう高村と、あっけなく流されてしまった凜。
序盤のストーリー展開には結構強引なものを感じましたが、
先生・生徒な関係や、受けの子が年上の男に溺愛されてる設定などが
割と好きな私にとっては、楽しめる作品でした。

それにしても、凜のちょっとぽややんとしてるところがたまらんですっ!
高村を意識して真っ赤になってるところとか、むちゃくちゃ可愛かった~。
メロメロ攻め、駄目な大人の高村も、個人的にはものすごく好みでした。

ちなみに、肌色率の高さというか、
エロのはじけっぷりにはちょっとびっくり…。
高久先生の描くエロ、個人的には結構好きなので、
しっかり堪能させていただきましたが(笑)

攻め様真っ黒

ネグレクトな両親の元から、病弱な澄音を救い出し、
大事に大事に育ててくれた宗佑と
そんな宗佑に、どっぷり心酔しきっている澄音のお話です。
物語の前半では、宗佑さんが素敵な王子様のように感じられますが
後半へ行けば行くほど、彼の薄暗い執着心が明らかになっていきます。

宗佑さんの腹黒さが恐ろしい~。
澄音に、ありったけの愛情を注ぎ、たっぷり甘やかして、
他の人間では物足りなくなるように、そして自分好みに、
そりゃーもう計画的に育てていました、というオチです。
10年以上の月日をかけたパープルプロジェクトですね^^;
ここまでくると、いっそ清清しい気さえしてくるよ!(違

でもまぁ、澄音のほうも、宗佑の用意した鳥かごの中に
嬉々として入っていってる様子ですし、
騙されてるってわけでもなさそうなので、O.Kなのかな。
(いや、そうなるように宗佑が仕向けたのか…。)

歪んでいるのは承知の上で、与えて、与えられる。
恋愛なんて二人でするものだし、
このカップルはこれで幸せなんだろうな~と思いました。

年の差、育てられ受け設定が好きな方は、
ハマる要素たっぷりの作品だと思います。
ドン引きしてしまう可能性も…あるかもしれません^^;

ちなみに、同名コミックの
『恋は乱反射する。― 0 or 0 <<恋がはじまる>>』 に
登場する主人公、井上の裏話的なエピソードも盛り込まれていますので
コミック版とあわせて読まれると良いと思います。

レシピ コミック

志水ゆき 

レシピという名の罠

表題作は、カフェ「RECIPE」オーナー・カイヤ×反抗期中学生・洸のお話。

じっくりじわじわと、カイヤの仕掛けた様々な罠に、面白いように嵌っていく洸。
自分のものにする為に、どう料理していこうかな?と、
薄気味悪~く企むカイヤは、もういっそ、ホラーだと思いました。

最初に欲しがったのは、きっと、カイヤ。
でも、実際に欲しいと口に出し、手を伸ばしたのは、洸。
手間隙かけて罠をはって、洸に、「恋人にして。」と言わせ、
自分が優位なポジションに立ったカイヤが
“誰にも内緒・禁断のRECIPE”で、これからも、
洸を好き放題しようと企んでいるのが、容易に想像できます。
ああ…。やっぱりこの人変態だよー!!! こわすぎるっ!
それでも、この作品に、ぐいっとひき込まれるのは、
たとえ歪な形でも、カイヤの愛が確かに感じられるからかもしれません。

同時収録でリンク作品、2カップル出てますが、そちらのお話も良かったです。
志水先生ファンの方は、是非どうぞ。オススメの一冊です。

情緒のある風景

臆病で神経質っぽい、いかにも芸術家タイプの先生と、
ふら~っと迷い込んで、住み着いてしまった猫のような中原の間に
流れる濃密な空気に、独特の雰囲気というか、情緒を感じました。

先生の住んでいるおうちって、夏にはセミの声、
冬には雪が降る音が聞こえてきそうで、なんだか味がありますね。

同時収録作品の『ここへおいで』では、その後の一歩踏み込んだ二人が
描かれていますが、お互いに恐る恐る手を伸ばしているような姿が
ちょっぴり微笑ましくって、良かったです。

絵も綺麗ですし、心理描写も丁寧で、買って良かったと思います。
お薦めですよ~。

奇抜な設定が面白い。

中学生の時に事故で頭を打ってから、人がついた嘘の数の合計(頭の上に数字の羅列)が見えるという不思議な特殊能力を持つようになってしまった吾妻。
話している最中に、カウントが上がるところが見えたりするものだから、彼は人間関係に疲れ気味。
そんな時、奇跡的にカウントがゼロというバカ正直な美園に出会って…。

なんだこの無茶な設定!というツッコミすらバカバカしくなるくらい、突き抜けちゃってるドタバタラブコメディです。
とにかく、嘘がつけないちょっぴり天然さんな美園が可愛い!
吾妻は、そんな美園にあっという間に、メロメロです(笑)

吾妻に恋をしてしまったために、美園のカウントがゼロから上がってしまいますが、その嘘がまた可愛らしすぎるんですっ。
嘘が見える吾妻と嘘の見えない美園のすれ違いや、それぞれの苦悩や葛藤。それを乗り越えて近づく二人の心なども、上手に盛り込まれていて、最後まで飽きずに楽しんで読むことができました。

デッサン力はちょっと気になる部分もありますが、可愛らしい絵柄だと思います。
甘い感じのラブコメがお好きな方にお薦めしたい一冊。